2010年11月13日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円は失速。英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペインの5カ国の財務相は12日、アイルランドの問題を踏まえ共同声明を発表。5月に設立した7500億ユーロの基金の存在を強調し、「ユーロ圏危機解決の体制を巡ってどのような議論があっても、既存の債務には適用されない」との見解を示した。アイルランドの財政危機や債務再編への過度の懸念が和らぐと、欧州時間に対ユーロ中心に円売りが出た流れを引き継いだ。米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識した対ドルでの売りで円全体が押し下げられた面もある。ただ、ダウ工業株30種平均が一時100ドルを超す下げ幅となったほか、NY金先物相場などの商品先物相場が大幅に下落し、リスクポジション解消目的で円が買い戻されると下値を切り上げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は、米長期金利が上昇し日米金利差拡大を意識した円売りドル買いが出たうえ、米株安などを背景にドルが欧州通貨やオセアニア通貨に対して買い戻されたことも支えとなった。アジア時間に付けた1ドル=82円55銭前後を上抜けて、2時過ぎに82円66銭前後まで上昇した。ユーロ円はアイルランドの財政懸念が緩和し、24時前に1ユーロ=113円40銭前後まで上昇した。もっとも、その後112円台後半まで失速する場面があり上値が重かった。
・ユーロドルは行って来い。英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペインの財務相が共同声明を発表したこともあって、欧州時間からの買い戻しが継続。24時前に1ユーロ=1.3777ドル前後まで上昇した。ただ、ユーロ圏関係筋の話しとして「アイルランドはEUからの緊急支援について協議している」との一部報道が伝わったうえ、米国株が下げ幅を広げたため一時1.3659-62ドル前後まで押し戻された。なお、アイルランド財務省は声明で「EU緊急支援を要請している事実はない」と報道を否定した。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

欧州連合(EU)[NP     HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.1]
・ユーロ圏関係筋の話しとして「アイルランドはEUからの緊急支援について協議している」と報じている。なお、アイルランドがEU金融支援プログラムを受ける可能性はかなり高いという。

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP -0.2 CRHDP -0.1]
・米連邦準備理事会(FRB)は12日、傘下のNY連銀を通じて本日から予定されていた米国債の購入を実施し量的緩和第2弾を開始したと報じられている。

イブ・メルシュ[NP+4.0 HDP +0.2 CHDP +0.1 RHDP +0.3 CRHDP +0.3]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁「ECBは来週の会合で、出口に関する決定を行うだろう」、「ユーロ圏のGDPはECBのベースのシナリオに沿ったもの」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

イブ・メルシュ[NP+4.0 HDP +0.2 CHDP +0.1 RHDP +0.3 CRHDP +0.3]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁「ECBは来週の会合で、出口に関する決定を行うだろう」、「ユーロ圏のGDPはECBのベースのシナリオに沿ったもの」

2010年11月13日のFX要人発言・ニュース

欧州連合(EU)[NP     HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.1]
欧州連合(EU)・ユーロ圏関係筋の話しとして「アイルランドはEUからの緊急支援について協議している」と報じている。なお、アイルランドがEU金融支援プログラムを受ける可能性はかなり高いという。

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP -0.2 CRHDP -0.1]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は12日、傘下のNY連銀を通じて本日から予定されていた米国債の購入を実施し量的緩和第2弾を開始したと報じられている。

アイルランド政府関係[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
アイルランド政府関係・アイルランド財務省は12日、電子メールで「EU緊急支援を要請している事実はない」との声明を発表。2011年半ばまで十分な資金を確保していると強調した。

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP +0.3]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「アイルランドがEU緊急支援を受けるかどうか確証はない」「アイルランドは必要とあれば支援を受けるだろう」

アイルランド政府関係[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
アイルランド政府関係・アイルランド財務省は12日、「欧州連合(EU)緊急支援の申請について交渉していない」とのコメントを発表したと報じられている。

イブ・メルシュ[NP+4.0 HDP +0.2 CHDP +0.1 RHDP +0.3 CRHDP +0.3]
イブ・メルシュ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁「ECBは来週の会合で、出口に関する決定を行うだろう」、「ユーロ圏のGDPはECBのベースのシナリオに沿ったもの」

ゴンザレス・パラモ[NP     HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -0.3 CRHDP +0.4]
ゴンザレス・パラモ・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「ユーロ圏の成長におけるダイバージェンスは来年、減少するだろう」、「債務のメカニズムは金融の安定を支援するべき」

ゴンザレス・パラモ[NP     HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -0.3 CRHDP +0.4]
ゴンザレス・パラモ・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「アイルランド救済の必要性について、コメントは差し控える」

ゴンザレス・パラモ[NP     HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -0.3 CRHDP +0.4]
ゴンザレス・パラモ・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「ユーロは危機ではない。ユーロは需要に対する国家間の政策調整が不足している。」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP-4.8 HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.0]
連邦準備制度理事会(FRB)・ラスキン米連邦準備理事会(FRB)理事「住宅ローンにおける現在の危機的状況が改善されなければ、米国における住宅差し押さえの見通しは今後数年厳しいまま」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・12日のニューヨーク外国為替市場で円は失速。英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペインの5カ国の財務相は12日、アイルランドの問題を踏まえ共同声明を発表。5月に設立した7500億ユーロの基金の存在を強調し、「ユーロ圏危機解決の体制を巡ってどのような議論があっても、既存の債務には適用されない」との見解を示した。アイルランドの財政危機や債務再編への過度の懸念が和らぐと、欧州時間に対ユーロ中心に円売りが出た流れを引き継いだ。米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識した対ドルでの売りで円全体が押し下げられた面もある。ただ、ダウ工業株30種平均が一時100ドルを超す下げ幅となったほか、NY金先物相場などの商品先物相場が大幅に下落し、リスクポジション解消目的で円が買い戻されると下値を切り上げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は、米長期金利が上昇し日米金利差拡大を意識した円売りドル買いが出たうえ、米株安などを背景にドルが欧州通貨やオセアニア通貨に対して買い戻されたことも支えとなった。アジア時間に付けた1ドル=82円55銭前後を上抜けて、2時過ぎに82円66銭前後まで上昇した。ユーロ円はアイルランドの財政懸念が緩和し、24時前に1ユーロ=113円40銭前後まで上昇した。もっとも、その後112円台後半まで失速する場面があり上値が重かった。
・ユーロドルは行って来い。英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペインの財務相が共同声明を発表したこともあって、欧州時間からの買い戻しが継続。24時前に1ユーロ=1.3777ドル前後まで上昇した。ただ、ユーロ圏関係筋の話しとして「アイルランドはEUからの緊急支援について協議している」との一部報道が伝わったうえ、米国株が下げ幅を広げたため一時1.3659-62ドル前後まで押し戻された。なお、アイルランド財務省は声明で「EU緊急支援を要請している事実はない」と報道を否定した。

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