2010年6月11日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
チャールズ・プロッサー[NP+5.4 HDP +2.3 CHDP +0.1 RHDP +2.2 CRHDP +0.3]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「米国債以外の資産売却を早期に実施するべき」
チャールズ・プロッサー[NP+6.4 HDP +2.4 CHDP +0.1 RHDP +2.3 CRHDP +0.1]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「米国は財政問題からの出口戦略が必要だ」
チャールズ・プロッサー[NP+5.8 HDP +2.5 CHDP +0.1 RHDP +2.8 CRHDP +0.2]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「『長期に渡る』という文言に不安を感じる」
ドナルド・コーン[NP HDP -0.2 CHDP +0.3 RHDP -0.2 CRHDP +0.3]
・コーン米連邦準備理事会(FRB)副議長は6月23日付けで辞任する予定となっていたが、バーナンキFRB議長の要請で9月1日に延期となったと、複数の通信社が報じている。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ジャン=クロード・トリシェ[NP+3.6 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP -0.4]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ギリシャの財政プログラムは達成可能」、「ギリシャ以外の国々にも勇気付けられる兆しがある」、「債券購入は市場の機能が最も劣る部分が標的」
2010年6月11日のFX要人発言・ニュース
ジャン=クロード・トリシェ[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.0]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「安定化基金のできるだけ早い稼動を望んでいる」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +1.7 CRHDP +0.0]
・ガイトナー米財務長官「米国の財政状態は持続不可能」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +1.7 CRHDP +0.0]
・ガイトナー米財務長官「通貨報告の発表時期はまだ決まっていない」
米政府関係[NP HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
・米証券取引委員会(SEC)は10日、新しい個別銘柄に対するサーキットブレーカー規定を承認したと伝えられている。
日本政府関係[NP HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.0]
・国民新党の亀井静香代表は、郵政・金融担当相を辞任する意向を固めたと、複数のメディアが報じた。
米政府関係[NP HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
・米財務省によると、30年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが4.182%、応札倍率(カバー)が2.87倍となった。
ジャン=クロード・トリシェ[NP+3.6 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP -0.4]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ギリシャの財政プログラムは達成可能」、「ギリシャ以外の国々にも勇気付けられる兆しがある」、「債券購入は市場の機能が最も劣る部分が標的」
欧州連合(EU)[NP HDP -0.3 CHDP +0.5 RHDP -0.3 CRHDP +0.5]
・フィナンシャル・タイムズ・ドイツ版(FTD)が、欧州連合(EU)加盟国がスペインへの緊急支援を準備していると報じている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては売りが優位。ダウ先物が上げ幅を広げたことをきっかけに円売りが膨らんだ。米国株式相場が大幅高となると投資家のリスク志向が保たれ円売りが継続したほか、WTI原油先物相場が一時2%を超す上昇となったことを受けた対資源国通貨での円売りも重しとなった。その後、急ピッチで下落したとあって利益確定の円買いが入る場面があったが、米国株が引けにかけて上げ幅を広げたため、再び円売りに押された。一方、ドルに対しては方向感が出ない。ダウ先物の上昇を受けた円売りドル買いで値を下げたものの、対欧州オセアニア通貨でのドル売りを受けた円買いドル売りが下値を支えた。高く始まった米国株が伸び悩むとやや円買いが優位となったものの、引けにかけて米国株が買われたため押し戻された。
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・スペインの貯蓄銀行カハマドリードとバンカハが、スペインの銀行業界の強化を目的として設立された基金に対して44~45億ユーロの資金援助を要請する見込みであると関係者の話として伝えている。なお、カハマドリードとバンカハは合併することで合意している。
野田佳彦[NP HDP -2.6 CHDP +0.5 RHDP -2.6 CRHDP +0.5]
・野田佳彦財務相「ガイトナー米財務長官と電話会談した」
野田佳彦[NP HDP -2.6 CHDP +0.5 RHDP -2.6 CRHDP +0.5]
・野田佳彦財務相「ガイトナー米財務長官と為替について議論はなかった」「欧州の動向について若干意見交換」
中国政府関係[NP HDP +1.3 CHDP +0.1 RHDP +1.6 CRHDP -0.3]
・中国商務省がガイトナー米財務長官の人民元に関する議会証言について「人民元についての立場に変更はない」との見方を示したと伝えられている。なお、ガイトナー米財務長官は「人民元の上昇は中国の利益となる。家計の購買力を押し上げ、内需への移行を促す」などと証言していた。
日本政府関係[NP HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.0]
・亀井郵政・金融担当相が辞任し、仙谷官房長官が代理すると複数の通信社が伝えている。
日本政府関係[NP-2.0 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP +0.1]
・荒井聡国家戦略相「景気は着実に持ち直しが続いているが、自律性は強くない」「景気は緩やかに回復基調が続く」
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は11日、台湾の格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に上方修正したと発表した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。世界景気の先行きや欧州の財政問題に対する不安が和らぎ、前日の欧米株価が上昇。投資家のリスク回避姿勢が弱まるとの見方から円売りが先行した。11日の日本株相場が堅調に推移したことも円の重しとなった。ただ、売り一巡後は下値を切り上げた。市場では「中国の5月消費者物価指数(CPI)が前年同月比3.1%上昇と中国が目標としている3%を若干上回った。中国の金融引き締め観測が高まり、上海株が失速し円が買い戻された」との声が聞かれた。
菅直人[NP-4.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP -0.2]
・菅直人首相(所信表明演説で)「日銀と一体となって強力かつ総合的な政策努力を行う」
菅直人[NP HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP -0.2]
・菅直人首相(所信表明演説で)「財政健全化に向けた税制改革は不可避であり、超党派で議論を行う」
日本政府関係[NP HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP +0.1]
・仙谷由人官房長官「国民新党の自見氏を郵政・金融担当相として5時に認証式を行う」
ガートルード・トゥンペルグゲレル[NP HDP +0.2 CHDP +0.2 RHDP +0.2 CRHDP +0.2]
・トゥンペルグゲレル欧州中央銀行(ECB)専務理事「ECBは金融統合の推進を継続する」
ポーランド政府関係[NP HDP -6.0 CHDP -0.5 RHDP -6.0 CRHDP -0.5]
・ロストフスキ・ポーランド財務相の話として「2015年がユーロ加盟に現実的な時期である」と伝えた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。中国の5月消費者物価指数(CPI)が予想を若干上回ったことで、中国の金融引き締め観測が高まった。対豪ドルで円買いが入ると他の通貨に対しても円買いが波及した。前日のガイトナー米財務長官の議会証言を受け、人民元の切り上げ観測が再燃したことも円を下支えした。半面、世界景気の先行きや欧州の財政問題に対する不安が和らぎ、日本株が上昇すると投資家のリスク回避姿勢が弱まるとの見方から円売りが出た。市場では「サッカーワールドカップ南アフリカ大会が本日開幕することで、特に欧州の市場参加者の相場への関心が薄れている」との声があり、欧州の取引時間帯に入っても値動きは鈍いままだ。
マリオ・ドラギ[NP HDP -2.2 CHDP -0.2 RHDP -2.2 CRHDP -0.2]
・ドラギ・イタリア中銀総裁「金融市場は現時点で落ち着きを取り戻している」
ユルゲン・シュタルク[NP HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +0.2 CRHDP +0.1]
・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事「言うまでもなくユーロには将来がある」「欧州にとってユーロに代わるものはない」
フィリップ・ヒルデブランド[NP HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP +0.0]
・ヒルデブランド・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)総裁「大きすぎて潰せない問題について解決法を見つける必要」
ホセ・マヌエル・バローゾ[NP HDP -2.7 CHDP -0.2 RHDP -2.7 CRHDP -0.2]
・バローゾ欧州連合(EU)委員長「危機があるとき、欧州連合(EU)はより強くなる」
ユルゲン・シュタルク[NP HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +0.2 CRHDP +0.1]
・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事「国債購入は事実上一時的」
ホセ・マヌエル・バローゾ[NP HDP -2.7 CHDP -0.2 RHDP -2.7 CRHDP -0.2]
・バローゾ欧州連合(EU)委員長「ユーロに対して陰謀があるとは思っていない」「市場はいくつかのユーロ圏諸国の国債を標的にしており通貨に対してではない」
ガートルード・トゥンペルグゲレル[NP HDP +0.2 CHDP +0.2 RHDP +0.2 CRHDP +0.2]
・トゥンペルグゲレル欧州中央銀行(ECB)専務理事「ポーランドはまだユーロを採用する準備が出来ていない」
ナウト・ウェリンク[NP HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.0]
・オランダ中銀のウェリンク総裁「欧州連合(EU)の支援パッケージの拡大を議論するのは時期尚早」、「欧州中央銀行(ECB)の債券購入は良いアイデア。市場機能の回復を目的としている」
日本政府関係[NP HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP +0.1]
・自見庄三郎郵政・金融担当相「金融システム安定化や利用者の保護・利便性の向上、公正透明な市場の確立が金融庁の使命」
日本政府関係[NP HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP +0.1]
・自見庄三郎郵政・金融担当相「郵政改革における郵貯・簡保の限度額の引き上げ幅について、現時点で見直す考えはない」
チャールズ・プロッサー[NP-3.6 HDP +2.2 CHDP -0.1 RHDP +2.2 CRHDP +0.0]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「インフレは短期的に抑制された状態が続くと見ている」
チャールズ・プロッサー[NP+4.0 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +1.9 CRHDP -0.3]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「米景気回復はより広範に及んでいる」
チャールズ・プロッサー[NP+5.4 HDP +2.3 CHDP +0.1 RHDP +2.2 CRHDP +0.3]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「米国債以外の資産売却を早期に実施するべき」
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP HDP +0.3 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「ユーロを捨てることは非常に不利益だろう」
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP HDP +0.3 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「財政再建は今後数年間、主要な課題となるだろう」「リスクは成長の不確実性と財政赤字」
チャールズ・プロッサー[NP+6.4 HDP +2.4 CHDP +0.1 RHDP +2.3 CRHDP +0.1]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「米国は財政問題からの出口戦略が必要だ」
チャールズ・プロッサー[NP+4.0 HDP +2.4 CHDP +0.0 RHDP +2.6 CRHDP +0.3]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「ユーロ圏の危機の米国への大きな影響は見られない」
チャールズ・プロッサー[NP+4.2 HDP +2.4 CHDP +0.0 RHDP +2.6 CRHDP +0.0]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「小売売上のトレンドは依然として安定かつ、改善している」
チャールズ・プロッサー[NP+5.8 HDP +2.5 CHDP +0.1 RHDP +2.8 CRHDP +0.2]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「『長期に渡る』という文言に不安を感じる」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は荒い値動き。対ポンドやスイスフランでドルが買われたことにつれて円売りドル買いが出て、円全般の上値が抑えられる展開が続いた。米国勢参入後は、弱い米小売指標を受けて対ドル中心に円買いが膨らみ円全体が値を上げた。時間外のダウ先物が下げに転じ下げ幅を広げたことも円を押し上げた。もっとも、現物の米国株が安寄り後に持ち直すと円売りが優位になり円全体が値を下げている。短期スタンスの売買が目立ち値動きが荒くなっているようだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに1ドル=91円20銭前後まで売られた。米商務省が11日発表した5月の米小売売上高(季節調整済み)が前月比1.2%減と市場予想平均の前月比0.2%増より弱い結果となったことを受けた動き。
・ユーロ円は22時過ぎに1ユーロ=110円30銭前後と今日の安値を付けた。弱い米小売指標を受けて時間外のダウ先物が下落し、投資家のリスク許容度が低下したことを受けた。もっとも、ドル円、ユーロ円共に、米国株が底堅く推移していることを背景に買い戻しが進み、ドル円は91円台後半、ユーロ円は111円台を回復している。
・ユーロドルは下げ渋り。弱い米小売指標を受けてダウ先物が下げに転じ下げ幅を広げるとリスクポジションを解消する動きが優位になり、1ユーロ=1.2078ドル前後と今日の安値を付けた。ただ、現物の米国株が持ち直した影響で買い戻され下値を切り上げている。
ドナルド・コーン[NP HDP -0.2 CHDP +0.3 RHDP -0.2 CRHDP +0.3]
・コーン米連邦準備理事会(FRB)副議長は6月23日付けで辞任する予定となっていたが、バーナンキFRB議長の要請で9月1日に延期となったと、複数の通信社が報じている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては売りが優位。ダウ先物が上げ幅を広げたことをきっかけに円売りが膨らんだ。米国株式相場が大幅高となると投資家のリスク志向が保たれ円売りが継続したほか、WTI原油先物相場が一時2%を超す上昇となったことを受けた対資源国通貨での円売りも重しとなった。その後、急ピッチで下落したとあって利益確定の円買いが入る場面があったが、米国株が引けにかけて上げ幅を広げたため、再び円売りに押された。一方、ドルに対しては方向感が出ない。ダウ先物の上昇を受けた円売りドル買いで値を下げたものの、対欧州オセアニア通貨でのドル売りを受けた円買いドル売りが下値を支えた。高く始まった米国株が伸び悩むとやや円買いが優位となったものの、引けにかけて米国株が買われたため押し戻された。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。世界景気の先行きや欧州の財政問題に対する不安が和らぎ、前日の欧米株価が上昇。投資家のリスク回避姿勢が弱まるとの見方から円売りが先行した。11日の日本株相場が堅調に推移したことも円の重しとなった。ただ、売り一巡後は下値を切り上げた。市場では「中国の5月消費者物価指数(CPI)が前年同月比3.1%上昇と中国が目標としている3%を若干上回った。中国の金融引き締め観測が高まり、上海株が失速し円が買い戻された」との声が聞かれた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。中国の5月消費者物価指数(CPI)が予想を若干上回ったことで、中国の金融引き締め観測が高まった。対豪ドルで円買いが入ると他の通貨に対しても円買いが波及した。前日のガイトナー米財務長官の議会証言を受け、人民元の切り上げ観測が再燃したことも円を下支えした。半面、世界景気の先行きや欧州の財政問題に対する不安が和らぎ、日本株が上昇すると投資家のリスク回避姿勢が弱まるとの見方から円売りが出た。市場では「サッカーワールドカップ南アフリカ大会が本日開幕することで、特に欧州の市場参加者の相場への関心が薄れている」との声があり、欧州の取引時間帯に入っても値動きは鈍いままだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は荒い値動き。対ポンドやスイスフランでドルが買われたことにつれて円売りドル買いが出て、円全般の上値が抑えられる展開が続いた。米国勢参入後は、弱い米小売指標を受けて対ドル中心に円買いが膨らみ円全体が値を上げた。時間外のダウ先物が下げに転じ下げ幅を広げたことも円を押し上げた。もっとも、現物の米国株が安寄り後に持ち直すと円売りが優位になり円全体が値を下げている。短期スタンスの売買が目立ち値動きが荒くなっているようだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに1ドル=91円20銭前後まで売られた。米商務省が11日発表した5月の米小売売上高(季節調整済み)が前月比1.2%減と市場予想平均の前月比0.2%増より弱い結果となったことを受けた動き。
・ユーロ円は22時過ぎに1ユーロ=110円30銭前後と今日の安値を付けた。弱い米小売指標を受けて時間外のダウ先物が下落し、投資家のリスク許容度が低下したことを受けた。もっとも、ドル円、ユーロ円共に、米国株が底堅く推移していることを背景に買い戻しが進み、ドル円は91円台後半、ユーロ円は111円台を回復している。
・ユーロドルは下げ渋り。弱い米小売指標を受けてダウ先物が下げに転じ下げ幅を広げるとリスクポジションを解消する動きが優位になり、1ユーロ=1.2078ドル前後と今日の安値を付けた。ただ、現物の米国株が持ち直した影響で買い戻され下値を切り上げている。