2011年7月2日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した6月製造業指数が市場予想平均を上回ると、米景気回復ペースが鈍化するとの思惑が後退し、米国株式相場が大幅に上昇。投資家のリスク許容度改善が意識され、幅広い通貨に対して低金利の円を売る動きが出た。また、ギリシャが短期的なデフォルトを回避できるとの見方が広がったことも、投資家のリスク志向改善につながった模様。軟調な展開の目立っていた原油先物相場がニューヨーク時間以降は下げ幅を縮めたこともあって、特に資源国通貨に対して軟調な動きが目立った。
 一方、ドルに対しては下値が堅い。6月米ISM製造業指数が強い結果となったことを手掛かりに売られる場面もあったものの、売り一巡後は全般にドル売りが優勢となった流れに沿って買い戻された。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は買い先行となり、23時過ぎには1ドル=81円15銭前後と日通し高値を付けた。ただ、米長期金利の上昇一服によって日米金利差拡大を意識した買い意欲が後退したほか、81円台に控えている売り注文が意識されたこともあり、買い一巡後には直ぐに80円台後半まで押し戻された。その後は週明け4日が独立記念日で米国市場が休場となることもあって市場参加者が減少し、次第に方向感の乏しい動きとなった。
・ユーロ円は堅調。株高を背景とする買いが入り、23時過ぎには1ユーロ=117円45銭前後まで上昇した。その後は週末ということもあって動意が薄くなる場面もあったが、じり高基調を維持したダウ平均などを背景に底堅い推移となり、引け際に117円49銭前後と日通し高値を更新した。
・ユーロドルは一進一退。6月米ISM製造業指数が予想を大きく上回ったことが明らかになると、ドル買いの流れに沿って1ユーロ=1.44369ドル前後と日通し安値を更新した。もっとも、同指標結果を受けて米株が堅調に推移したため、売り一巡後は投資家のリスク許容度改善を意識したユーロ買いドル売りが優勢に。市場から 「ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けてドル売りが持ち込まれた」との声が聞かれたこともあって直ぐに1.45ドル台を回復し、フィキシング後も株高を背景に1.45ドル台前半での底堅い展開となった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
豪ドル米ドルは買い継続。ダウ平均が上昇幅を拡大していることを受けて、1.0790米ドルと5月11日以来の高値を更新した。一方、米ドルカナダドルは節目の0.9600カナダドルを下抜けて、0.9587カナダドルと5月11日以来の安値水準まで米ドル安カナダドル高が進んだ。

2011年7月2日のFX要人発言・ニュース

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース豪ドル米ドルは買い継続。ダウ平均が上昇幅を拡大していることを受けて、1.0790米ドルと5月11日以来の高値を更新した。一方、米ドルカナダドルは節目の0.9600カナダドルを下抜けて、0.9587カナダドルと5月11日以来の安値水準まで米ドル安カナダドル高が進んだ。

クリスチャン・ノワイエ[NP     HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP +0.1 CRHDP -0.2]
クリスチャン・ノワイエ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「ギリシャは債務削減努力を続けなければならない」「ギリシャは名目賃金を引き下げるべき」

クリスチャン・ノワイエ[NP     HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP +0.1 CRHDP -0.2]
クリスチャン・ノワイエ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「ギリシャのためのプランBはない」「ギリシャは現在の経済プランを成功させなければならない」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・1日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した6月製造業指数が市場予想平均を上回ると、米景気回復ペースが鈍化するとの思惑が後退し、米国株式相場が大幅に上昇。投資家のリスク許容度改善が意識され、幅広い通貨に対して低金利の円を売る動きが出た。また、ギリシャが短期的なデフォルトを回避できるとの見方が広がったことも、投資家のリスク志向改善につながった模様。軟調な展開の目立っていた原油先物相場がニューヨーク時間以降は下げ幅を縮めたこともあって、特に資源国通貨に対して軟調な動きが目立った。
 一方、ドルに対しては下値が堅い。6月米ISM製造業指数が強い結果となったことを手掛かりに売られる場面もあったものの、売り一巡後は全般にドル売りが優勢となった流れに沿って買い戻された。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は買い先行となり、23時過ぎには1ドル=81円15銭前後と日通し高値を付けた。ただ、米長期金利の上昇一服によって日米金利差拡大を意識した買い意欲が後退したほか、81円台に控えている売り注文が意識されたこともあり、買い一巡後には直ぐに80円台後半まで押し戻された。その後は週明け4日が独立記念日で米国市場が休場となることもあって市場参加者が減少し、次第に方向感の乏しい動きとなった。
・ユーロ円は堅調。株高を背景とする買いが入り、23時過ぎには1ユーロ=117円45銭前後まで上昇した。その後は週末ということもあって動意が薄くなる場面もあったが、じり高基調を維持したダウ平均などを背景に底堅い推移となり、引け際に117円49銭前後と日通し高値を更新した。
・ユーロドルは一進一退。6月米ISM製造業指数が予想を大きく上回ったことが明らかになると、ドル買いの流れに沿って1ユーロ=1.44369ドル前後と日通し安値を更新した。もっとも、同指標結果を受けて米株が堅調に推移したため、売り一巡後は投資家のリスク許容度改善を意識したユーロ買いドル売りが優勢に。市場から 「ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けてドル売りが持ち込まれた」との声が聞かれたこともあって直ぐに1.45ドル台を回復し、フィキシング後も株高を背景に1.45ドル台前半での底堅い展開となった。

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ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
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