2014年2月18日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
デビッド・マイルズ[NP-3.0 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP +0.2]
・マイルズ英中銀金融政策委員会(MPC)委員「最近のポンドの上昇はささいなことではない」
デビッド・マイルズ[NP-2.0 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.1]
・マイルズ英中銀金融政策委員会(MPC)委員「英経済にかなりのたるみを認識」「英住宅市場は加熱していない」
エワルド・ノボトニー[NP-4.2 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP +0.0]
・ノボトニー・オーストリー中銀総裁「ECBは一部の資産担保証券(ABS)市場に関与する可能性」「手段については何も決まっていない」
エワルド・ノボトニー[NP-4.6 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP -0.1]
・ノボトニー・オーストリー中銀総裁「利下げ幅の10bpは大きな違いにつながらない」「マイナス預金金利で銀行が融資を増やすとは疑わしい」
日本銀行(日銀)関係[NP-5.4 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP -0.1]
・日銀声明「成長基盤強化支援の資金供給を2倍にした上で1年間延長」「貸出増加支援の資金供給を2倍にした上で1年間延長」
黒田東彦[NP-4.8 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
・黒田東彦日銀総裁「物価目標達成に向けた道筋を順調に進んでいる」「長期国債の買い入れ額は毎月『6兆-8兆円程度』」
黒田東彦[NP-4.8 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP -0.1]
・黒田東彦日銀総裁「貸出増加支援の資金供給制度の拡充は4年固定0.1%であり相当利用が増える」
黒田東彦[NP-5.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP -0.1]
・黒田東彦日銀総裁「(貸出支援倍増について)日銀の強い姿勢とメッセージを含んでいる」「(貸出支援拡充について)量的・質的金融緩和の効果をより強く、確実にする」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
デビッド・マイルズ[NP+1.0 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.3]
・マイルズ英中銀金融政策委員会(MPC)委員「インフレは当面、目標を維持する公算」「即時に金利を引き上げる状況ではない」「利上げは段階的となる見込み」
2014年2月18日のFX要人発言・ニュース
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・NHKが報じたところによると、今月から政府とイスラム過激派組織との間で、和平に向けた協議が始まっているパキスタンで、イスラム過激派が、拘束していた治安部隊の隊員23人を殺害する事件が起き、早くも協議が頓挫するのではないかとの懸念が広がっている模様。
カナダ政府関係[NP HDP -1.0 CHDP -1.0 RHDP -1.0 CRHDP -1.0]
・カナダ政府高官は17日、シドニーで22-23日に行われる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議について、金融政策の正常化が主要議題の1つになる見通しだと明らかにした。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・17日の欧州株式市場でロンドン株式相場は買いが一服。FTSE100種総合株価指数は0時45分現在、前営業日比73.37ポイント(1.10%)高の6736.99で取引されている。一方、ドイツ株式指数(DAX)は下げに転じた。同2.80ポイント(0.03%)安の9659.60で推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・豪ドル米ドルは本日安値圏でもみ合い。1時16分時点では0.9024-29米ドルで推移している。なお、市場では「0.9010米ドルには豪州勢の買いが観測されている」との指摘があった。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・17日のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)期近3月限は時間外取引でこう着。1時19分時点では前営業日比0.46ドル高の1バレル=100.76ドルで取引されている。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・17日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で金先物相場の4月限は時間外取引で高値圏で小動き。1時41分時点では前営業日比9.0ドル高の1トロイオンス=1327.6ドルで推移している。
イェルーン・ダイセルブルーム[NP HDP -0.4 CHDP +0.2 RHDP -0.4 CRHDP +0.2]
・ダイセルブルーム・オランダ財務相(ユーログループ議長)「単一清算メカニズム(SRM)について今晩進展するとは予想せず」「SRM合意は3月に模索」
イェルーン・ダイセルブルーム[NP HDP -0.4 CHDP +0.2 RHDP -0.4 CRHDP +0.2]
・ダイセルブルーム・オランダ財務相(ユーログループ議長)「ESMの直接資本注入に関して一部前進」「トロイカは今週ギリシャに戻る」「キプロスの金融セクターは安定に向かっている」
イェルーン・ダイセルブルーム[NP+2.0 HDP -0.2 CHDP +0.2 RHDP -0.2 CRHDP +0.2]
・ダイセルブルーム・オランダ財務相(ユーログループ議長)「ユーロ圏の経済活動は持ち直している」「ユーロ圏は新興国懸念のなかでも耐性を示している」
オッリ・レーン[NP-2.0 HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP +0.2]
・レーン欧州委員「ユーロ圏の回復は抑制されており、依然として緩慢」「ユーロ圏は経済改革の流れを維持すべき」
日本政府関係[NP HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.1]
・日経新聞が報じたところによると、政府は2月の月例経済報告で、国内景気が「緩やかに回復している」との基調判断を据え置く方針だ。据え置きは2カ月ぶり。また、輸出の伸びが鈍っており外需には弱い動きも見られることから、新興国を中心とした海外経済の下振れリスクには引き続き警戒感を示すという。
日本政府関係[NP HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.1]
・政府の経済財政諮問会議の伊藤元重東大教授ら民間議員は20日、法人税の実効税率を引き下げた海外事例の分析結果を示す。日経新聞が報じた。英国や韓国は経済成長で企業収益が伸びて納税額が増え、ドイツは税率下げと同時に実施した政策減税の縮小など課税ベースの拡大が税収増に寄与したとみている。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・17日夜の日経平均先物3月物はナイトセッションでじり高。2時50分時点では大証終値比90円高の1万4500円で取引されている。一時1万4530円まで上昇する場面があった。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・17日の欧州国債相場は下落(利回りは上昇)。指標銘柄となるドイツ連邦債10年物の利回りは、日本時間18日3時時点の水準で、前営業日終値比0.005%高い1.684%だった。
デビッド・マイルズ[NP+1.0 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.3]
・マイルズ英中銀金融政策委員会(MPC)委員「インフレは当面、目標を維持する公算」「即時に金利を引き上げる状況ではない」「利上げは段階的となる見込み」
デビッド・マイルズ[NP-3.0 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP +0.2]
・マイルズ英中銀金融政策委員会(MPC)委員「最近のポンドの上昇はささいなことではない」
デビッド・マイルズ[NP-2.0 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.1]
・マイルズ英中銀金融政策委員会(MPC)委員「英経済にかなりのたるみを認識」「英住宅市場は加熱していない」
デビッド・マイルズ[NP+2.0 HDP -1.9 CHDP +0.1 RHDP -1.0 CRHDP +0.1]
・マイルズ英中銀金融政策委員会(MPC)委員「英生産ギャップはGDPの1.5%以上かもしれない」「コモディティ価格が最大のインフレ押し上げリスク」
デビッド・マイルズ[NP HDP -1.9 CHDP +0.1 RHDP -1.0 CRHDP +0.1]
・マイルズ英中銀金融政策委員会(MPC)委員「設備投資は通常の水準へと回帰しつつある」「英金利の中立的な水準は5%を下回る」
エワルド・ノボトニー[NP-2.6 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP -0.3]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ユーロ圏のインフレ率は非常に低い」「資産担保証券(ABS)は多くある選択肢の中の1つ」
エワルド・ノボトニー[NP-4.2 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP +0.0]
・ノボトニー・オーストリー中銀総裁「ECBは一部の資産担保証券(ABS)市場に関与する可能性」「手段については何も決まっていない」
エワルド・ノボトニー[NP-4.6 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP -0.1]
・ノボトニー・オーストリー中銀総裁「利下げ幅の10bpは大きな違いにつながらない」「マイナス預金金利で銀行が融資を増やすとは疑わしい」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円は動意が薄かった。10-12月期国内総生産(GDP)速報値が予想を下回ったことを背景に、明日の日銀金融政策決定会合で追加緩和が実施されるとの思惑から浮上。欧州勢が円売りドル買いに動いた。ただ、そのあとは徐々に値動きが鈍った。米国市場がプレジデンツデーの祝日で休場だったことから、取引参加者が激減し商いは低調となった。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・ドル円は買い先行。前日高値の101.99円を上抜けて、8時10分過ぎに一時102.04円まで値を上げた。
麻生太郎[NP+1.0 HDP -2.5 CHDP +0.1 RHDP -0.8 CRHDP -0.1]
・麻生太郎副総理兼財務・金融相「(GDPについて)日本経済の緩やかな回復を確認する内容となった」「(外需の低迷について)海外経済の動向を注視している」
麻生太郎[NP HDP -2.5 CHDP +0.1 RHDP -0.8 CRHDP -0.1]
・麻生太郎副総理兼財務・金融相「(G20で米国の金融緩和縮小について)市場との対話を重視する話になる」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-3.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.1]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「豪ドル安はバランスの取れた成長を達成するために必要とされる」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-1.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP -0.2]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「現状を考慮しつつ現状の政策維持を継続することが賢明」「持続的な通貨下落がバランスの取れた経済成長をアシスト」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-2.6 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP +0.0]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「一連の緩和策が予想していた効果を及ぼしている」「昨年第4四半期のインフレ率はノイズ」「資産評価への変更があるまで政策を維持することが堅実」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+1.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP +0.0]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「一定期間の安定的な金利が賢明である可能性」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+1.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.1]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「景気や輸出に前向きな指標がみられる」「拡大的な政策に期待された効果がある一段の兆しがある」
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・18日午前の東京株式市場で日経平均株価は堅調。9時42分時点では前日比221.86円高の14614.97円で推移している。東証株価指数(TOPIX)は同15.18ポイント高の1207.21で取引されている。
中国人民銀行関係[NP+4.0 HDP +1.6 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP -0.1]
・中国人民銀行(PBOC)は18日、期間14日のフォワードレポによる資金吸収を480億元実施したと発表した。フォワードレポによる資金吸収は8カ月ぶり。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・17日午前の中国株式市場で上海総合指数は弱含み。11時9分時点では前日比9.92ポイント(0.46%)安の2125.50で取引されている。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・18日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で金先物相場の4月限は時間外取引で上値が重い。11時20分時点では前営業日比4.6ドル高の1トロイオンス=1323.2ドルで推移している。朝方に一時1332.4ドルまで上昇したものの、その後は徐々に売りに押された。
ドイツ政府関係[NP+3.0 HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +1.0 CRHDP +0.3]
・ドンブレト独連銀理事(東京での講演)「ユーロ圏での日本型デフレをめぐる懸念は見当違い」「長期の低金利は価格設定にゆがみが生じる恐れ」
ドイツ政府関係[NP+3.0 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +1.0 CRHDP +0.0]
・ドンブレト独連銀理事(東京での講演)「デフレ傾向にはまだ直面していない」「住宅価格上昇のリスク、独ではまだない」
日本銀行(日銀)関係[NP-1.0 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP +0.2]
・日銀は17-18日に開いた金融政策決定会合で、「マネタリーベースが、年間約60~70兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」との目標を維持することを、全会一致で決めたと発表した。
日本銀行(日銀)関係[NP-5.4 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP -0.1]
・日銀声明「成長基盤強化支援の資金供給を2倍にした上で1年間延長」「貸出増加支援の資金供給を2倍にした上で1年間延長」
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP -0.1]
・日銀声明「成長基盤強化支援の資金供給を1年延長し3.5兆円増額」「被災地金融機関支援の資金供給を1年間延長」
日本銀行(日銀)関係[NP+1.6 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP -0.3]
・日銀声明「安定的にインフレ率が2%を超えるまで緩和策を継続」「景気は緩やかな回復を続けており消費税率引き上げ前の駆け込み需要もみられる」「先行きは増税の影響を受けつつも緩やかな回復を続けていくとみられる」
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・18日午後の東京株式市場で日経平均株価はしっかり。12時39分時点では前日比258.68円高の14651.79円で推移している。東証株価指数(TOPIX)は同17.30ポイント高の1209.35で取引されている。
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP -0.3]
・日銀声明について(日銀ホームページより)
1.日本銀行は、本日、政策委員会・金融政策決定会合において、次回金融政策決定会合までの金融市場調節方針を、以下のとおりとすることを決定した(全員-致)。
マネタリーベースが、年間約60~70兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う。
2.資産の買入れについては、以下の方針を継続する。
①長期国債について、保有残高が年間約50兆円に相当するペースで増加し、平均残存期間が7年程度となるよう買入れを行う。
②ETFおよびJ-REITについて、保有残高が、それぞれ年間約1兆円、 年間約300億円に相当するペースで増加するよう買入れを行う。
③CP等、社債等について、それぞれ約2.2兆円、約3.2兆円の残高を維持する。
3.近く期限の到来する「貸出増加を支援するための資金供給」と「成長基盤強化を支援するための資金供給」について、規模を2倍としたうえで、1年間延長することを決定した(全員―致)。
すなわち、「貸出増加を支援するための資金供給」については、金融機関が貸出を増加させた額の2倍まで、日本銀行から資金供給を受けられることとする。「成長基盤強化を支援するための資金供給」については、本則の総枠を3兆5千億円から7兆円に倍増する。また、両資金供給について、固定金利0.1%で4年間(現在は1~3年間)の資金供給を受けられることとする。
日本銀行としては、こうした見直しが、賃出増加や成長基盤の強化に向け、金融機関の一段と積極的な行動や企業・家計の前向きな資金需要の増加を促すことを期待している。
4.被災地金融機関を支援するための資金供給オペレーションおよぴ被災地企業等にかかる担保要件の緩和措置について、1年間延長することを決定した(全員一致)。
5.わが国の景気は、緩やかな回復を続けており、このところ消費税率引き上げ前の駆け込み需要もみられている。海外経済は、一部になお緩慢さを残しているが、先進国を中心に回復しつつある。そうしたもとで、輸出は持ち直し傾向にある。設備投資は、企業収益が改善するなかで、持ち直している。公共投資は増加を続けている。雇用・所得環境が改善するもとで、引き続き住宅投資は増加し、個人消費は底堅く推移しており、これらの分野では消費税率引き上げ前の駆け込み需要もみられている。以上の内外需要を反映して、鉱工業生産は緩やかに増加している。この間、わが国の金融環境は、緩和した状態にある。物価面では、消費者物価(除く生鮮食品)の前年比は、1%台前半となっている。予想物価上昇率は、全体として上昇しているとみられる。
6.先行きのわが国経済については、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要とその反動の影響を受けつつも、基調的には緩やかな回復を続けていくとみられる。消費者物価の前年比は、消費税率引き上げの直接的な影響を除いたベースでみて、暫くの間、1%台前半で推移するとみられる。
7.リスク要因としては、新興国・資源国経済の動向、欧州債務問題の今後の展開、米国経済の回復ペースなどが挙げられる。
8.日本銀行は、2%の「物価安定の目標」の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで、「量的・質的金融緩和」を継続する。その際、経済・物価情勢について上下双方向のリスク要因を点検し、必要な調整を行う。
このような金融政策運営は、実体経済や金融市場における前向きな動きを後押しするとともに、予想物価上昇率を上昇させ、日本経済を、15年近く続いたデフレからの脱却に導くものと考えている。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・18日午後の東京株式市場で日経平均株価は上げ幅拡大。13時08分時点では前日比332.74円高の14725.85円で推移している。東証株価指数(TOPIX)は同21.90ポイント高の1213.95で取引されている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。海外勢中心に日銀の金融緩和期待が高まるなか、日経平均株価の230円超高を横目に円売りが先行した。市場では「米系証券から円売りドル買いが出た」との声が聞かれた。また、オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨で「豪ドル安はバランスの取れた成長を達成するために必要とされる」「一定期間の安定的な金利が賢明である可能性」「影響を評価しながら政策を維持することが賢明」などと伝わり、豪利下げ観測が後退するとの見方から円売り豪ドル買いが強まった。
ただ、仲値後は日経平均株価の上げ幅縮小とともに円売り圧力が後退。日銀金融政策決定会合の結果公表を控えて持ち高調整の円買い戻しも見られた。
日銀は17-18日に開いた金融政策決定会合で、「マネタリーベースが、年間約60-70兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」との目標を維持することを全会一致で決めたと発表。金融緩和が見送られたとして直後には円買いで反応した。
もっとも、「貸出増加を支援するための資金供給」と「成長基盤強化を支援するための資金供給」について規模を2倍としたうえで1年間延長することが明らかになると、一転円売りが優勢に。先に円買いを進めた短期筋が反対売買を迫られたうえ、日経平均株価の360円超高も円全体を押し下げた。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・18日の米株価指数先物は時間外取引で強含み。14時2分時点では前営業日比32ドル高の16159ドルで推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・円は売り継続。ドル円は102.69円、ユーロ円は140.78円、ポンド円は171.77円、カナダドル円は93.70円とそれぞれ本日高値をつけた。日経平均株価が大幅に上昇したことが引き続き円売り外貨買いを誘っているようだ。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・ドル円は堅調。11日の高値102.71円を上抜けて、14時20分過ぎに一時102.745円まで値を上げた。なお、市場では「一目均衡表基準線が位置する102.84円が目先の上値目処として意識されている」との指摘があった。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・18日午後の東京株式市場で日経平均株価は一段高。14時28分時点では前日比503.16円高の14896.21円で推移している。東証株価指数(TOPIX)は同33.72ポイント高の1225.77で取引されている。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・18日午後の中国株式市場で上海総合指数はもみ合い。14時40分時点では前日比12.82ポイント(0.60%)安の2122.59で取引されている。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・18日の東京株式市場で日経平均株価は、前日比450.13円高の14843.24円で取引を終えた。東証株価指数(TOPIX)は、同31.35ポイント高の1224.00で終えた。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・18日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で金先物相場の4月限は時間外取引でさえない。15時49分時点では前営業日比0.6ドル安の1トロイオンス=1318.0ドルで推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・18日の中国株式市場で上海総合指数は下落。終値は前日比16.35ポイント(0.77%)安の2119.07だった。
南アフリカ政府関係[NP-1.0 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP +0.3]
・ゴーダン南ア財務相「世界経済の回復はまだら模様」
黒田東彦[NP-4.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.0]
・黒田東彦日銀総裁「下振れリスクが顕在化すれば躊躇なく異次元緩和を調整」「今のところ経済は順調に推移」
黒田東彦[NP-4.8 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
・黒田東彦日銀総裁「物価目標達成に向けた道筋を順調に進んでいる」「長期国債の買い入れ額は毎月『6兆-8兆円程度』」
黒田東彦[NP-4.8 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP -0.1]
・黒田東彦日銀総裁「貸出増加支援の資金供給制度の拡充は4年固定0.1%であり相当利用が増える」
黒田東彦[NP-5.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP -0.1]
・黒田東彦日銀総裁「(貸出支援倍増について)日銀の強い姿勢とメッセージを含んでいる」「(貸出支援拡充について)量的・質的金融緩和の効果をより強く、確実にする」
黒田東彦[NP+1.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP -0.1]
・黒田東彦日銀総裁「景気は民需中心に堅調」「前向きの循環が継続している」
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・18日夜の日経平均先物3月物はナイトセッションで弱含み。17時02分時点では大証終値比80円安の1万4760円で取引されている。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・18日の米10年物国債利回りは時間外取引で低下に転じた。17時32分時点では前日比0.0090%低い2.7338%前後で推移している。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。日銀が資金供給規模を倍増させたことを受けて円売りが加速した地合いを引き継いだ。日経平均株価の500円超高に伴い、投資家のリスク許容度改善を意識した円売りも見られた。その後、黒田日銀総裁の定例記者会見を控えて利益確定の円買い戻しが入ったほか、ナイトセッションの日経平均先物の140円下落も円買いを誘い、下値が切り上がった。
黒田東彦日銀総裁は定例記者会見で「(貸出支援倍増について)日銀の強い姿勢とメッセージを含んでいる」「(貸出支援拡充について)量的・質的金融緩和の効果をより強く、確実にする」「下振れリスクが顕在化すれば躊躇なく異次元緩和を調整」などと語ったが、市場の反応は薄かった。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・ユーロドルは強含み。18時前に一時1.37195ドルと本日高値をつけた。対ポンドでユーロ買いが優勢となった影響を受けてユーロ買いドル売りが入った模様。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・18日の欧州株式市場でロンドン株式相場は小安い。FTSE100種総合株価指数は18時20分現在、前日比14.94ポイント(0.22%)安の6721.06で取引されている。ドイツ株式指数(DAX)は同13.38ポイント(0.14%)安の9643.38で推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・18日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で金先物相場の4月限は時間外取引で売りが進んだ。19時26分時点では前営業日比5.4ドル安の1トロイオンス=1313.2ドルで推移している。一時1312.3ドルまで下押しした。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・ドルスイスフランは弱含み。前日の安値0.8900スイスフランを下抜け、0.8896スイスフランまで値を下げた。また、ユーロドルは1.3734ドルと1月24日の高値1.3740ドルに接近するなど、対欧州通貨でドル安が進んでいる。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは低下。20時34分時点では80.11付近で推移している。
ピーター・プラート[NP-3.0 HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -2.4 CRHDP +0.0]
・プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事「ECBの金融政策は必要とされる限り緩和的なままだ」
ピーター・プラート[NP+1.6 HDP -2.0 CHDP +0.1 RHDP -2.4 CRHDP +0.0]
・プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事「ユーロ圏諸国は回復の兆し見せている」
ピーター・プラート[NP HDP -2.0 CHDP +0.1 RHDP -2.4 CRHDP +0.0]
・プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事「ポルトガルは改革へのコミットが非常に重要」「ポルトガルは改革への信頼性を伝える必要」
ルイス・リンデ[NP+2.0 HDP -0.6 CHDP +0.3 RHDP -0.6 CRHDP +0.3]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリンデ・スペイン中銀総裁「スペインの今年の成長は雇用を創出するに十分となるだろう」
ルイス・リンデ[NP-1.0 HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP -0.1]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリンデ・スペイン中銀総裁「今後数カ月間、スペインの成長は緩やかになるだろう」「スペインの不良債権比率の上昇はまもなく止まるだろう」
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・18日夜の日経平均先物3月物はナイトセッションで下げ渋り。20時49分時点では大証終値比100円安の1万4740円で取引されている。
世界の政策金利関係[NP HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
・トルコ中銀は18日、政策金利を現行の10.00%で据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・18日の米株価指数先物は時間外取引で底堅い。21時28分時点では前営業日比30ドル高の16157ドルで推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・ドル円はじり高。21時33分時点では102.53-56円で推移している。日経平均先物が下げ渋ったほか、ダウ先物が上昇に転じると円売りドル買いが優勢となった。市場では「日銀が貸出支援制度を拡充したことを手掛かりに、連休明けのNY勢が円売りドル買いで参入した」との指摘もあった。
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -0.2 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.0]
・ショイブレ独財務相「独はギリシャ救済で二国間協議の取り組みを高める」「金融取引税の導入は徐々に進むだろう」
世界の政策金利関係[NP HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
・ハンガリー中銀は18日、政策金利を現行の2.85%から2.70%に引き下げることを決めたと発表した。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・18日の米10年物国債利回りは時間外取引で低下が一服。22時20分時点では前日比0.0162%低い2.7266%前後で推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・18日の米株価指数先物は上げ幅を縮小。22時36分時点では前営業日比5ドル高の16132ドルで推移している。NY連銀製造業景気指数が予想を下回ったことを受けた。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・18日のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)期近3月限はしっかり。22時37分時点では前営業日比1.09ドル高の1バレル=101.39ドルで取引されている。一時101.46ドルまで値を上げた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は強含み。ナイトセッションの日経平均先物や時間外のダウ先物が弱含んだことを受けて、リスク回避目的の円買い外貨売りが出た。対ポンドでも円はしっかり。市場で「1月英消費者物価指数(CPI)が予想を下回る」との噂が出回ったうえ、結果が予想を下回ったことが円買いポンド売りにつながった(経済指標データ参照:英消費者物価指数(CPI)の推移グラフへ)。
また、対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下したことを手掛かりに日米金利差縮小を意識した買いが見られたほか、2月NY連銀製造業景気指数が市場予想より弱い結果となったことも対ドルでの円買いを誘った(経済指標データ参照:NY連銀製造業景気指数の推移グラフへ)。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時40分過ぎに1ドル=102円29銭前後まで下落。いったんは102円60銭台まで下値を切り上げたものの、米経済指標が予想より弱かったこともあって戻りは限られた。
・ポンド円は18時40分過ぎに1ポンド=170円37銭前後まで下げる場面も見られた。
・ユーロドルはしっかり。対ポンドでユーロ買いが進んだ影響を受けた。米指標発表後には全般ドル売りが強まったこともあり、1ユーロ=1.37485ドル前後まで上昇した。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・18日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で金先物相場の4月限は持ち直した。22時58分時点では前営業日比1.3ドル高の1トロイオンス=1319.9ドルで推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・18日の米国株式相場は小動き。ダウ工業株30種平均は23時31分時点では前営業日比1.45ドル安の16152.94ドルで推移している。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同10.32ポイント高の4254.35で推移している。
ブラジル(ブラジル中銀)中央銀行関係[NP+1.0 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP +0.3]
・トンビニ・ブラジル中銀総裁「ブラジルの金融政策は成功している」「金融政策はインフレの抑制に沿っている」
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・18日の米10年物国債利回りは時間外取引で低い。23時50分時点では前日比0.0180%低い2.7248%前後で推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは下げ渋り。23時過ぎに一時79.962と日通し安値を付けたあとは徐々に下値を切り上げた。23時48分時点では80.03付近で推移している。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円は動意が薄かった。10-12月期国内総生産(GDP)速報値が予想を下回ったことを背景に、明日の日銀金融政策決定会合で追加緩和が実施されるとの思惑から浮上。欧州勢が円売りドル買いに動いた。ただ、そのあとは徐々に値動きが鈍った。米国市場がプレジデンツデーの祝日で休場だったことから、取引参加者が激減し商いは低調となった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。海外勢中心に日銀の金融緩和期待が高まるなか、日経平均株価の230円超高を横目に円売りが先行した。市場では「米系証券から円売りドル買いが出た」との声が聞かれた。また、オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨で「豪ドル安はバランスの取れた成長を達成するために必要とされる」「一定期間の安定的な金利が賢明である可能性」「影響を評価しながら政策を維持することが賢明」などと伝わり、豪利下げ観測が後退するとの見方から円売り豪ドル買いが強まった。
ただ、仲値後は日経平均株価の上げ幅縮小とともに円売り圧力が後退。日銀金融政策決定会合の結果公表を控えて持ち高調整の円買い戻しも見られた。
日銀は17-18日に開いた金融政策決定会合で、「マネタリーベースが、年間約60-70兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」との目標を維持することを全会一致で決めたと発表。金融緩和が見送られたとして直後には円買いで反応した。
もっとも、「貸出増加を支援するための資金供給」と「成長基盤強化を支援するための資金供給」について規模を2倍としたうえで1年間延長することが明らかになると、一転円売りが優勢に。先に円買いを進めた短期筋が反対売買を迫られたうえ、日経平均株価の360円超高も円全体を押し下げた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。日銀が資金供給規模を倍増させたことを受けて円売りが加速した地合いを引き継いだ。日経平均株価の500円超高に伴い、投資家のリスク許容度改善を意識した円売りも見られた。その後、黒田日銀総裁の定例記者会見を控えて利益確定の円買い戻しが入ったほか、ナイトセッションの日経平均先物の140円下落も円買いを誘い、下値が切り上がった。
黒田東彦日銀総裁は定例記者会見で「(貸出支援倍増について)日銀の強い姿勢とメッセージを含んでいる」「(貸出支援拡充について)量的・質的金融緩和の効果をより強く、確実にする」「下振れリスクが顕在化すれば躊躇なく異次元緩和を調整」などと語ったが、市場の反応は薄かった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は強含み。ナイトセッションの日経平均先物や時間外のダウ先物が弱含んだことを受けて、リスク回避目的の円買い外貨売りが出た。対ポンドでも円はしっかり。市場で「1月英消費者物価指数(CPI)が予想を下回る」との噂が出回ったうえ、結果が予想を下回ったことが円買いポンド売りにつながった(経済指標データ参照:英消費者物価指数(CPI)の推移グラフへ)。
また、対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下したことを手掛かりに日米金利差縮小を意識した買いが見られたほか、2月NY連銀製造業景気指数が市場予想より弱い結果となったことも対ドルでの円買いを誘った(経済指標データ参照:NY連銀製造業景気指数の推移グラフへ)。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時40分過ぎに1ドル=102円29銭前後まで下落。いったんは102円60銭台まで下値を切り上げたものの、米経済指標が予想より弱かったこともあって戻りは限られた。
・ポンド円は18時40分過ぎに1ポンド=170円37銭前後まで下げる場面も見られた。
・ユーロドルはしっかり。対ポンドでユーロ買いが進んだ影響を受けた。米指標発表後には全般ドル売りが強まったこともあり、1ユーロ=1.37485ドル前後まで上昇した。