2010年12月17日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.3]
・欧州中央銀行(ECB)は16日、欧州システミック・リスク評議会(ESRC)の議長にトリシェECB総裁が就任すると発表した。なお、副議長にはキング・イングランド銀行総裁が就く。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社ムーディーズはギリシャの格付けを引き下げる方向で検討していると複数の通信社が伝えた。
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -0.4 CHDP -0.2 RHDP -0.3 CRHDP +0.1]
・国際通貨基金(IMF)は16日、アイルランド向けの支援をIMF理事会で承認したと伝えた。
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -0.4 CHDP -0.2 RHDP -0.3 CRHDP +0.1]
・国際通貨基金(IMF)は16日、アイルランド向け支援の総額225億ユーロのうち、58億ユーロを早急に融資すると発表した。
日本政府関係[NP-1.0 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP +0.1]
・海江田万里・経済財政担当相「デフレを克服する中で、消費税引き上げを展望していく」
アクセル・ウェーバー[NP+6.4 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP -0.1]
・ウェーバー独連銀総裁「政策金利は持続不能な危機前の低水準から上昇する見通し」
中国人民銀行関係[NP+5.8 HDP +1.4 CHDP +0.0 RHDP +3.0 CRHDP +0.3]
・中国人民銀行(PBOC)アドバイザーが「銀行の預金準備率を引き上げる余地がある」との認識を示したと伝えられている。
ブライアン・カウエン[NP HDP -6.8 CHDP 0.00 RHDP -6.8 CRHDP 0.00]
・カウエン・アイルランド首相「ムーディーズの格下げに失望している」、「(今回の格下げは)少し行き過ぎている」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.3]
・欧州中央銀行(ECB)は17日、アイルランドの銀行システムに必要となる一時的なポンドの流動性をカバーするため、最大100億ポンドの通貨スワップ協定をイングランド銀行(BOE)と合意したと発表した。また、ECBは通貨スワップ協定で、必要に応じてアイルランドへ融資するとも述べた。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ニコラ・サルコジ[NP+3.0 HDP -1.1 CHDP +0.4 RHDP -1.1 CRHDP +0.4]
・サルコジ・フランス大統領「ユーロ圏にデフレの危機はない」、「欧州連合(EU)の予算の増額はユーロ圏の危機を解決しないだろう」、「ムーディーズのアイルランドに関する動きを理解できない」、「ユーロはメンバーからの支援により、決して失敗しない」
2010年12月17日のFX要人発言・ニュース
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +1.7 CRHDP +0.0]
・ガイトナー米財務長官「米国はまだ非常に重大な問題に直面している」「米住宅市場に安定化し始めている兆しがある」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.3]
・欧州中央銀行(ECB)は16日、欧州システミック・リスク評議会(ESRC)の議長にトリシェECB総裁が就任すると発表した。なお、副議長にはキング・イングランド銀行総裁が就く。
デーヴィッド・キャメロン[NP HDP +1.0 CHDP +1.8 RHDP +1.0 CRHDP +1.8]
・キャメロン英首相「ユーロの信頼を高める、新しい危機対応メカニズムの一部としての追加の基金にコミットしない」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +1.7 CRHDP +0.0]
・ガイトナー米財務長官「TARPの最終コストは250億ドル未満になる見通し」
ジム・フラハティ[NP+4.0 HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.0]
・フラハティ・カナダ財務相「カナダのファンダメンタルズは依然として強い」
ジョゼ・ソクラテス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・ソクラテス・ポルトガル首相「欧州共同債はユーロを防衛する支援となるだろう」
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社ムーディーズはギリシャの格付けを引き下げる方向で検討していると複数の通信社が伝えた。
ドミニク・ストロス=カーン[NP HDP -1.5 CHDP +0.1 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
・ストロスカーン国際通貨基金(IMF)専務理事「欧州連合(EU)は危機にあってユーロ共同債について検討するべきではない」、「欧州は2011年初めに危機対応について計画する必要がある」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、ギリシャに対する保証コストが上昇。信用情報会社CMAデータビジョン(ロンドン)によると、ギリシャのソブリンCDS5年物スプレッドは949bpまでワイド化した。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・トルコ中銀は16日、政策金利を現行の7.00%から6.50%に引き下げることを決めたと発表した。
ドミニク・ストロス=カーン[NP HDP -1.5 CHDP +0.1 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
・ストロスカーン国際通貨基金(IMF)専務理事「米経済見通しに大きな不確実性がある」「欧州の危機拡大を懸念」
ドミニク・ストロス=カーン[NP HDP -1.5 CHDP +0.1 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
・ストロスカーン国際通貨基金(IMF)専務理事(メキシコで語る)「欧州共同債には政治的な課題がある」「ユーロは強い通貨であり、存続に関しては懸念していない」
ナラヤナ・コチャラコタ[NP HDP -0.2 CHDP -0.1 RHDP -0.3 CRHDP -0.3]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「地方経済は2011年に改善へと向かうだろう」
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -0.4 CHDP -0.2 RHDP -0.3 CRHDP +0.1]
・国際通貨基金(IMF)は16日、アイルランド向けの支援をIMF理事会で承認したと伝えた。
欧州連合(EU)[NP HDP -1.6 CHDP -0.2 RHDP -1.6 CRHDP -0.2]
・欧州連合(EU)首脳会議は16日、恒久的な危機対応メカニズムを2013年から創設するよう、EU条約を改正することで合意したと、EU外交筋の話として報じている。
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -0.4 CHDP -0.2 RHDP -0.3 CRHDP +0.1]
・国際通貨基金(IMF)は16日、アイルランド向け支援の総額225億ユーロのうち、58億ユーロを早急に融資すると発表した。
欧州連合(EU)[NP HDP -1.6 CHDP -0.2 RHDP -1.6 CRHDP -0.2]
・欧州連合(EU)首脳は16日、2013年までに財政赤字を対GDP比3%以内に縮小するとの草案に合意したと伝えた。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・チリ中銀は16日、政策金利を現行の3.00%から3.25%に引き上げることを決めたと発表した。
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は16日、チリの格付け見通しを「ポジティブ」に変更したと発表した。
アンゲラ・メルケル[NP HDP -0.1 CHDP +0.1 RHDP -0.1 CRHDP +0.1]
・メルケルドイツ首相「EUは恒久的な危機メカニズムで合意した」、「危機メカニズムはユーロの安定維持を支援するだろう」「EUの決定はユーロの将来にとって重要」
ヘルマン・ファンロンパイ[NP HDP +0.4 CHDP +0.4 RHDP +0.4 CRHDP +0.4]
・ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領「EUは危機メカニズムと経済戦略を承認した」「EU首脳は基本条約の改正を承認した」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP +0.3]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「EU首脳は欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の役割について議論しなかった。明日検討される可能性がある。」、「EU首脳は新しい銀行ストレステストに合意した」
ジャン=クロード・トリシェ[NP+2.0 HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBの増資は正当化される」「ECBは物価の安定を達成している」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円は対ドルでは行って来い。米新規失業保険申請件数や12月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(フィリー指数)が市場予想より強い内容となり、米10年物国債利回りが一時上昇に転じ、日米金利差の拡大を意識した円売りが出た。ただ、市場では「1ドル=84円50銭前後から下の水準に国内輸出企業などからの買いが断続的に観測されている」との声があり、下値の堅さが意識される中、米10年物国債利回りが再び低下すると下値を切り上げた。
一方、他の通貨に対してはもみ合い。強い米経済指標を受けて米長期金利が上昇しドルが全般的に買われると、つれて円買い外貨売りが入った。米国株式相場が徐々に上げ幅を広げたことが重しとなる場面があったが、米長期金利が再び低下しドルに対して円買いが入り、円全体が支えられるなどもみ合う展開となった。
日本政府関係[NP-1.0 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP +0.1]
・海江田万里・経済財政担当相「デフレを克服する中で、消費税引き上げを展望していく」
野田佳彦[NP HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
・野田佳彦財務相「(長期金利について)国債市場の動向を注目している」
中国政府関係[NP HDP +1.7 CHDP +0.0 RHDP +2.5 CRHDP -0.2]
・中国銀行業監督管理委員会(銀監会)委員長の話として報じたところによると、「中国の輸出業者は為替リスクの高まりに直面する」という。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。ドルに対しては国内輸出企業からと見られる円買いが入り値を上げた。一方で、欧州・オセアニア通貨に対しては上値が重い。欧州・オセアニア通貨がドルに対して買われていることにつれて円売り外貨買いが出た。
米政府関係[NP HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP -0.3]
・米下院において減税措置延長法案が可決に必要な票数を確保した。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・トルコ中銀は17日、期間一ヶ月以内の預金準備率を8%に引き上げたと発表した。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社ムーディーズは17日、アイルランドの格付けを「Aa2」から「Baa1」に引き下げると発表した。見通しはネガティブとした。
アンゲラ・メルケル[NP HDP -0.1 CHDP +0.1 RHDP -0.1 CRHDP +0.1]
・メルケルドイツ首相「EUは安定的で力強いユーロを持つ重要性で合意」
アクセル・ウェーバー[NP HDP +0.5 CHDP +0.1 RHDP +0.3 CRHDP -0.1]
・ウェーバー独連銀総裁「ユーロ債は市場の信頼を改善しないだろう」
アクセル・ウェーバー[NP HDP +0.5 CHDP +0.1 RHDP +0.3 CRHDP -0.1]
・ウェーバー独連銀総裁「ユーロ救済計画の存在は、ユーロ債より危機克服に適している」
アクセル・ウェーバー[NP+6.4 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP -0.1]
・ウェーバー独連銀総裁「政策金利は持続不能な危機前の低水準から上昇する見通し」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・韓国の通信社が報じたところによると、北朝鮮は「韓国が計画通り演習行えば、韓国を攻撃するだろう」「韓国への攻撃は11月より強いものになるだろう」との見解を示した。
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP +0.3]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ユーロ債の問題は多くの抵抗に直面している」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は狭い値幅で乱高下した。対ユーロで一時円売りが膨らみ円全般の重しとなる場面があったものの、格付け会社ムーディーズが17日、アイルランドの格付けを「Aa2」から「Baa1」に5段階引き下げたと伝わると一転円買いユーロ売りが入ったため円の下値は限られた。
その他、スイスフランがユーロやポンド、ドルなどに対して買いが強まったことにつれて円売りスイスフラン買いが出る場面があった。
欧州通貨間の売買が活発だった影響で円全体の方向感は定まらなかった。市場参加者が減少し、取引に厚みがなくなっているため、値が振れやすいことも円相場の乱高下につながったようだ。
アクセル・ウェーバー[NP HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP -0.1]
・ウェーバー独連銀総裁「ドイツはユーロから恩恵を受けている」「ユーロは安定的な通貨」
中国人民銀行関係[NP+5.8 HDP +1.4 CHDP +0.0 RHDP +3.0 CRHDP +0.3]
・中国人民銀行(PBOC)アドバイザーが「銀行の預金準備率を引き上げる余地がある」との認識を示したと伝えられている。
アンゲラ・メルケル[NP HDP -0.1 CHDP +0.1 RHDP -0.1 CRHDP +0.1]
・メルケルドイツ首相「欧州連合(EU)はユーロを安定的に維持ために、あらゆる措置を行うことで合意した」、「EUの政策に財政規律について盛り込まれる可能性がある」、「恒久的メカニズムの規模はまだ決定することは出来ない」
ニコラ・サルコジ[NP+3.0 HDP -1.1 CHDP +0.4 RHDP -1.1 CRHDP +0.4]
・サルコジ・フランス大統領「ユーロ圏にデフレの危機はない」、「欧州連合(EU)の予算の増額はユーロ圏の危機を解決しないだろう」、「ムーディーズのアイルランドに関する動きを理解できない」、「ユーロはメンバーからの支援により、決して失敗しない」
デーヴィッド・キャメロン[NP HDP +1.0 CHDP +1.8 RHDP +1.0 CRHDP +1.8]
・キャメロン英首相「英国は新しい救済メカニズムに参加しないだろう」、「欧州圏に真の財政削減を求める」
ブライアン・カウエン[NP HDP -6.8 CHDP 0.00 RHDP -6.8 CRHDP 0.00]
・カウエン・アイルランド首相「ムーディーズの格下げに失望している」、「(今回の格下げは)少し行き過ぎている」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては下値が堅い。英・独の株価指数が小高く始まったことや、12月Ifo独企業景況感指数が市場予想を上回ったことを受け円売りユーロ買いが強まると他の通貨に対しても円売りが波及した。ただ、欧州株価がマイナス圏に沈んだため円売りが強まる展開にはならず、その後切り返した。対ドルで欧州通貨やオセアニア通貨が売られたことに連動した円買い欧州通貨売りや円買いオセアニア通貨売りも入った。
一方、円はドルに対しては上値が重かった。米長期金利の上昇一服などを背景に円買いドル売りがやや強まる場面もあったが、対欧州通貨などでドルの買い戻しが進んだため円に対してもドル買いが入った。
欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.3]
・欧州中央銀行(ECB)は17日、アイルランドの銀行システムに必要となる一時的なポンドの流動性をカバーするため、最大100億ポンドの通貨スワップ協定をイングランド銀行(BOE)と合意したと発表した。また、ECBは通貨スワップ協定で、必要に応じてアイルランドへ融資するとも述べた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円は対ドルでは行って来い。米新規失業保険申請件数や12月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(フィリー指数)が市場予想より強い内容となり、米10年物国債利回りが一時上昇に転じ、日米金利差の拡大を意識した円売りが出た。ただ、市場では「1ドル=84円50銭前後から下の水準に国内輸出企業などからの買いが断続的に観測されている」との声があり、下値の堅さが意識される中、米10年物国債利回りが再び低下すると下値を切り上げた。
一方、他の通貨に対してはもみ合い。強い米経済指標を受けて米長期金利が上昇しドルが全般的に買われると、つれて円買い外貨売りが入った。米国株式相場が徐々に上げ幅を広げたことが重しとなる場面があったが、米長期金利が再び低下しドルに対して円買いが入り、円全体が支えられるなどもみ合う展開となった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。ドルに対しては国内輸出企業からと見られる円買いが入り値を上げた。一方で、欧州・オセアニア通貨に対しては上値が重い。欧州・オセアニア通貨がドルに対して買われていることにつれて円売り外貨買いが出た。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は狭い値幅で乱高下した。対ユーロで一時円売りが膨らみ円全般の重しとなる場面があったものの、格付け会社ムーディーズが17日、アイルランドの格付けを「Aa2」から「Baa1」に5段階引き下げたと伝わると一転円買いユーロ売りが入ったため円の下値は限られた。
その他、スイスフランがユーロやポンド、ドルなどに対して買いが強まったことにつれて円売りスイスフラン買いが出る場面があった。
欧州通貨間の売買が活発だった影響で円全体の方向感は定まらなかった。市場参加者が減少し、取引に厚みがなくなっているため、値が振れやすいことも円相場の乱高下につながったようだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては下値が堅い。英・独の株価指数が小高く始まったことや、12月Ifo独企業景況感指数が市場予想を上回ったことを受け円売りユーロ買いが強まると他の通貨に対しても円売りが波及した。ただ、欧州株価がマイナス圏に沈んだため円売りが強まる展開にはならず、その後切り返した。対ドルで欧州通貨やオセアニア通貨が売られたことに連動した円買い欧州通貨売りや円買いオセアニア通貨売りも入った。
一方、円はドルに対しては上値が重かった。米長期金利の上昇一服などを背景に円買いドル売りがやや強まる場面もあったが、対欧州通貨などでドルの買い戻しが進んだため円に対してもドル買いが入った。