2011年6月20日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -5.6 CHDP +0.3 RHDP -5.6 CRHDP +0.3]
・パパンドレウ・ギリシャ首相は19日、欧州連合(EU)が検討している追加金融支援策の規模が2010年分の1100億ユーロと同程度になるとの見通しを示したと伝えられた。
ディディエ・レインダース[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・レインダース・ベルギー財務相は、ギリシャ向け支援の第5弾は7月の国債償還を乗り切るための60億ユーロだけを承認する可能性があるとの見方を示した。また、残りの支援に関してはギリシャの予算削減次第になると伝えられた。
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP HDP +1.3 CHDP +0.0 RHDP +3.3 CRHDP +0.2]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「歳出削減が拒否されればギリシャ向け融資の実行はない」「ギリシャ債の評価引き下げは銀行破たんにつながる」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・国際原子力機関(IAEA)は20日、東京電力福島第一原発についての報告書のなかで「日本は津波の危険性を過小評価」「日本の事故管理対策は十分でない」などの認識を示したと伝えられた。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・20日の欧州債券市場では、ポルトガルとドイツ10年物国債の利回りスプレッドが一時914bpとユーロ導入以来、過去最大水準まで拡大したという。
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.2 CRHDP -0.2]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「財務相らは欧州安定メカニズム(ESM)について合意した」「ESMは2013年半ばに完全に運用可能となる」
クラウス・レグリング[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・レグリング・欧州金融安定ファシリティ(EFSF)最高経営責任者「EFSFの保証は将来4400億ユーロから7800億ユーロに引き上げられるだろう」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
日本政府関係[NP+2.0 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.3]
・枝野幸男官房長官「貿易赤字は一時的なものであり、生産工程が回復しているためそう遠からず状況は変わる」
2011年6月20日のFX要人発言・ニュース
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -5.6 CHDP +0.3 RHDP -5.6 CRHDP +0.3]
・パパンドレウ・ギリシャ首相は19日、欧州連合(EU)が検討している追加金融支援策の規模が2010年分の1100億ユーロと同程度になるとの見通しを示したと伝えられた。
ディディエ・レインダース[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・レインダース・ベルギー財務相は、ギリシャ向け支援の第5弾は7月の国債償還を乗り切るための60億ユーロだけを承認する可能性があるとの見方を示した。また、残りの支援に関してはギリシャの予算削減次第になると伝えられた。
エレナ・サルガド[NP HDP -0.1 CHDP +0.5 RHDP -0.1 CRHDP +0.5]
・サルガド・スペイン財務相「ギリシャ向け支援の第5弾(120億ユーロ)を分割することはできない」「今日の会合で60億ユーロ承認を提案したものはいない」
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
・米当局者の話として、主要7カ国(G7)の当局者がユーロ圏財務相会合の間に電話会談を行ったと伝えた。なお、電話会談の内容については明らかにされていない。
欧州財務相関連[NP HDP +0.0 CHDP +0.5 RHDP +0.0 CRHDP +0.5]
・ユーロ圏財務相は20日、ギリシャ向けの追加支援を民間や政府資金から供与することで合意した。また、既存国債の自発的なロールオーバーを通じた民間関与が必要であるとの認識を示した。
欧州財務相関連[NP HDP +0.0 CHDP +0.5 RHDP +0.0 CRHDP +0.5]
・ユーロ圏財務相は20日、7月初旬までに新たな融資戦略に関する主要パラメーターを定義することを決定し、ギリシャが緊縮財政改革を順守すれば7月中旬までに次回融資を実行するとの方針を示した。
エレナ・サルガド[NP HDP -0.1 CHDP +0.5 RHDP -0.1 CRHDP +0.5]
・サルガド・スペイン財務相「ユーロ圏財務相会合の2日目はギリシャに関する議論をしない見込み」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.2 CRHDP -0.2]
・ユンケル・ルクセンブルク首相「7月の早い段階で臨時のユーロ圏財務相会合を開く」
日本政府関係[NP+2.0 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.3]
・枝野幸男官房長官「貿易赤字は一時的なものであり、生産工程が回復しているためそう遠からず状況は変わる」
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは20日、欧州銀行におけるギリシャ債の直接のエクスポージャーは大きくないとの見解を示した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小動き。事業法人の決済が集中しやすい5・10日(五十日)とあって、仲値決済に向けた円売りドル買いが出た。半面、円の下値では日本の輸出企業などによる円買い注文が厚く、相場は方向感が出なかった。市場では「取引材料に乏しく値動きが鈍い」との指摘があった。
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP +0.5 CHDP +0.2 RHDP +0.5 CRHDP +0.2]
・ショイブレ独財務相「民間投資家の関与は自発的であるべきであり、そうでなければクレジットイベントにつながる」「21日のギリシャ信認投票が次回融資実行への道を開く可能性」
イギリス政府関係[NP HDP -3.7 CHDP -0.5 RHDP -3.7 CRHDP -0.5]
・ロンドン市長は20日、英国は新たなギリシャ支援への拠出を拒否すべきだとの見解を示したと英紙テレグラフが伝えている。また、同市長はギリシャのデフォルトは容認されるべきとの見方も示している。
菅直人[NP HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.2]
・共同通信が報じたところによると、菅直人首相は20日中にも条件付き退陣を表明するようだ。
オッリ・レーン[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.2]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ESMとEFSFの融資能力拡大で合意できると確信している」「ギリシャは必要とされている決定を下すと確信している」
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP HDP +1.3 CHDP +0.0 RHDP +3.3 CRHDP +0.2]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「歳出削減が拒否されればギリシャ向け融資の実行はない」「ギリシャ債の評価引き下げは銀行破たんにつながる」
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP +0.5 CHDP +0.2 RHDP +0.5 CRHDP +0.2]
・ショイブレ独財務相「民間債権者とギリシャ向け支援への民間関与の程度について協議する必要がある」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含んだ。ギリシャの財政再建策の行方や同国の救済問題をめぐる不透明感が根強いなか、時間外のダウ先物や原油先物価格の下落を受け、リスク回避的な円買いが優勢となった。日経平均が一時下げに転じたことも円の支援材料となった。一方、スイスフランに対しては下落。株価の下落などを受け、資金の逃避先としてスイスフランが物色された。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.1 CHDP -0.4 RHDP -4.1 CRHDP -0.4]
・ギリシャ政府筋の話として、欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)の調査団によるギリシャの調査訪問が今週行われると報じた。
日本政府関係[NP+2.0 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP +0.2]
・与謝野馨・経済財政担当相は20日夕、6月の月例経済報告を関係閣僚会議に提出した。東日本大震災で毀損したサプライチェーンの復旧が進んだことから、生産を中心に景気の総括判断を「このところ上向きの動きがみられる」と4カ月ぶりに上方修正した。先行きの下振れリスクとしては「海外経済の回復がさらに緩やかになること」を挙げた。
日本政府関係[NP+2.0 HDP -2.6 CHDP +0.1 RHDP -2.1 CRHDP -0.1]
・与謝野馨・経済財政担当相「水準は低いが生産に復調の兆し」「先行きは生産の回復に伴い景気回復が期待される」
日本政府関係[NP+3.4 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.2]
・与謝野馨・経済財政担当相「新興国も引き締めに転じており、リスク要因と認識」「物価動向で一番気になるのは原油」「原油や穀物価格は日本の物価に大きな影響を与える」
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.1 CHDP -0.4 RHDP -4.1 CRHDP -0.4]
・ギリシャ最大野党の新民主主義党で経済政策を担当しているMitarachi氏は20日、「新民主主義党は、パパンドレウ・ギリシャ首相によるコスト削減と資産売却も含めた財政削減案の目標については合意した」と述べた。もっとも、「目標への道筋に関しては合意していない」との見解を示した。ブルームバーグがインタビューとして伝えた。
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -5.6 CHDP +0.3 RHDP -5.6 CRHDP +0.3]
・パパンドレウ・ギリシャ首相はブリュッセルで本日22時にバローゾ欧州連合(EU)委員長を会談を行うようだ。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.1 CHDP -0.4 RHDP -4.1 CRHDP -0.4]
・ギリシャ政府報道官は20日、「ギリシャは困難な局面にある。5回目の融資に関する協議は困難で緊迫している」と述べたと伝わった。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・国際原子力機関(IAEA)は20日、東京電力福島第一原発についての報告書のなかで「日本は津波の危険性を過小評価」「日本の事故管理対策は十分でない」などの認識を示したと伝えられた。
アダム・ポーゼン[NP HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP -0.3]
・ポーゼン・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「ユーロは現在の危機を乗り切るだろう」
アダム・ポーゼン[NP HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP -0.3]
・ポーゼン・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「ドルは徐々に相対的な重要性が低下するだろう」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・20日の欧州債券市場では、ポルトガルとドイツ10年物国債の利回りスプレッドが一時914bpとユーロ導入以来、過去最大水準まで拡大したという。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・ハンガリー中銀は20日、政策金利を現行の6.00%に据え置くことを決めたと発表した。
エヴァンゲロス・ベニゼロス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・ベニゼロス・ギリシャ財務相「救済計画を承認することにより、ギリシャの信頼性を迅速に回復しなければならない」「ユーログループは適時の5回目の支援にむけて重要なステップを踏み出した」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.2 CRHDP -0.2]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「財務相らは欧州安定メカニズム(ESM)について合意した」「ESMは2013年半ばに完全に運用可能となる」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.2 CRHDP -0.2]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ユーロ圏は安定性のために必要なことは全て行う」「ギリシャの債券保有者に圧力はない」「ギリシャ国債のロールオーバーは自発的なものとなる」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.2 CRHDP -0.2]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「追加のユーログループ会合は7月3日に開催」「ギリシャ議会は7月3日以前に法案を成立させなければならない」
オッリ・レーン[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.2]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「合意はギリシャ支援提供への道を開く」「ユーログループはギリシャの状況が7月3日に達成されるか確認する」
オッリ・レーン[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.2]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「債券の返済繰り延べは自発的な土台となる」
クラウス・レグリング[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・レグリング・欧州金融安定ファシリティ(EFSF)最高経営責任者「EFSFの保証は将来4400億ユーロから7800億ユーロに引き上げられるだろう」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.2 CRHDP -0.2]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ギリシャ議会は法案を拒否しないと確信している」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.2 CRHDP -0.2]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「イタリアが危険であるとは思わない」
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは20日、ブラジルの格付けをBAA2に引き上げると発表した。見通しは「ポジティブ」とした。
国際通貨基金(IMF)[NP-2.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP -0.1]
・国際通貨基金(IMF)は20日、債務危機はユーロ圏の景気回復見通しを圧倒する恐れがある、との見解を示した。また、欧州中央銀行(ECB)の政策金利正常化は徐々に進めるべきであるほか、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の規模拡大や延長が必要だとした。
ジョン・リプスキー[NP HDP -1.6 CHDP -0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.1]
・リプスキー国際通貨基金(IMF)専務理事代行「債務危機はユーロ圏に岐路をもたらした」「ユーロ圏には成長に向けた一段の統合が必要」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円は買い先行後、売りに押し下げられた。時間外の米株価指数先物やWTI原油先物相場の下落を背景に、リスクポジションを解消する目的で円買いが先行した。対ユーロでは、ギリシャ向けの融資が先送りされたことを嫌気した円買いユーロ売りが見られた。しかし、その後のダウ先物、原油先物相場は下げ幅を縮小。リスク許容度の低下が収まり、欧州市場の序盤に円買いを進めた参加者から円売りが出て値を下げた。
ニューヨーク勢が参入してくると、ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)が、「ユーロ圏は安定性のために必要なことは全て行う」「ギリシャの債券保有者に圧力はない」「ギリシャ国債のロールオーバーは自発的なものとなる」などと述べたことや、レグリング欧州金融安定ファシリティ(EFSF)最高経営責任者が「EFSFの保証は将来4400億ユーロから7800億ユーロに引き上げられるだろう」と発言したことなどを背景に、ユーロ圏の財政問題の早期解決期待が高まったとして円売りユーロ買いが出た。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=80円37銭前後まで買われた。
・ユーロ円は欧州勢の本格参入後に1ユーロ=113円58銭前後と日通し安値を付けたものの、ユンケル・ユーログループ議長やレリングEFSF最高経営責任者の発言が伝わると買いが強まり、22時30分過ぎに114円75銭前後と本日高値を付けた。
・ユーロドルは売り先行後、買い戻し。ユーロ圏財務相会合で融資実施が7月中旬に先送りされたことからユーロ売りが先行。欧州市場の序盤に1ユーロ=1.4191ドル前後と本日安値を付けた。
ただ、時間外の米株価指数先物やWTI原油先物相場の下げ渋りを背景に買い戻されたほか、ニューヨーク勢参入後は欧州要人の発言を背景に買いが進み、22時30分過ぎに1.43227ドル前後と本日高値を付けた。米国株相場が底堅く推移していることも買いを誘っている。
ジム・フラハティ[NP HDP +0.1 CHDP +0.1 RHDP +0.8 CRHDP +0.2]
・フラハティ・カナダ財務相「日曜の夜のG7電話会合の後、ギリシャ債務危機からの伝染リスクについて本日一段と協議されると予想」
ジョン・リプスキー[NP+4.0 HDP -1.4 CHDP +0.2 RHDP -1.4 CRHDP +0.2]
・リプスキー国際通貨基金(IMF)専務理事代行「IMFは新たなギリシャのプログラムを交渉しておらず、ギリシャは要請していない」「IMFは最初のギリシャのプログラムが順調に進むことに焦点をあてている」「2011年のユーロ圏成長見通しを1.6%から2.0%に上方修正」
マイケル・ヌーナン[NP HDP -4.0 CHDP 0.00 RHDP -4.0 CRHDP 0.00]
・ヌーナン・アイルランド財務相「債権者の地位に関する欧州安定メカニズム(ESM)の改正は市場復帰を楽にさせる」
ジム・フラハティ[NP HDP +0.1 CHDP +0.1 RHDP +0.8 CRHDP +0.2]
・フラハティ・カナダ財務相「週末の電話会議にはG7の中央銀行も参加した」「カナダの主要なメッセージはギリシャ危機の先延ばしは望ましくないということ」
ジム・フラハティ[NP HDP +0.1 CHDP +0.1 RHDP +0.8 CRHDP +0.2]
・フラハティ・カナダ財務相「電話会議後のG7声明の欠如は意見の不一致を示していない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小動き。事業法人の決済が集中しやすい5・10日(五十日)とあって、仲値決済に向けた円売りドル買いが出た。半面、円の下値では日本の輸出企業などによる円買い注文が厚く、相場は方向感が出なかった。市場では「取引材料に乏しく値動きが鈍い」との指摘があった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含んだ。ギリシャの財政再建策の行方や同国の救済問題をめぐる不透明感が根強いなか、時間外のダウ先物や原油先物価格の下落を受け、リスク回避的な円買いが優勢となった。日経平均が一時下げに転じたことも円の支援材料となった。一方、スイスフランに対しては下落。株価の下落などを受け、資金の逃避先としてスイスフランが物色された。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円は買い先行後、売りに押し下げられた。時間外の米株価指数先物やWTI原油先物相場の下落を背景に、リスクポジションを解消する目的で円買いが先行した。対ユーロでは、ギリシャ向けの融資が先送りされたことを嫌気した円買いユーロ売りが見られた。しかし、その後のダウ先物、原油先物相場は下げ幅を縮小。リスク許容度の低下が収まり、欧州市場の序盤に円買いを進めた参加者から円売りが出て値を下げた。
ニューヨーク勢が参入してくると、ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)が、「ユーロ圏は安定性のために必要なことは全て行う」「ギリシャの債券保有者に圧力はない」「ギリシャ国債のロールオーバーは自発的なものとなる」などと述べたことや、レグリング欧州金融安定ファシリティ(EFSF)最高経営責任者が「EFSFの保証は将来4400億ユーロから7800億ユーロに引き上げられるだろう」と発言したことなどを背景に、ユーロ圏の財政問題の早期解決期待が高まったとして円売りユーロ買いが出た。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=80円37銭前後まで買われた。
・ユーロ円は欧州勢の本格参入後に1ユーロ=113円58銭前後と日通し安値を付けたものの、ユンケル・ユーログループ議長やレリングEFSF最高経営責任者の発言が伝わると買いが強まり、22時30分過ぎに114円75銭前後と本日高値を付けた。
・ユーロドルは売り先行後、買い戻し。ユーロ圏財務相会合で融資実施が7月中旬に先送りされたことからユーロ売りが先行。欧州市場の序盤に1ユーロ=1.4191ドル前後と本日安値を付けた。
ただ、時間外の米株価指数先物やWTI原油先物相場の下げ渋りを背景に買い戻されたほか、ニューヨーク勢参入後は欧州要人の発言を背景に買いが進み、22時30分過ぎに1.43227ドル前後と本日高値を付けた。米国株相場が底堅く推移していることも買いを誘っている。