2011年7月4日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。前週末のニューヨーク市場で、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した6月製造業指数が市場予想平均を上回ったことや、米国株の大幅高などを受けて円が売られた流れを引き継いだ。対ユーロでは、週末にユーロ圏財務相会合でギリシャに対し120億ユーロの融資を15日までに実施することが決まったことや、欧州中央銀行(ECB)が7日の定例理事会で利上げを行うとの観測などを背景に円売りが先行した。日経平均株価が100円超の上昇となったことを手掛かりとした円売りも見られた。
 ただ、市場参加者から「対ユーロでヘッジファンドから円買いが入った」との指摘があった上、豪経済指標が予想を下回ったことを受けて豪ドルに対して円買いが強まったため、円全体の下値は切り上がった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロやスイスフランでしっかり。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が4日、「債務のロールオーバー計画はギリシャを選択的デフォルトと見なす可能性がある」との認識を示したことを受けて円買いユーロ売りが入った。スイスフランに対しては5月のスイス小売売上高が前年同月比4.1%減となり、4月の改定値7.8%増から減少に転じたことを嫌気した円買いスイスフラン売りが入った。
 円はドルに対しては強含み。対ユーロやスイスフランでの円買いにつれた円買いドル売りや、ポンドドルの上昇の影響を受けた円買いドル売りが散見された。また、円は資源国通貨に対しては小高い。ドルやユーロに対する円買いが支えとなった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は方向感に乏しい展開だった。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がギリシャへの第2次金融支援に関する民間負担のフランス案について「選択的デフォルトと見なす可能性がある」との認識を示したことを受け、円買いユーロ売りが強まる場面があった。ただ、4日の米国市場が独立記念日で休場のため様子見ムードが強まると、徐々に値動きが鈍った。

 【 通貨ペア 】
・ドル円は持ち直した。夕刻に一時1ドル=80円54銭前後まで下げた後は、対ユーロやスイスフランでドル買いが入った影響で80円台後半まで値を戻した。
・ユーロ円はS&Pのコメントをきっかけに一時1ユーロ=117円04銭前後まで下げたものの、その後117円30銭台まで下値を切り上げた。
・ユーロドルはS&Pのコメントを理由にユーロ売りが進み、21時前に一時本日安値となる1ユーロ=1.4496ドル前後まで値を下げた。ただ、米市場が休場で取引参加者が少なく下落の勢いは弱めだった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は4日、債務のロールオーバー計画はギリシャを選択的デフォルトと見なす可能性があるとの認識を示した。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

OECD(経済協力開発機構)[NP+4.0 HDP -0.9 CHDP +0.3 RHDP -0.9 CRHDP +0.3]
・経済協力開発機構(OECD)のグリア事務局長「欧州中央銀行(ECB)の小幅な利上げは問題ない」

2011年7月4日のFX要人発言・ニュース

欧州財務相関連[NP     HDP +0.0 CHDP +0.5 RHDP +0.0 CRHDP +0.5]
欧州財務相関連・ユーロ圏財務相会合は2日、電話会議でギリシャに対し120億ユーロの融資を15日までに実施することで合意した。また、第2次金融支援については数週間以内に決定するという。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・タイで3日、下院解散に伴う総選挙が投開票された。タクシン元首相派の最大野党、タイ貢献党の過半数獲得が確実となり、元首相の妹インラック氏が首相に就任する見込みとなった。

エヴァンゲロス・ベニゼロス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
エヴァンゲロス・ベニゼロス・ベニゼロス・ギリシャ財務相は2日、新たな支援プログラムについての決定は9月半ばを予想しているとの認識を示した。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・4日、爆発でエジプトとイスラエルのガスパイプラインが中断したと報じた。

白川方明[NP+2.0 HDP -0.7 CHDP +0.1 RHDP +0.0 CRHDP +0.2]
白川方明・白川方明日銀総裁「景気は生産面中心に下押し圧力が続いているが持ち直しの動きもみられている」「景気は緩やかな回復経路に復していく」

白川方明[NP-2.0 HDP -0.7 CHDP +0.0 RHDP +0.1 CRHDP +0.1]
白川方明・白川方明日銀総裁「必要と判断される場合には適切な措置を講じていく」「世界経済は減速しつつも回復を続けている」

ジュリア・ギラード[NP     HDP +0.9 CHDP +0.3 RHDP +0.9 CRHDP +0.3]
ジュリア・ギラード・ギラード豪首相「豪経済を力強くするよう決意」

ニュージーランド政府関係[NP     HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
ニュージーランド政府関係・NZ財務省は4日、第1四半期は0.3%成長を見込み、年前半の成長は1%未満となる見通しだとの認識を示したと伝えられた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。前週末のニューヨーク市場で、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した6月製造業指数が市場予想平均を上回ったことや、米国株の大幅高などを受けて円が売られた流れを引き継いだ。対ユーロでは、週末にユーロ圏財務相会合でギリシャに対し120億ユーロの融資を15日までに実施することが決まったことや、欧州中央銀行(ECB)が7日の定例理事会で利上げを行うとの観測などを背景に円売りが先行した。日経平均株価が100円超の上昇となったことを手掛かりとした円売りも見られた。
 ただ、市場参加者から「対ユーロでヘッジファンドから円買いが入った」との指摘があった上、豪経済指標が予想を下回ったことを受けて豪ドルに対して円買いが強まったため、円全体の下値は切り上がった。

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は4日、債務のロールオーバー計画はギリシャを選択的デフォルトと見なす可能性があるとの認識を示した。

日本銀行(日銀)関係[NP-4.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP -0.1]
日本銀行(日銀)関係・日銀が4日公表した4月の地域経済報告(さくらレポート)では、各地の景気情勢を前回(11年4月)と比較すると、東日本大震災(以下、「震災」)に伴い景気判断を慎重化させた7地域からは、供給面の制約の和らぎ、家計や企業のマインドの改善等を背景に、持ち直し方向の動きがでているとの報告があった。この間、近畿、四国からは、前回からの持ち直しの基調に大きな変化はないとの報告があった。ただし、震災に伴う下押し圧力が続いている中、持ち直しの動きには差異がみられている。また、東北や関東甲信越からは、震災被害が甚大だった地域は引き続き厳しい状況に置かれているとの報告があった。

日本銀行(日銀)関係[NP+2.0 HDP -1.8 CHDP +0.1 RHDP -2.1 CRHDP -0.2]
日本銀行(日銀)関係・早川日銀大阪支店長「供給網の回復で日本全体の生産はおそらくV字型回復局面へ」「関西電力の節電要請で関西経済に不透明感」「供給網が回復しても減速している欧米需要の問題に直面する可能性」

周小川[NP     HDP +2.4 CHDP +0.1 RHDP +2.9 CRHDP +0.4]
周小川・周小川・中国人民銀行総裁「中国は人民元の柔軟性を増加させる」「中国は流動性を管理するため市場ベースの手段を使う」「中国は全般的な物価水準を安定化させることに焦点をあてる」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロやスイスフランでしっかり。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が4日、「債務のロールオーバー計画はギリシャを選択的デフォルトと見なす可能性がある」との認識を示したことを受けて円買いユーロ売りが入った。スイスフランに対しては5月のスイス小売売上高が前年同月比4.1%減となり、4月の改定値7.8%増から減少に転じたことを嫌気した円買いスイスフラン売りが入った。
 円はドルに対しては強含み。対ユーロやスイスフランでの円買いにつれた円買いドル売りや、ポンドドルの上昇の影響を受けた円買いドル売りが散見された。また、円は資源国通貨に対しては小高い。ドルやユーロに対する円買いが支えとなった。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・4日16時に発表された6月トルコCPIは、前年比6.24%と市場予想の7%を大きく下回った。市場参加者からは「トルコ中銀が利上げに踏み切らない理由として、インフレ圧力の上昇は季節的な要因の影響が強く継続しない公算が大きいことを指摘していることもあり、早期利上げ観測が後退した」との声が聞かれた。

中国人民銀行関係[NP+4.8 HDP +2.7 CHDP +0.0 RHDP +5.4 CRHDP -0.1]
中国人民銀行関係・中国人民銀行(PBOC)は4日、「人民元レートの安定を維持する」との見解を示した。また、「インフレ圧力は引き続き高い」「経済は速く安定的なペースで成長している」「流動性を管理するため様々な手段を使うだろう」「慎重な金融政策を維持する」などとした。

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・ベトナム中銀は4日、レポ金利をこれまでの15%から1%引き下げて14%することを決めたと発表した。

ドイツ政府関係[NP     HDP +1.2 CHDP +0.2 RHDP +1.2 CRHDP +0.2]
ドイツ政府関係・独財務省は4日、「新しいギリシャの支援の詳細は依然オープンなままだ」との見解を示したと伝えた。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは4日、ルーマニアの格付けを「BBB-」に引き上げたと発表した。また、見通しは「安定的」とした。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・4日の欧州外国為替市場で円は方向感に乏しい展開だった。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がギリシャへの第2次金融支援に関する民間負担のフランス案について「選択的デフォルトと見なす可能性がある」との認識を示したことを受け、円買いユーロ売りが強まる場面があった。ただ、4日の米国市場が独立記念日で休場のため様子見ムードが強まると、徐々に値動きが鈍った。

 【 通貨ペア 】
・ドル円は持ち直した。夕刻に一時1ドル=80円54銭前後まで下げた後は、対ユーロやスイスフランでドル買いが入った影響で80円台後半まで値を戻した。
・ユーロ円はS&Pのコメントをきっかけに一時1ユーロ=117円04銭前後まで下げたものの、その後117円30銭台まで下値を切り上げた。
・ユーロドルはS&Pのコメントを理由にユーロ売りが進み、21時前に一時本日安値となる1ユーロ=1.4496ドル前後まで値を下げた。ただ、米市場が休場で取引参加者が少なく下落の勢いは弱めだった。

OECD(経済協力開発機構)[NP+2.0 HDP -1.2 CHDP +0.2 RHDP -1.2 CRHDP +0.2]
OECD(経済協力開発機構)・経済協力開発機構(OECD)のグリア事務局長「ギリシャ救済に民間部門は参加すべき」「欧州中央銀行(ECB)は7月の利上げ後に吟味するべき。積極的な引き締めは推奨しない」

OECD(経済協力開発機構)[NP+4.0 HDP -0.9 CHDP +0.3 RHDP -0.9 CRHDP +0.3]
OECD(経済協力開発機構)・経済協力開発機構(OECD)のグリア事務局長「欧州中央銀行(ECB)の小幅な利上げは問題ない」

OECD(経済協力開発機構)[NP     HDP -0.9 CHDP +0.3 RHDP -0.9 CRHDP +0.3]
OECD(経済協力開発機構)・経済協力開発機構(OECD)のグリア事務局長「イタリアは信用格付けの引き下げリスクに直面していない」

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