2010年6月28日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。週明けの日経平均株価が一時小高く推移したことを背景に、円を売る動きが見られた。対豪ドルでは資源超過利潤税を巡る思惑を背景とした円売りが散見されて円全般を押し下げた。しかし、日経平均株価は下げに転じやや下げ幅を広げたため、円売り圧力は後退した。その後は、手掛かり難で一方向に持ち高を傾ける動きは見られず、方向感が出ていない。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・ 28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感が定まらない。日本株や上海総合指数が下落しリスク志向が低下したままであったため、欧州勢から散発的に円を買い戻す動きが見られた。ユーロに対しては、ユーロ・スイスフランの売りが強まったことにつれた円買いも散見された。
 一方で、円はスイスフランに対しては弱含み。ダンティーヌ・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)理事が「デフレ傾向は実際に消滅した」と述べたと一部通信社が報じたことを受けて、SNBのスイスフラン売り介入のスタンスが後退したとの見方から円売りスイスフラン買いが進んだ。また、英・独の株価指数やダウ先物がプラス圏に浮上すると、アジア株安を材料に形成された円買いポジションが閉じられて、円全般が値を下げている。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は強含み。ダンティーヌ・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)理事が「デフレ傾向は実際に消滅した」と述べたと伝わると、SNBによるデフレ阻止目的のユーロ買いスイスフラン売り介入観測が後退。ユーロスイスフランがユーロ導入来の安値を更新したことを受け、対ユーロで円買いが進んだ。米10年物国債利回りが2009年4月29日以来の水準まで低下し、日米金利差の縮小を意識した円買いドル売りが入ったことも円全体の支えとなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は前週末の安値1ドル=89円21銭前後を下抜けて、22時30分過ぎに一時5月21日以来の安値となる89円16銭前後まで値を下げた。
・ユーロ円は21時30分過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=109円99銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは弱含み。対スイスフランやポンドでユーロ売りが進んだ影響で、21時30分過ぎに一時1ユーロ=1.2326ドル前後まで値を下げた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

スティーヴン・ハーパー[NP     HDP -0.7 CHDP +0.2 RHDP -0.7 CRHDP +0.2]
・ハーパー・カナダ首相「G20は人民元の柔軟化を歓迎」、「全ての国が財政赤字目標を達成すると確信している」、「日本の財政目標はやや異なるとの認識が一部あった」

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・英フィナンシャルタイムズ紙(FT)は欧州の銀行のストレステストは最大100行参加する可能性があると報じた。また、ドイツの州立銀行8行がストレステストの結果公表に同意しているとのこと。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社ムーディーズは、財政規律の喪失や世界経済が2番底に向かった場合、日本の格下げ圧力が強まる可能性を指摘したと報じられた。

スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP+4.6 HDP -3.2 CHDP +0.4 RHDP -3.2 CRHDP +0.4]
・ダンティーヌ・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)理事「デフレ傾向は実際に消滅した」、「SNBは金融政策の結果に満足できる」

アクセル・ウェーバー[NP-2.0 HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP -0.3]
・ウェーバー・ドイツ連銀総裁(独議員の話として)「ドイツの銀行は安定しつつある」、「ドイツの銀行にはまだ問題がある」、「欧州の銀行ストレステストは100行に及ぶ可能性がある」

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.0 CHDP +0.8 RHDP +0.0 CRHDP +0.8]
・ドイツがネーキッド取引禁止を24ヶ月へ延長する可能性がある、と関係者の話として伝えている。

アンドリュー・センタンス[NP+5.8 HDP +0.3 CHDP +0.2 RHDP +0.3 CRHDP +0.2]
・センタンス・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「英予算は利上げ開始の必要性を排除しない」

アンドリュー・センタンス[NP+6.0 HDP +0.6 CHDP +0.3 RHDP +0.6 CRHDP +0.3]
・センタンス・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「ポンドの下落の一部が正当化される可能性があるが、我々は為替水準が金融政策を通じてインフレに影響を及ぼす重要なルートの一つであることも理解している」

アンドリュー・センタンス[NP+6.4 HDP +0.8 CHDP +0.2 RHDP +0.8 CRHDP +0.2]
・センタンス・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「緩やかな金利上昇が経済にとって有益」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP-3.6 HDP +1.7 CHDP -1.4 RHDP +1.7 CRHDP -1.4]
・カナダ・トロントで開催された20カ国・地域(G20)首脳会議は声明を発表。「優先課題は景気回復を強化し、守ること」と景気へ配慮する方針を示しながらも、「先進国は2013年までに財政赤字を半減」と、財政健全化の必要性への認識と一定の目標を示した。また、為替について「為替相場の柔軟化にファンダメンタルを反映させる必要がある」、「一部の新興国にさらなる為替相場の柔軟化を求める」とした。

2010年6月28日のFX要人発言・ニュース

G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP-3.6 HDP +1.7 CHDP -1.4 RHDP +1.7 CRHDP -1.4]
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)・カナダ・トロントで開催された20カ国・地域(G20)首脳会議は声明を発表。「優先課題は景気回復を強化し、守ること」と景気へ配慮する方針を示しながらも、「先進国は2013年までに財政赤字を半減」と、財政健全化の必要性への認識と一定の目標を示した。また、為替について「為替相場の柔軟化にファンダメンタルを反映させる必要がある」、「一部の新興国にさらなる為替相場の柔軟化を求める」とした。

G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP     HDP +1.7 CHDP -1.4 RHDP +1.7 CRHDP -1.4]
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)・G20共同声明「銀行資本を『相当程度』拡充する」、「銀行資本拡充を2012年度末までに実行」、「各国は銀行救済コストで、銀行税など独自で実施できる」

G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP     HDP +1.7 CHDP -1.4 RHDP +1.7 CRHDP -1.4]
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)・G20共同声明「大きくて潰せない銀行に関する作業を一段と進める必要がある」、「最大手銀行に対し、監督を強化するべき」

ニコラ・サルコジ[NP     HDP -2.0 CHDP +0.8 RHDP -2.0 CRHDP +0.8]
ニコラ・サルコジ・サルコジ・フランス大統領「G20声明で初めて銀行税について盛り込まれた」、「G20は銀行税について正当な政策と見ている」、「中国は声明で人民元についての言及を望まなかった」

ヘルマン・ファンロンパイ[NP     HDP -0.9 CHDP +2.6 RHDP -0.9 CRHDP +2.6]
ヘルマン・ファンロンパイ・ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領「EUの取り組みはG20で歓迎された」、「G20は銀行税について有益な手段として認識した」、「金融改革はソウル・サミットに向けて軌道に乗っている」

スティーヴン・ハーパー[NP     HDP -0.7 CHDP +0.2 RHDP -0.7 CRHDP +0.2]
スティーヴン・ハーパー・ハーパー・カナダ首相「G20は人民元の柔軟化を歓迎」、「全ての国が財政赤字目標を達成すると確信している」、「日本の財政目標はやや異なるとの認識が一部あった」

ロドリゲス・サパテロ[NP     HDP +1.4 CHDP -1.8 RHDP +1.4 CRHDP -1.8]
ロドリゲス・サパテロ・サパテロ・スペイン首相「各国は成長と財政赤字の削減が必要」、「成長と予算削減の間にジレンマはない」、「赤字は2012年に6%、13年に3%に低下する見通し」、「ストレステストはスペインの銀行の強さを証明するだろう」

バラク・オバマ[NP+3.2 HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「為替は市場で決定される必要がある」、「米国は2013年までの財政赤字半減の目標に同意」、「世界経済は瀬戸際から回復してきた」

ドミニク・ストロス=カーン[NP     HDP -1.5 CHDP +0.2 RHDP -1.8 CRHDP +0.0]
ドミニク・ストロス=カーン・ストロスカーン国際通貨基金(IMF)専務理事「中国人民元の動きは協調的なプロセスを示す」

菅直人[NP     HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP -0.3]
菅直人・菅直人首相「人民元問題はひとつの山を越えたという認識が共通にあった」、「G20は中国の人民元について詳細には議論しなかった」

バラク・オバマ[NP     HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「北朝鮮の行動は受け入れられない」、「中国の決意ある行動は同国の利益になる」、「米国は中国の最初の一歩を歓迎」、「中国の通貨は大幅に上昇するだろう」

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・英フィナンシャルタイムズ紙(FT)は欧州の銀行のストレステストは最大100行参加する可能性があると報じた。また、ドイツの州立銀行8行がストレステストの結果公表に同意しているとのこと。

ジュリア・ギラード[NP     HDP +4.4 CHDP 0.00 RHDP +4.4 CRHDP 0.00]
ジュリア・ギラード・ギラード豪首相「資源税を巡る協議が進むようできることはやる」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。週明けの日経平均株価が一時小高く推移したことを背景に、円を売る動きが見られた。対豪ドルでは資源超過利潤税を巡る思惑を背景とした円売りが散見されて円全般を押し下げた。しかし、日経平均株価は下げに転じやや下げ幅を広げたため、円売り圧力は後退した。その後は、手掛かり難で一方向に持ち高を傾ける動きは見られず、方向感が出ていない。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・格付け会社ムーディーズは、財政規律の喪失や世界経済が2番底に向かった場合、日本の格下げ圧力が強まる可能性を指摘したと報じられた。

西村清彦[NP     HDP -0.2 CHDP -0.2 RHDP -0.2 CRHDP -0.2]
西村清彦・西村日銀副総裁「銀行に関するルールは地域の相違を考慮する必要がある」、「金融ルールの世界的な見直しが必要」

スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP+4.6 HDP -3.2 CHDP +0.4 RHDP -3.2 CRHDP +0.4]
スイス国立銀行(スイス中銀)関係・ダンティーヌ・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)理事「デフレ傾向は実際に消滅した」、「SNBは金融政策の結果に満足できる」

ガートルード・トゥンペルグゲレル[NP     HDP +0.4 CHDP +0.2 RHDP +0.4 CRHDP +0.2]
ガートルード・トゥンペルグゲレル・トゥンペルグゲレル欧州中央銀行(ECB)専務理事「会計基準のギャップを小さくする必要がある」、「ECBはバーゼル銀行監督委員会の提案を支持する」、「追加措置でモラルハザードを減らす必要がある」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・ 28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感が定まらない。日本株や上海総合指数が下落しリスク志向が低下したままであったため、欧州勢から散発的に円を買い戻す動きが見られた。ユーロに対しては、ユーロ・スイスフランの売りが強まったことにつれた円買いも散見された。
 一方で、円はスイスフランに対しては弱含み。ダンティーヌ・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)理事が「デフレ傾向は実際に消滅した」と述べたと一部通信社が報じたことを受けて、SNBのスイスフラン売り介入のスタンスが後退したとの見方から円売りスイスフラン買いが進んだ。また、英・独の株価指数やダウ先物がプラス圏に浮上すると、アジア株安を材料に形成された円買いポジションが閉じられて、円全般が値を下げている。

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・フランスとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが53bpと6月9日以来の水準まで拡大した。

南アフリカ政府関係[NP-3.0 HDP -1.0 CHDP -0.2 RHDP -1.0 CRHDP -0.2]
南アフリカ政府関係・南ア準備銀行(SARB)が週末に発表した第1四半期経済報告によると、同期経常収支は対GDP比で4.6%赤字と、第4四半期の2.9%から赤字幅が拡大した。当局は、「赤字は非居住者による国債や株式の買い入れでカバーされている」としているが、一部市場関係者からは、「市場予想の3.6%を大幅に上回ったため、中期的にはランドへの売り圧力が高まる可能性がある」との声も聞かれている。また、財政懸念が高まっているEU圏が主要輸出先であることから、「輸出が今後更に落ち込み、貿易赤字も拡大する恐れがある」ようだ。

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・国際決算銀行(BIS)のカルアナ総支配人はスイス・バーゼルで「金融システムは依然としてぜい弱」との認識を示した。一方、「中央銀行は中期的なインフレリスクに警戒するべき」、「支援策の巻き戻しを適切な時期に行わなければならない」と各国の金融・財政政策が出口に向かう必要性を述べた。

アクセル・ウェーバー[NP-2.0 HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP -0.3]
アクセル・ウェーバー・ウェーバー・ドイツ連銀総裁(独議員の話として)「ドイツの銀行は安定しつつある」、「ドイツの銀行にはまだ問題がある」、「欧州の銀行ストレステストは100行に及ぶ可能性がある」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・28日の欧州外国為替市場で円は強含み。ダンティーヌ・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)理事が「デフレ傾向は実際に消滅した」と述べたと伝わると、SNBによるデフレ阻止目的のユーロ買いスイスフラン売り介入観測が後退。ユーロスイスフランがユーロ導入来の安値を更新したことを受け、対ユーロで円買いが進んだ。米10年物国債利回りが2009年4月29日以来の水準まで低下し、日米金利差の縮小を意識した円買いドル売りが入ったことも円全体の支えとなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は前週末の安値1ドル=89円21銭前後を下抜けて、22時30分過ぎに一時5月21日以来の安値となる89円16銭前後まで値を下げた。
・ユーロ円は21時30分過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=109円99銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは弱含み。対スイスフランやポンドでユーロ売りが進んだ影響で、21時30分過ぎに一時1ユーロ=1.2326ドル前後まで値を下げた。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.0 CHDP +0.8 RHDP +0.0 CRHDP +0.8]
ドイツ政府関係・ドイツがネーキッド取引禁止を24ヶ月へ延長する可能性がある、と関係者の話として伝えている。

アンドリュー・センタンス[NP+5.8 HDP +0.3 CHDP +0.2 RHDP +0.3 CRHDP +0.2]
アンドリュー・センタンス・センタンス・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「英予算は利上げ開始の必要性を排除しない」

アンドリュー・センタンス[NP+6.0 HDP +0.6 CHDP +0.3 RHDP +0.6 CRHDP +0.3]
アンドリュー・センタンス・センタンス・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「ポンドの下落の一部が正当化される可能性があるが、我々は為替水準が金融政策を通じてインフレに影響を及ぼす重要なルートの一つであることも理解している」

アンドリュー・センタンス[NP+6.4 HDP +0.8 CHDP +0.2 RHDP +0.8 CRHDP +0.2]
アンドリュー・センタンス・センタンス・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「緩やかな金利上昇が経済にとって有益」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは28日、ブラジルの格付け見通しを「安定的」から「ポジティブ」に上方修正したと発表した。また、格付けは「BBB-」で据え置いた。

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