2014年3月8日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋り。2月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比17万5000人増と市場予想平均の前月比15万人増より強かったことを受けて円売りドル買いが優勢に(経済指標データ参照:非農業部門雇用者数の推移グラフへ)。時間外のダウ先物やナイトセッションの日経平均先物が上げ幅を広げたため全般に円安が進んだ。ただ、その後は徐々に下値を切り上げる展開となった。欧州株が大幅に下落したほか、上昇して始まったダウ平均が一時下げに転じたためリスク回避の円買いが強まった。足もとで円安オセアニア通貨高が進んでいたこともあり、オセアニア通貨に対して週末を前に利益確定の円買い戻しが目立った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は米雇用統計後に買いが進み、1ドル=103円77銭前後と1月23日以来の高値まで値を上げた。もっとも、その後は103円12-15銭まで利食い売りに押された。
・NZドル円は2008年2月26日以来の高値となる1NZドル=87円95銭前後まで上昇したものの、その後は一転して87円14銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは上値が重い。欧州中央銀行(ECB)による金融緩和への期待が後退するなか、目先の上値目処とされていた昨年12月27日の高値である1ユーロ=1.3894ドル前後を上抜けてストップロスを誘発。一時1.3915ドル前後と2011年10月31日以来の高値をつけた。もっとも一巡後は利食い売りが出たほか、米雇用統計発表後にドル高が進んだ流れに沿って1.38525ドル前後まで下押しした。その後は手掛かり材料に乏しいなか1.3870ドル付近で方向感を欠いた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ウィリアム・ダドリー[NP+3.6 HDP -2.1 CHDP +0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.1]
・ダドリー米ニューヨーク連銀総裁「ウクライナ問題の米国への直接的なインパクトはかなりマイルド」「利上げは2015年のある時期と考えるのが妥当」「米失業率が6%近辺なら、市場参加者はFRBが利上げすると予想するだろう」

ロシア政府関係[NP     HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.1]
・ロシアの政府系天然ガス大手ガスプロムは7日、「料金未払いのためウクライナ向け天然ガスの供給を停止する可能性がある」との見解を示した。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ウィリアム・ダドリー[NP+3.6 HDP -2.1 CHDP +0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.1]
・ダドリー米ニューヨーク連銀総裁「ウクライナ問題の米国への直接的なインパクトはかなりマイルド」「利上げは2015年のある時期と考えるのが妥当」「米失業率が6%近辺なら、市場参加者はFRBが利上げすると予想するだろう」

2014年3月8日のFX要人発言・ニュース

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・7日の米10年物国債利回りは上昇幅を縮めた。23時59分時点では前日比0.0597%高い2.7970%前後で推移している。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・7日の米国株式相場は高安まちまち。ダウ工業株30種平均は0時18分時点では前日比75.29ドル高の16497.18ドルで推移している。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同7.24ポイント安の4344.89で推移している。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・ポンドドルは売り再開。一時1.6713ドルと本日安値を更新した。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・7日夜の日経平均先物3月物はナイトセッションで失速。0時27分時点では大証終値比30円高の1万5320円で取引されている。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・南アフリカランドは軟調。ドルランドは一時本日高値となる10.7397ランドまで値を上げたほか、ランド円は一時9.63円と日通し安値を付けた。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・オセアニアのクロス円は上値が重い。豪ドル円は23時前に94.48円まで上昇したものの、1時2分時点では93.71-76円まで売りに押された。また、NZドル円も87.95円の高値から日通し安値の87.20円付近まで下押しした。ダウ平均が下げに転じたことが重しとなったほか、足もとで上昇が続いていたこともあり利食い売りが強まっているようだ。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・7日の米国株式相場はさえない。ダウ工業株30種平均は1時6分時点では前日比3.91ドル安の16417.98ドルで推移している。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同31.05ポイント安の4321.08で推移している。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・ドル円は頭が重い。ダウ平均が一時下げに転じたほか、米長期金利も上昇幅を縮めたことを嫌気した売りに押された。1時9分時点では103.23-26円で推移している。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・7日の欧州株式市場でロンドン株式相場は一段安。FTSE100種総合株価指数は1時19分現在、前日比73.23ポイント(1.08%)安の6715.26で取引されている。ドイツ株式指数(DAX)は同185.52ポイント(1.94%)安の9357.35で推移している。

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.1]
アンゲラ・メルケル・メルケル独首相「銀行同盟についての見通しはポジティブ」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは7日、サウジアラビアの格付けを「AA-」から「AA」に引き上げたと発表した。また、見通しは「安定的」とした。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・7日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で金先物相場の4月限は時間外取引で下げ幅を縮めた。1時44分時点では前日比13.2ドル安の1トロイオンス=1338.6ドルで推移している。一時1326.6ドルまで下落したものの、一巡後は徐々に下値を切り上げた。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・7日のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)期近4月限はしっかり。1時54分時点では前日比0.93ドル高の1バレル=102.49ドルで取引されている。

ウィリアム・ダドリー[NP-4.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.0]
ウィリアム・ダドリー・ダドリー米ニューヨーク連銀総裁「高度の緩和的な政策がかなりの時間にわたると見込む」

ウィリアム・ダドリー[NP+3.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.0]
ウィリアム・ダドリー・ダドリー米ニューヨーク連銀総裁「2.25%を上回る持続的な経済成長を予想」「失業率の低下は労働市場の改善を誇張している」「米国の成長見通しはかなり好ましい」

ウィリアム・ダドリー[NP+3.6 HDP -2.1 CHDP +0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.1]
ウィリアム・ダドリー・ダドリー米ニューヨーク連銀総裁「ウクライナ問題の米国への直接的なインパクトはかなりマイルド」「利上げは2015年のある時期と考えるのが妥当」「米失業率が6%近辺なら、市場参加者はFRBが利上げすると予想するだろう」

ベン・バーナンキ[NP-3.0 HDP -2.6 CHDP -0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.0]
ベン・バーナンキ・バーナンキ前FRB議長「FRBには目標へ向けた市場の支援が必要とされる」

ベン・バーナンキ[NP+3.6 HDP -2.5 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.0]
ベン・バーナンキ・バーナンキ前FRB議長「経済や金融システム、(金融危機後の)2009年よりかなり良い」「経済への向かい風は弱まってきているように見える」「米経済は回復継続へ」

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・7日の米国株式相場は下値が堅い。ダウ工業株30種平均は2時19分時点では前日比28.36ドル高の16450.25ドルで推移している。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同20.38ポイント安の4331.74で推移している。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・7日のロンドン株式相場は大幅反落。FTSE100種総合株価指数は前日終値比75.82ポイント安の6712.67で取引を終えた。2月米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を上回り、投資家心理が改善してプラス圏に浮上する場面があった。ただ、ロシア外務省が「欧州連合(EU)が対ロシア制裁に踏み切れば報復措置を取る」との見解を示したことで、ウクライナを巡る懸念が改めて高まり一転下落した。グレンコア・エクストラータやリオ・ティント、アングロ・アメリカンなど素材株の下げがきつく、指数全体を押し下げた。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・7日のフランクフルト株式相場は大幅反落。ドイツ株式指数(DAX)の終値は前日終値比192.12ポイント安の9350.75となった。序盤から売りが先行したが、2月米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を上回ったことが好感されプラス圏に浮上した。ただ、ロシア外務省が「欧州連合(EU)が対ロシア制裁に踏み切れば報復措置を取る」と表明したため、ウクライナ情勢の緊迫化を嫌気した売りが加速した。個別では、ドイツ・ポスト(3.21%安)やコンチネンタル(3.17%安)、コメルツ銀行(2.97%安)などが売られた。全30銘柄中、アディダス(0.11%高)を除く29銘柄が下落して引けた。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・7日の英国債相場は下落(利回りは上昇)。長期金利の指標となる表面利率2.25%の10年物国債の利回りは、日本時間8日3時時点の水準で、前日終値比0.028%高い2.794%だった。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・7日の欧州国債相場は下落(利回りは上昇)。指標銘柄となるドイツ連邦債10年物の利回りは、日本時間8日3時時点の水準で、前日終値比0.006%高い1.653%だった。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・ドル円は小動き。週末を前に取引参加者が減少するなか、ダウ平均や米長期金利が動意を欠いていることもあり103.30円台で値動きが鈍った。3時34分時点では103.32-35円で推移している。

ロシア政府関係[NP     HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.1]
ロシア政府関係・ロシアの政府系天然ガス大手ガスプロムは7日、「料金未払いのためウクライナ向け天然ガスの供給を停止する可能性がある」との見解を示した。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・ドル円はじり安。ダウ平均が再びマイナス圏に沈んだことをながめリスク回避の円買いドル売りが入ったようだ。4時22分時点では103.20-23円で推移している。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の日経平均先物はもみ合い。3月物(円建て)は5時2分時点では前日比20円安(大証終値比15円安)の1万5275円で推移している。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは7日、ベルギーの格付け「AA3」の見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げたと発表した。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは7日、オランダの格付け「AAA」の見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げたと発表した。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・7日の米国債券相場で長期ゾーンは大幅続落。表面利率2.750%の10年物国債利回りは前日比0.06%高い(価格は低い)2.79%で終えた。2月米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を上回り、安全資産とされる米国債は売りが優勢となった。利回りは一時2.81%と1月23日以来、約1カ月半ぶりの高水準を付けた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・7日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋り。2月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比17万5000人増と市場予想平均の前月比15万人増より強かったことを受けて円売りドル買いが優勢に(経済指標データ参照:非農業部門雇用者数の推移グラフへ)。時間外のダウ先物やナイトセッションの日経平均先物が上げ幅を広げたため全般に円安が進んだ。ただ、その後は徐々に下値を切り上げる展開となった。欧州株が大幅に下落したほか、上昇して始まったダウ平均が一時下げに転じたためリスク回避の円買いが強まった。足もとで円安オセアニア通貨高が進んでいたこともあり、オセアニア通貨に対して週末を前に利益確定の円買い戻しが目立った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は米雇用統計後に買いが進み、1ドル=103円77銭前後と1月23日以来の高値まで値を上げた。もっとも、その後は103円12-15銭まで利食い売りに押された。
・NZドル円は2008年2月26日以来の高値となる1NZドル=87円95銭前後まで上昇したものの、その後は一転して87円14銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは上値が重い。欧州中央銀行(ECB)による金融緩和への期待が後退するなか、目先の上値目処とされていた昨年12月27日の高値である1ユーロ=1.3894ドル前後を上抜けてストップロスを誘発。一時1.3915ドル前後と2011年10月31日以来の高値をつけた。もっとも一巡後は利食い売りが出たほか、米雇用統計発表後にドル高が進んだ流れに沿って1.38525ドル前後まで下押しした。その後は手掛かり材料に乏しいなか1.3870ドル付近で方向感を欠いた。

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