2011年3月1日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+1.0 HDP +2.5 CHDP +0.0 RHDP +2.0 CRHDP +0.2]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「現在の金融政策のスタンスは全体的なマクロ経済見通しの観点から引き続き適切」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+1.0 HDP +2.4 CHDP -0.1 RHDP +1.8 CRHDP -0.2]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「向こう1年間のインフレ率は2-3%のRBAターゲット内で一致すると予想」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+4.6 HDP +2.5 CHDP +0.1 RHDP +1.7 CRHDP -0.1]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「アジア圏の非常に強い成長につれて世界経済は拡大を続けている」「ここ数カ月の商品相場の上昇を受け、多くの国でCPIが押し上げられている」
マーヴィン・キング[NP+4.6 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP -0.3]
・キング英中銀総裁「MPCはいかなる環境下においても政策金利を0.50%以下に引き下げようとはしないだろう」
チャールズ・ビーン[NP-4.6 HDP -1.5 CHDP -0.1 RHDP -1.7 CRHDP -0.3]
・ビーン・イングランド銀行(英中銀、BOE)副総裁「2010年第4四半期と2011年第1四半期の潜在成長率は弱くなる可能性」「経済が一時的に軟化するのか、一段と永続的に減速するのか不透明」
チャールズ・ビーン[NP+4.6 HDP -1.3 CHDP +0.2 RHDP -1.9 CRHDP -0.2]
・ビーン・イングランド銀行(英中銀、BOE)副総裁「インフレは目標を依然として上回り、今年の大半は恐らく4-5%のレンジとなるだろう」
マーヴィン・キング[NP-4.8 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP +0.1 CRHDP -0.1]
・キング英中銀総裁「姿勢を示すために政策金利を引き上げるのは自滅的」「2011年いっぱいはインフレ説明のためオズボーン英財務相に書簡を書くだろう」
マーティン・ウィール[NP+4.8 HDP +2.2 CHDP +0.5 RHDP +2.2 CRHDP +0.5]
・ウィール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「高いインフレが賃金や物価に組み込まれることを他のMPC委員より懸念」
カナダ銀行関係[NP+1.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP -0.3]
・カナダ銀行(カナダ中央銀行)声明「更なる景気刺激策の解除は慎重に検討される必要がある」
カナダ銀行関係[NP+2.6 HDP -0.7 CHDP +0.1 RHDP -0.8 CRHDP -0.1]
・カナダ銀行(カナダ中央銀行)声明「(政策金利を1%に据え置いたことは)依然かなり金融刺激的な状況にある」「世界的にインフレ圧力が高まっているが、カナダのインフレは、これまでの見通しと一致している」
カナダ銀行関係[NP+3.8 HDP -0.7 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.2]
・カナダ銀行(カナダ中央銀行)声明「カナダの景気回復は、わずかに予想されたよりも速く進行している」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
マーティン・ウィール[NP+4.8 HDP +2.2 CHDP +0.5 RHDP +2.2 CRHDP +0.5]
・ウィール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「高いインフレが賃金や物価に組み込まれることを他のMPC委員より懸念」
2011年3月1日のFX要人発言・ニュース
ドイツ政府関係[NP HDP +0.7 CHDP -0.3 RHDP +0.7 CRHDP -0.3]
・ブリューデレ独経済相「ドイツのエネルギー供給はリビアの情勢不安に影響されない」「ドイツはエネルギー価格の上昇に対処できる」
バラク・オバマ[NP HDP -1.5 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.3]
・オバマ米大統領「米国が財政課題に取り組むため、全ての人は何かを譲歩する準備をすべき」
ドミニク・ストロス=カーン[NP-2.0 HDP -1.6 CHDP -0.1 RHDP -1.7 CRHDP -0.1]
・ストロスカーン国際通貨基金(IMF)専務理事「中東の混迷が長期的にインフレを加速させるという差し迫った脅威はない」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -1.3 CRHDP -0.2]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ユーロ圏諸国は2ヶ月以内に債務危機終了へ向けた計画で合意に達すると予想する」
イギリス政府関係[NP HDP -3.7 CHDP -0.5 RHDP -3.7 CRHDP -0.5]
・グリーン英貿易相「ポンド高は輸出の成長に打撃を与える可能性」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロ以外の通貨で下げ渋り。サウジアラビアによる原油増産などを背景に原油先物相場が軟調に推移すると、景気の先行きに対する不安が後退するとの見方からダウ工業株30種平均は100ドル超上昇した。投資家のリスク許容度の改善が意識され、低金利の円が散発的に売られた。10-12月期カナダ国内総生産(GDP)や12月カナダGDPが予想を上回ったほか、市場では「ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けて、月末に絡んだポンド買いが入った」との声が聞かれ、対カナダドルやポンドでの円安がやや目立った。ただ、ダウ工業株30種平均が一時上げ幅を縮小すると、持ち高調整目的の円買いが入り下値が切り上がった。
一方、円はユーロに対して強含み。ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けたポンド買いで、ユーロポンドが下げ幅を広げたことが円買いユーロ売りを促した。
白川方明[NP+2.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.2]
・米ウォールストリート・ジャーナル紙は1日、白川方明日銀総裁が「現在の円は日本経済に追加的なリスク要因となる水準ではない」との見解を示したと伝えた。
ニュージーランド政府関係[NP+3.0 HDP -2.2 CHDP +0.1 RHDP -1.7 CRHDP -0.3]
・イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相「NZ経済は依然として回復力があると確信」「地震は政府の財政政策を試すだろう」
日本政府関係[NP+3.0 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP -0.1]
・与謝野馨・経済財政担当相「雇用情勢に明るい兆しもある」「少しずつ日本経済は上方向に動き始めた」「原油先物価格の上昇は現物にはね返り日本経済に大きな影響を与える」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。豪連邦統計局が発表した1月豪小売売上高が市場予想を上回ったことを理由に円売り豪ドル買いが強まると、他の通貨に対しても円売りが波及。月初の仲値決済に向けた円売り米ドル買いも出たため円全体の上値が切り下がった。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・オーストラリア準備銀行(豪中央銀行)は1日、政策金利を現行の4.75%に据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+1.0 HDP +2.5 CHDP +0.0 RHDP +2.0 CRHDP +0.2]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「現在の金融政策のスタンスは全体的なマクロ経済見通しの観点から引き続き適切」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+1.0 HDP +2.4 CHDP -0.1 RHDP +1.8 CRHDP -0.2]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「向こう1年間のインフレ率は2-3%のRBAターゲット内で一致すると予想」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+4.6 HDP +2.5 CHDP +0.1 RHDP +1.7 CRHDP -0.1]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「アジア圏の非常に強い成長につれて世界経済は拡大を続けている」「ここ数カ月の商品相場の上昇を受け、多くの国でCPIが押し上げられている」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+2.0 HDP +2.5 CHDP +0.0 RHDP +1.7 CRHDP +0.0]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「豪ドル高と競争が公共価格の上昇の影響を相殺」「天候不順で一時的に生産は低下したが、年後半には回復する」
ウェイン・スワン[NP+4.0 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +2.0 CRHDP +0.3]
・スワン豪副首相兼財務相「消費者は依然として慎重な姿勢を維持している」「自然災害が1-3月期の経済を傷つけた」「豪経済のファンダメンタルズは健全」
中国政府関係[NP HDP +1.9 CHDP +0.0 RHDP +3.2 CRHDP +0.1]
・中国外務省は外貨投資に対する多様性を維持するとの見方を示した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。日本株相場の上昇を背景に、投資家がリスク回避姿勢を弱めるとの見方から円売り外貨買いが出たほか、市場では「日本の機関投資家や証券筋などから断続的に円売りが出た」との指摘があった。欧州の取引時間帯に入ると、欧州株や時間外のダウ先物の上昇に伴う円売りが出て下げ足を速めた。
欧州連合(EU)[NP+3.6 HDP -1.3 CHDP +0.3 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
・欧州連合(EU)は1日、2011年のユーロ圏域内総生産(GDP)見通しを1.5%から1.6%に上方修正した。また、EUのGDP見通しも1.7%から1.8%に上方修正。また、ユーロ圏の11年CPI見通しを1.8%から2.2%、EUの11年CPI見通しを2.1%から2.5%に上方修正している。
オッリ・レーン[NP+2.0 HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -1.1 CRHDP +0.1]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「EUのヘッドラインのインフレは上昇しているが、コアインフレは依然として低い」「コアインフレは緩やかにしか上昇しないと予想される」
マーヴィン・キング[NP-3.0 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP -0.1]
・キング英中銀総裁「市場は物価の上昇が続くとは信じていない」
マーヴィン・キング[NP-2.0 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP -0.3]
・キング英中銀総裁「MPCはインフレが目標に戻るスピードについて協議」「インフレ圧力は2011年半ばに目標へ戻る」
マーヴィン・キング[NP HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP -0.3]
・キング英中銀総裁「オズボーン英財務相が金融政策についてMPCと衝突しないことに自信」「BOEは財政再建を考慮に入れている」
マーヴィン・キング[NP+4.6 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP -0.3]
・キング英中銀総裁「MPCはいかなる環境下においても政策金利を0.50%以下に引き下げようとはしないだろう」
チャールズ・ビーン[NP-4.6 HDP -1.5 CHDP -0.1 RHDP -1.7 CRHDP -0.3]
・ビーン・イングランド銀行(英中銀、BOE)副総裁「2010年第4四半期と2011年第1四半期の潜在成長率は弱くなる可能性」「経済が一時的に軟化するのか、一段と永続的に減速するのか不透明」
チャールズ・ビーン[NP+4.6 HDP -1.3 CHDP +0.2 RHDP -1.9 CRHDP -0.2]
・ビーン・イングランド銀行(英中銀、BOE)副総裁「インフレは目標を依然として上回り、今年の大半は恐らく4-5%のレンジとなるだろう」
マーヴィン・キング[NP-4.8 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP +0.1 CRHDP -0.1]
・キング英中銀総裁「姿勢を示すために政策金利を引き上げるのは自滅的」「2011年いっぱいはインフレ説明のためオズボーン英財務相に書簡を書くだろう」
マーティン・ウィール[NP+4.8 HDP +2.2 CHDP +0.5 RHDP +2.2 CRHDP +0.5]
・ウィール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「高いインフレが賃金や物価に組み込まれることを他のMPC委員より懸念」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円は売り一服。1日の英独の株価指数が高く寄り付いたことや、時間外の米株価指数先物が上げ幅を拡大したことなどを受けて、投資家のリスク志向が高まると見た参加者から、低金利の円を売る動きが見られた。対ポンドではポンドドル相場が短期筋の仕掛け的な買いで急伸したことにつれた円売りが見られた。ユーロに対しては、独雇用指標や今年のユーロ圏域内総生産(GDP)見通しが上方修正されたことなどを手掛りに円売りが出た。しかし、英独の株価指数は失速したほか、時間外の米株価指数先物は上げ幅を縮小しているため、利益確定の円買いが入り下値を切り上げている。
【 通貨ペア 】
・ドル円は上値が重い。株価の失速を受けてクロス円に売りが出ると21時30分過ぎに1ドル=81円97-82円ちょうど前後まで下げた。
・ユーロ円は19時30分過ぎに1ユーロ=113円73銭前後と本日高値を付けた。
・ユーロドルは荒い値動き。欧州勢がユーロ売りドル買いで参入し16時30分過ぎに1ユーロ=1.3786ドル前後と本日安値を付けた。ただ、ポンド・ドル相場が1.6000-1.6300ドルに噂されていたダブルノータッチオプションの上抜けを狙った仕掛け的な買いで値を上げると、つれてユーロ買いドル売りが入り切り返した。2月の独失業者数(季節調整済み)が前月比で5万2000人減少と、市場予想平均の1万8000人程度減少より強い結果となったことや、2月の失業率が7.3%と市場予想平均の7.4%より強かったことなども買いを後押し、1.3855ドル前後まで上げた。
もっとも、昨日高値1.3857ドル前後、2月2日の高値1.3862ドル前後を上抜け出来なかったため、改めて上値の重さが意識されて、短期で買い上がった向きからは手仕舞い売りが出た。欧州株が失速し、ダウ先物が伸び悩んだことも重しとなり、1.3803-08ドルまで下押しする場面があった。なお、ポンドドルは1ポンド=1.6329ドル前後と2010年1月20日以来の高値まで上げた。
デーヴィッド・キャメロン[NP HDP -0.5 CHDP -1.5 RHDP -0.5 CRHDP -1.5]
・キャメロン英首相「(リビアについて)英国は可能な限り最大の圧力をかけている」
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・カナダ銀行(カナダ中央銀行)は1日、政策金利を1.00%に据え置くことを決めたと発表した。市場の大方の予想通りの結果となった。
カナダ銀行関係[NP+1.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP -0.3]
・カナダ銀行(カナダ中央銀行)声明「更なる景気刺激策の解除は慎重に検討される必要がある」
カナダ銀行関係[NP+2.6 HDP -0.7 CHDP +0.1 RHDP -0.8 CRHDP -0.1]
・カナダ銀行(カナダ中央銀行)声明「(政策金利を1%に据え置いたことは)依然かなり金融刺激的な状況にある」「世界的にインフレ圧力が高まっているが、カナダのインフレは、これまでの見通しと一致している」
カナダ銀行関係[NP+3.8 HDP -0.7 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.2]
・カナダ銀行(カナダ中央銀行)声明「カナダの景気回復は、わずかに予想されたよりも速く進行している」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・「イラン当局と反政府支持者が衝突し、当局が催涙ガスを使用した」と伝え、中東情勢が緊迫化している模様。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロ以外の通貨で下げ渋り。サウジアラビアによる原油増産などを背景に原油先物相場が軟調に推移すると、景気の先行きに対する不安が後退するとの見方からダウ工業株30種平均は100ドル超上昇した。投資家のリスク許容度の改善が意識され、低金利の円が散発的に売られた。10-12月期カナダ国内総生産(GDP)や12月カナダGDPが予想を上回ったほか、市場では「ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けて、月末に絡んだポンド買いが入った」との声が聞かれ、対カナダドルやポンドでの円安がやや目立った。ただ、ダウ工業株30種平均が一時上げ幅を縮小すると、持ち高調整目的の円買いが入り下値が切り上がった。
一方、円はユーロに対して強含み。ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けたポンド買いで、ユーロポンドが下げ幅を広げたことが円買いユーロ売りを促した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。豪連邦統計局が発表した1月豪小売売上高が市場予想を上回ったことを理由に円売り豪ドル買いが強まると、他の通貨に対しても円売りが波及。月初の仲値決済に向けた円売り米ドル買いも出たため円全体の上値が切り下がった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。日本株相場の上昇を背景に、投資家がリスク回避姿勢を弱めるとの見方から円売り外貨買いが出たほか、市場では「日本の機関投資家や証券筋などから断続的に円売りが出た」との指摘があった。欧州の取引時間帯に入ると、欧州株や時間外のダウ先物の上昇に伴う円売りが出て下げ足を速めた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円は売り一服。1日の英独の株価指数が高く寄り付いたことや、時間外の米株価指数先物が上げ幅を拡大したことなどを受けて、投資家のリスク志向が高まると見た参加者から、低金利の円を売る動きが見られた。対ポンドではポンドドル相場が短期筋の仕掛け的な買いで急伸したことにつれた円売りが見られた。ユーロに対しては、独雇用指標や今年のユーロ圏域内総生産(GDP)見通しが上方修正されたことなどを手掛りに円売りが出た。しかし、英独の株価指数は失速したほか、時間外の米株価指数先物は上げ幅を縮小しているため、利益確定の円買いが入り下値を切り上げている。
【 通貨ペア 】
・ドル円は上値が重い。株価の失速を受けてクロス円に売りが出ると21時30分過ぎに1ドル=81円97-82円ちょうど前後まで下げた。
・ユーロ円は19時30分過ぎに1ユーロ=113円73銭前後と本日高値を付けた。
・ユーロドルは荒い値動き。欧州勢がユーロ売りドル買いで参入し16時30分過ぎに1ユーロ=1.3786ドル前後と本日安値を付けた。ただ、ポンド・ドル相場が1.6000-1.6300ドルに噂されていたダブルノータッチオプションの上抜けを狙った仕掛け的な買いで値を上げると、つれてユーロ買いドル売りが入り切り返した。2月の独失業者数(季節調整済み)が前月比で5万2000人減少と、市場予想平均の1万8000人程度減少より強い結果となったことや、2月の失業率が7.3%と市場予想平均の7.4%より強かったことなども買いを後押し、1.3855ドル前後まで上げた。
もっとも、昨日高値1.3857ドル前後、2月2日の高値1.3862ドル前後を上抜け出来なかったため、改めて上値の重さが意識されて、短期で買い上がった向きからは手仕舞い売りが出た。欧州株が失速し、ダウ先物が伸び悩んだことも重しとなり、1.3803-08ドルまで下押しする場面があった。なお、ポンドドルは1ポンド=1.6329ドル前後と2010年1月20日以来の高値まで上げた。