2010年4月26日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.3 CHDP -1.3 RHDP -4.3 CRHDP -1.3]
・ギリシャのパパコンスタンティヌ財務相は、国債の償還期限を5月中旬に控え、国際通貨基金（ＩＭＦ）とユーロ圏諸国との緊急融資の確保に動いているが、この協議を「比較的早期に完了する」とした。また、デフォルトを見込んだ取引を行う投資家に対し、「全ての財産を失うだろう」との認識を示した。
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・中国社会科学院の張明氏が「中国は今年2－3回利上げをする可能性がある」と述べた。
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・キャノンは26日、2010年1-3月期の連結業績を発表した。その中で2010年12月期のユーロ円の想定レートをこれまでの130円から125.01円へ、ドル円は90円から90.14円に変更したと発表した。
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ（ＣＤＳ）市場では、ポルトガルに対する保証コストが上昇。信用情報会社ＣＭＡデータビジョン（ロンドン）によると、ポルトガルのソブリンＣＤＳ5年物スプレッドが288ｂｐと過去最高水準までワイド化した。
アンゲラ・メルケル[NP HDP +0.0 CHDP -0.4 RHDP +0.0 CRHDP -0.4]
・メルケルドイツ首相「ギリシャが事前の条件を満たせば、ドイツは支援プロセスを開始する」「ＩＭＦ合意までは支援について決定しない」「ユーロ支援へ早い対応が必要」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
菅直人[NP-4.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP -0.3]
・菅財務相は日本時間25日未明、国際通貨基金（ＩＭＦ）通貨金融委員会の後に声明を発表した。「当面は景気回復を確実なものとするため、景気刺激策を続ける必要がある」と述べ、持続的な成長を実現するため、「中長期的な方策を今後具体化していく」との認識を示した。
2010年4月26日のFX要人発言・ニュース
菅直人[NP-4.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP -0.3]
・菅財務相は日本時間25日未明、国際通貨基金（ＩＭＦ）通貨金融委員会の後に声明を発表した。「当面は景気回復を確実なものとするため、景気刺激策を続ける必要がある」と述べ、持続的な成長を実現するため、「中長期的な方策を今後具体化していく」との認識を示した。
周小川[NP-2.0 HDP -2.7 CHDP +0.1 RHDP -2.7 CRHDP +0.1]
・中国人民銀行の周小川総裁は国際通貨基金（ＩＭＦ）通貨金融委員会で、世界経済の回復は引き続き不安定とし、「中国は積極的な財政政策を実施し、比較的緩和的な金融政策を維持する見通し」と述べた。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.3 CHDP -1.3 RHDP -4.3 CRHDP -1.3]
・ギリシャのパパコンスタンティヌ財務相は25日、ワシントンでギリシャの財政問題に関し、「欧州連合（ＥＵ）はいかなるコストを費やしてでもユーロを守るだろう」と述べた。また、国際通貨基金（ＩＭＦ）の融資については5月上旬に承認されると予想しているとの認識を示した。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.3 CHDP -1.3 RHDP -4.3 CRHDP -1.3]・ギリシャのパパコンスタンティヌ財務相は、国債の償還期限を5月中旬に控え、国際通貨基金（ＩＭＦ）とユーロ圏諸国との緊急融資の確保に動いているが、この協議を「比較的早期に完了する」とした。また、デフォルトを見込んだ取引を行う投資家に対し、「全ての財産を失うだろう」との認識を示した。
ジョン・リプスキー[NP HDP -1.9 CHDP -0.4 RHDP -1.9 CRHDP -0.4]
・リプスキー国際通貨基金（ＩＭＦ）筆頭副専務理事（ブルームバーグ社とのインタビューで）「ギリシャとの交渉は数日で終了するだろう」、「ギリシャ支援は適切」、「ギリシャが破たんすることはないだろう」
中国政府関係[NP-4.8 HDP +1.1 CHDP -0.2 RHDP +1.9 CRHDP +0.2]
・中国は8月に4兆元規模の新たな景気刺激策を発表する予定であると、中国のメディアの話として伝えている。
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・中国社会科学院の張明氏が「中国は今年2－3回利上げをする可能性がある」と述べた。
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]・台湾で強い地震が発生したようだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。先週末、ギリシャが欧州連合(ＥＵ)や国際通貨基金(ＩＭＦ)に支援要請したことを背景に対ユーロで急ピッチで円売りが進んだ反動で、早朝取引ではユーロに対して円買いが入り円全体を支える場面があった。もっとも、週明けの日本株や中国株が堅調に推移するとリスク志向が高まって円売りが優位になった。対豪ドルでは、「中国が8月に4兆元規模の新たな景気刺激策を発表する予定である」との報道が円売りを後押ししたようだ。週末の20か国財務大臣・中央銀行総裁会議（Ｇ20）では、為替に踏み込んだ言及がなかったこともあり特に材料視されてない。
エルッキ・リーカネン[NP HDP -0.3 CHDP +0.1 RHDP -0.5 CRHDP -0.1]
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁「国債価格の上昇は社債価格の上昇を引き起こし、企業のファイナンスに影響を及ぼす」
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・キャノンは26日、2010年1-3月期の連結業績を発表した。その中で2010年12月期のユーロ円の想定レートをこれまでの130円から125.01円へ、ドル円は90円から90.14円に変更したと発表した。
ガイ・クアデン[NP-2.0 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -2.8 CRHDP +0.0]
・クアデン欧州中央銀行(ＥＣＢ)理事会メンバー「政策金利は依然適切」
ガイ・クアデン[NP+2.0 HDP -2.5 CHDP +0.3 RHDP -2.5 CRHDP +0.3]・クアデン欧州中央銀行(ＥＣＢ)理事会メンバー「最近のインフレの増加はかなり低いレベルからのものだ」
エワルド・ノボトニー[NP-2.0 HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -0.5 CRHDP -0.2]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ユーロ相場は妥当で、輸出企業の障害にはならないだろう」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]・ギリシャの2年物国債の利回りは26日、一時前週末比0.22％高の11.15％まで上昇したと伝えられている。
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]・ギリシャとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが先週末の588ｂｐから601ｂｐに拡大した。
ドイツ政府関係[NP HDP -0.8 CHDP -0.6 RHDP -0.8 CRHDP -0.6]
・ウェスターウェレ・ドイツ外相「ドイツはギリシャ支援についてまだ決定していない」、「支援の決定が早すぎれば、ギリシャの財政赤字削減への圧力が低下する」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ（ＣＤＳ）市場では、ポルトガルに対する保証コストが上昇。信用情報会社ＣＭＡデータビジョン（ロンドン）によると、ポルトガルのソブリンＣＤＳ5年物スプレッドが288ｂｐと過去最高水準までワイド化した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロで買いが目立つ展開。日本株高を背景にした円売りが一巡し、利益確定の円買いが散発的に入り値を上げた。ロンドン勢から対ポンドで円売りが膨らんだことが一時円全体の上値を抑えたが、ギリシャとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが前週末から拡大したと伝わると、ユーロに対して円買いが強まり、円全体が支えられた。ウェスターウェレ・ドイツ外相が「ドイツはギリシャ支援についてまだ決定していない」などと発言したと一部通信社が報じると、ギリシャ支援にドイツが関与することに障害が多いと判断されて、対ユーロでの円買いが一段と加速している。
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]・スペインとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが100ｂｐと、2月上旬以来の水準まで拡大した。
欧州連合(EU)[NP HDP -0.3 CHDP +0.5 RHDP -0.3 CRHDP +0.5]
・欧州委員会報道官は26日、ギリシャ支援について締め切りはないとの見方を示した。また、レーン欧州委員とショイブレ独財務相が26日に会合を行うと発表した。
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -4.8 CHDP 0.00 RHDP -4.8 CRHDP 0.00]
・ショイブレ独財務相「ユーロの安定を維持する必要」「ギリシャは財政赤字を削減する必要」
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -4.8 CHDP 0.00 RHDP -4.8 CRHDP 0.00]・ショイブレ独財務相「独議会はＩＭＦのギリシャに関するレポート発表後に行動する」「可能であれば、ギリシャに対するドイツの支援は5月19日より前に準備が整うべき」
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -4.8 CHDP 0.00 RHDP -4.8 CRHDP 0.00]・ショイブレ独財務相「ギリシャ支援の期間はまずＩＭＦに同意されるべき」
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]・キャタピラーは26日、第1四半期決算を発表した。1株利益は0.50ドルとなり、市場予想平均の0.39ドルを上回った。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・ハンガリー中銀は26日、政策金利を0.25％引き下げて5.25％にすることを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -4.8 CHDP 0.00 RHDP -4.8 CRHDP 0.00]・ショイブレ独財務相「ストロスカーン国際通貨基金（ＩＭＦ）専務理事とトリシェ欧州中央銀行(ＥＣＢ)総裁が28日、ギリシャについて独議員に状況を報告」「独議会におけるギリシャ支援法案の承認について楽観的」
ニコラ・サルコジ[NP HDP -2.0 CHDP +0.8 RHDP -2.0 CRHDP +0.8]
・サルコジ・フランス大統領とバローゾ欧州連合(ＥＵ)委員長がユーロの安定維持や、ギリシャを巡る投機に対抗する行動の必要性で同意したと伝えている。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.3 CHDP -1.3 RHDP -4.3 CRHDP -1.3]・パパコンスタンティヌ・ギリシャ財務相「ＥＵとＩＭＦは合同で交渉している」「ＥＵとＩＭＦのアプローチはギリシャの財政赤字を削減」
クリスチャン・ノワイエ[NP HDP -0.6 CHDP +0.3 RHDP -0.6 CRHDP +0.3]
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「銀行はより大きな資本と緩衝流動性が必要」
アンゲラ・メルケル[NP HDP +0.0 CHDP -0.4 RHDP +0.0 CRHDP -0.4]
・メルケルドイツ首相「ギリシャは持続可能な財政への道筋を示す必要がある」
アンゲラ・メルケル[NP HDP +0.0 CHDP -0.4 RHDP +0.0 CRHDP -0.4]・メルケルドイツ首相「ギリシャ支援に関するドイツの合意は、数日かかる可能性がある」
アンゲラ・メルケル[NP HDP +0.0 CHDP -0.4 RHDP +0.0 CRHDP -0.4]・メルケルドイツ首相「ギリシャが事前の条件を満たせば、ドイツは支援プロセスを開始する」「ＩＭＦ合意までは支援について決定しない」「ユーロ支援へ早い対応が必要」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・26日の欧州外国為替市場で円は高安まちまち。ギリシャとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが前週末から拡大したと伝わると、ユーロに対しては円買いが先行。ウェスターウェレ・ドイツ外相の発言を受けギリシャ支援にドイツが関与することに障害が多いと判断されると、対ユーロでの円買いが加速した。一方、資源国通貨に対してはやや弱含んだ。対ユーロでの円買いにつれた円買い資源国通貨売りが入る半面、米キャタピラーの第1四半期決算が好感され、時間外のダウ先物が底堅く推移したことが円の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ユーロ円は頭が重い。18時30分過ぎに一時本日安値となる1ドル＝125円06銭前後まで値を下げた。一方、豪ドル円はじり高。22時過ぎに一時1豪ドル＝87円77銭前後と本日高値を更新した。
・ユーロドルはギリシャ支援にドイツが関与することに障害が多いとの見方が広がると一時1ユーロ＝1.3291ドル前後まで売られたものの、その後はやや持ち直した。メルケル独首相がギリシャについて本日22時に声明を発表すると伝わったことが買い戻しを誘ったほか、「1.3300ドルには通貨オプションが観測されている」との指摘があり、オプションに絡んだ買いが入ったようだ。もっとも、メルケル独首相が「ギリシャ支援に関するドイツの合意は、数日かかる可能性がある」「ギリシャが事前の条件を満たせば、ドイツは支援プロセスを開始する」などと述べたと伝わると、ドイツ関与の進展に対する過度な期待感がはく落したため買い戻しの勢いは後退した。
オッリ・レーン[NP HDP -2.9 CHDP -0.5 RHDP -2.9 CRHDP -0.5]
・レーン欧州委員（経済・通貨問題担当）「全てのユーロ圏諸国はギリシャ支援の合意に向けて行動する用意がある」「ギリシャ支援での合意はギリシャだけではなく、ユーロ圏全体の金融安定につながる」
クリスティーヌ・ラガルド[NP HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP -0.1]
・ラガルド仏経済財務雇用相（ニューヨークでの講演で）「ユーロ圏諸国はギリシャについて民主的な協議を必要としている」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP +0.0]
・ガイトナー米財務長官とクリントン米国務長官が5月24－25日に北京を訪問すると米政府関係者の話として伝えた。
欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.1]
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁「ユーロ圏の危機は、ユーロではなく欧州通貨同盟の不完全さが原因」
FX相場に関係する主な重要人物
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| ベン・バーナンキ | マリオ・ドラギ | 白川方明 | マーヴィン・キング |
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為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。先週末、ギリシャが欧州連合(ＥＵ)や国際通貨基金(ＩＭＦ)に支援要請したことを背景に対ユーロで急ピッチで円売りが進んだ反動で、早朝取引ではユーロに対して円買いが入り円全体を支える場面があった。もっとも、週明けの日本株や中国株が堅調に推移するとリスク志向が高まって円売りが優位になった。対豪ドルでは、「中国が8月に4兆元規模の新たな景気刺激策を発表する予定である」との報道が円売りを後押ししたようだ。週末の20か国財務大臣・中央銀行総裁会議（Ｇ20）では、為替に踏み込んだ言及がなかったこともあり特に材料視されてない。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロで買いが目立つ展開。日本株高を背景にした円売りが一巡し、利益確定の円買いが散発的に入り値を上げた。ロンドン勢から対ポンドで円売りが膨らんだことが一時円全体の上値を抑えたが、ギリシャとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが前週末から拡大したと伝わると、ユーロに対して円買いが強まり、円全体が支えられた。ウェスターウェレ・ドイツ外相が「ドイツはギリシャ支援についてまだ決定していない」などと発言したと一部通信社が報じると、ギリシャ支援にドイツが関与することに障害が多いと判断されて、対ユーロでの円買いが一段と加速している。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円は高安まちまち。ギリシャとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが前週末から拡大したと伝わると、ユーロに対しては円買いが先行。ウェスターウェレ・ドイツ外相の発言を受けギリシャ支援にドイツが関与することに障害が多いと判断されると、対ユーロでの円買いが加速した。一方、資源国通貨に対してはやや弱含んだ。対ユーロでの円買いにつれた円買い資源国通貨売りが入る半面、米キャタピラーの第1四半期決算が好感され、時間外のダウ先物が底堅く推移したことが円の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ユーロ円は頭が重い。18時30分過ぎに一時本日安値となる1ドル＝125円06銭前後まで値を下げた。一方、豪ドル円はじり高。22時過ぎに一時1豪ドル＝87円77銭前後と本日高値を更新した。
・ユーロドルはギリシャ支援にドイツが関与することに障害が多いとの見方が広がると一時1ユーロ＝1.3291ドル前後まで売られたものの、その後はやや持ち直した。メルケル独首相がギリシャについて本日22時に声明を発表すると伝わったことが買い戻しを誘ったほか、「1.3300ドルには通貨オプションが観測されている」との指摘があり、オプションに絡んだ買いが入ったようだ。もっとも、メルケル独首相が「ギリシャ支援に関するドイツの合意は、数日かかる可能性がある」「ギリシャが事前の条件を満たせば、ドイツは支援プロセスを開始する」などと述べたと伝わると、ドイツ関与の進展に対する過度な期待感がはく落したため買い戻しの勢いは後退した。