2010年4月27日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは26日、ギリシャのカバードボンドについてネガティブな格付け行動をとる、との認識を示した。
ジャン=クロード・トリシェ[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP -0.1]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「景気の完全回復とは持続可能な財政状況への回帰も意味する」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、ギリシャに対する保証コストが上昇。信用情報会社CMAデータビジョン(ロンドン)によると、ギリシャのソブリンCDS5年物のスプレッドが718bpと過去最高水準までワイド化した。
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、ポルトガルに対する保証コストが上昇。信用情報会社CMAデータビジョン(ロンドン)によると、ポルトガルのソブリンCDS5年物スプレッドが316.6bpと過去最高水準までワイド化した。
S&P[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は27日、ポルトガルの長期格付けを「A+」から「A-」に引き下げた。また、見通しは「ネガティブ」とした。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
オルファニデス[NP+3.2 HDP -0.9 CHDP +0.4 RHDP -0.9 CRHDP +0.4]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのオルファニデス・キプロス中銀総裁「金融危機から回復している兆しが見られる」
2010年4月27日のFX要人発言・ニュース
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -4.8 CHDP 0.00 RHDP -4.8 CRHDP 0.00]
・ショイブレ独財務相「市場は総じてギリシャが借り入れに手を出せない状況」
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは26日、ギリシャのカバードボンドについてネガティブな格付け行動をとる、との認識を示した。
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -1.5 CRHDP +0.1]
・米財務省によると、5年物インフレ指数連動債(TIPS)入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが0.550%、応札倍率(カバー)が3.15倍となった。
アクセル・ウェーバー[NP+3.6 HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +1.7 CRHDP +0.2]
・ウェーバー・ドイツ連銀総裁「ドイツの景気回復は第2四半期に勢いを増す」
アクセル・ウェーバー[NP-4.0 HDP +0.5 CHDP -0.1 RHDP +1.8 CRHDP +0.1]
・ウェーバー・ドイツ連銀総裁「輸出はドイツの景気回復に重要な役割を果たす」
リチャード・フィッシャー[NP HDP -0.2 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.0]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「FRBは監督権と独立性を維持しなければならない」「効果的な政策は独立性を維持出来るかどうか次第」
ジャン=クロード・トリシェ[NP-2.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP -0.1]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「世界経済は依然ぜい弱」
ジャン=クロード・トリシェ[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP -0.1]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「景気の完全回復とは持続可能な財政状況への回帰も意味する」
ジャン=クロード・トリシェ[NP-2.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP +0.0]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「現行の金利水準は適正」「ECBは決して事前に政策をコミットしない」
ジャン=クロード・トリシェ[NP-2.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.1]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「インフレ期待は抑制されている」
ジョン・リプスキー[NP HDP -1.9 CHDP -0.4 RHDP -1.9 CRHDP -0.4]
・リプスキー国際通貨基金(IMF)筆頭副専務理事(CNBCが伝えた)「ユーロ圏を支援する明確な合意がある」
アクセル・ウェーバー[NP+4.0 HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +1.6 CRHDP -0.2]
・ウェーバー・ドイツ連銀総裁(CNBCとのインタビューで)「ユーロ崩壊のリスクない」「ユーロは“強い通貨”と認識されている」
アクセル・ウェーバー[NP HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +1.6 CRHDP -0.2]
・ウェーバー・ドイツ連銀総裁(CNBCとのインタビューで)「ギリシャ支援の交渉はまもなく完了する」「スペインとポルトガルの財政はギリシャとは違う」
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・米ゴールドマン・サックスのブランクファイン最高経営責任者(CEO)は26日、「我々はクライアントと反対に賭けていない」「住宅市場に対して大規模なショートポジションを持たなかった」と表明した。また、危機時の政府の支援に「感謝している」と述べた。
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP+4.0 HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP +0.3]
・ガイトナー米財務長官「経済状況は依然厳しいが、改善しつつある」「持続的な雇用創出の兆しが見られる」
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -1.5 CRHDP +0.1]
・米上院民主党は米金融改革法案の審議開始に必要な票数を獲得できなかったと、複数のメディアが報じている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロに対して上値が重い。メルケル独首相がギリシャについて日本時間22時に声明を発表すると伝わり、「ギリシャ支援に対するドイツの関与に進展があるのでは」との期待感が高まっていた。ただ、メルケル独首相が「ギリシャ支援に関するドイツの合意は、数日かかる可能性がある」「ギリシャが事前の条件を満たせば、ドイツは支援プロセスを開始する」などと述べると、過度の期待感がはく落して円買いユーロ売りが進んだ。もっとも、ウェーバー・ドイツ連銀総裁が「ユーロは“強い通貨”と認識されている」「ユーロ圏の景気回復は第1四半期より第2四半期のほうが強い」などの認識を示すと、引けにかけてユーロ・ドルの買いが優位に。つれる形でユーロに対して円が売られた。一方、円はその他の通貨に対して強含み。原油先物相場の下落が豪ドルやカナダドルに対する円買いを誘った。また、ユーロドルが引けにかけて上昇したため、円高ドル安が次第に進んだ。
日本政府関係[NP HDP -1.9 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・亀井静香郵政・金融担当相「郵政改革法案の閣議決定は30日」
菅直人[NP HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP -0.3]
・菅直人財務相「財政健全化の国会提出の最終判断は今月中にしたい」
日本政府関係[NP-4.6 HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP -1.6 CRHDP +0.3]
・亀井静香郵政・金融担当相「現下の状況では低金利はやむを得ない日銀の役割は大きい」、「財政や社会政策を大胆に出動するべきだ」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はじり高。27日の日本株が安く寄り付いたことを背景にリスクポジションを解消する目的で円買いが入った。日本株がやや下げ渋ると円買い圧力が弱まる場面があったものの、27日午前の上海総合指数が2%超の下落となるなど軟調に推移したため再び円が買われた。
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -1.5 CRHDP +0.1]
・米ホワイトハウスは27日、オバマ米大統領が28日夜に金融規制に関して演説を行う予定であると発表した。
韓国政府関係[NP-7.6 HDP -7.1 CHDP +0.0 RHDP -7.1 CRHDP +0.0]
・韓国為替当局は27日、ウォン高抑制のためにドル買いウォン売り介入を行った模様。市場関係者の話として報じた。
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・ドイツ銀行は27日、第1四半期決算を発表した。純利益が18億ユーロと市場予想平均の13億ユーロを上回った。
ルーカス・パパデモス[NP HDP -2.5 CHDP -0.1 RHDP -2.5 CRHDP -0.1]
・パパデモス欧州中央銀行(ECB)副総裁「物価にリスクが生じれば、ECBは行動する」
ルーカス・パパデモス[NP HDP -2.5 CHDP -0.1 RHDP -2.5 CRHDP -0.1]
・パパデモス欧州中央銀行(ECB)副総裁「ギリシャ問題は、根源的原因を解決しなければならない」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、ギリシャに対する保証コストが上昇。信用情報会社CMAデータビジョン(ロンドン)によると、ギリシャのソブリンCDS5年物のスプレッドが718bpと過去最高水準までワイド化した。
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、ポルトガルに対する保証コストが上昇。信用情報会社CMAデータビジョン(ロンドン)によると、ポルトガルのソブリンCDS5年物スプレッドが316.6bpと過去最高水準までワイド化した。
ルーカス・パパデモス[NP HDP -2.5 CHDP -0.1 RHDP -2.5 CRHDP -0.1]
・パパデモス欧州中央銀行(ECB)副総裁「ギリシャ支援はタイムリーに完了する必要がある」、「財政健全化は信頼感を高める」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・ギリシャの2年物国債の利回りは27日、一時前日比0.42%高の14.36%まで上昇したと伝えられている。
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -7.2 CHDP +0.1 RHDP -7.2 CRHDP +0.1]
・パパンドレウ・ギリシャ首相「ギリシャに直面している難題は予測できない」
ジャン=クロード・トリシェ[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.1]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁(米ウォールストリート・ジャーナル紙とのインタビューで)「ギリシャ、国際通貨基金(IMF)、EU(欧州連合)の協議は早期に実施されると見込んでいる」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。後場の日経平均株価が持ち直し、引けにかけて上げ幅を拡大したことにつれてポジション調整の円売りが見られたが、15時以降の上海総合指数が一時3%超の下落となったためリスク資産圧縮目的の買いが出て値を上げた。対ユーロやドルでは国内輸出企業からの円買いを指摘する声もあった。上海総合指数が取引終了にかけて下げ渋ると円買い圧力はやや後退したが、ギリシャやポルトガルのソブリンCDS5年物のスプレッドが過去最大となったと伝わると、ユーロに対し円買いが膨らみ円全体が再び押し上げられた。
ジョージ・プロボポラス[NP HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.0]
・プロボポラス・ギリシャ中銀総裁「ギリシャは債務の対GDP比が上昇し、安定する時期は2014年になると見込んでいる」
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・イー・アイ・デュポン・ドォ・ヌムールは27日、第1四半期決算を発表し、1株利益は1.24ドルと、市場予想平均の1.060ドルを上回った。
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・フォード・モーターは27日、第1四半期決算を発表した。項目除く1株利益は0.46ドルと市場予想平均の0.31ドルの利益を上回った。
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・ギリシャの2年物国債の利回りが16%を超す上昇となったと伝えられている。
企業[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・3Mは27日、第1四半期決算を発表した。項目除く1株利益は1.40ドルと市場予想の1.212ドルの利益を上回った。
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・ポルトガルの2年物国債の利回りが5%を超す上昇となったと伝えている。
オルファニデス[NP+3.2 HDP -0.9 CHDP +0.4 RHDP -0.9 CRHDP +0.4]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのオルファニデス・キプロス中銀総裁「金融危機から回復している兆しが見られる」
企業[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・ゴールドマン・サックスのファブリス・トゥール氏は米上院公聴会の証言原稿の中で、米証券取引委員会(SEC)の主張を断固として否定する、との見方を示した。また、SECの間違った主張に対して法廷で自身を弁護する、とした。
ギリシャ政府[NP HDP -4.3 CHDP -1.3 RHDP -4.3 CRHDP -1.3]
・パパコンスタンティヌ・ギリシャ財務相「5月19日までに資金を受けることは疑いの余地がない」「5月19日は非常に重要な日」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・27日、ギリシャとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが700bpを超す拡大となった、と伝えた。
マーケット[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は強含み。ギリシャやポルトガルのソブリンCDS5年物のスプレッドが過去最大となるなど、ギリシャの資金繰り懸念をきっかけにユーロ圏の信用不安が高まると、対ユーロ中心に円買いが広がった。欧州株価や商品相場の下落に伴うリスク回避的な円買い外貨売りも入った。
【 通貨ペア 】
・ドル円は弱含み。ユーロ円中心にクロス円が下落したことにつれて一時本日安値となる1ドル=93円38銭前後まで値を下げた。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りも見られた。ユーロ円は軟調。ユーロ圏の信用不安が高まったことを受け売りが先行。昨日の安値1ユーロ=125円06銭前後を下抜けると、ストップロスを巻き込んで一時124円08銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロドルはギリシャとドイツ国債の利回りスプレッドが一時700bpを超えてギリシャの資金繰り懸念が一段と高まったほか、欧州株価が下落したことで投資家のリスク回避姿勢が強まるとの見方からユーロ売りドル買いが膨らんだ。昨日の安値1ユーロ=1.3291ドル前後を下抜けてストップロスを巻き込むと、一時1.3277ドル前後まで売られた。
政策金利[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・トルコ中銀は26日、金融引き締めの第一歩に踏み出した。国内金融機関を対象に、外貨建て預金準備率を9.0%から9.5%に引き上げた。ただ、リラ建て預金準備率は現行の5%に据え置いている。中銀では、今回の措置で総額7億ドルの過剰流動性を吸収することが出来ると想定している。
バーナンキ[NP HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「米国の財政赤字は持続不可能であり、財政政策の大きな変化が必要」
バーナンキ[NP-5.2 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP -0.4]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「米国は経済成長により財政赤字の解消が出来ない」「財政赤字拡大は金融の不安定なリスクを増大させる」
欧州連合(EU)[NP HDP -0.3 CHDP +0.5 RHDP -0.3 CRHDP +0.5]
・欧州連合(EU)外交官は27日、「ユーロ圏16カ国の首脳はギリシャ問題について首脳会議を開くことを検討している」ことを明らかにした。また、財務相レベルの会合も検討しており、日程は28日にも明らかになるという。
トリシェ[NP+3.8 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP -0.3]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁(シカゴでの講演として)「我々は景気回復の状態に戻っている」
S&P[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は27日、ポルトガルの長期格付けを「A+」から「A-」に引き下げた。また、見通しは「ネガティブ」とした。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロに対して上値が重い。メルケル独首相がギリシャについて日本時間22時に声明を発表すると伝わり、「ギリシャ支援に対するドイツの関与に進展があるのでは」との期待感が高まっていた。ただ、メルケル独首相が「ギリシャ支援に関するドイツの合意は、数日かかる可能性がある」「ギリシャが事前の条件を満たせば、ドイツは支援プロセスを開始する」などと述べると、過度の期待感がはく落して円買いユーロ売りが進んだ。もっとも、ウェーバー・ドイツ連銀総裁が「ユーロは“強い通貨”と認識されている」「ユーロ圏の景気回復は第1四半期より第2四半期のほうが強い」などの認識を示すと、引けにかけてユーロ・ドルの買いが優位に。つれる形でユーロに対して円が売られた。一方、円はその他の通貨に対して強含み。原油先物相場の下落が豪ドルやカナダドルに対する円買いを誘った。また、ユーロドルが引けにかけて上昇したため、円高ドル安が次第に進んだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はじり高。27日の日本株が安く寄り付いたことを背景にリスクポジションを解消する目的で円買いが入った。日本株がやや下げ渋ると円買い圧力が弱まる場面があったものの、27日午前の上海総合指数が2%超の下落となるなど軟調に推移したため再び円が買われた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。後場の日経平均株価が持ち直し、引けにかけて上げ幅を拡大したことにつれてポジション調整の円売りが見られたが、15時以降の上海総合指数が一時3%超の下落となったためリスク資産圧縮目的の買いが出て値を上げた。対ユーロやドルでは国内輸出企業からの円買いを指摘する声もあった。上海総合指数が取引終了にかけて下げ渋ると円買い圧力はやや後退したが、ギリシャやポルトガルのソブリンCDS5年物のスプレッドが過去最大となったと伝わると、ユーロに対し円買いが膨らみ円全体が再び押し上げられた。
マーケット[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は強含み。ギリシャやポルトガルのソブリンCDS5年物のスプレッドが過去最大となるなど、ギリシャの資金繰り懸念をきっかけにユーロ圏の信用不安が高まると、対ユーロ中心に円買いが広がった。欧州株価や商品相場の下落に伴うリスク回避的な円買い外貨売りも入った。
【 通貨ペア 】
・ドル円は弱含み。ユーロ円中心にクロス円が下落したことにつれて一時本日安値となる1ドル=93円38銭前後まで値を下げた。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りも見られた。ユーロ円は軟調。ユーロ圏の信用不安が高まったことを受け売りが先行。昨日の安値1ユーロ=125円06銭前後を下抜けると、ストップロスを巻き込んで一時124円08銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロドルはギリシャとドイツ国債の利回りスプレッドが一時700bpを超えてギリシャの資金繰り懸念が一段と高まったほか、欧州株価が下落したことで投資家のリスク回避姿勢が強まるとの見方からユーロ売りドル買いが膨らんだ。昨日の安値1ユーロ=1.3291ドル前後を下抜けてストップロスを巻き込むと、一時1.3277ドル前後まで売られた。