2012年9月1日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して不安定な値動き。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長はジャクソンホールでの講演で「経済情勢が正当化すれば追加資産購入を排除しない」「労働市場の持続的改善のため必要に応じて追加緩和を実施」などと述べたが、量的緩和第3弾(QE3)などについて踏み込んだ発言がなかったとの見方から円売りドル買いで反応した。
 反面、バーナンキFRB議長は米雇用など景気情勢に厳しい認識を示し、追加金融緩和に対する前向きな姿勢も崩さなかったため、その後はドルに対して円が買い戻される動きに。また、他の通貨に対しても円買いの動きが波及したため、次第に円買い外貨売りが優勢となった。ユーロに対してはスペイン10年債利回りの急伸や、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がスペイン・カタルーニャ州の格付けをジャンク級に引き下げたことなどを受けて、円買いユーロ売りが進んだ面もあった。
 ただ、FRB議長の講演に対する反応が一巡すると、米国株式相場が底堅く推移したことで投資家のリスク志向改善を意識した円売り外貨買いの勢いが強まったため、円は徐々に上値が重くなった。なお、8月景気指数(シカゴPMI)や8月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値)、7月米製造業新規受注などはまちまちな結果となったため、反応は限定的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はFRB議長の講演直後に1ドル=78円55銭前後まで上げたものの、米長期金利の低下などを受けて上値が重くなり、23時過ぎには78円19銭前後まで下落した。
・ユーロ円は21時30分過ぎに1ユーロ=99円03銭前後まで上昇したが、その後はユーロドルの下げにつれて98円30銭台まで下押しした。
・ユーロドルは伸び悩み。節目の1ユーロ=1.2600ドル前後を上抜けて目先のストップロスを誘発し、一時1.26378ドル前後と7月2日以来の高値をつけた。もっとも、1.2650ドルに観測されているバリアオプションの防戦売りに上値を抑えられると、スペインなどの欧州債務不安も重しとなり1.25ドル台半ばまで上値を切り下げた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.0]
・リプトン国際通貨基金(IMF)筆頭副専務理事「米国が財政の崖を避けることは最も重要」

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は31日、スペインのカタルーニャ州の格付けをジャンク級である「BB/B」に引き下げたと発表した。また、見通しは「ネガティブ」とした。

ヨルグ・アスムッセン[NP-5.0 HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -1.8 CRHDP -0.1]
・アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事「ECBによる新たな債券買い入れプログラムは、過去のものより良いものになるだろう」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP     HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -4.3 CRHDP -0.1]
・「欧州中央銀行(ECB)は各国中銀に債券計画を考慮するために24時間を与えた」ようだ。また、「ECBは9月4日に各国中銀総裁に債券について提案する」という。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは31日、「スペインが支援要請しても、自動的な格付け引き下げの引き金にはならないだろう」「ポルトガル、アイルランドのような全面支援であるなら、格付けの引き下げはありえるだろう」などの見解を示したと伝えられた。

ジョン・ウィリアムズ[NP-5.8 HDP -3.6 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP +0.0]
・ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁「FRBのMBS購入は効果があった」「期間が長めの国債購入も効果的」

ジョン・ウィリアムズ[NP-6.4 HDP -3.7 CHDP -0.1 RHDP -3.9 CRHDP +0.0]
・ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁「政策は経済見通しに基づくべき」「FRBは新たな量的緩和(QE)プログラムに適応できることを望む」「FRBはMBSと米国債の両方を購入するべき」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ヨルグ・アスムッセン[NP-5.0 HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -1.8 CRHDP -0.1]
・アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事「ECBによる新たな債券買い入れプログラムは、過去のものより良いものになるだろう」

2012年9月1日のFX要人発言・ニュース

国際通貨基金(IMF)[NP-4.6 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.0]
国際通貨基金(IMF)・リプトン国際通貨基金(IMF)筆頭副専務理事「世界経済の回復は依然としてきびしい道のり」

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.0]
国際通貨基金(IMF)・リプトン国際通貨基金(IMF)筆頭副専務理事「米国が財政の崖を避けることは最も重要」

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は31日、スペインのカタルーニャ州の格付けをジャンク級である「BB/B」に引き下げたと発表した。また、見通しは「ネガティブ」とした。

ヨルグ・アスムッセン[NP-5.0 HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -1.8 CRHDP -0.1]
ヨルグ・アスムッセン・アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事「ECBによる新たな債券買い入れプログラムは、過去のものより良いものになるだろう」

スペイン政府関係[NP     HDP -4.6 CHDP -0.5 RHDP -4.6 CRHDP -0.5]
スペイン政府関係・スペインの銀行再建基金(FROB)が、BFA-バンキアに対し即時資金注入する見込みだと伝えた。

オッリ・レーン[NP     HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP +0.0]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「スペインの回復には、健全な銀行セクターが不可欠だ」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP     HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -4.3 CRHDP -0.1]
欧州中央銀行(ECB)関係・「欧州中央銀行(ECB)は各国中銀に債券計画を考慮するために24時間を与えた」ようだ。また、「ECBは9月4日に各国中銀総裁に債券について提案する」という。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは31日、「スペインが支援要請しても、自動的な格付け引き下げの引き金にはならないだろう」「ポルトガル、アイルランドのような全面支援であるなら、格付けの引き下げはありえるだろう」などの見解を示したと伝えられた。

ジョン・ウィリアムズ[NP-5.8 HDP -3.6 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP +0.0]
ジョン・ウィリアムズ・ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁「FRBのMBS購入は効果があった」「期間が長めの国債購入も効果的」

ジョン・ウィリアムズ[NP-6.4 HDP -3.7 CHDP -0.1 RHDP -3.9 CRHDP +0.0]
ジョン・ウィリアムズ・ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁「政策は経済見通しに基づくべき」「FRBは新たな量的緩和(QE)プログラムに適応できることを望む」「FRBはMBSと米国債の両方を購入するべき」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・31日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して不安定な値動き。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長はジャクソンホールでの講演で「経済情勢が正当化すれば追加資産購入を排除しない」「労働市場の持続的改善のため必要に応じて追加緩和を実施」などと述べたが、量的緩和第3弾(QE3)などについて踏み込んだ発言がなかったとの見方から円売りドル買いで反応した。
 反面、バーナンキFRB議長は米雇用など景気情勢に厳しい認識を示し、追加金融緩和に対する前向きな姿勢も崩さなかったため、その後はドルに対して円が買い戻される動きに。また、他の通貨に対しても円買いの動きが波及したため、次第に円買い外貨売りが優勢となった。ユーロに対してはスペイン10年債利回りの急伸や、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がスペイン・カタルーニャ州の格付けをジャンク級に引き下げたことなどを受けて、円買いユーロ売りが進んだ面もあった。
 ただ、FRB議長の講演に対する反応が一巡すると、米国株式相場が底堅く推移したことで投資家のリスク志向改善を意識した円売り外貨買いの勢いが強まったため、円は徐々に上値が重くなった。なお、8月景気指数(シカゴPMI)や8月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値)、7月米製造業新規受注などはまちまちな結果となったため、反応は限定的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はFRB議長の講演直後に1ドル=78円55銭前後まで上げたものの、米長期金利の低下などを受けて上値が重くなり、23時過ぎには78円19銭前後まで下落した。
・ユーロ円は21時30分過ぎに1ユーロ=99円03銭前後まで上昇したが、その後はユーロドルの下げにつれて98円30銭台まで下押しした。
・ユーロドルは伸び悩み。節目の1ユーロ=1.2600ドル前後を上抜けて目先のストップロスを誘発し、一時1.26378ドル前後と7月2日以来の高値をつけた。もっとも、1.2650ドルに観測されているバリアオプションの防戦売りに上値を抑えられると、スペインなどの欧州債務不安も重しとなり1.25ドル台半ばまで上値を切り下げた。

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FX相場に関係する主な重要人物

ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
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