2010年6月8日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ベン・バーナンキ[NP+3.8 HDP -1.9 CHDP +0.1 RHDP -2.2 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長（ワシントンでの講演で）「米経済は多くの段階を通過してきた」「米景気回復は昨年の夏の終わりに始まった」
ベン・バーナンキ[NP+6.8 HDP -1.9 CHDP +0.1 RHDP -2.6 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長（ワシントンでの講演で）「金利引き上げは雇用の完全回復を待つことが出来ない」
チャールズ・エバンズ[NP-5.8 HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -1.7 CRHDP -0.1]
・エバンズ･米シカゴ連銀総裁「緩和的な政策はかなりの期間継続すると見ている」
チャールズ・エバンズ[NP+2.8 HDP -0.6 CHDP +0.1 RHDP -1.7 CRHDP +0.0]
・エバンズ･米シカゴ連銀総裁「米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の『長期間』の文言は約6ヶ月と解釈していると、改めて表明」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ブラジル(ブラジル中銀)中央銀行関係[NP-2.0 HDP +3.6 CHDP -2.8 RHDP +3.6 CRHDP -2.8]
・ブラジル中銀は7日、エコノミスト100人を対象に行った週間調査の結果を公表した。2010年のCPI予測が5.67％から5.64％に引き下げられ、昨年11月以来の下方修正となった。一方、2010年のGDP見通しは前週の6.47％から6.6％に引き上げられ、12週間連続の上方修正となっている。
2010年6月8日のFX要人発言・ニュース
国際通貨基金(IMF)[NP HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +0.0 CRHDP -0.1]
・国際通貨基金（ＩＭＦ）は、欧州連合（ＥＵ）について「当局の危機への対応は大胆」と評価した一方、ＥＵ諸国に財政の持続性と成長政策を求めた。また、欧州の経済見通しは依然として暗いとの見方を示している。
ドミニク・ストロス＝カーン[NP HDP -1.7 CHDP +0.1 RHDP -1.8 CRHDP +0.2]
・ストロスカーン国際通貨基金（ＩＭＦ）専務理事「マーケットは、欧州圏諸国の政府の強いコミットメントを理解すべき」
クリスチャン・ノワイエ[NP+2.0 HDP -0.4 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP +0.1]
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「金融政策は世界的な環境を考慮に入れなければならない」
クリスチャン・ノワイエ[NP HDP -0.4 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP +0.1]・欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「銀行への課税はバランスシートを弱め、融資を抑制する可能性がある」
ジャネット・イエレン[NP HDP -2.6 CHDP +0.2 RHDP -3.0 CRHDP +0.2]
・イエレン・米サンフランシスコ連銀総裁「安定への向かい風は止んでいない。向かい風は構造的な不均衡からきている。」
ジャン＝クロード・ユンケル[NP+2.8 HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相（ユーログループ議長）「財政健全化は2011年以降も継続する」、「欧州連合（ＥＵ）と国際通貨基金（ＩＭＦ）は分析を共有している」、「景気回復は2011年に勢いを増す」、「スペインとポルトガルは2011年以降も追加削減が必要」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・マトルチ・ハンガリー経済相「国際通貨基金（ＩＭＦ）との協議を7月に継続する」、「経済計画は歳出削減と歳入増、成長促進が目的。オルバン首相が8日に経済計画を発表する。」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円は買いが優位。欧州市場で売られた流れを引き継いで安く始まった。もっとも、ニューヨーク市場では米国株式相場が不安定な値動きだったため、円買いが優位となった。米国株が引け際に下げ幅を広げるとリスク回避目的の円買いが強まり値を上げた。
野田佳彦[NP HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP +0.0]
・野田財務副大臣「金融市場の動向を注視している」「日本はＧ20サミットまでに財政計画の策定が必要」
ベン・バーナンキ[NP+3.8 HDP -1.9 CHDP +0.1 RHDP -2.2 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長（ワシントンでの講演で）「米経済は多くの段階を通過してきた」「米景気回復は昨年の夏の終わりに始まった」
ベン・バーナンキ[NP-4.8 HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP +0.0]・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長（ワシントンでの講演で）「雇用市場の鈍い回復が懸念」
ベン・バーナンキ[NP-4.2 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP -0.4]・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長（ワシントンでの講演で）「銀行システムは依然として完全に健全ではない」
ベン・バーナンキ[NP-4.6 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.0]・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長（ワシントンでの講演で）「欧州の債務危機を注視している」「欧州はギリシャデフォルトの回避にコミット」「市場は欧州の計画に多大な先行き不安を持っている」
ベン・バーナンキ[NP HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.0]・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長（ワシントンでの講演で）「今後3－6年で政府の財政赤字をコントロールする必要」「財政赤字は持続可能な水準に戻る必要」
ベン・バーナンキ[NP+6.8 HDP -1.9 CHDP +0.1 RHDP -2.6 CRHDP +0.0]・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長（ワシントンでの講演で）「金利引き上げは雇用の完全回復を待つことが出来ない」
ベン・バーナンキ[NP HDP -1.9 CHDP +0.1 RHDP -2.6 CRHDP +0.0]・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長（ワシントンでの講演で）「金融政策の効果発揮にはしばらく時間がかかる」
ニュージーランド政府関係[NP HDP -2.5 CHDP +0.2 RHDP -2.6 CRHDP +0.2]
・NZ財務省の話として「1－3月期の経済成長は0.8％増の見通し」と伝えている。また、「見通しに下方リスクがある」「個人消費はGDPに寄与しない可能性がある」とした。
ポルトガル政府関係[NP-4.0 HDP -4.0 CHDP 0.00 RHDP -4.0 CRHDP 0.00]
・欧州の景気回復はぜい弱である、とポルトガル経済相の話として伝えた。また、ポルトガルの財政再建措置が軌道に乗る確信がある、とした。
ポルトガル政府関係[NP HDP -4.0 CHDP 0.00 RHDP -4.0 CRHDP 0.00]・ドルとユーロが等価になると想定していない、とポルトガル経済相の話として伝えた。
フランス政府関係[NP HDP -1.6 CHDP +6.0 RHDP -1.6 CRHDP +6.0]
・フランスのイドラック貿易担当相は8日、「ユーロ安は欧州の輸出企業に今後数週間で影響を及ぼす可能性が高い」との見解を示した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。8日の日本株相場が上昇し、投資家のリスク回避姿勢が和らぐとの見方が広がると、豪ドルなど高金利通貨を買い戻して円を売る動きが出た。国内輸入企業や機関投資家の円売り外貨買いも出て、円は下げ幅を広げた。市場関係者からは「バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長のタカ派的な発言もリスク回避姿勢を緩和させた」との声が聞かれた。
野田佳彦[NP HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP +0.0]・野田佳彦・財務副大臣が8日、財務相に就任した。また、池田元久氏が財務副大臣に就任する見通しであるという。
野田佳彦[NP HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP +0.0]・野田佳彦財務相「持続可能な財政を回復させるため頑張る」
オッリ・レーン[NP HDP -2.7 CHDP -0.1 RHDP -2.7 CRHDP -0.1]
・レーン欧州委員（経済・通貨問題担当）「2011年の後には全ての欧州諸国が中期的な目標を達成するだろう」「企業統治について生産的な協議を行った」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]・アラブ首長国連邦（UAE）中央銀行の話として「ボラティリティが高いユーロの為替リスクに直面していない」と伝えている。また、2日に伝わった「外貨準備のほぼ全ては米ドル資産である」との見方を繰り返した。
菅直人[NP HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP -0.1]
・菅直人首相（就任記者会見で）「財政の立て直しが経済成長の必須条件」
菅直人[NP-4.6 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]・菅直人首相（就任記者会見で）「一般的に円安は輸出にプラス」
菅直人[NP HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]・菅直人首相（就任記者会見で）「為替相場についてはあまり発言しない」
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは8日、「英国の財政状況は解決が困難である」との見解を示した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。時間外のダウ先物が100ドル超上昇し、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方が広がると低金利の円が売られた。市場関係者からは「年金勢と見られる機関投資家からの円売り外貨買いが出た」との声が聞かれた。ただ、英・独株価が失速しダウ先物が下げに転じたため、円は急速に下値を切り上げている。また、菅直人新首相が8日午後の就任記者会見で「一般的に円安は日本経済にプラス」などと述べたことを受けて、円売りが強まる場面があったが反応は一時的だった。
イギリス政府関係[NP HDP -3.0 CHDP -0.5 RHDP -3.0 CRHDP -0.5]
・英財務省の話として「予算削減ペースの加速にコミットする」と伝えている。
ブラジル(ブラジル中銀)中央銀行関係[NP-2.0 HDP +3.6 CHDP -2.8 RHDP +3.6 CRHDP -2.8]
・ブラジル中銀は7日、エコノミスト100人を対象に行った週間調査の結果を公表した。2010年のCPI予測が5.67％から5.64％に引き下げられ、昨年11月以来の下方修正となった。一方、2010年のGDP見通しは前週の6.47％から6.6％に引き上げられ、12週間連続の上方修正となっている。
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]・オルバン・ハンガリー経済相「ハンガリー政府は行動計画を承認した」、「ハンガリーは新しい税体系を必要とする」、「新しい経済システムは生産と雇用に基づかなければならない」
中国人民銀行関係[NP HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +2.3 CRHDP +0.3]
・中国人民銀行はウェブサイト上で、「中国経済は2010年、安定的で急速に成長する」との見解を述べた。一方で「ソブリン債危機は中国の成長に影響を及ぼす」、「内需の持ち直しの基盤は強固ではない」との認識を示している。
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]・オルバン・ハンガリー経済相「歳出削減で1200億フォリント節減へ」、「公的セクターの歳出凍結を計画している」
エリザベス・デューク[NP+2.8 HDP -1.3 CHDP +0.3 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
・デューク米連邦準備理事会（ＦＲＢ）理事「米国の消費は収入増や信頼感の回復で徐々に戻りつつある」
エリザベス・デューク[NP-4.2 HDP -1.5 CHDP -0.2 RHDP -1.5 CRHDP -0.2]・デューク米連邦準備理事会（ＦＲＢ）理事「米消費者は従来の消費行動をためらう可能性がある」
エリザベス・デューク[NP HDP -1.5 CHDP -0.2 RHDP -1.5 CRHDP -0.2]・デューク米連邦準備理事会（ＦＲＢ）理事「米家計はなお債務負担を抱えている」
オッリ・レーン[NP+4.8 HDP -2.1 CHDP +0.6 RHDP -2.1 CRHDP +0.6]・レーン欧州委員（経済・通貨問題担当）「ドイツは2013年にＧＤＰ比3％の財政赤字目標を達成する見通し」、「Ｇ20では刺激策から出口戦略へと転換すると感じている」
オッリ・レーン[NP HDP -2.1 CHDP +0.6 RHDP -2.1 CRHDP +0.6]・レーン欧州委員（経済・通貨問題担当）「ブルガリアの統計を懸念している」、「欧州連合（ＥＵ）統計局はブルガリアを訪問する可能性がある」
チャールズ・エバンズ[NP-4.0 HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.0]
・エバンズ･米シカゴ連銀総裁「金融政策は非常に緩和的で適切」
チャールズ・エバンズ[NP-2.8 HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.2]・エバンズ･米シカゴ連銀総裁「個人消費は緩やかな伸びに、インフレは引き続き安定的と見ている」
チャールズ・エバンズ[NP+2.0 HDP -0.6 CHDP +0.1 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]・エバンズ･米シカゴ連銀総裁「米失業率はゆっくりと低下する見通し」
チャールズ・エバンズ[NP-5.8 HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -1.7 CRHDP -0.1]・エバンズ･米シカゴ連銀総裁「緩和的な政策はかなりの期間継続すると見ている」
チャールズ・エバンズ[NP+2.8 HDP -0.6 CHDP +0.1 RHDP -1.7 CRHDP +0.0]・エバンズ･米シカゴ連銀総裁「米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の『長期間』の文言は約6ヶ月と解釈していると、改めて表明」
ジョージ・オズボーン[NP-4.0 HDP -2.0 CHDP -0.6 RHDP -2.0 CRHDP -0.6]
・オズボーン英財務相「財政赤字の水準は景気回復を脅かしている」、「財政赤字は正当で、合理的な方法で削減される」
日本政府関係[NP HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP -0.2]
・仙谷由人官房長官「世界のマーケットから信認を得られる中期財政フレームと成長戦略を今月中に示したい」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・8日の欧州外国為替市場で円は上値限定。英・独の株価指数が下げ幅を広げたことや、時間外のダウ先物が下げに転じたことなどを受けて、投資家のリスク許容度が低下すると、豪ドルや財政問題を抱えるユーロなどに対して円を買い戻す動きが進んだ。対ポンドでは格付け会社が英国の財政状況の厳しさを指摘したことが円買いを誘った。もっとも、英・独の株価指数の下げ幅が縮小し、ダウ先物の再びプラス圏に浮上したため、持ち高整理目的の円売りが出て上値を切り下げた。短期スタンスの売買が目立ち反対売買も早めになっているようだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル＝91円23銭前後。
・ユーロ円は1ユーロ＝108円69銭前後と本日安値まで売られた。
・ポンド円は下落。一時１ポンド＝131円31銭前後まで売られた。格付け会社フィッチが8日、「英国の財政状況は解決が困難である」との見解を示したことを受けた。ポンドドルも１ポンド＝1.4373ドル前後まで下げる場面があった。
・ユーロドルは下げ渋り。ユーロ圏の財政問題が重しとなる中で、英・独の株価の下げ幅拡大やダウ先物が下げに転じたことなどを受けてリスクポジションを解消する動きが進みユーロ売りドル買いが出た。ポンドドルの下落や、スイス国立銀行（ＳＮＢ）の為替介入スタンスが後退したとの観測が高まっていることを背景にユーロスイスフランが売られたことなども重しとなり、1ユーロ＝1.1901ドル前後まで下げた。その後は、欧州株が下げ渋り、ダウ先物が持ち直したことにつれてポジション調整の買い戻しが入り下げ幅が縮まった。
日本政府関係[NP HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP -0.2]・亀井静香郵政・金融担当相「経済が弱っている中で増税しても、税収は上がらない」、「経済成長が必要で、税収だけでは財源は確保できない」
日本政府関係[NP HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP -0.2]・亀井静香郵政・金融担当相「郵政改革法案などきっちり成立させ、施行に全力を挙げたい」、「郵政改革法の今国会での成立について、心配していない」
野田佳彦[NP HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP +0.0]・野田佳彦財務相「来年度国債発行は44.3兆円以内で最大限努力」
FX相場に関係する主な重要人物
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| ベン・バーナンキ | マリオ・ドラギ | 白川方明 | マーヴィン・キング |
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為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円は買いが優位。欧州市場で売られた流れを引き継いで安く始まった。もっとも、ニューヨーク市場では米国株式相場が不安定な値動きだったため、円買いが優位となった。米国株が引け際に下げ幅を広げるとリスク回避目的の円買いが強まり値を上げた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。8日の日本株相場が上昇し、投資家のリスク回避姿勢が和らぐとの見方が広がると、豪ドルなど高金利通貨を買い戻して円を売る動きが出た。国内輸入企業や機関投資家の円売り外貨買いも出て、円は下げ幅を広げた。市場関係者からは「バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長のタカ派的な発言もリスク回避姿勢を緩和させた」との声が聞かれた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。時間外のダウ先物が100ドル超上昇し、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方が広がると低金利の円が売られた。市場関係者からは「年金勢と見られる機関投資家からの円売り外貨買いが出た」との声が聞かれた。ただ、英・独株価が失速しダウ先物が下げに転じたため、円は急速に下値を切り上げている。また、菅直人新首相が8日午後の就任記者会見で「一般的に円安は日本経済にプラス」などと述べたことを受けて、円売りが強まる場面があったが反応は一時的だった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は上値限定。英・独の株価指数が下げ幅を広げたことや、時間外のダウ先物が下げに転じたことなどを受けて、投資家のリスク許容度が低下すると、豪ドルや財政問題を抱えるユーロなどに対して円を買い戻す動きが進んだ。対ポンドでは格付け会社が英国の財政状況の厳しさを指摘したことが円買いを誘った。もっとも、英・独の株価指数の下げ幅が縮小し、ダウ先物の再びプラス圏に浮上したため、持ち高整理目的の円売りが出て上値を切り下げた。短期スタンスの売買が目立ち反対売買も早めになっているようだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル＝91円23銭前後。
・ユーロ円は1ユーロ＝108円69銭前後と本日安値まで売られた。
・ポンド円は下落。一時１ポンド＝131円31銭前後まで売られた。格付け会社フィッチが8日、「英国の財政状況は解決が困難である」との見解を示したことを受けた。ポンドドルも１ポンド＝1.4373ドル前後まで下げる場面があった。
・ユーロドルは下げ渋り。ユーロ圏の財政問題が重しとなる中で、英・独の株価の下げ幅拡大やダウ先物が下げに転じたことなどを受けてリスクポジションを解消する動きが進みユーロ売りドル買いが出た。ポンドドルの下落や、スイス国立銀行（ＳＮＢ）の為替介入スタンスが後退したとの観測が高まっていることを背景にユーロスイスフランが売られたことなども重しとなり、1ユーロ＝1.1901ドル前後まで下げた。その後は、欧州株が下げ渋り、ダウ先物が持ち直したことにつれてポジション調整の買い戻しが入り下げ幅が縮まった。