2014年5月21日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
チャールズ・プロッサー[NP+4.6 HDP +2.9 CHDP +0.0 RHDP +3.1 CRHDP -0.2]
・プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁「労働市場では著しい改善が見られる」「FRBは速やかに利上げする必要がある」
チャールズ・ビーン[NP HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP +0.1]
・ビーン・イングランド銀行(英中銀、BOE)副総「低金利がどの程度続くかは答えづらい問題」
ウィリアム・ダドリー[NP+3.0 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.1]
・ダドリー米ニューヨーク連銀総裁「主要政策金利を来年引き上げられると期待」「利上げは経済見通し次第」「FRBはインフレの抑制が利かなくなることを許さない」
黒田東彦[NP-2.4 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP -0.2]
・黒田東彦日銀総裁(定例記者会見で)「デフレ脱却の判断について様々な指標で総合的な判断が必要」「4-6月期成長率は駆け込み需要の反動からマイナスを予想」
黒田東彦[NP-2.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP +0.4 CRHDP -0.2]
・黒田東彦日銀総裁(定例記者会見で)「為替が特に円高になっていかなければならないという理由はない」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ウィリアム・ダドリー[NP+2.0 HDP -2.0 CHDP +0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.2]
・ダドリー米ニューヨーク連銀総裁「株式市場の投資家が債券市場へ資産を移している」「第1四半期の低迷は一時的」
2014年5月21日のFX要人発言・ニュース
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・20日の米国株式相場は下げ渋り。ダウ工業株30種平均は0時05分時点では前日比28.64ドル安の16483.22ドルで推移している。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同11.68ポイント安の4114.14で推移している。
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP +0.1]
・米連邦準備理事会(FRB)は20日、ニューヨーク連銀を通じて2021年8月-24年2月に償還を迎える米国債25億200万ドルを購入したと発表した。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・豪ドル米ドルは下げ渋り。23時30分前に一時0.9249米ドルまで値を下げたものの、2日の安値0.9203米ドルがサポートとして働くとやや下値を切り上げた。0時54分時点では0.9252-57米ドルで推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・20日の米国株式相場はさえない。ダウ工業株30種平均は1時6分時点では前日比84.48ドル安の16427.38ドルで推移している。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同18.29ポイント安の4107.52で推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・20日の米10年物国債利回りは再び低下。1時8分時点では前日比0.0267%低い2.5178%前後で推移している。
チャールズ・プロッサー[NP+4.6 HDP +2.9 CHDP +0.0 RHDP +3.1 CRHDP -0.2]
・プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁「労働市場では著しい改善が見られる」「FRBは速やかに利上げする必要がある」
チャールズ・プロッサー[NP+3.8 HDP +2.9 CHDP +0.0 RHDP +3.1 CRHDP +0.0]
・プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁「2014年の米成長率見通しは3%」「住宅市場のファンダメンタルズは依然として健全」
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・ドル円は弱含み。1時過ぎに一時本日安値となる101.21円まで値を下げた。米長期金利の低下に伴う売りが出たほか、ダウ平均が100ドル超下落したことが相場の重しとなった。
チャールズ・プロッサー[NP+3.0 HDP +2.9 CHDP +0.0 RHDP +3.1 CRHDP +0.0]
・プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁「インフレはFRBの目標2%に向けて上昇し始めた」
リチャード・フィッシャー[NP HDP +1.9 CHDP +0.0 RHDP +3.0 CRHDP +0.0]
・米民主党のリード上院院内総務「米上院は明日、フィッシャー米連邦準備理事会(FRB)副議長候補の承認投票を行う」
ウィリアム・ダドリー[NP-1.0 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]
・ダドリー米ニューヨーク連銀総裁「利上げのペースは比較的遅いとみる」
ウィリアム・ダドリー[NP-2.0 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP +0.1]
・ダドリー米ニューヨーク連銀総裁「量的緩和終了と利上げの間にかなりの時間があると見る」
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・20日の米10年物国債利回りは低下。2時14分時点では前日比0.0410%低い2.5035%前後で推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・20日の米国株式相場は下げ幅を拡大。ダウ工業株30種平均は2時15分時点では前日比133.12ドル安の16378.74ドルで推移している。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同32.12ポイント安の4093.69で推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・ドル円はじり安。ダウ平均の140ドル超安や米長期金利の低下幅拡大に伴い、101.19円まで値を下げた。なお、市場では「前日の安値101.10円が下値の目処となる」「バリアオプションが設定されている101.00円に接近した場面では防戦買いが入りやすい」との声が聞かれた。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・20日夜の日経平均先物6月物はナイトセッションで弱含み。2時25分時点では大証終値比80円安の1万3980円で取引されている。一時1万3970円まで売られる場面があった。
チャールズ・ビーン[NP-2.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.1]
・ビーン・イングランド銀行(英中銀、BOE)副総裁「英住宅市場のたるみは明らかに不確実性」「景気回復による金利圧力の抑制と銀行の流動性が必要」「市場金利は出口までは一段とボラタイルになるだろう」
チャールズ・ビーン[NP-2.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP +0.1]
・ビーン・イングランド銀行(英中銀、BOE)副総裁「BOEは金利が高くなるまで、国債の売却を始めないだろう」「出口策の期間は市場は不安定になるだろう」
チャールズ・ビーン[NP HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP +0.1]
・ビーン・イングランド銀行(英中銀、BOE)副総「低金利がどの程度続くかは答えづらい問題」
チャールズ・プロッサー[NP HDP +2.9 CHDP +0.0 RHDP +3.1 CRHDP +0.0]
・プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁「FRBの利上げは経済に関係しており、カレンダーではない」
チャールズ・プロッサー[NP+3.0 HDP +2.9 CHDP +0.0 RHDP +3.0 CRHDP -0.1]
・プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁「賃金は上昇、住宅市場は持続可能」
ウィリアム・ダドリー[NP+1.2 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
・ダドリーNY連銀総裁「インフレ期待は抑制されている」「いつFEDが利上げするかは誰にも分からない」「労働市場は引き締まりつつある」
ロシア政府関係[NP HDP -0.9 CHDP -0.3 RHDP -0.9 CRHDP -0.3]
・ロシアは大陸間弾道ミサイルの発射実験を行ったようだ。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・20日の英国債相場は下落(利回りは上昇)。長期金利の指標となる表面利率2.25%の10年物国債の利回りは、日本時間21日3時時点の水準で、前日終値比0.022%高い2.610%だった。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・ドル円は下げ渋り。2時30分前に一時101.19円まで値を下げたものの、前日の安値101.10円がサポートとして働くとやや下げ幅を縮めた。3時8分時点では101.26-29円で推移している。なお、市場では「200日移動平均線が位置する101.21円を終値で維持できるかどうかが焦点」との指摘があった。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・20日の米10年物国債利回りは低下が一服。3時39分時点では前日比0.0374%低い2.5071%前後で推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・20日の米国株式相場は安値圏でもみ合い。ダウ工業株30種平均は3時50分時点では前日比150.24ドル安の16361.62ドルで推移している。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同40.71ポイント安の4085.10で推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の日経平均先物は下値が堅い。6月物(円建て)は4時7分時点では前日比130円安(大証終値比65円安)の1万3995円で推移している。
ウィリアム・ダドリー[NP+3.0 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.1]
・ダドリー米ニューヨーク連銀総裁「主要政策金利を来年引き上げられると期待」「利上げは経済見通し次第」「FRBはインフレの抑制が利かなくなることを許さない」
ウィリアム・ダドリー[NP+2.0 HDP -2.0 CHDP +0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.2]
・ダドリー米ニューヨーク連銀総裁「株式市場の投資家が債券市場へ資産を移している」「第1四半期の低迷は一時的」
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社ムーディーズ「英国の成長スピードは2-2.5%のペース」
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・20日の米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反発。表面利率2.500%の10年物国債利回りは前日比0.03%低い(価格は高い)2.51%で終えた。米国株式相場の大幅下落に伴い、安全資産としての米国債需要が高まった。ダドリー米ニューヨーク連銀総裁が「利上げのペースは比較的遅いとみる」と発言したことで、米低金利政策の長期化観測が広がったことも債券買いを促した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円は強含み。米長期金利の低下に伴って日米金利差縮小を見越した円買いドル売りが入ったほか、米国株の下落でリスク回避的な円買い外貨売りが入った。カナダドルに対しては、低調なカナダ経済指標を手掛かりに円高が進んだ。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・21日午前の東京株式市場で日経平均株価は下げ渋り。9時15分時点では前日比48.37円安の14026.88円で推移している。東証株価指数(TOPIX)は同4.11ポイント安の1149.27で取引されている。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・ドル円は下値が堅い。9時過ぎに一時101.23円まで下げたものの、市場では「米系証券から買いが観測された」との指摘があり、下値を切り上げた。日経平均株価が1万4000円台を回復したことも支えとなった。9時24分時点では101.28-31円で推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・豪ドル米ドルはじり安。前日からの豪ドル売りの流れが続いた。9時20分過ぎには一時0.9226米ドルまで値を下げた。なお、市場では「2日安値の0.9203米ドルが目先の下値目処として意識されている」との指摘があった。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・21日午前の中国株式市場で上海総合指数は下値が堅い。10時51分時点では前日比2.88ポイント(0.14%)安の2005.24で取引されている。寄り付き後に一時1991.06まで売りが進む場面があったが、その後は買い戻しが入った。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・21日の米10年物国債利回りは時間外取引で小動き。11時2分時点では前日比0.0009%高い2.5115%前後で推移している。
日本政府関係[NP HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.1]
・菅官房長官「GPIF、できることを早急にやる必要」「改革の実施が目に見えるかたちにしたい」
日本銀行(日銀)関係[NP-3.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP +0.9 CRHDP +0.1]
・日銀は20-21日に開いた金融政策決定会合で、「マネタリーベースが、年間約60~70兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」との目標を維持することを、全会一致で決めたと発表した。
日本銀行(日銀)関係[NP+1.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP +0.9 CRHDP +0.0]
・日銀声明「経済・物価の上下双方のリスク要因を点検し、必要な調整を行う」
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP +0.9 CRHDP +0.0]
・日銀声明「海外経済は先進国を中心に回復しつつある」「リスクは新興国・資源国・欧州債務問題・米経済の回復ペース」
日本銀行(日銀)関係[NP+2.6 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP +1.0 CRHDP +0.1]
・日銀声明「駆け込みの反動の影響を受けつつ基調的には穏やかな回復を続けている」「消費者物価はしばらくの間1%台前半で推移するとみられる」「設備投資は穏やかに増加している-上方修正」
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP +1.0 CRHDP +0.1]
・当面の金融政策運営について(日銀ホームページより)
1.日本銀行は、本日、政策委員会・金融政策決定会合において、次回金融政策決定会合までの金融市場調節方針を、以下のとおりとすることを決定した(全員一致)。
マネタリーベースが、年間約60~70兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う。
2.資産の買入れについては、以下の方針を継続する。
①長期国債について、保有残高が年間約50兆円に相当するペースで増加し、平均残存期間が7年程度となるよう買入れを行う。
②ETFおよびJ-REITについて、保有残高が、それぞれ年間約1兆円、年間約300億円に相当するペースで増加するよう買入れを行う。
③CP等、社債等について、それぞれ約2.2兆円、約3.2兆円の残高を維持する。
3.わが国の景気は、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動がみられているが、基調的には緩やかな回復を続けている。海外経済は、一部になお緩慢さを残しているが、先進国を中心に回復しつつある。輪出は、このところ横ぱい圈内の動きとなっている。設備投資は、企業収益が改善するなかで、緩やかに増加している。公共投資は高水準で横ばい圈内の動きとなっている。個人消費や住宅投資は、このところ駆け込み需要の反動がみられているが、基調的には、雇用・所得環境が改善するもとで底堅く推移している。以上の内外需要を反映して、鉱工業生産は緩やかな増加基調をたどっている。この間、わが国の金融環境は、、緩和した状態にある。物価面では、消費者物価(除く生鮮食品)の前年比は、1%台前半となっている。予想物価上昇率は、全体として上昇しているとみられる。
4.先行きのわが国経済については、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動の影響を受けつつも、基調的には緩やかな回復を続けていくとみられる。消費者物価の前年比は、消費税率引き上げの直接的な影響を除いたベースでみて、暫くの間、1%台前半で推移するとみられる。
5.リスク要因としては、新興国・資源国経済の動向、欧州債務問題の今後の展開、米国経済の回復ペースなどが挙げられる。
6.「量的・質的金融緩和」は所期の効果を発揮しており、日本銀行は、2%の「物価安定の目標」の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで、「量的・質的金融緩和」を継続する。その際、経済・物曇情勢について上下双方向のリスク要因を点検し、必要な調整を行う。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・ドル円は弱含み。日銀金融政策決定会合の結果公表直後に101.39円まで上昇する場面があったものの、その後は一転して売りに押されるなど買いも続かなかった。昨日安値の101.19円を下抜けて101.175円まで下落した。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・21日午後の東京株式市場で日経平均株価はさえない。12時36分時点では前日比73.77円安の14001.48円で推移している。東証株価指数(TOPIX)は同5.94ポイント安の1147.44で取引されている。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・ドル円は弱含み。午後の日経平均株価が1万4000円を下抜けるなどさえない動きとなったため、101.13円まで下押しした。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅かった。日銀金融政策の発表と黒田日銀総裁の記者会見を控えて、しばらくは様子見ムードの強い動きとなった。日銀は金融政策決定会合で、「マネタリーベースが、年間約60~70兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」との目標を維持することを、全会一致で決めたと発表。声明文では「量的・質的金融緩和は物価2%目標を目指し、必要な時点まで継続」「駆け込みの反動の影響を受けつつ基調的には穏やかな回復を続けている」などの見解が示された。
声明文は目新しい内容ではなかったものの、金融政策の公表後には対ドルなどで一時円売りが進む場面も見られた。もっとも、その後は一転して下値を切り上げるなど売りの流れも長続きしなかった。午後の日経平均株価がさえない動きとなっていることもリスク回避の円買いを誘った面があった。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・21日午後の東京株式市場で日経平均株価は下げ渋り。13時39分時点では前日比64.65円安の14010.60円で推移している。東証株価指数(TOPIX)は同6.77ポイント安の1146.61で取引されている。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・ドル円は下げ渋り。日経平均株価が再び1万4000円台を回復するなど下げ幅を縮めたことを受けて、101.20円台まで下値を切り上げた。14時9分時点では101.20-23円で推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・タイ陸軍は20日、国内の秩序回復に向け戒厳令を発令した。同国ではインラック前首相の失職など政治的混乱が続いており、戒厳令の発令はタクシン元首相が失脚した2006年9月の軍事クーデター時以来となる。二ワットタムロン首相代行は事態の収拾に向けて選挙委員会に対し、8月3日に選挙を実施するよう要請。軍司令官と早期に協議する意向も示した。
同国で続く政治的混乱を受けて、タイの株式や通貨は下落した。タイ株主要指数SETINDEXは20日に一時1387.62まで下押し。ドルバーツも1ドル=32.660バーツまでドル高バーツ安が進む場面が見られた。もっとも、その後はタイ中銀によるドル売りバーツ買い介入が観測されたこともあってバーツ売りは一服。市場では「政情不安の長期化はすでにある程度織り込んでいる」との指摘もあり、バーツ急落の可能性は低いとの見方も広がっている。一方で、暴動の深刻化がさらに景気を損なう事態になれば海外資金が大幅に流出するとの懸念も根強い。今後はタイの政情の行方だけではなく、資金フローにも注目していきたい。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・21日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で金先物相場の6月限は時間外取引でもみ合い。14時45分時点では前日比0.4ドル高の1トロイオンス=1295.0ドルで推移している。
黒田東彦[NP+2.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP -0.1]
・黒田東彦日銀総裁(定例記者会見で)「景気の前向き循環メカニズムはしっかりと作用し続けている」「わが国景気は基調的には穏やかな回復を継続している」
黒田東彦[NP+2.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP +0.0]
・黒田東彦日銀総裁(定例記者会見で)「設備投資は穏やかに増加」「個人消費や住宅投資は基調的には底堅く推移」
黒田東彦[NP-2.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.1]
・黒田東彦日銀総裁(定例記者会見で)「わが国の金融環境は緩和した状態」「量的・質的金融緩和は初期の効果を発揮している」
黒田東彦[NP-2.4 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP -0.2]
・黒田東彦日銀総裁(定例記者会見で)「デフレ脱却の判断について様々な指標で総合的な判断が必要」「4-6月期成長率は駆け込み需要の反動からマイナスを予想」
黒田東彦[NP HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP -0.2]
・黒田東彦日銀総裁(定例記者会見で)「16年度までの見通し期間中盤頃、物価2%達成する可能性」「経済・物価の上昇リスク要因を点検し必要な調整を行う」
黒田東彦[NP HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP -0.2]
・黒田東彦日銀総裁(定例記者会見で)「株式市場について具体的なことを申し上げるのは控える」「トレンドとしての株高の方向が変わったとは全く感じていない」
黒田東彦[NP-2.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP +0.4 CRHDP -0.2]
・黒田東彦日銀総裁(定例記者会見で)「為替が特に円高になっていかなければならないという理由はない」
黒田東彦[NP HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP +0.4 CRHDP -0.2]
・黒田東彦日銀総裁(定例記者会見で)「株高の方向が変わったとは全く感じていない」「為替・株の景気への影響を見ていくのは当然だ」
黒田東彦[NP HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP +0.4 CRHDP -0.2]
・黒田東彦日銀総裁(定例記者会見で)「米経済に特に心配しなければならないということはない」「米成長率は今後さらに加速していくのではないか」
黒田東彦[NP HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP +0.4 CRHDP -0.2]
・黒田東彦日銀総裁(定例記者会見で)「中長期的な成長力の引き上げは政府や民間企業の努力が必要」
黒田東彦[NP HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP +0.4 CRHDP -0.2]
・黒田東彦日銀総裁(定例記者会見で)「成長率に直接リンクして緩和や引き締めすることは基本的にない」「中長期的な成長率の引き上げは中央銀行の域を越えている」「債券市場が問題をはらんでいるとは全く感じていない」
黒田東彦[NP HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP +0.4 CRHDP -0.2]
・黒田東彦日銀総裁(定例記者会見で)「為替相場を目的に金融政策を行うことはない」
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・21日夜の日経平均先物6月物はナイトセッションで弱含み。16時31分時点では大証終値比70円安の1万3970円で取引されている。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・ドル円は下げ渋り。一時80円下げたナイトセッションの日経平均先物が下げ幅を縮めたことを支えに下値を切り上げた。16時50分時点では100.97-00円で推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・ポンドドルはしっかり。4月英小売売上高指数や7-8日分の英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨公表を前に思惑的な買いが入った。昨日高値の1.6865ドルを上抜けて目先のストップロスを誘発し、一時1.6886ドルまで値を上げた。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・21日の米株価指数先物は時間外取引で強含み。17時20分時点では前日比30ドル高の16367ドルで推移している。
イングランド銀行(BOE)[NP-2.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP -0.2]
・英中銀金融政策委員会議事要旨(7-8日分)「0.50%の政策金利の据え置きと資産買い入れプログラムの規模の維持を9対0で決定」
イングランド銀行(BOE)[NP-1.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP -0.2]
・英中銀金融政策委員会議事要旨(8-9日分)「全てのメンバーは利上げ前に経済の緩みが減少する証拠が必要との見解で一致」
イングランド銀行(BOE)[NP-1.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP +0.0]
・英中銀金融政策委員会議事要旨(8-9日分)「英景気回復のぜい弱性は後退、世界の経済状況も穏やか」「ウクライナの緊張感や中国の信用の伸びなどをリスクと認識」
イングランド銀行(BOE)[NP-1.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP +0.4 CRHDP +0.1]
・英中銀金融政策委員会議事要旨(8-9日分)「政策金利は穏やかにしか上昇しない可能性」「一部のMPC委員は金融政策でより均衡のとれた判断を示す」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。午後の日経平均株価が引けにかけて下げ幅を縮めたため、いったんは円売り外貨買いが進んだものの、15時過ぎから再び円買いが強まった。黒田東彦日銀総裁の定例記者会見が始まると、対ドルで目先のストップロスを狙った仕掛け的な買いが入り、他の通貨に対しても買いが波及。買い一巡後は上値が重くなる場面もあったが、総じて円は高値圏で推移した。
一方、対ポンドで円は上値の重い動き。対ドルで円買いが強まった局面では上値を試す動きとなったものの、その後は一転して上げ幅を縮小。4月英小売売上高指数や7-8日分の英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨公表を前に思惑的なポンド買いが進んだ影響を受けた。なお、4月英小売売上高指数は前月比前年同月比ともに市場予想より強い結果となったが、指標発表前から円安ポンド高が進んでいたこともあって、ポンド買いでの反応は一時的だった。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・21日夜の日経平均先物6月物はナイトセッションで上げに転じた。18時18分時点では大証終値比10円高の1万4050円で取引されている。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・21日の欧州株式市場でロンドン株式相場は下値が堅い。FTSE100種総合株価指数は18時38分現在、前日比4.84ポイント(0.07%)安の6797.16で取引されている。ドイツ株式指数(DAX)は同27.83ポイント(0.29%)高の9666.91で推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・ポンドドルは買い一服。強い英小売指標などを手掛かりに1.6921ドルの高値まで上げたが、その後は利益確定目的の売りに押されて上値が重くなった。18時46分時点では1.6892-97ドルで推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・21日のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)期近7月限は時間外取引でしっかり。18時57分時点では前日比0.77ドル高の1バレル=103.10ドルで取引されている。一時103.25ドルまで上昇する場面があった。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・ユーロドルは軟調。前日の安値1.3678ドルを下抜けて、一時1.3677ドルまで値を下げた。ユーロポンドなどユーロクロスの下落をきっかけにユーロ安ドル高が進んだ。
ウラジーミル・プーチン[NP HDP +2.0 CHDP 0.00 RHDP +2.0 CRHDP 0.00]
・プーチン露大統領「緊張が高まっているなかではウクライナ新政権との関係構築は難しい」
ゴンザレス・パラモ[NP-3.8 HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP +0.0]
・ゴンザレス=パラモ元ECB理事「金融機関はマイナス預金金利に備えている」「ユーロ相場は強すぎる」「主要政策金利の引き下げは意味が無い」
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・21日の米10年物国債利回りは時間外取引で上昇幅を拡大。20時58時点では前日比0.0178%高い2.5285%前後で推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・21日夜の日経平均先物6月物はナイトセッションで小動き。21時12分時点では大証終値比横ばいの1万4040円で取引されている。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・豪ドル米ドルは下げ渋り。一時0.9216米ドルと2日以来の安値を付けたものの、0.9200米ドルに設定されているバリアオプションに絡んだ買いが入るとやや下げ幅を縮めた。21時23分時点では0.9221-26米ドルで推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・21日の欧州株式市場でロンドン株式相場はもみ合い。FTSE100種総合株価指数は21時30分現在、前日比5.61ポイント(0.08%)安の6796.39で取引されている。ドイツ株式指数(DAX)は同25.21ポイント(0.26%)高の9664.29で推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・ユーロドルは一段安。21時30分過ぎに一時1.3667ドルまで値を下げた。なお、市場では「15日の安値1.3648ドルが目先サポートとして意識される」との指摘があった。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・ドル円は底堅い動き。米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いが出たほか、ユーロ安ドル高を受けた買いが入った。21時48分時点では101.20-23円で推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・21日の米10年物国債利回りは時間外取引でさらに上昇。21時48分時点では前日比0.0321%高い2.5427%前後で推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・21日の米国株式相場は買いが先行。ダウ工業株30種平均は22時31分時点では前日比53.23ドル高の16427.54ドルで推移している。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同9.76ポイント高の4106.65で推移している。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は売りに押された。ユーロポンドなどユーロクロスが売り込まれた流れに沿って円買いユーロ売りが先行した。ただ、ナイトセッションの日経平均先物が一転上昇したうえ、時間外のダウ先物も強含むなど投資家のリスク回避姿勢が後退。アジア時間の円高進行に対する調整売りが強まった。米長期金利の上昇幅拡大に伴い、日米金利差拡大を見越した円売りドル買いも活発化した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=101円39銭前後とアジア時間に付けた日通し高値に面合わせした。
・ユーロ円は1ユーロ=138円16銭前後と2月6日以来の安値を更新した後、138円55銭前後まで買い戻された。
・ユーロドルは売り優位。ユーロクロスの下落や米長期金利の上昇を背景にユーロ売りドル買いが加速した。前日の安値1ユーロ=1.3678ドル前後を下抜け1.3654ドル前後まで急ピッチで下げた。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・21日の米国株式相場は堅調。ダウ工業株30種平均は22時49分時点では前日比103.39ドル高の16477.70ドルで推移している。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同24.16ポイント高の4121.05で推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・ユーロドルは下げ渋り。22時30分過ぎに一時1.3652ドルまで値を下げたものの、15日の安値1.3648ドルが目先サポートとして意識されるとやや下値を切り上げた。23時4分時点では1.3661-64ドルで推移している。なお、欧州委員会が発表した5月ユーロ圏景況感指数で、消費者信頼感指数速報値はマイナス7.1と予想のマイナス8.3を上回ったものの、ユーロ買いでの反応は鈍かった。
ウィリアム・ダドリー[NP+2.6 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.1]
・ダドリー米ニューヨーク連銀総裁「ニューヨーク市は堅調な景気回復を経験しつつある」(金融政策についてコメントせず)
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・ドル円は買いが一服。米金利上昇に伴う買いが入り101.57円まで値を上げたものの、19・20日の高値101.60円や16日の高値101.68円が目先上値の目処として意識されるとやや伸び悩んだ。市場では「101.60-70円にはまとまった規模の売りが観測されている」との指摘があった。23時22分時点では101.43-46円で推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・21日のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)期近7月限は伸び悩み。23時37分時点では前日比0.76ドル高の1バレル=103.09ドルで取引されている。23時30分前に一時103.50ドルまで上昇したものの、週間在庫統計公表後に失速した。ガソリン在庫が予想以上に増えたことが嫌気されたようだ。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・21日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で金先物相場の6月限は弱含み。23時57分時点では前日比5.0ドル安の1トロイオンス=1289.6ドルで推移している。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円は強含み。米長期金利の低下に伴って日米金利差縮小を見越した円買いドル売りが入ったほか、米国株の下落でリスク回避的な円買い外貨売りが入った。カナダドルに対しては、低調なカナダ経済指標を手掛かりに円高が進んだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅かった。日銀金融政策の発表と黒田日銀総裁の記者会見を控えて、しばらくは様子見ムードの強い動きとなった。日銀は金融政策決定会合で、「マネタリーベースが、年間約60~70兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」との目標を維持することを、全会一致で決めたと発表。声明文では「量的・質的金融緩和は物価2%目標を目指し、必要な時点まで継続」「駆け込みの反動の影響を受けつつ基調的には穏やかな回復を続けている」などの見解が示された。
声明文は目新しい内容ではなかったものの、金融政策の公表後には対ドルなどで一時円売りが進む場面も見られた。もっとも、その後は一転して下値を切り上げるなど売りの流れも長続きしなかった。午後の日経平均株価がさえない動きとなっていることもリスク回避の円買いを誘った面があった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。午後の日経平均株価が引けにかけて下げ幅を縮めたため、いったんは円売り外貨買いが進んだものの、15時過ぎから再び円買いが強まった。黒田東彦日銀総裁の定例記者会見が始まると、対ドルで目先のストップロスを狙った仕掛け的な買いが入り、他の通貨に対しても買いが波及。買い一巡後は上値が重くなる場面もあったが、総じて円は高値圏で推移した。
一方、対ポンドで円は上値の重い動き。対ドルで円買いが強まった局面では上値を試す動きとなったものの、その後は一転して上げ幅を縮小。4月英小売売上高指数や7-8日分の英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨公表を前に思惑的なポンド買いが進んだ影響を受けた。なお、4月英小売売上高指数は前月比前年同月比ともに市場予想より強い結果となったが、指標発表前から円安ポンド高が進んでいたこともあって、ポンド買いでの反応は一時的だった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は売りに押された。ユーロポンドなどユーロクロスが売り込まれた流れに沿って円買いユーロ売りが先行した。ただ、ナイトセッションの日経平均先物が一転上昇したうえ、時間外のダウ先物も強含むなど投資家のリスク回避姿勢が後退。アジア時間の円高進行に対する調整売りが強まった。米長期金利の上昇幅拡大に伴い、日米金利差拡大を見越した円売りドル買いも活発化した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=101円39銭前後とアジア時間に付けた日通し高値に面合わせした。
・ユーロ円は1ユーロ=138円16銭前後と2月6日以来の安値を更新した後、138円55銭前後まで買い戻された。
・ユーロドルは売り優位。ユーロクロスの下落や米長期金利の上昇を背景にユーロ売りドル買いが加速した。前日の安値1ユーロ=1.3678ドル前後を下抜け1.3654ドル前後まで急ピッチで下げた。