2013年7月10日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
アンゲラ・メルケル[NP+2.0 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.1]
・メルケル独首相「財政支出はユーロ危機の解決策にはならない」
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は9日、イタリアの格付けを「BBB+」から「BBB」に引き下げたと発表した。見通しは「ネガティブ」とした。
ジョン・ウィリアムズ[NP+2.0 HDP -2.9 CHDP +0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.0]
・ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁「QEの効果は不確実」
ニュージーランド政府関係[NP+3.4 HDP -1.7 CHDP +0.1 RHDP -0.9 CRHDP +0.1]
・イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相「時期は問題だが、金利は上昇するだろう」「金利は上昇するだろうが、問題は時期だ」
スペイン政府関係[NP HDP -3.3 CHDP +0.2 RHDP -3.3 CRHDP +0.2]
・市場では「スペインの格付けが引き下げられる」との噂が流れている模様。
国際通貨基金(IMF)[NP-3.0 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.2]
・ブランチャードIMFチーフエコノミスト「フランスは今後信頼性が低下する可能性」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
イグナシオ・ビスコ[NP+2.0 HDP -2.4 CHDP +0.6 RHDP -2.4 CRHDP +0.6]
・ビスコ・イタリア中銀総裁「伊の緩やかな景気回復は年末に始める」「今年は約2%マイナス成長、来年はプラス0.5%超成長に」
2013年7月10日のFX要人発言・ニュース
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.2 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP +0.0]
・米連邦準備理事会(FRB)は9日、ニューヨーク連銀を通じて2020年8月-23年2月に償還を迎える米国債31億5000万ドルを購入したと発表した。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・9日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で金先物相場の8月限は伸び悩み。0時33分時点では前日比13.2ドル高の1トロイオンス=1248.1ドルで推移している。
ジェイコブ・ルー[NP HDP +0.9 CHDP +0.3 RHDP +0.9 CRHDP +0.3]
・ルー米財務長官「中国は柔軟な通貨政策に向かうべき」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・米3年債入札の最高落札利回りは0.719%、応札倍率が3.35倍となった。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・9日の米10年物国債利回りはもみ合い。1時35分時点では前日比0.0036%低い2.6321%前後で推移している。
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.3]
・米財務省によると、3年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが0.719%、応札倍率(カバー)が3.35倍となった。
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは9日、ラトビアの長期発行体デフォルト格付け(IDR)を「BBB」から「BBB+」に引き上げると発表した。見通しは「安定的」とした。
アンゲラ・メルケル[NP+2.0 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.1]
・メルケル独首相「財政支出はユーロ危機の解決策にはならない」
アンゲラ・メルケル[NP HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.1]
・メルケル独首相「ユーロ圏は構造改革を達成しなければならない」「高水準の貸出コストがユーロ圏の成長を阻害している」
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は9日、イタリアの格付けを「BBB+」から「BBB」に引き下げたと発表した。見通しは「ネガティブ」とした。
ヨルグ・アスムッセン[NP HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP +0.8 CRHDP +0.1]
・欧州中央銀行(ECB)は、アスムッセン理事のロイターとのインタビューで、「フォワードガイダンスの期間は12カ月を超える」との認識を示したことに関して、「『長期間』との文言を含むフォワードガイダンス(時間軸政策)に関する理事会の決定が全会一致だったことを確認しようとしたもの」で、「期間を特定する意図はなかった」と説明した。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・9日の英国債相場は上昇(利回りは低下)。長期金利の指標となる表面利率1.75%の10年物国債の利回りは、日本時間10日3時時点の水準で、前日終値比0.048%低い2.434%だった。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・9日の欧州国債相場は上昇(利回りは低下)。指標銘柄となるドイツ連邦債10年物の利回りは、日本時間10日3時時点の水準で、前日終値比0.044%低い1.653%だった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は対ユーロで堅調。アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事が「長期間にわたり主要政策金利を史上最低水準に据え置くとしたフォワードガイダンスの期間は1年を超える」との認識を示したことで、ECBによる低金利政策の長期化観測が改めて高まり、対円でもユーロ売りが進んだ。その後にECBが「フォワードガイダンスに関する同理事の発言は特定の期間を示すことを意図したものではない」との声明を発表したため、円買いユーロ売りは一服したものの、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がイタリアの格付けを「BBB+」から「BBB」に引き下げたと伝わると、再び対ユーロで円買いが進んだ。
また、他の欧州通貨に対しても円はしっかり。英経済指標が弱い結果となったことを受けて、欧州時間にポンド売りが強まった影響が残ったため、対ポンドで円は買い先行。もっとも、欧米株高を受けた円売り外貨買いの動きも観測され、上値は限定的だった。
ドルに対しても円は買い先行。対欧州通貨での円買いが波及し、しばらくは対ドルでも円買いが優勢だった。ただ、引けにかけては株高を背景に上値を切り下げた。
ジョン・ウィリアムズ[NP-3.0 HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.3]
・ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁「金融政策の変更は段階的になる必要」「不確実性が緩和的な金融政策を正当化」
ジョン・ウィリアムズ[NP+2.0 HDP -2.9 CHDP +0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.0]
・ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁「QEの効果は不確実」
ニュージーランド政府関係[NP+2.8 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP +0.1]
・イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相「NZ経済は勢いを増しつつあり、最近の経済指標はより明るい将来を示している」
ニュージーランド政府関係[NP-2.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.2]
・イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相「金利が上昇するならNZ米ドルにとってリスク」
ニュージーランド政府関係[NP+3.4 HDP -1.7 CHDP +0.1 RHDP -0.9 CRHDP +0.1]
・イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相「時期は問題だが、金利は上昇するだろう」「金利は上昇するだろうが、問題は時期だ」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・10日の米10年物国債利回りは時間外取引でもみ合い。11時48分時点では前日比0.0019%低い2.6321%前後で推移している。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日経平均株価が方向感の定まらない展開となり、円相場もしばらく動意を欠いた。ただ、6月中国貿易収支が予想を下回ったことがわかると、中国と経済的な結びつきが強い豪ドルなどに対して円買いが強まった。また、対ドルなどでややまとまった円買いが入り、円全体が底堅く推移した。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・ドル円はさえない。市場では「国内輸出企業からの売りが散発的に入った」との指摘があり、13時10分過ぎに一時100.89円と本日の安値を更新した。なお、市場では「前日NY時間の安値100.82円や前日安値100.77円、一目均衡表雲の上限が位置する100.54円が目先のサポートとして意識されている」との指摘があった。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・複数の通信社が報じたところによると、東京証券取引所と大阪証券取引所がデリバティブ市場を2014年3月24日に統合するという。
クリスチャン・ノワイエ[NP-3.8 HDP -0.7 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「必要な限り緩和的な金融緩和を続ける」「ユーロ圏の経済見通しにはダウンサイドリスクが見られる」
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社ムーディーズは、英国の銀行システムの見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げることを公表した。
世界の政策金利関係[NP HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
・タイ中銀は10日、政策金利の1日物のレポレートを2.50%に据え置くことを決めたと発表した。
日本政府関係[NP+1.0 HDP -3.1 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.1]
・西村康稔内閣府副大臣「日銀がインフレ目標達成まで緩和を続けると期待している」「日本の実体経済はすでに上向きつつある」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP HDP +0.2 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP +0.0]
・デベルRBA総裁補佐「政策改革の実施にはリサーチが必要」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・10日夜の日経平均先物9月物はナイトセッションで下落。17時29分時点では大証終値比130円安の1万4300円で取引されている。
ブノワ・クーレ[NP HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
・クーレ欧州中央銀行(ECB)理事「ユーロ圏はいくつかの危機に依然として囲まれている」「ECBは新たな進展に対し柔軟に対応する」「ECBはオープンマインドを維持し続ける」
クリスチャン・ノワイエ[NP-1.0 HDP -0.7 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・ノワイエ仏中銀総裁「イタリアの格下げで、さらなる改革が必要」「フランス経済の明るい兆しについて確認する必要」
中国人民銀行関係[NP HDP +1.9 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.0]
・市場では「中国人民銀行が預金準備率を引き下げる」との噂が出回っているようだ。
イグナシオ・ビスコ[NP-2.0 HDP -3.0 CHDP +0.1 RHDP -3.0 CRHDP +0.1]
・ビスコ・イタリア中銀総裁「金融政策は経済の回復を支援するだろう」「投資家の信用を失うわけにはいかない。責任を持った予算政策や改革を継続する」
イグナシオ・ビスコ[NP+2.0 HDP -2.4 CHDP +0.6 RHDP -2.4 CRHDP +0.6]
・ビスコ・イタリア中銀総裁「伊の緩やかな景気回復は年末に始める」「今年は約2%マイナス成長、来年はプラス0.5%超成長に」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い優位。日経平均株価の180円超安に伴い、リスク資産圧縮目的の円買いが入った。ドルに対して市場では「本邦輸出勢から円買いが散見された」「短期投機筋から円買いが持ち込まれた」との指摘があり、損失覚悟の円買い注文を断続的に誘発。他の通貨に対しても円買いが優位となった。
日経平均株価が引けにかけて下げ幅を縮小すると円買いは一服したが、欧州勢の参入に伴い円買いが再開。ナイトセッションの日経平均先物の190円安や欧州株安も円買いを後押しした。
スペイン政府関係[NP HDP -3.3 CHDP +0.2 RHDP -3.3 CRHDP +0.2]
・市場では「スペインの格付けが引き下げられる」との噂が流れている模様。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・10日の欧州債券市場でスペインの10年債利回りは上昇。18時45分時点では前日比0.100%高い4.834%で推移している。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・10日のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)期近8月限は時間外取引で上昇。18時54分時点では前日比1.26ドル高の1バレル=104.76ドルで取引されている。一時104.87ドルと2012年5月3日以来約1年2カ月ぶりの高値をつけた。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・10日の米10年物国債利回りは時間外取引で再び低下。20時8分時点では前日比0.0036%低い2.6304%前後で推移している。一時2.6437%まで上昇する場面があったものの、その後は徐々に上昇幅を縮小した。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・10日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で金先物相場の8月限は時間外取引で堅調。20時45分時点では前日比10.1ドル高の1トロイオンス=1256.0ドルで推移している。一時1256.8ドルまで上昇した。
ジェイコブ・ルー[NP HDP +0.9 CHDP +0.3 RHDP +0.9 CRHDP +0.3]
・ルー米財務長官「中国にはさらに柔軟な人民元が必要」「米中対話は具体的な進展を達成できると確信」
ヨルグ・アスムッセン[NP HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP +0.8 CRHDP +0.1]
・アスムッセンECB理事「財政再建に変わるものはない」
国際通貨基金(IMF)[NP+2.0 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
・ブランチャードIMFチーフエコノミスト「米国のインフレについては懸念していない」「経済の強さを受けて、FRBが引締め方向に向くのは理にかなっている」「FRBは正しいことをしようとしている」
国際通貨基金(IMF)[NP-3.0 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.2]
・ブランチャードIMFチーフエコノミスト「フランスは今後信頼性が低下する可能性」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・10日の米10年物国債利回りは上昇に転じた。22時50分時点では前日比0.0135%高い2.6484%前後で推移している。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円は失速。アジア市場で、日本株の下落に伴う円買いが強まった流れを引き継いで高く始まった。ナイトセッションの日経平均先物が190円下落すると、リスク回避的な円買いが加速した。ただ、そのあとは徐々に上値を切り下げる展開に。欧州株相場が下げ幅を縮めたことなどをながめ円を売る動きが出た。
【 通貨ペア 】
・ドル円は下値が堅かった。17時過ぎに一時本日安値となる1ドル=99円78銭前後まで値を下げたものの、そのあとは次第に買い戻しが進んだ。日米金融政策の方向性の違いなどから押し目を拾いたい向きは多いうえ、米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いが出た。
・ユーロ円も下げ幅を縮める動き。17時30分過ぎに一時1ユーロ=128円02銭前後と日通し安値を更新したものの、そのあとはドル円の持ち直しにつれて128円台後半まで戻した。
・ユーロドルはドル円の下落をきっかけにユーロ買いドル売りが先行。今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨やバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を前にショートカバーが進んだ面もあった。18時過ぎに一時1ユーロ=1.2836ドル前後と日通し高値を付けた。
ヨルグ・アスムッセン[NP HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP +0.8 CRHDP +0.1]
・アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事「危機対応に我々のエネルギーを注ぎ込んだ」「財政再建に代わりとなるものはない」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・10日夜の日経平均先物9月物はナイト・セッションでさえない。23時46分時点では大証終値比110円安の1万4320円で取引されている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は対ユーロで堅調。アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事が「長期間にわたり主要政策金利を史上最低水準に据え置くとしたフォワードガイダンスの期間は1年を超える」との認識を示したことで、ECBによる低金利政策の長期化観測が改めて高まり、対円でもユーロ売りが進んだ。その後にECBが「フォワードガイダンスに関する同理事の発言は特定の期間を示すことを意図したものではない」との声明を発表したため、円買いユーロ売りは一服したものの、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がイタリアの格付けを「BBB+」から「BBB」に引き下げたと伝わると、再び対ユーロで円買いが進んだ。
また、他の欧州通貨に対しても円はしっかり。英経済指標が弱い結果となったことを受けて、欧州時間にポンド売りが強まった影響が残ったため、対ポンドで円は買い先行。もっとも、欧米株高を受けた円売り外貨買いの動きも観測され、上値は限定的だった。
ドルに対しても円は買い先行。対欧州通貨での円買いが波及し、しばらくは対ドルでも円買いが優勢だった。ただ、引けにかけては株高を背景に上値を切り下げた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日経平均株価が方向感の定まらない展開となり、円相場もしばらく動意を欠いた。ただ、6月中国貿易収支が予想を下回ったことがわかると、中国と経済的な結びつきが強い豪ドルなどに対して円買いが強まった。また、対ドルなどでややまとまった円買いが入り、円全体が底堅く推移した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い優位。日経平均株価の180円超安に伴い、リスク資産圧縮目的の円買いが入った。ドルに対して市場では「本邦輸出勢から円買いが散見された」「短期投機筋から円買いが持ち込まれた」との指摘があり、損失覚悟の円買い注文を断続的に誘発。他の通貨に対しても円買いが優位となった。
日経平均株価が引けにかけて下げ幅を縮小すると円買いは一服したが、欧州勢の参入に伴い円買いが再開。ナイトセッションの日経平均先物の190円安や欧州株安も円買いを後押しした。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円は失速。アジア市場で、日本株の下落に伴う円買いが強まった流れを引き継いで高く始まった。ナイトセッションの日経平均先物が190円下落すると、リスク回避的な円買いが加速した。ただ、そのあとは徐々に上値を切り下げる展開に。欧州株相場が下げ幅を縮めたことなどをながめ円を売る動きが出た。
【 通貨ペア 】
・ドル円は下値が堅かった。17時過ぎに一時本日安値となる1ドル=99円78銭前後まで値を下げたものの、そのあとは次第に買い戻しが進んだ。日米金融政策の方向性の違いなどから押し目を拾いたい向きは多いうえ、米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いが出た。
・ユーロ円も下げ幅を縮める動き。17時30分過ぎに一時1ユーロ=128円02銭前後と日通し安値を更新したものの、そのあとはドル円の持ち直しにつれて128円台後半まで戻した。
・ユーロドルはドル円の下落をきっかけにユーロ買いドル売りが先行。今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨やバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を前にショートカバーが進んだ面もあった。18時過ぎに一時1ユーロ=1.2836ドル前後と日通し高値を付けた。