2009年9月29日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ロバート・ゼーリック[NP HDP -0.7 CHDP +3.3 RHDP -0.7 CRHDP +3.3]
・ゼーリック世界銀行総裁「ドルは今後とも主要な通貨の地位を維持するだろう。しかしドルの将来は米国の選択、すなわちインフレ、財政赤字、そして金融監督に重くのしかかっている。」
ロバート・ゼーリック[NP HDP -0.7 CHDP +3.3 RHDP -0.7 CRHDP +3.3]
・ゼーリック世界銀行総裁「ドルに代わりユーロを容認する姿勢が高まったと信じることは正当な理由がある」
ジャン=クロード・トリシェ[NP HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.2]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「我々が強いドルを有することは非常に重要」
ジャン=クロード・トリシェ[NP-4.0 HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP -0.2]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「インフレ率が減少していることは一時的であると誰もが理解している」
スティーヴン・ハーパー[NP-5.0 HDP -1.8 CHDP -0.5 RHDP -1.8 CRHDP -0.5]
・ハーパー・カナダ首相「経済はカナダ政府の最優先事項」
米政府関係[NP HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP -2.0 CRHDP -0.2]
・米ホワイトハウス「イランは10月1日の会談で秘密の核施設の存在を即座に認めるべき」
マーク・カーニー[NP-2.0 HDP -2.7 CHDP +0.1 RHDP -2.7 CRHDP +0.1]
・カーニー・カナダ銀行(中央銀行)総裁「2010年半ばまで金利を維持するが保証はしない」
ウェイン・スワン[NP-5.0 HDP -0.6 CHDP -0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.2]
・スワン豪財務相「豪州の雇用は景気刺激策によってより強くなっている」
藤井裕久[NP+6.0 HDP +3.6 CHDP +0.2 RHDP +3.6 CRHDP +0.2]
・藤井裕久財務相「過剰反応しないほうが良い(為替で)」「現在の為替動向は誤差の内」
藤井裕久[NP-4.0 HDP +3.1 CHDP -0.5 RHDP +3.1 CRHDP -0.5]
・藤井裕久財務相「為替が異常に動けば国益のためしかるべき措置をとる」「円高是認など一言も言っていない」
菅直人[NP+2.0 HDP -1.3 CHDP +1.7 RHDP -1.3 CRHDP +1.7]
・菅直人副総理・国家戦略担当相「為替相場は出来るだけ安定的な推移が望ましく少し安定してきたかと思う」
エルッキ・リーカネン[NP-2.0 HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁「非標準的措置は経済活動の維持に必要で脱却を急ぐ必要はないが、歓迎できない面も持っている」
中国人民銀行関係[NP-4.6 HDP -3.1 CHDP -0.2 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
・中国人民銀行は29日、適度に緩和的な金融政策を維持する姿勢を示した。その他、景気の回復は依然しっかりとしたものではなく、経済成長に向けて内需を高めていくとの認識を示した。
ジャン=クロード・ユンケル[NP+4.0 HDP -1.0 CHDP +0.2 RHDP -1.0 CRHDP +0.2]
・ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相「出来るだけ早い出口戦略の準備が必要」
リチャード・フィッシャー[NP+6.8 HDP -0.4 CHDP +0.3 RHDP -0.4 CRHDP +0.3]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「FRBの出口戦略は経済回復において有無を言わせぬ牽引力を示すならすぐに始める必要がある」
リチャード・フィッシャー[NP+2.0 HDP -0.3 CHDP +0.1 RHDP -0.3 CRHDP +0.1]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「住宅セクターは底入れが近づいている可能性があるが、依然として支援されてる状態である。」
リチャード・フィッシャー[NP-2.0 HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.1]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「中期的にはインフレ圧力が低水準で推移する可能性がある」
ジャン=クロード・トリシェ[NP+2.6 HDP -0.8 CHDP +0.1 RHDP -0.7 CRHDP -0.1]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBは必要であれば出口戦略を実施する用意はしている」
ジャン=クロード・トリシェ[NP-4.0 HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.5 CRHDP +0.2]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「金融危機が終了したと宣言するのは時期尚早」
ロバート・ゼーリック[NP HDP -0.7 CHDP +3.3 RHDP -0.7 CRHDP +3.3]
・ゼーリック世界銀行総裁「強いドルは可能で、そうあるべき。ドルの役割は依然として非常に重要である。」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
菅直人[NP+2.0 HDP -1.3 CHDP +1.7 RHDP -1.3 CRHDP +1.7]
・菅直人副総理・国家戦略担当相「為替相場は出来るだけ安定的な推移が望ましく少し安定してきたかと思う」
2009年9月29日のFX要人発言・ニュース
ロバート・ゼーリック[NP HDP -0.7 CHDP +3.3 RHDP -0.7 CRHDP +3.3]
・ゼーリック世界銀行総裁「ドルは今後とも主要な通貨の地位を維持するだろう。しかしドルの将来は米国の選択、すなわちインフレ、財政赤字、そして金融監督に重くのしかかっている。」
ロバート・ゼーリック[NP HDP -0.7 CHDP +3.3 RHDP -0.7 CRHDP +3.3]
・ゼーリック世界銀行総裁「ドルに代わりユーロを容認する姿勢が高まったと信じることは正当な理由がある」
ジャン=クロード・トリシェ[NP HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.2]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「我々が強いドルを有することは非常に重要」
ジャン=クロード・トリシェ[NP-4.0 HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP -0.2]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「インフレ率が減少していることは一時的であると誰もが理解している」
スティーヴン・ハーパー[NP-5.0 HDP -1.8 CHDP -0.5 RHDP -1.8 CRHDP -0.5]
・ハーパー・カナダ首相「経済はカナダ政府の最優先事項」
エワルド・ノボトニー[NP HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.4 CRHDP -0.1]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「トリシェECB総裁の強いドルは重要との考えを支持する」
米政府関係[NP HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP -2.0 CRHDP -0.2]
・米ホワイトハウス「イランは10月1日の会談で秘密の核施設の存在を即座に認めるべき」
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは28日、リトアニアの格付けを「Baa1」に引き下げたと発表した。見通しは「ネガティブ」とした。
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・ペルーの最大の鉱山労働組合が10月19、20日の日程で賃金引上げを求めて全国ストを行う見通しであることが報じられた。同国は世界で最大の鉱物輸出国の一つとして知られている。
マーク・カーニー[NP HDP -2.8 CHDP -0.4 RHDP -2.8 CRHDP -0.4]
・カーニー・カナダ銀行(中央銀行)総裁「最近のカナダドル高は商品価格の上昇などを背景にしている」
マーク・カーニー[NP-2.0 HDP -2.7 CHDP +0.1 RHDP -2.7 CRHDP +0.1]
・カーニー・カナダ銀行(中央銀行)総裁「2010年半ばまで金利を維持するが保証はしない」
マーク・カーニー[NP HDP -2.7 CHDP +0.1 RHDP -2.7 CRHDP +0.1]
・カーニー・カナダ銀行(中央銀行)総裁「為替レートは中国を含めた国々の財政収支で調整される必要がある」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重い。原油など商品相場の上昇を背景に対資源国通貨での円売りが強まり、円全体の重しとなった。ダウ工業株30種平均が一時150ドルを超す上昇となったことも円売りを誘った。ドルに対しては、米株高やクロス円のショートカバーを受けて値を下げた。先週末終値の1ドル=89円62銭前後が下値の目処として意識され円買いが入る場面もあったが、対資源国通貨でドルが買い戻されると円売りドル買いに押された。
日本政府関係[NP HDP +0.4 CHDP -0.3 RHDP +0.4 CRHDP -0.3]
・行天元財務官(28日午後のインタビュー)「ドル基軸通貨体制の支援や安定化が最善の政策オプション」「SDRはドルの代役にはなれない」
日本政府関係[NP HDP +0.4 CHDP -0.3 RHDP +0.4 CRHDP -0.3]
・行天元財務官(28日午後のインタビュー)「民主党政権もドル基軸通貨体制を支えるしかない」「民主党政権の内需拡大は世界的な不均衡の是正にも効果がある」
ウェイン・スワン[NP-5.0 HDP -0.6 CHDP -0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.2]
・スワン豪財務相「豪州の雇用は景気刺激策によってより強くなっている」
藤井裕久[NP+6.0 HDP +3.6 CHDP +0.2 RHDP +3.6 CRHDP +0.2]
・藤井裕久財務相「過剰反応しないほうが良い(為替で)」「現在の為替動向は誤差の内」
藤井裕久[NP-4.0 HDP +3.1 CHDP -0.5 RHDP +3.1 CRHDP -0.5]
・藤井裕久財務相「為替が異常に動けば国益のためしかるべき措置をとる」「円高是認など一言も言っていない」
菅直人[NP+2.0 HDP -1.3 CHDP +1.7 RHDP -1.3 CRHDP +1.7]
・菅直人副総理・国家戦略担当相「為替相場は出来るだけ安定的な推移が望ましく少し安定してきたかと思う」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。対ドルでの仲値決済に絡んだ円売りが他の通貨に対しても円売りを誘った。加えて、藤井財務相が「現在の為替の動きは急激過ぎる」「現在の為替水準は一方向に偏りすぎている」などと発言したと伝わったことも円の重しとなった。また、8月全国消費者物価指数(CPI)、9月東京都CPIが発表されたものの、反応はなかった。その他、行天元財務官や菅直人副総理・国家戦略担当相の発言が伝わったが、特に材料視されていない。
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・仏銀大手のBNPパリバが43億ユーロの増資を模索しているとが報じられた。
日本政府関係[NP HDP +0.4 CHDP -0.3 RHDP +0.4 CRHDP -0.3]
・行天元財務官「為替相場に特に大きな波乱があったと認識していない」「為替相場は急伸したわけではない」
エルッキ・リーカネン[NP-2.0 HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁「非標準的措置は経済活動の維持に必要で脱却を急ぐ必要はないが、歓迎できない面も持っている」
中国人民銀行関係[NP-4.6 HDP -3.1 CHDP -0.2 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
・中国人民銀行は29日、適度に緩和的な金融政策を維持する姿勢を示した。その他、景気の回復は依然しっかりとしたものではなく、経済成長に向けて内需を高めていくとの認識を示した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。日本株が上昇したことが重しとなったほか、ロンドン勢から対資源国通貨中心に円売りが出たため円全般が値を下げた。もっとも、特に材料が伝わったわけではないが、対ユーロやポンドでまとまった規模の円買いが入ると、その他通貨にも円買いが波及した。財務省特別顧問の行天元財務官が「為替相場に特に大きな波乱があったと認識していない」「為替相場は急伸したわけではない」などと述べたと伝わり、介入警戒感が後退したことも支えとなったようだ。
ジャン=クロード・ユンケル[NP+4.0 HDP -1.0 CHDP +0.2 RHDP -1.0 CRHDP +0.2]
・ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相「出来るだけ早い出口戦略の準備が必要」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.0 CHDP +0.2 RHDP -1.0 CRHDP +0.2]
・ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相「米国側から強いドルが米国の国益と再び発言されることを希望している」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円はポンド以外の通貨に対しては底堅い動き。特に新規の円買い材料が伝わったわけではないが、対ユーロ中心にまとまった規模の円買いが入ると、他の通貨にも円買いが波及した。一方、対ポンドでは上値が重い。他の通貨と同様に円買いが強まる場面があったが買い一巡後は一転売りに押された。英国産業連盟(CBI)が発表した9月小売売上高が予想より強い内容となったことを受けた。
【 通貨ペア 】
・ユーロ円は頭が重い。17時過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=130円72銭前後まで値を下げた。
・ポンド円は下値が堅い。18時30分過ぎに一時本日安値となる1ポンド=142円05銭前後まで値を下げた後、22時過ぎに一時本日高値となる143円96銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは、さえない。対ポンドでユーロ売りが進んだ影響を受けたほか、市場参加者からは「ロシア勢からの売りが出たようだ」との声が聞かれた。19時30分過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=1.4535ドル前後まで値を下げた。また、ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相はユーロ圏は強いドルを望んでいるとした上で、「米国側が強いドルは米国の国益と再び発言することを希望している」と述べたと伝わった。
リチャード・フィッシャー[NP+6.8 HDP -0.4 CHDP +0.3 RHDP -0.4 CRHDP +0.3]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「FRBの出口戦略は経済回復において有無を言わせぬ牽引力を示すならすぐに始める必要がある」
リチャード・フィッシャー[NP+2.0 HDP -0.3 CHDP +0.1 RHDP -0.3 CRHDP +0.1]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「住宅セクターは底入れが近づいている可能性があるが、依然として支援されてる状態である。」
リチャード・フィッシャー[NP-2.0 HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.1]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「中期的にはインフレ圧力が低水準で推移する可能性がある」
リチャード・フィッシャー[NP+2.0 HDP -0.3 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP +0.0]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「米景気回復はこれまでは緩やかで、雇用の喪失が継続したため調整されている」
ゴードン・ブラウン[NP HDP -4.0 CHDP -0.4 RHDP -4.0 CRHDP -0.4]
・ブラウン英首相「市場にはモラルが必要。英金融機関の規制を強化する」
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・米連邦預金保険公社(FDIC)スタッフ勧告によると、「米銀に3年間の預金保険料の前払いを提案する」ようだ。また、銀行破たんコストの予想を2013年までで1000億ドルに引き上げたほか、銀行破綻コストの大半が今年と来年に発生するとした。加えて、銀行の問題資産は著しく増加するとの見通しを示した。
ジャン=クロード・トリシェ[NP+2.6 HDP -0.8 CHDP +0.1 RHDP -0.7 CRHDP -0.1]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBは必要であれば出口戦略を実施する用意はしている」
ジャン=クロード・トリシェ[NP-4.0 HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.5 CRHDP +0.2]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「金融危機が終了したと宣言するのは時期尚早」
ロバート・ゼーリック[NP HDP -0.7 CHDP +3.3 RHDP -0.7 CRHDP +3.3]
・ゼーリック世界銀行総裁「中国はリセッションにおいて建設的な役割を果たした。世界銀行は中国と結びつきを深めるつもりである。」
ロバート・ゼーリック[NP HDP -0.7 CHDP +3.3 RHDP -0.7 CRHDP +3.3]
・ゼーリック世界銀行総裁「強いドルは可能で、そうあるべき。ドルの役割は依然として非常に重要である。」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重い。原油など商品相場の上昇を背景に対資源国通貨での円売りが強まり、円全体の重しとなった。ダウ工業株30種平均が一時150ドルを超す上昇となったことも円売りを誘った。ドルに対しては、米株高やクロス円のショートカバーを受けて値を下げた。先週末終値の1ドル=89円62銭前後が下値の目処として意識され円買いが入る場面もあったが、対資源国通貨でドルが買い戻されると円売りドル買いに押された。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。対ドルでの仲値決済に絡んだ円売りが他の通貨に対しても円売りを誘った。加えて、藤井財務相が「現在の為替の動きは急激過ぎる」「現在の為替水準は一方向に偏りすぎている」などと発言したと伝わったことも円の重しとなった。また、8月全国消費者物価指数(CPI)、9月東京都CPIが発表されたものの、反応はなかった。その他、行天元財務官や菅直人副総理・国家戦略担当相の発言が伝わったが、特に材料視されていない。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。日本株が上昇したことが重しとなったほか、ロンドン勢から対資源国通貨中心に円売りが出たため円全般が値を下げた。もっとも、特に材料が伝わったわけではないが、対ユーロやポンドでまとまった規模の円買いが入ると、その他通貨にも円買いが波及した。財務省特別顧問の行天元財務官が「為替相場に特に大きな波乱があったと認識していない」「為替相場は急伸したわけではない」などと述べたと伝わり、介入警戒感が後退したことも支えとなったようだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円はポンド以外の通貨に対しては底堅い動き。特に新規の円買い材料が伝わったわけではないが、対ユーロ中心にまとまった規模の円買いが入ると、他の通貨にも円買いが波及した。一方、対ポンドでは上値が重い。他の通貨と同様に円買いが強まる場面があったが買い一巡後は一転売りに押された。英国産業連盟(CBI)が発表した9月小売売上高が予想より強い内容となったことを受けた。
【 通貨ペア 】
・ユーロ円は頭が重い。17時過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=130円72銭前後まで値を下げた。
・ポンド円は下値が堅い。18時30分過ぎに一時本日安値となる1ポンド=142円05銭前後まで値を下げた後、22時過ぎに一時本日高値となる143円96銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは、さえない。対ポンドでユーロ売りが進んだ影響を受けたほか、市場参加者からは「ロシア勢からの売りが出たようだ」との声が聞かれた。19時30分過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=1.4535ドル前後まで値を下げた。また、ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相はユーロ圏は強いドルを望んでいるとした上で、「米国側が強いドルは米国の国益と再び発言することを希望している」と述べたと伝わった。