2009年12月4日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋った。前週分の新規失業保険申請件数が45万7000件と市場予想平均よりも強かったことを受けて米長期金利が上昇すると対ドルで円売りが入り、他の通貨にも円売りが波及した。ダウ工業株30種平均が高く寄り付いたことも重しとなった。ただ、11月米ISM非製造業指数が48.7と市場予想平均を下回り、ダウ平均が下げに転じたことを受けた円買いで下げ幅を縮めた。その後は、4日に発表される11月米雇用統計を控え積極的な売買が見送られたこともあり方向感が出なかった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は安く始まった後、もみ合い。前日の海外市場で円安が進んだ反動や、日本株がさえない値動きとなったことを背景に円買いが先行したものの、買い一巡後は売りに押される展開に。平野官房長官が日本政府の米国債売却の可能性に触れた観測記事を否定したと伝わると、対ドル中心に円売りが出たほか、菅直人副総理・国家戦略担当相が閣議後の会見で「円安がもう少し進んでくれるとよい」などと述べたことが円の重しとなった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。米労働省が日本時間22時30分に発表する11月米雇用統計を前に、持ち高調整の取引に終始した。夕刻にかけては、時間外のダウ先物が持ち直したことを材料に対ユーロやオセアニア通貨中心に円売りが出る場面があったが、円を積極的に売り進める材料に乏しかったため徐々に円売り圧力は後退している。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は軟調。序盤は11月米雇用統計を前に、積極的な売買が手控えられて、値動きが細っていた。ただ、注目の11月米雇用統計で、失業率は10.0%と前回から低下し、予想よりも強い結果だった上、非農業部門雇用者数にいたっては1万1000人減少とあとわずかで増加に転じるほど減少ペースが緩和していた。米雇用市場の改善期待が一気に高まって米金利が上昇すると対米ドルで円売りが膨らみ円全体が押し下げられている。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=89円90銭前後と11月13日以来の高値、ユーロ円は1ユーロ=134円31銭前後は11月16日以来の高値を付けた。
・ユーロドルは軟調。一時1ユーロ=1.4912ドル前後まで売られた。強い米雇用指標を受けて米低金利政策が長期化するとのこれまでの見方が後退し、ドル売りポジションを解消する動きが強まった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ベン・バーナンキ[NP-6.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -2.8 CRHDP +0.4]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「失業率は暫く高止まりする」

米政府関係[NP-6.2 HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP +0.0 CRHDP +0.3]
・米ホワイトハウス「明日発表の米失業率は上昇する可能性がある」

エリック・ローゼングレン[NP+4.4 HDP -0.9 CHDP +0.6 RHDP -0.9 CRHDP +0.6]
・ローゼングレン米ボストン連銀総裁「FRBの市場安定化プログラムは当然巻き戻す」

エリック・ローゼングレン[NP+5.6 HDP -0.2 CHDP +0.7 RHDP -0.2 CRHDP +0.7]
・ローゼングレン米ボストン連銀総裁「FRBは資産担保コマーシャル-ペーパーによる流動性供給を2月に終了する可能性がある」

ベン・バーナンキ[NP-5.0 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.4]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「FRBはMBS債の購入計画を終了するかどうか決定する前に、経済がどのように改善したか見なければならないだろう」

ベン・バーナンキ[NP+6.0 HDP -1.9 CHDP +0.1 RHDP -2.4 CRHDP +0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「準備金の金利を引き上げることよって金利を引き上げることができる」

鳩山由紀夫[NP+5.0 HDP -4.2 CHDP +0.7 RHDP -4.2 CRHDP +0.7]
・鳩山由紀夫首相「経済対策の規模をさらに積み増すといっても、財政規律の面からそう簡単には出来ない」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

エリック・ローゼングレン[NP+4.0 HDP -1.5 CHDP +0.8 RHDP -1.5 CRHDP +0.8]
・ローゼングレン米ボストン連銀総裁「よい状況として、FRBは緩和的な政策スタンスをよりとらない方向へ移行する見通し」

2009年12月4日のFX要人発言・ニュース

ベン・バーナンキ[NP-6.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -2.8 CRHDP +0.4]
ベン・バーナンキ・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「失業率は暫く高止まりする」

米政府関係[NP-6.2 HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP +0.0 CRHDP +0.3]
米政府関係・米ホワイトハウス「明日発表の米失業率は上昇する可能性がある」

米政府関係[NP+2.0 HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -0.3 CRHDP -0.3]
米政府関係・米ホワイトハウス「週間の新規失業保険申請件数が減少したことは確かに好ましい」

アクセル・ウェーバー[NP     HDP +0.2 CHDP +0.1 RHDP -0.5 CRHDP -0.2]
アクセル・ウェーバー・ウェーバー・ドイツ連銀総裁「金融政策は更に均衡的になるべき」

アクセル・ウェーバー[NP     HDP +0.2 CHDP +0.1 RHDP -0.5 CRHDP -0.2]
アクセル・ウェーバー・ウェーバー・ドイツ連銀総裁「金融システムの安定は物価安定の必要条件」

ベン・バーナンキ[NP+2.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP -0.1]
ベン・バーナンキ・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)は3日の議会証言で、「経済指標は市場の安定と、経済のリセッションからの脱却を示している」と述べ、米景気回復に楽観的な考えを示した。ただ、出口戦略の実施に関しては「手段を有している」としながらも、「適切な時期とペースを注意深く分析することが必要」と慎重な構えを見せた。

アクセル・ウェーバー[NP-2.0 HDP +0.2 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.1]
アクセル・ウェーバー・ウェーバー・ドイツ連銀総裁「金融市場は改善したが、まだ正常ではない」

ベン・バーナンキ[NP+4.0 HDP -2.1 CHDP +0.1 RHDP -2.9 CRHDP +0.0]
ベン・バーナンキ・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「信用市場は以前よりも良く機能している」

ベン・バーナンキ[NP+4.0 HDP -2.0 CHDP +0.1 RHDP -2.6 CRHDP +0.3]
ベン・バーナンキ・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「財政刺激策について判断するのは時期尚早」

米政府関係[NP     HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -0.3 CRHDP -0.3]
米政府関係・米財務省は3日、来週の米国債の入札予定を発表。8日に3年債400億ドル、9日に10年債210億ドル、10日に30年債130億ドルの規模の入札を実施するとした。

アクセル・ウェーバー[NP     HDP +0.2 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.1]
アクセル・ウェーバー・ウェーバー・ドイツ連銀総裁「金利にシグナルを与える必要はない」

アクセル・ウェーバー[NP-3.0 HDP +0.1 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
アクセル・ウェーバー・ウェーバー・ドイツ連銀総裁「短期的にインフレリスクは見られない」

エリック・ローゼングレン[NP+4.0 HDP -1.5 CHDP +0.8 RHDP -1.5 CRHDP +0.8]
エリック・ローゼングレン・ローゼングレン米ボストン連銀総裁「よい状況として、FRBは緩和的な政策スタンスをよりとらない方向へ移行する見通し」

エリック・ローゼングレン[NP+4.4 HDP -0.9 CHDP +0.6 RHDP -0.9 CRHDP +0.6]
エリック・ローゼングレン・ローゼングレン米ボストン連銀総裁「FRBの市場安定化プログラムは当然巻き戻す」

エリック・ローゼングレン[NP+5.6 HDP -0.2 CHDP +0.7 RHDP -0.2 CRHDP +0.7]
エリック・ローゼングレン・ローゼングレン米ボストン連銀総裁「FRBは資産担保コマーシャル-ペーパーによる流動性供給を2月に終了する可能性がある」

ベン・バーナンキ[NP-5.0 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.4]
ベン・バーナンキ・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「FRBはMBS債の購入計画を終了するかどうか決定する前に、経済がどのように改善したか見なければならないだろう」

ベン・バーナンキ[NP-4.0 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP -0.3]
ベン・バーナンキ・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「インフレ率は低く、ドルの購買力は安定的だ」

バラク・オバマ[NP+5.0 HDP -1.1 CHDP +0.2 RHDP -1.1 CRHDP -0.1]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「年初から経済全体に著しい回復が見られた」

バラク・オバマ[NP+4.0 HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -0.9 CRHDP +0.2]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「雇用の創出のために成り行きを見極めていくようなアプローチを取ることは出来ず、短期間で雇用の創出を促進したい」

ベン・バーナンキ[NP+6.0 HDP -1.9 CHDP +0.1 RHDP -2.4 CRHDP +0.1]
ベン・バーナンキ・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「準備金の金利を引き上げることよって金利を引き上げることができる」

米政府関係[NP     HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -0.3 CRHDP -0.3]
米政府関係・ドッド・米上院銀行委員長「バーナンキFRB議長の再任の承認を強く支持する」

ジェームズ・ブラード[NP+4.2 HDP -0.1 CHDP +0.2 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
ジェームズ・ブラード・ブラード・セントルイス連銀総裁「金融政策は雇用が改善された時点で作り直す必要があるかもしれない」

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP+4.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.1]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官「米国の輸出は拡大を再開している」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・3日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋った。前週分の新規失業保険申請件数が45万7000件と市場予想平均よりも強かったことを受けて米長期金利が上昇すると対ドルで円売りが入り、他の通貨にも円売りが波及した。ダウ工業株30種平均が高く寄り付いたことも重しとなった。ただ、11月米ISM非製造業指数が48.7と市場予想平均を下回り、ダウ平均が下げに転じたことを受けた円買いで下げ幅を縮めた。その後は、4日に発表される11月米雇用統計を控え積極的な売買が見送られたこともあり方向感が出なかった。

日本政府関係[NP     HDP -1.7 CHDP -0.1 RHDP -3.0 CRHDP +0.0]
日本政府関係・4日、政府関係者の話として経済対策の規模を連立与党で最終合意できず再協議となったと報じた。

日本政府関係[NP     HDP -1.7 CHDP -0.1 RHDP -3.0 CRHDP +0.0]
日本政府関係・亀井静香郵政・金融担当相「(経済対策の政府案について)こんなものでまとまるわけがないだろう」

日本政府関係[NP     HDP -1.7 CHDP -0.1 RHDP -3.0 CRHDP +0.0]
日本政府関係・平野官房長官「財源創出のための米国債売却、現時点で政府は考えていない」「こういう時期に米国債売却の噂はよく出てくる」

菅直人[NP-4.6 HDP -4.3 CHDP +0.0 RHDP -4.3 CRHDP +0.0]
菅直人・菅直人副総理・国家戦略担当相「円安がもう少し進んでくれるとよい」

菅直人[NP     HDP -4.3 CHDP +0.0 RHDP -4.3 CRHDP +0.0]
菅直人・菅直人副総理・国家戦略担当相「いろいろな政策展開が株式市場や為替に届いてきた」

日本政府関係[NP     HDP -1.7 CHDP -0.1 RHDP -3.0 CRHDP +0.0]
日本政府関係・4日、「連立与党の追加経済対策は24兆円超の事業規模となった」と伝えた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は安く始まった後、もみ合い。前日の海外市場で円安が進んだ反動や、日本株がさえない値動きとなったことを背景に円買いが先行したものの、買い一巡後は売りに押される展開に。平野官房長官が日本政府の米国債売却の可能性に触れた観測記事を否定したと伝わると、対ドル中心に円売りが出たほか、菅直人副総理・国家戦略担当相が閣議後の会見で「円安がもう少し進んでくれるとよい」などと述べたことが円の重しとなった。

日本銀行(日銀)関係[NP     HDP -0.3 CHDP -0.1 RHDP +0.3 CRHDP -0.3]
日本銀行(日銀)関係・4日、衆参両院が水野温・日銀審議委員の後任として「宮尾龍蔵・神戸大教授の日銀審議委員就任に同意した」と伝えた。

エルッキ・リーカネン[NP+3.0 HDP -1.1 CHDP +0.2 RHDP -1.1 CRHDP +0.2]
エルッキ・リーカネン・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁「ユーロ圏経済は底打ちしている」「金融政策のスタンスは変わっていない」

エルッキ・リーカネン[NP+4.6 HDP -0.8 CHDP +0.3 RHDP -0.8 CRHDP +0.3]
エルッキ・リーカネン・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁「全ての流動性措置はもはや必要ない」「政策金利は現在の水準を維持する」

中国政府関係[NP+4.0 HDP -0.5 CHDP +0.2 RHDP -0.5 CRHDP +0.2]
中国政府関係・中国外為管理局は4日、外貨準備は依然ドルへ投資しているが、主要通貨や質の高い資産へ分散する方針との見方を示した。また、ドルの主要準備通貨としての地位は短期的には変わらず人民元の管理変動相場制を一段と改善するとした。

日本政府関係[NP     HDP -1.7 CHDP -0.1 RHDP -3.0 CRHDP +0.0]
日本政府関係・平野官房長官「経済対策は月曜日にまとまると思う」「経済対策の遅れが経済に悪影響を及ぼす可能性はない」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。米労働省が日本時間22時30分に発表する11月米雇用統計を前に、持ち高調整の取引に終始した。夕刻にかけては、時間外のダウ先物が持ち直したことを材料に対ユーロやオセアニア通貨中心に円売りが出る場面があったが、円を積極的に売り進める材料に乏しかったため徐々に円売り圧力は後退している。

鳩山由紀夫[NP+5.0 HDP -4.2 CHDP +0.7 RHDP -4.2 CRHDP +0.7]
鳩山由紀夫・鳩山由紀夫首相「経済対策の規模をさらに積み増すといっても、財政規律の面からそう簡単には出来ない」

スティーヴン・ハーパー[NP-6.0 HDP -2.6 CHDP -0.3 RHDP -2.6 CRHDP -0.3]
スティーヴン・ハーパー・ハーパー・カナダ首相「全てのG20はコミットした景気刺激策をやり遂げるべき」

スティーヴン・ハーパー[NP+4.0 HDP -2.1 CHDP +0.5 RHDP -2.1 CRHDP +0.5]
スティーヴン・ハーパー・ハーパー・カナダ首相「全てのG20は出口戦略を実施する場合、インフレと資産バブルが生じることを回避するよう展開させなければならない」

ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP+4.0 HDP -0.5 CHDP +0.2 RHDP -0.5 CRHDP +0.2]
ロレンツォ・ビニ・スマギ・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「ECBの主要な使命は物価の安定」

ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP     HDP -0.5 CHDP +0.2 RHDP -0.5 CRHDP +0.2]
ロレンツォ・ビニ・スマギ・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「デフレやインフレのリスクは見当たらない」

米政府関係[NP-6.0 HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -0.1 CRHDP +0.2]
米政府関係・ローマー大統領経済諮問委員会(CEA)委員長「米失業率が10%であることは依然として受け入れがたいこと」

米政府関係[NP+5.6 HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.3]
米政府関係・ローマー大統領経済諮問委員会(CEA)委員長「9、10月の失業の減少は期待以上」

バラク・オバマ[NP+4.0 HDP -0.9 CHDP +0.1 RHDP -0.6 CRHDP +0.3]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「米経済は正しい軌道に乗っている」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・4日の欧州外国為替市場で円は軟調。序盤は11月米雇用統計を前に、積極的な売買が手控えられて、値動きが細っていた。ただ、注目の11月米雇用統計で、失業率は10.0%と前回から低下し、予想よりも強い結果だった上、非農業部門雇用者数にいたっては1万1000人減少とあとわずかで増加に転じるほど減少ペースが緩和していた。米雇用市場の改善期待が一気に高まって米金利が上昇すると対米ドルで円売りが膨らみ円全体が押し下げられている。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=89円90銭前後と11月13日以来の高値、ユーロ円は1ユーロ=134円31銭前後は11月16日以来の高値を付けた。
・ユーロドルは軟調。一時1ユーロ=1.4912ドル前後まで売られた。強い米雇用指標を受けて米低金利政策が長期化するとのこれまでの見方が後退し、ドル売りポジションを解消する動きが強まった。

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