2010年11月23日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては堅調。欧州圏の財政・金融問題への懸念が根強い中で、格付け会社ムーディーズが22日、アイルランドの格付けを数段階引き下げる可能性があると発表し、欧州時間から対ユーロ中心に円買いが強まった流れを引き継いだ。アイルランド・緑の党は予算成立後に連立を離脱し、総選挙を求める見通しとの一部報道も円買いユーロ売りを誘ったほか、米国株式相場が一時軟調に推移しリスクポジション解消目的の円買いも加わると、円全体は押し上げられた。ただ、NY時間午後に入るとナスダック総合指数が持ち直すなど、米国株式相場が底堅く推移したため、若干円売りが出て上値が切り下がった。
 また、ドルに対してはしっかり。暫く方向感の出ない値動きが続いたが、米国株が底堅くなり欧州通貨やオセアニア通貨に対してドル売りが出ると円買いドル売りが入り、値を上げた。米10年国債利回りが低下したことも円の支えとなった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して強含み。22日には格付け会社ムーディーズがアイルランドの格付けを数段階引き下げる可能性があると発表した。また、アイルランド・緑の党が予算成立後に連立を離脱する見通しが伝わり、同国の金融支援を巡る不透明感が再び高まったことが引き続き意識され、円買いユーロ売りが優位に。その他の通貨にも円買いがやや波及した。上海総合指数が2%を超す下げ幅となり、投資家のリスク回避志向が高まったことも円の支えとなった。また、ドルに対しては小動き。勤労感謝の日に伴う東京市場の休場で薄商いとなり、値動きが細った。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はオセアニア通貨以外の通貨に対して下げ渋り。韓国の通信社が「韓国軍部は北朝鮮から数十発の砲撃があったことを確認」と報じると、アジアの地政学リスクが高まったとして対ドル中心に円を売る動きが強まった。ただ、市場関係者からは「対ドルでは国内輸出企業からの円買い注文が厚い」との声が聞かれ、下値の堅さが意識された。また、英・独の株価指数や時間外のダウ先物が下げ幅を拡大したため、投資家が運用リスクを取りにくくなるとの見方も円全体の支えとなった。
 また、オセアニア通貨に対しては堅調。地政学リスクの高まりを材料にオセアニア通貨売り・ドル買いが優位となると、同時に円も買われた。株安もリスク資産圧縮目的の円買いを促し、上げ幅がやや広がった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対してしっかり。序盤は、北朝鮮が韓国西方沖に砲撃したことを背景に朝鮮半島での緊張が高まったとして円を売る動きが強まった。ただ、下値で国内輸出企業からの円買いが厚かった上、緊張の高まりに伴ってリスクマネーのフローが細るとの見方が広がり、リスクポジションを閉じる目的で円が買い戻されたため円全般が切り返した。英・独の株価指数、時間外の米株価指数の下げ幅が広がると投資家のリスク許容度が一段と低下し円買いの勢いが増した。
 一方、円はドルに対しては上値が重い。ドル以外の通貨に対する円買いにつれた円買いドル売りが入ったものの、ユーロや資源国通貨に対してドルが買われていることが同時に円売りドル買いを誘っていることもあり上値を抑えられている。
【 通貨ペア 】
・ドル円は序盤に1ドル=83円85銭前後と10月5日以来の高値を付けた。
・ユーロ円は22時30分過ぎに1ユーロ=112円30銭前後と日通し安値を付けた。株安を受けて投資家がリスク回避姿勢を強めており、円売りユーロ買いポジションが解消されている。アイルランドの政治の先行き不透明感が高まっていることや、スペイン、ポルトガルなどの財政・金融懸念が払しょくされていないことも引き続きユーロの重しだ。
・ユーロドルは下値を探る展開。朝鮮半島での緊張が高まっていることを背景に、リスク資産全般を処分する動きが強まり、英・独の株価指数やダウ先物が大幅安となっているため、ユーロドルにもリスク資産圧縮目的の売りに押されている。欧財政・金融不安も引き続き売り材料となっている。22時30分過ぎに1ユーロ=1.3471ドル前後と本日安値を付けた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ナラヤナ・コチャラコタ[NP-5.6 HDP +0.0 CHDP -0.2 RHDP +0.0 CRHDP -0.2]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「量的緩和は正しい方向への動きと見ていると繰り返し伝える」、「新規の量的緩和の影響は比較的緩やかとなる公算が大きい」

ナラヤナ・コチャラコタ[NP-5.8 HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP -0.1 CRHDP -0.1]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「インフレ率は低く、成長は警戒が必要なほど低い」、「量的緩和は失業の減少を支援するはず」

ナラヤナ・コチャラコタ[NP+6.4 HDP +0.0 CHDP +0.1 RHDP -0.1 CRHDP +0.0]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「FRBは適切な時期に金利を引き上げる意向」

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・韓国の通信社が報じたところによると、韓国軍部は北朝鮮から数十発の砲撃があったことを確認したという。

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・韓国の通信社が報じたところによると、北朝鮮の砲撃で60から70の韓国の家屋が被害にあったという。また、韓国軍部は北朝鮮に反撃を行ったとした。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

エレナ・サルガド[NP+3.6 HDP -0.9 CHDP +1.5 RHDP -0.9 CRHDP +1.5]
・サルガド・スペイン財務相「GDPは今年、政府見通しを上回る可能性がある」、「スペインはさらなる措置を必要としていない」

2010年11月23日のFX要人発言・ニュース

ジョージ・オズボーン[NP     HDP +0.1 CHDP +0.2 RHDP +0.1 CRHDP +0.2]
ジョージ・オズボーン・オズボーン英財務相「アイルランドへの救済は圧倒的に英国の利益となる」、「英国はアイルランドに2国間融資を提供する見通し」

ジャン=クロード・トリシェ[NP+3.8 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「全ての非標準的措置は全く一時的なもの」、「外国為替市場における過度の、そして無秩序な変動は成長を妨げる」、「強いドルはよい、という米国の見方を完全に共有」

オッリ・レーン[NP     HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「アイルランドへの救済計画は重要な前進」

ジャン=クロード・トリシェ[NP+3.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBの仕事は物価の安定を果たすこと」

ジム・フラハティ[NP     HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP +0.0]
ジム・フラハティ・フラハティ・カナダ財務相「新規に財政支出を実施するような危険を冒す時期ではない」、「多額の財政赤字は景気回復のリスクとなる」

ジャン=クロード・トリシェ[NP+3.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP +0.2]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ユーロは危機にさらされていない」、「ユーロ圏は財政の面で、日本や米国よりよい状況」

米政府関係[NP     HDP -0.9 CHDP +0.1 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
米政府関係・米財務省によると、2年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが0.520%、応札倍率(カバー)が3.70倍となった。

ユルゲン・シュタルク[NP     HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +1.0 CRHDP +0.3]
ユルゲン・シュタルク・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事「危機はまだ終わっていない」、「アイルランドへの救済には厳しく条件付けられる」

ナラヤナ・コチャラコタ[NP-5.6 HDP +0.0 CHDP -0.2 RHDP +0.0 CRHDP -0.2]
ナラヤナ・コチャラコタ・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「量的緩和は正しい方向への動きと見ていると繰り返し伝える」、「新規の量的緩和の影響は比較的緩やかとなる公算が大きい」

ナラヤナ・コチャラコタ[NP-5.8 HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP -0.1 CRHDP -0.1]
ナラヤナ・コチャラコタ・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「インフレ率は低く、成長は警戒が必要なほど低い」、「量的緩和は失業の減少を支援するはず」

米政府関係[NP     HDP -0.9 CHDP +0.1 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
米政府関係・米ホワイトハウス「アイルランドの支援要請や、欧州の危機対応を歓迎」

ナラヤナ・コチャラコタ[NP+6.4 HDP +0.0 CHDP +0.1 RHDP -0.1 CRHDP +0.0]
ナラヤナ・コチャラコタ・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「FRBは適切な時期に金利を引き上げる意向」

イブ・メルシュ[NP     HDP +0.2 CHDP +0.1 RHDP +0.3 CRHDP +0.3]
イブ・メルシュ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁「ポルトガルはギリシャと同じ状況ではない」

ブライアン・カウエン[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ブライアン・カウエン・カウエン・アイルランド首相「金融の安定が必要」「予算の通過と支援要請の協議を完了させる必要がある」「予算の通過が完了すれば来年選挙を求める」

会社・企業関係[NP     HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
会社・企業関係・米ヒューレット・パッカード(HP)は22日、8-10月期の決算を発表した。調整後の1株利益は1.33ドルと市場予想平均の1.27ドルを上回った。

エレナ・サルガド[NP+3.6 HDP -0.9 CHDP +1.5 RHDP -0.9 CRHDP +1.5]
エレナ・サルガド・サルガド・スペイン財務相「GDPは今年、政府見通しを上回る可能性がある」、「スペインはさらなる措置を必要としていない」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・22日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては堅調。欧州圏の財政・金融問題への懸念が根強い中で、格付け会社ムーディーズが22日、アイルランドの格付けを数段階引き下げる可能性があると発表し、欧州時間から対ユーロ中心に円買いが強まった流れを引き継いだ。アイルランド・緑の党は予算成立後に連立を離脱し、総選挙を求める見通しとの一部報道も円買いユーロ売りを誘ったほか、米国株式相場が一時軟調に推移しリスクポジション解消目的の円買いも加わると、円全体は押し上げられた。ただ、NY時間午後に入るとナスダック総合指数が持ち直すなど、米国株式相場が底堅く推移したため、若干円売りが出て上値が切り下がった。
 また、ドルに対してはしっかり。暫く方向感の出ない値動きが続いたが、米国株が底堅くなり欧州通貨やオセアニア通貨に対してドル売りが出ると円買いドル売りが入り、値を上げた。米10年国債利回りが低下したことも円の支えとなった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して強含み。22日には格付け会社ムーディーズがアイルランドの格付けを数段階引き下げる可能性があると発表した。また、アイルランド・緑の党が予算成立後に連立を離脱する見通しが伝わり、同国の金融支援を巡る不透明感が再び高まったことが引き続き意識され、円買いユーロ売りが優位に。その他の通貨にも円買いがやや波及した。上海総合指数が2%を超す下げ幅となり、投資家のリスク回避志向が高まったことも円の支えとなった。また、ドルに対しては小動き。勤労感謝の日に伴う東京市場の休場で薄商いとなり、値動きが細った。

エルッキ・リーカネン[NP     HDP -0.2 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP +0.2]
エルッキ・リーカネン・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁「ユーロはアイルランド危機を乗り越えられるだろう」、「ユーロ圏が分裂することは不可能」

エルッキ・リーカネン[NP     HDP -0.2 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP +0.2]
エルッキ・リーカネン・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁「ポルトガルは毎日テストされている」、「アイルランドは計画の改善を約束すべき」

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・韓国の通信社が報じたところによると、韓国軍部は北朝鮮から数十発の砲撃があったことを確認したという。

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・韓国の通信社が報じたところによると、北朝鮮の砲撃で60から70の韓国の家屋が被害にあったという。また、韓国軍部は北朝鮮に反撃を行ったとした。

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・目撃者によると韓国の島に対する北朝鮮の砲撃がとまった模様、と韓国の通信社が伝えている。

日本政府関係[NP     HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -3.2 CRHDP +0.1]
日本政府関係・共同通信が報じたところによると、日本政府が北朝鮮の砲撃で危機対応チームを編成したという。

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・KBSが報じたところによると、韓国の海兵隊員が北朝鮮の砲撃により死亡したという。

韓国政府関係[NP     HDP -6.7 CHDP +0.0 RHDP -6.6 CRHDP +0.0]
韓国政府関係・李明博・韓国大統領は23日、今回の北朝鮮の砲撃について「政府は北朝鮮に対して厳格に対応する」と声明を発表した。

パトリック・ホノハン[NP     HDP -1.5 CHDP -1.3 RHDP -1.5 CRHDP -1.3]
パトリック・ホノハン・ホノハン・アイルランド中銀総裁「資本比率や銀行ストレステストがEUとIMFの救済措置にとって鍵となる要素」

パトリック・ホノハン[NP     HDP -1.5 CHDP -1.3 RHDP -1.5 CRHDP -1.3]
パトリック・ホノハン・ホノハン・アイルランド中銀総裁「アイルランドに対する信頼感はEUとIMFのプログラムにより再建される」「アイルランドは銀行セクターの縮小を行っている」

韓国政府関係[NP     HDP -6.7 CHDP +0.0 RHDP -6.6 CRHDP +0.0]
韓国政府関係・韓国外交通商省の見解として「北朝鮮の砲撃を国連に提起することを検討している」と伝えた。

韓国政府関係[NP     HDP -6.7 CHDP +0.0 RHDP -6.6 CRHDP +0.0]
韓国政府関係・韓国外交通商省当局者が「北朝鮮の砲撃を国連に提起することを検討している」との報道を否定した、と一部メディアが伝えた。

ガートルード・トゥンペルグゲレル[NP     HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
ガートルード・トゥンペルグゲレル・トゥンペルグゲレル欧州中央銀行(ECB)専務理事「ユーロ圏の金融市場の状況は改善しつつある」

フェルナンデス・オルドネス[NP     HDP -1.2 CHDP -0.2 RHDP -1.2 CRHDP -0.2]
フェルナンデス・オルドネス・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのオルドネス・スペイン中銀総裁「アイルランドの救済は安定を支援すべき」

パトリック・ホノハン[NP     HDP -1.5 CHDP -1.3 RHDP -1.5 CRHDP -1.3]
パトリック・ホノハン・ホノハン・アイルランド中銀総裁「予算修正は継続しなければならない」「合計でどの程度予算が縮小できるかは明らかになっていない」

フェルナンデス・オルドネス[NP     HDP -1.2 CHDP -0.2 RHDP -1.2 CRHDP -0.2]
フェルナンデス・オルドネス・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのオルドネス・スペイン中銀総裁「スペインの予算は適切」「公的債務の是正は達成されなければならない優先事項」

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -0.4 CHDP -0.2 RHDP -0.3 CRHDP +0.1]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)のトムソン氏は23日、ギリシャは概ね財政計画の軌道上にあり、税収や医療費に問題があるものの、EUやIMFから次回の資金注入を得るだろう、との見方を示した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はオセアニア通貨以外の通貨に対して下げ渋り。韓国の通信社が「韓国軍部は北朝鮮から数十発の砲撃があったことを確認」と報じると、アジアの地政学リスクが高まったとして対ドル中心に円を売る動きが強まった。ただ、市場関係者からは「対ドルでは国内輸出企業からの円買い注文が厚い」との声が聞かれ、下値の堅さが意識された。また、英・独の株価指数や時間外のダウ先物が下げ幅を拡大したため、投資家が運用リスクを取りにくくなるとの見方も円全体の支えとなった。
 また、オセアニア通貨に対しては堅調。地政学リスクの高まりを材料にオセアニア通貨売り・ドル買いが優位となると、同時に円も買われた。株安もリスク資産圧縮目的の円買いを促し、上げ幅がやや広がった。

米政府関係[NP     HDP -0.9 CHDP +0.1 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
米政府関係・米ホワイトハウス「米国は北朝鮮の攻撃を強く非難し、断固として韓国の防衛にコミットする」

フェルナンデス・オルドネス[NP+3.8 HDP -0.9 CHDP +0.3 RHDP -0.9 CRHDP +0.3]
フェルナンデス・オルドネス・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのオルドネス・スペイン中銀総裁「アイルランドの救済は非標準的措置の巻き戻しのペースに影響しない」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP-4.6 HDP +0.4 CHDP -0.4 RHDP +0.4 CRHDP -0.4]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「通貨連合は危機に瀕している」

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)が報じたところによると、北朝鮮は「韓国が最初に攻撃を行った」との見解を示した。

韓国政府関係[NP     HDP -6.7 CHDP +0.0 RHDP -6.6 CRHDP +0.0]
韓国政府関係・韓国中銀は23日、「必要に応じて政府と協力し、市場の安定化へ措置を講じる」とのコメントを発表したと報じられている。

ロシア政府関係[NP     HDP +1.4 CHDP 0.00 RHDP +1.4 CRHDP 0.00]
ロシア政府関係・ロシア外務省の高官が23日、「韓国と北朝鮮の間の戦闘は絶対に受け入れられない」「外交を通じて問題を解決すべき」などと述べたと伝えられている。

白川方明[NP-4.0 HDP -0.8 CHDP -0.1 RHDP -3.3 CRHDP -0.1]
白川方明・白川方明日銀総裁「先進国と新興市場国で景気回復に2つのスピードが見られる」、「中国は高成長を維持するためバブルを回避する必要がある」

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.4 CHDP -0.5 RHDP -1.4 CRHDP -0.5]
欧州連合(EU)・アシュトン・欧州連合(EU)外相「韓国への攻撃を強く非難」、「朝鮮半島での事件を深く懸念」

フィリップ・ヒルデブランド[NP-4.8 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP -0.3]
フィリップ・ヒルデブランド・ヒルデブランド・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)総裁「SNBは為替レートの水準について目標設定しない」、「スイスフラン高は遅かれ早かれ、輸出を損なう」、「欧州連合(EU)は金融の安定を取り戻すと確信」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -3.7 CHDP -1.0 RHDP -3.7 CRHDP -1.0]
ギリシャ政府関係・パパコンスタンティヌ・ギリシャ財務相「2010年の財政赤字の削減は予想を上回っている」、「ギリシャは重要な構造的な改革に直面している」、「改革は持続的な成長を意味するものとなるだろう」

ヘルマン・ファンロンパイ[NP+3.0 HDP +0.0 CHDP +0.5 RHDP +0.0 CRHDP +0.5]
ヘルマン・ファンロンパイ・ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領「ユーロ圏のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)は健全」

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・ポーランド中央銀行は23日、政策金利を現行の3.50%に据え置くことを決めたと発表した。

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -0.2 CHDP +0.2 RHDP -0.2 CRHDP +0.2]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「ドイツは緊縮財政のほかに選択肢はない」、「ユーロ圏は異例に深刻な状況下にある」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -0.2 CHDP +0.2 RHDP -0.2 CRHDP +0.2]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「ユーロ圏加盟国への性急な支援は欧州にとって良くない」、「アイルランドは深い懸念の原因」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・23日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対してしっかり。序盤は、北朝鮮が韓国西方沖に砲撃したことを背景に朝鮮半島での緊張が高まったとして円を売る動きが強まった。ただ、下値で国内輸出企業からの円買いが厚かった上、緊張の高まりに伴ってリスクマネーのフローが細るとの見方が広がり、リスクポジションを閉じる目的で円が買い戻されたため円全般が切り返した。英・独の株価指数、時間外の米株価指数の下げ幅が広がると投資家のリスク許容度が一段と低下し円買いの勢いが増した。
 一方、円はドルに対しては上値が重い。ドル以外の通貨に対する円買いにつれた円買いドル売りが入ったものの、ユーロや資源国通貨に対してドルが買われていることが同時に円売りドル買いを誘っていることもあり上値を抑えられている。
【 通貨ペア 】
・ドル円は序盤に1ドル=83円85銭前後と10月5日以来の高値を付けた。
・ユーロ円は22時30分過ぎに1ユーロ=112円30銭前後と日通し安値を付けた。株安を受けて投資家がリスク回避姿勢を強めており、円売りユーロ買いポジションが解消されている。アイルランドの政治の先行き不透明感が高まっていることや、スペイン、ポルトガルなどの財政・金融懸念が払しょくされていないことも引き続きユーロの重しだ。
・ユーロドルは下値を探る展開。朝鮮半島での緊張が高まっていることを背景に、リスク資産全般を処分する動きが強まり、英・独の株価指数やダウ先物が大幅安となっているため、ユーロドルにもリスク資産圧縮目的の売りに押されている。欧財政・金融不安も引き続き売り材料となっている。22時30分過ぎに1ユーロ=1.3471ドル前後と本日安値を付けた。

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