2013年7月11日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
FOMC[NP-3.8 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「多くのメンバーは量的緩和縮小には労働市場の改善が必要と判断した」
FOMC[NP+2.8 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP +0.1]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「数人のメンバーは緩和縮小が近く正当化されそうだと認識」
FOMC[NP-3.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.2]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「メンバーの多くが縮小には労働改善が必要と指摘」「数人がインフレ下振れリスクが高まったと指摘」
FOMC[NP-2.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.1]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「一部のメンバーは想定される成長の加速を示す一段の証拠を緩和縮小前に確認したいとの意向」
FOMC[NP-4.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP +0.1]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「メンバーは資産買い入れ終了後もかなりの期間、現在の極めて低いFF金利が正当化される公算と予想」
ベン・バーナンキ[NP-3.0 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「6.5%の失業率は目安であり、引き金ではない」「監視を必要とする若干の重大なリスク」
ベン・バーナンキ[NP-4.0 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「インフレと雇用は一段の刺激策の必要性を示唆」「FRBにとって雇用の責務に関する目標を持っていない」
ベン・バーナンキ[NP-2.0 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「米国が財政抑制を乗り切ったと言うのは時期尚早」「FRBは2%のインフレ目標にコミット」「物価低下は経済に悪影響与える恐れ」「FRBはインフレ率が戻ると予想」
ベン・バーナンキ[NP-4.8 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「インフレは低水準で財政政策は非常に緩和的なため、予見可能な将来において超緩和的な金融政策が必要」
イェンス・バイトマン[NP-3.0 HDP +1.1 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP -0.1]
・バイトマン独連銀総裁「低金利政策は落ち着いたインフレ見通しや弱い経済状況により正当化される」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP +0.1]
・欧州中央銀行(ECB)月報「金利は長期に渡って現行ないしそれを下回る水準に」「フォワードガイダンスは弱い経済や融資、インフレがベースとなる」
イェンス・バイトマン[NP+3.4 HDP +1.1 CHDP +0.0 RHDP +1.2 CRHDP +0.1]
・バイトマン独連銀総裁「低金利には副作用があり、改革路線や金融安定のリスクを注視しなければならない」「ECBのフォワードガイダンスは戦略の変更ではなく、金融政策スタンスをより分かりやすくするための努力」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
FOMC[NP-3.8 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「多くのメンバーは量的緩和縮小には労働市場の改善が必要と判断した」
2013年7月11日のFX要人発言・ニュース
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・10日の米10年物国債利回りは上昇。0時37分時点では前日比0.0268%高い2.6607%前後で推移している。
会社・企業関係[NP HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
・米大手銀行のゴールドマンサックスは、卸売在庫の結果を受けて、米4-6月期GDP見通しを従来の+1.6%から+1.3%へ下方修正した。
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.2 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP +0.0]
・米連邦準備理事会(FRB)は10日、ニューヨーク連銀を通じて2019年4月-20年6月に償還を迎える米国債36億9000万ドルを購入したと発表した。
イェルーン・ダイセルブルーム[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・ダイセルブルーム・オランダ財務相(ユーログループ議長)「ギリシャに対して追加支援を行う用意がある」「ギリシャへの融資は返済されるだろう」「多かれ少なかれ、ギリシャは軌道に乗っている」
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは、クウェートの格付け「AA」を確認。見通しは「安定的」とした。
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.3]
・米財務省によると、10年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが2.670%、応札倍率(カバー)が2.57倍となった。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・10日の米10年物国債利回りは上昇幅を縮小。2時36分時点では前日比0.0211%高い2.6550%前後で推移している。
FOMC[NP-3.8 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「多くのメンバーは量的緩和縮小には労働市場の改善が必要と判断した」
FOMC[NP+2.8 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP +0.1]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「数人のメンバーは緩和縮小が近く正当化されそうだと認識」
FOMC[NP+2.0 HDP -2.5 CHDP +0.1 RHDP -0.9 CRHDP +0.3]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「失業率は徐々に低下すると予想」「労働市場は改善の兆しを見せている」「経済は穏やかなペースで拡大している」
FOMC[NP-3.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.2]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「メンバーの多くが縮小には労働改善が必要と指摘」「数人がインフレ下振れリスクが高まったと指摘」
FOMC[NP-2.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.1]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「一部のメンバーは想定される成長の加速を示す一段の証拠を緩和縮小前に確認したいとの意向」
FOMC[NP-4.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP +0.1]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「メンバーは資産買い入れ終了後もかなりの期間、現在の極めて低いFF金利が正当化される公算と予想」
FOMC[NP+2.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.1]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「景気は緩やかなペースで拡大と判断」「失業率は緩やかに低下すると予想」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・10日の英国債相場は上昇(利回りは低下)。長期金利の指標となる表面利率1.75%の10年物国債の利回りは、日本時間11日3時時点の水準で、前日終値比0.020%低い2.414%だった。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・10日の欧州国債相場は下落(利回りは上昇)。指標銘柄となるドイツ連邦債10年物の利回りは、日本時間11日3時時点の水準で、前日終値比0.004%高い1.658%だった。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・ドル円は下値が堅い。ドル売りの流れに沿って99.61円まで下げる場面があったものの、市場では「100円割れ水準では押し目買い意欲が強い」との指摘もあり、100.20円付近まで急ピッチで下値を切り上げた。3時29分時点では100.16-19円で推移している。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・10日の米10年物国債利回りは再び上昇。3時41分時点では前日比0.0239%高い2.6579%前後で推移している。
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP +0.2]
・ユンケル・ルクセンブルク首相は明日内閣総辞職を表明するようだ。また、早期選挙を呼びかける模様。
ベン・バーナンキ[NP HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「FRBは予測に基づいた政策アプローチに移行」(経済見通しについては言及せず)
ベン・バーナンキ[NP HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「透明性が重要であることを強く確信」「量的緩和の予定の明確化で混乱を回避した可能性」
ベン・バーナンキ[NP-3.0 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「6.5%の失業率は目安であり、引き金ではない」「監視を必要とする若干の重大なリスク」
ベン・バーナンキ[NP-4.0 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「インフレと雇用は一段の刺激策の必要性を示唆」「FRBにとって雇用の責務に関する目標を持っていない」
ベン・バーナンキ[NP-2.0 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「米国が財政抑制を乗り切ったと言うのは時期尚早」「FRBは2%のインフレ目標にコミット」「物価低下は経済に悪影響与える恐れ」「FRBはインフレ率が戻ると予想」
ベン・バーナンキ[NP-4.8 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「インフレは低水準で財政政策は非常に緩和的なため、予見可能な将来において超緩和的な金融政策が必要」
ベン・バーナンキ[NP+2.0 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「FRBは米経済の先行きにやや楽観的」
ベン・バーナンキ[NP HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「米ドルは問題ないようだ」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円は高安まちまち。週初からオセアニア通貨買いの動きが目立っていた反動で、全般にオセアニア通貨が軟調に推移したため、円もオセアニア通貨に対しては買い戻しが進んだ。一方で、ユーロなど欧州通貨に対してはさえない動き。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表後は荒い値動きとなったものの、総じて売りが優勢だった。
また、ドルに対しては不安定な動きに。ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けたドル売りの流れに沿って、円買いドル売りが先行。FOMC議事要旨で「多くのメンバーは量的緩和縮小には労働市場の改善が必要と判断した」「一部のメンバーは想定される成長の加速を示す一段の証拠を緩和縮小前に確認したい意向」などの見解が示され、米量的緩和の早期縮小観測が後退し、対ドルで円買いが加速する場面も見られた。買い一巡後は米長期金利が上昇したこともあって、いったんは上値を切り下げたものの、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演後は再び買いが優勢に。FRB議長が「インフレと雇用は一段の刺激策の必要性を示唆している」との見解を示したため、引けにかけては改めて円買いドル売りが入った。
ブラジル(ブラジル中銀)中央銀行関係[NP HDP +0.1 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP +0.1]
・ブラジル中銀は10日、政策金利を現行の8.00%から8.50%に引き上げることを決めたと発表した。市場予想通りの結果となった。
ブラジル(ブラジル中銀)中央銀行関係[NP-2.0 HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP -0.1 CRHDP +0.3]
・ブラジル中銀「政策金利の決定は全会一致」「利上げ決定はインフレ抑制を支援」「2014年のCPI鈍化を確実にするための政策決定」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・11日の米株価指数先物は時間外取引で大幅に上昇。8時24分時点では前日比102ドル高の15345ドルで推移している。
世界の政策金利関係[NP HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
・韓国中央銀行は11日、政策金利を現行の2.50%に据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP +0.4 CRHDP +0.1]
・日銀は10-11日に開いた金融政策決定会合で、「マネタリーベースが、年間約60~70兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」との目標を維持することを、全会一致で決めたと発表した。
日本銀行(日銀)関係[NP+1.8 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP +0.4 CRHDP +0.0]
・日銀 15年度コアCPI+1.9%(4月時点予想も+1.9%)「景気は緩やかに回復しつつある」7カ月連続で景気判断の上方修正。「成長率、消費者物価ともに概ね見通しに沿って推移する」
日本銀行(日銀)関係[NP-2.6 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP +0.4 CRHDP +0.0]
・日銀は「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」の中間評価として予測数値を公表した。2013年度の実質GDPを2.8%と4月時点の2.9%から下方修正した。14年度は1.3%と1.4%から下方修正し、15年度も1.5%と1.6%から下方修正した。また、2013年度のコアCPI見通し中央値は0.7%から0.6%へ下方修正した。14年度のコアCPIは3.4%から3.3%に下方修正した。15年度は2.6%に据え置いた。
日本銀行(日銀)関係[NP+2.0 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP -0.2]
・日銀声明「わが国の景気は、緩やかに回復しつつある」「先行きのわが国経済については、国内需要の底堅さと海外経済の持ち直しを背景に、緩やかに回復していくと考えられる」
日本銀行(日銀)関係[NP+2.0 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP +0.4 CRHDP +0.2]
・日銀声明「輸出は持ち直している」「設備投資は持ち直しに向かう動きも見られている」「住宅投資は持ち直しが明確になっている」「鉱工業生産は緩やかに増加している」
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP +0.4 CRHDP +0.2]
・日銀当面の金融政策運営について(日銀HPより)
1.日本銀行は、本日、政策委員会・金融政策決定会合において、次回金融政策決定会合までの金融市場調節方針を、以下のとおりとすることを決定した(全員一致)。
マネタリーベースが、年間約60~70兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う。
2.資産の買入れについては、以下の方針を継続する。
①長期国債について、保有残高が年間約50兆円に相当するペースで増加し、平均残存期間が7年程度となるよう買入れを行う。
②ETFおよびJ-REITについて、保有残高が、それぞれ年間約1兆円、年間約300億円に相当するペースで増加するよう買入れを行う。
③CP等、社債等について、本年末にそれぞれ2.2兆円、3.2兆円の残高まで買入れたあと、その残高を維持する。
3.わが国の景気は、緩やかに回復しつつある。海外経済は、引き続き製造業部門に緩慢な動きもみられているが、全体としては徐々に持ち直しに向かっている。そうしたもとで、輸出は持ち直している。設備投資は、企業収益が改善するなかで下げ止まっており、持ち直しに向かう動きもみられている。公共投資は増加を続けており、住宅投資も持ち直しが明確になっている。個人消費は、消費者マインドが改善するもとで、引き続き底堅く推移している。以上の内外需要を反映して、鉱工業生産は緩やかに増加している。企業の業況感は改善している。この間、わが国の金融環境は、緩和した状態にある。物価面では、消費者物価(除く生鮮食品)の前年比は、足もとではゼロ%となっている。予想物価上昇率については、上昇を示唆する指標がみられる。
4.先行きのわが国経済については、国内需要の底堅さと海外経済の持ち直しを背景に、緩やかに回復していくと考えられる。消費者物価の前年比は、プラスに転じていくとみられる。
5.4月の「展望レポート」で示した見通しと比べると、成長率、消費者物価ともに、概ね見通しに沿って推移すると見込まれる。
6.リスク要因をみると、欧州債務問題の今後の展開、新興国・資源国経済の動向、米国経済の回復ペースなど、日本経済を巡る不確実性は引き続き大きい。
7.日本銀行は、2%の「物価安定の目標」の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで、「量的・質的金融緩和」を継続する。その際、経済・物価情勢について上下双方向のリスク要因を点検し、必要な調整を行う。このような金融政策運営は、実体経済や金融市場における前向きな動きを後押しするとともに、予想物価上昇率を上昇させ、日本経済を、15年近く続いたデフレからの脱却に導くものと考えている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対してしっかり。昨日NY時間にバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が講演後の質疑応答で「インフレと雇用は一段の刺激策の必要性を示唆している」と語り、円買いドル売りが優勢となった地合いを引き継いだ。目先のストップロスを断続的に巻き込み、急速に円高が進んだ。ただ、市場では「海外勢や国内信託銀行から円売りが観測された」との声が聞かれたほか、日経平均株価の持ち直しに伴う持ち高調整の円売りが見られ、急失速した。
もっとも、日銀金融政策決定会合の結果公表を控えて円買いが再開。日銀は「マネタリーベースが、年間約60~70兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」との目標を維持することを全会一致で決定し、市場予想通りの結果となったが、海外勢中心に円買いを進める動きが続いた。
一方、円は欧州通貨に対して下げ渋り。バーナンキFRB議長の発言を手掛かりに欧州通貨買いドル売りが加速し、同時に円売りが先行した。日経平均株価の持ち直しも円売りを後押しした。ただ、日銀金融政策決定会合に絡んで円買いドル売りが強まった影響から、下値が切り上がった。
なお、円は資源国通貨に対してもみ合い。ドルや欧州通貨絡みの取引が中心となり、方向感が定まらなかった。6月豪雇用統計で失業率は5.7%と市場予想平均の5.6%より弱かった。一方、新規雇用者数は1万300人増と市場予想平均のゼロを上回り、円は豪ドルに対して売買が交錯した。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・11日のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)期近8月限は時間外取引で底堅い。14時52分時点では前日比0.66ドル高の1バレル=107.18ドルで取引されている。一時107.19ドルと2012年3月27日以来の高値をつけた。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・中国株は上値を拡大。3%を超える上昇率を示現しており、14時20分現在は2068.80(+60.67)で推移している。
世界の政策金利関係[NP HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
・インドネシア中銀は11日、政策金利を現行の6.00%から6.50%に引き上げることを決めたと発表した。
黒田東彦[NP+2.0 HDP -3.7 CHDP +0.1 RHDP -1.7 CRHDP +0.2]
・黒田東彦日銀総裁「わが国の景気は緩やかに回復しつつある」
黒田東彦[NP-1.0 HDP -3.7 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.2]
・黒田東彦日銀総裁「十分2%の目標を達成できる」「2%物価目標実現に必要かつ十分な政策を取った」「上下双方向のリスク要因を点検し、必要な調整を行う」
黒田東彦[NP HDP -3.7 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.2]
・黒田東彦日銀総裁「成長率、物価ともおおむね見通しに沿って推移する」「米金融政策運営に対する理解は徐々に広がっている」「米金融政策が新興国市場に与える影響を注視」
黒田東彦[NP HDP -3.7 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.2]
・黒田東彦日銀総裁「米経済の着実な回復は世界経済全体にとってプラス」「長期金利は極めて安定している」「長期金利のボラティリティも低下している」「人々の経済・物価への見方は好転している」
イェンス・バイトマン[NP-3.0 HDP +1.1 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP -0.1]
・バイトマン独連銀総裁「低金利政策は落ち着いたインフレ見通しや弱い経済状況により正当化される」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP +0.1]
・欧州中央銀行(ECB)月報「金利は長期に渡って現行ないしそれを下回る水準に」「フォワードガイダンスは弱い経済や融資、インフレがベースとなる」
イェンス・バイトマン[NP+3.4 HDP +1.1 CHDP +0.0 RHDP +1.2 CRHDP +0.1]
・バイトマン独連銀総裁「低金利には副作用があり、改革路線や金融安定のリスクを注視しなければならない」「ECBのフォワードガイダンスは戦略の変更ではなく、金融政策スタンスをより分かりやすくするための努力」
イェンス・バイトマン[NP+3.0 HDP +1.1 CHDP +0.0 RHDP +1.2 CRHDP +0.0]
・バイトマン独連銀総裁「金融政策は危険な領域に入っている」「ECBのコミットメントは経済の進展と関係している」「ECBはインフレが上昇すれば、やがて金利を引き上げる」
イェンス・バイトマン[NP+3.0 HDP +1.2 CHDP +0.1 RHDP +1.2 CRHDP +0.0]
・バイトマン独連銀総裁「ECBはフォワードガイダンスに縛られておらず、インフレ圧力が高まれば利上げを排除しない」
デビッド・マイルズ[NP-4.2 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.0]
・マイルズ英MPC委員「依然として構造改革が急務」「英国は前例のない実質賃金の縮小に直面している」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・11日の米10年物国債利回りは時間外取引で低下幅を縮めた。17時28分時点では前日比0.0366%低い2.5871%前後で推移している。
ブノワ・クーレ[NP+3.0 HDP -2.1 CHDP +0.1 RHDP -2.5 CRHDP +0.1]
・クーレ欧州中央銀行(ECB)理事「低金利は改革を遅らせるリスクがある」「金融政策は金融経済にとって一つの要因に過ぎない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日銀金融政策決定会合の結果公表前から、海外勢中心に円買いが継続した影響が残った。ただ、上海総合指数が4%超上昇したうえ、日経平均株価が80円高まで持ち直したため、リスク許容度改善を意識した円売りに押し戻された。欧州株や時間外のダウ先物の上昇も円の重しとなった。
黒田東彦日銀総裁は11日、定例記者会見で「2%物価目標実現に必要かつ十分な政策を取った」「上下双方向のリスク要因を点検し、必要な調整を行う」などと発言したが、市場の反応は薄かった。
イタリア政府関係[NP HDP -4.7 CHDP -0.1 RHDP -4.7 CRHDP -0.1]
・イタリア政府は11日、2016年・2018年・2044年に償還を迎える国債入札を実施した。16年償還債の平均利回りは2.33%で応札倍率は1.34倍、18年償還債の平均利回りは2.68%で応札倍率は1.70倍、44年償還債の平均利回りは5.19%で応札倍率は1.30倍となった。
世界の政策金利関係[NP HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
・マレーシア中央銀行は11日、政策金利を現行の3.00%に据え置くことを決めたと発表した。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・11日の米10年物国債利回りは時間外取引で低下幅拡大。19時47分時点では前日比0.0592%低い2.5645%前後で推移している。一時2.5551%まで低下した。
ヤニス・ストゥルナラス[NP HDP -1.9 CHDP +0.5 RHDP -1.9 CRHDP +0.5]
・ストゥルナラス・ギリシャ財務相「2013年の資金ギャップに直面してない」
欧州連合(EU)[NP HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.2]
・欧州連合(EU)と米国は11日、スワップトレードに関する国際的な規則に対して合意した。
ブノワ・クーレ[NP HDP -2.1 CHDP +0.1 RHDP -2.5 CRHDP +0.1]
・クーレ欧州中央銀行(ECB)理事「ECBは会合ごとに金利に対するガイダンスを再評価する」「LTROに関しては前回の会合で協議しなかった」
ブノワ・クーレ[NP HDP -2.1 CHDP +0.1 RHDP -2.5 CRHDP +0.1]
・クーレ欧州中央銀行(ECB)理事「LTROはECBの引き出しとして残る」「ギリシャは軌道に乗っている、戦略に固執する必要」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・11日の米10年物国債利回りは時間外取引で低い。21時33分時点では前日比0.0517%低い2.5721%前後で推移している。前週分の新規失業保険申請件数が予想より弱い内容となったことも債券買い(金利は低下)を誘った。
日本政府関係[NP HDP -3.1 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.1]
・古沢満宏財務官「中国経済は状況が不透明であり、(G20で)事実関係を確認したい」「(最近の円安について)為替をどうこう言う意図はない」「国際通貨基金(IMF)のアベノミクスに対する評価は変わったわけではない」
日本政府関係[NP HDP -3.1 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.1]
・古沢満宏財務官「IMFのアベノミクスへの指摘、財政健全化の必要性強調したと理解」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が前日に緩和的な金融政策の必要性に言及したことから、対ドルで円が買われ円全体を支えた。半面、欧州株や時間外のダウ先物の上昇を背景に、投資家のリスク志向が改善したため円売り外貨買いが出た。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=99円台前半でのもみ合いとなった。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容となったことで円買いドル売りが入ったものの、反応は一時的だった。
・ユーロ円も1ユーロ=129円台での値動きが続いている。
・ユーロドルは上値の重さが目立った。バイトマン独連銀総裁が「金融政策は危険な領域に入っている」「欧州中央銀行(ECB)はフォワードガイダンスに縛られておらず、インフレ圧力が高まれば利上げを排除しない」と発言すると1ユーロ=1.3079ドル前後まで値を戻す場面があったが、戻りは限定的だった。クーレECB理事が「LTROに関しては前回の会合で協議しなかった」と述べたことで、スペインなど欧州債務懸念国の国債利回りが上昇。全般にユーロ売りが進み、一時1.3005-08ドルまで下押しした。市場では「欧米金融政策の方向性の違いは明らかであり、戻り売りなどが出やすい」との指摘もあった。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・オセアニアのクロス円は軟調。豪ドル円は一時本日安値となる90.81円まで値を下げたほか、NZドル円は一時77.60円と日通し安値を更新した。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・ユーロ円は弱含み。豪ドル円など他のクロス円の下げにつれて円買いユーロ売りが進み、一時128.96円と本日安値を更新した。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・11日の欧州債券市場でスペインの10年債利回りは上昇幅を縮小。23時17分時点では前日比0.041%高い4.850%で推移している。
エリザベス・デューク[NP HDP -0.3 CHDP +0.2 RHDP +0.2 CRHDP +0.3]
・FRBが発表したところによれば、「デュークFRB理事が、オバマ大統領に辞表を提出した」という。8月31日付けで辞職する模様。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円は高安まちまち。週初からオセアニア通貨買いの動きが目立っていた反動で、全般にオセアニア通貨が軟調に推移したため、円もオセアニア通貨に対しては買い戻しが進んだ。一方で、ユーロなど欧州通貨に対してはさえない動き。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表後は荒い値動きとなったものの、総じて売りが優勢だった。
また、ドルに対しては不安定な動きに。ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けたドル売りの流れに沿って、円買いドル売りが先行。FOMC議事要旨で「多くのメンバーは量的緩和縮小には労働市場の改善が必要と判断した」「一部のメンバーは想定される成長の加速を示す一段の証拠を緩和縮小前に確認したい意向」などの見解が示され、米量的緩和の早期縮小観測が後退し、対ドルで円買いが加速する場面も見られた。買い一巡後は米長期金利が上昇したこともあって、いったんは上値を切り下げたものの、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演後は再び買いが優勢に。FRB議長が「インフレと雇用は一段の刺激策の必要性を示唆している」との見解を示したため、引けにかけては改めて円買いドル売りが入った。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対してしっかり。昨日NY時間にバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が講演後の質疑応答で「インフレと雇用は一段の刺激策の必要性を示唆している」と語り、円買いドル売りが優勢となった地合いを引き継いだ。目先のストップロスを断続的に巻き込み、急速に円高が進んだ。ただ、市場では「海外勢や国内信託銀行から円売りが観測された」との声が聞かれたほか、日経平均株価の持ち直しに伴う持ち高調整の円売りが見られ、急失速した。
もっとも、日銀金融政策決定会合の結果公表を控えて円買いが再開。日銀は「マネタリーベースが、年間約60~70兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」との目標を維持することを全会一致で決定し、市場予想通りの結果となったが、海外勢中心に円買いを進める動きが続いた。
一方、円は欧州通貨に対して下げ渋り。バーナンキFRB議長の発言を手掛かりに欧州通貨買いドル売りが加速し、同時に円売りが先行した。日経平均株価の持ち直しも円売りを後押しした。ただ、日銀金融政策決定会合に絡んで円買いドル売りが強まった影響から、下値が切り上がった。
なお、円は資源国通貨に対してもみ合い。ドルや欧州通貨絡みの取引が中心となり、方向感が定まらなかった。6月豪雇用統計で失業率は5.7%と市場予想平均の5.6%より弱かった。一方、新規雇用者数は1万300人増と市場予想平均のゼロを上回り、円は豪ドルに対して売買が交錯した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日銀金融政策決定会合の結果公表前から、海外勢中心に円買いが継続した影響が残った。ただ、上海総合指数が4%超上昇したうえ、日経平均株価が80円高まで持ち直したため、リスク許容度改善を意識した円売りに押し戻された。欧州株や時間外のダウ先物の上昇も円の重しとなった。
黒田東彦日銀総裁は11日、定例記者会見で「2%物価目標実現に必要かつ十分な政策を取った」「上下双方向のリスク要因を点検し、必要な調整を行う」などと発言したが、市場の反応は薄かった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が前日に緩和的な金融政策の必要性に言及したことから、対ドルで円が買われ円全体を支えた。半面、欧州株や時間外のダウ先物の上昇を背景に、投資家のリスク志向が改善したため円売り外貨買いが出た。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=99円台前半でのもみ合いとなった。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容となったことで円買いドル売りが入ったものの、反応は一時的だった。
・ユーロ円も1ユーロ=129円台での値動きが続いている。
・ユーロドルは上値の重さが目立った。バイトマン独連銀総裁が「金融政策は危険な領域に入っている」「欧州中央銀行(ECB)はフォワードガイダンスに縛られておらず、インフレ圧力が高まれば利上げを排除しない」と発言すると1ユーロ=1.3079ドル前後まで値を戻す場面があったが、戻りは限定的だった。クーレECB理事が「LTROに関しては前回の会合で協議しなかった」と述べたことで、スペインなど欧州債務懸念国の国債利回りが上昇。全般にユーロ売りが進み、一時1.3005-08ドルまで下押しした。市場では「欧米金融政策の方向性の違いは明らかであり、戻り売りなどが出やすい」との指摘もあった。