2011年7月5日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは4日、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）がギリシャ債のロールオーバー計画について警告した後、「ムーディーズはこの計画の議論については関与せず、最終的な決定についてのみ見解を示す」との声明を発表した。ロイター通信が報じた。
エワルド・ノボトニー[NP-5.6 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.3]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ギリシャ不況は当初の予想を超えている」「ギリシャへの第2次金融支援はより長期的になるべき」「ギリシャ国民が事態解決の必要性を理解するように望む」
中国政府関係[NP+6.0 HDP +2.1 CHDP +0.1 RHDP +3.2 CRHDP -0.1]
・中国経済参考報が「中国は今週末政策金利を引き上げる可能性がある」と伝えたという。
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+1.0 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +1.3 CRHDP +0.1]
・オーストラリア準備銀行（ＲＢＡ）声明「現在の適度に引き締め的な金融政策が依然適切と判断した」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+3.0 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +1.2 CRHDP -0.1]
・オーストラリア準備銀行（ＲＢＡ）声明「今後の会合では、成長とインフレの見通しの進展を注意深く査定し続ける予定だ」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-3.0 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP +0.1]
・オーストラリア準備銀行（ＲＢＡ）声明「2011年の経済成長は以前予想したほど強くなることはないだろう」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-3.0 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +1.2 CRHDP -0.2]
・オーストラリア準備銀行（ＲＢＡ）声明「欧州の銀行やソブリン債務問題もまた、ここ数ヶ月にわたって金融市場に不確実性や不安定性を増加させている」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+4.6 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +1.0 CRHDP -0.2]
・オーストラリア準備銀行（ＲＢＡ）声明「資源セクターの投資は高水準のコモディティ価格に応じて力強く上昇しており、見通しは引き続き非常に前向き」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
エワルド・ノボトニー[NP-5.6 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.3]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ギリシャ不況は当初の予想を超えている」「ギリシャへの第2次金融支援はより長期的になるべき」「ギリシャ国民が事態解決の必要性を理解するように望む」
2011年7月5日のFX要人発言・ニュース
日本銀行(日銀)関係[NP+2.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.2]
・日経新聞が報じたところによると、日銀は11－12日に開く金融政策決定会合で景気判断の上方修正を検討する。先月の判断は「生産面を中心に下押し圧力が続いているが、持ち直しの動きもみられる」だった。足もとでは生産から輸出や個人消費などに改善の動きが広がっており、日銀の回復シナリオに沿って景気が持ち直しつつあることを判断に反映させる方向だという。
ヤン・ケイズ・デ・ヤーヘル[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・オランダのデヤーヘル財務相は4日、議会にあてた書簡で「第2次ギリシャ支援の条件は、ユーロ圏の一部の議会が9月までに採決できるように夏の間に決定される」との見通しを示した。ユーロ圏財務相は11日の会合で対ギリシャ第2次支援の概略で合意する見通しだが詳細をめぐる合意は9月になるという。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは4日、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）がギリシャ債のロールオーバー計画について警告した後、「ムーディーズはこの計画の議論については関与せず、最終的な決定についてのみ見解を示す」との声明を発表した。ロイター通信が報じた。
エワルド・ノボトニー[NP-5.6 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.3]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ギリシャ不況は当初の予想を超えている」「ギリシャへの第2次金融支援はより長期的になるべき」「ギリシャ国民が事態解決の必要性を理解するように望む」
エワルド・ノボトニー[NP HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.3]・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「一部の債務減免はギリシャの支払不能を意味」「一部の銀行はギリシャ救済で支援の用意がある」「格付け会社は欧州についてはずっと厳しい」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP +1.8 CRHDP +0.3]
・英フィナンシャルタイムズ（ＦＴ）が報じたところによると、「欧州中央銀行（ＥＣＢ）はギリシャ債に関してもっとも良い格付けを受け入れる」ようだ。格付け会社4社がデフォルトと宣言しない限りは、ギリシャ債を担保として受け入れ続けるという。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円はじり安。欧州の取引時間帯では、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）がギリシャへの第2次金融支援に関する民間負担のフランス案について「選択的デフォルトとみなす可能性がある」との認識を示したことを理由に、対ユーロで円買いが強まる場面があった。ただ、時間外のダウ先物や英・独株価指数が上昇すると、持ち高調整の円売りが出て徐々に上値を切り下げた。もっとも、米国市場は独立記念日の祝日で株・債券市場などが休場。ポジション調整の域は出ず方向感は見られなかった。
日本政府関係[NP HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.3]
・共同通信が報じたところによると、松本龍復興対策担当相が退任の意向を固めたという。
中国政府関係[NP+6.0 HDP +2.1 CHDP +0.1 RHDP +3.2 CRHDP -0.1]
・中国経済参考報が「中国は今週末政策金利を引き上げる可能性がある」と伝えたという。
日本政府関係[NP HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.3]・与謝野馨・経済財政担当相「松本復興担当相が辞表を提出し菅首相が受理した」
日本政府関係[NP+2.8 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]・与謝野馨・経済財政担当相「今年度成長率のマイナスはないと直感的に思っている」「株価が1万円を回復したのはいい兆候」
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・米格付け会社ムーディーズは5日、中国の地方政府への問題のある融資の規模は予想より大きいとの見解を示した。
菅直人[NP HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.2]
・一部メディアが伝えたところによると、菅直人首相が片山善博総務相に復興対策担当相を兼務させる人事を固めたという。また、その他のメディアは菅首相自身が復興対策担当相を兼務する可能性も報じた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。本日は事業法人の仲値決済が集中しやすい5・10日（五十日）にあたり、仲値に向けて円売りドル買いが出た。市場参加者からは「国内輸出企業やヘッジファンドから円売りドル買いが出た」との指摘があった。
一方、円はドル以外の通貨に対しては下値が限られた。円・ドル相場の下落につれた円売りが一時見られた。もっとも、ユーロドル相場の下げが主導する格好でドルに対し欧州・オセアニア通貨が売られると、円買い外貨売りが入り下値が切り上がった。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・オーストラリア準備銀行（豪中央銀行）は5日、政策金利を現行の4.75％に据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+1.0 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +1.3 CRHDP +0.1]
・オーストラリア準備銀行（ＲＢＡ）声明「現在の適度に引き締め的な金融政策が依然適切と判断した」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+3.0 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +1.2 CRHDP -0.1]・オーストラリア準備銀行（ＲＢＡ）声明「今後の会合では、成長とインフレの見通しの進展を注意深く査定し続ける予定だ」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+1.0 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +1.3 CRHDP +0.1]・オーストラリア準備銀行（ＲＢＡ）声明「ＣＰＩは今後12ヶ月で目標に近づくと予想」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-3.0 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP +0.1]・オーストラリア準備銀行（ＲＢＡ）声明「2011年の経済成長は以前予想したほど強くなることはないだろう」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-3.0 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +1.2 CRHDP -0.2]・オーストラリア準備銀行（ＲＢＡ）声明「欧州の銀行やソブリン債務問題もまた、ここ数ヶ月にわたって金融市場に不確実性や不安定性を増加させている」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+4.6 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +1.0 CRHDP -0.2]・オーストラリア準備銀行（ＲＢＡ）声明「資源セクターの投資は高水準のコモディティ価格に応じて力強く上昇しており、見通しは引き続き非常に前向き」
日本政府関係[NP HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]・枝野幸男官房長官「復興対策担当相の後任に平野達男復興担当副大臣」
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]・スウェーデンのリクスバンク（中央銀行）は5日、政策金利を現行の1.75％から2.00％に引き上げることを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。豪準備銀行（ＲＢＡ）が政策金利を据え置いた際の声明が、早期の利上げを示唆する内容ではなかったことを受けて豪ドル・米ドルが下落すると、つれて円売りドル買いが出た。欧州勢参入後は、対ポンド中心に一時ドル買いが進んだことが円売りドル買いを促した。
一方、円はポンドに対しては荒い値動き。欧州勢が円買いポンド売りで参入し一時値を上げたものの、6月英サービス業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）が市場予想平均を上回ると一転円売りポンド買いが強まった。
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは5日、エストニアの格付けを「Ａ」から「Ａ＋」に引き上げたと発表した。また、見通しは「安定的」とした。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ（ＣＤＳ）市場では、ギリシャに対する保証コストが上昇。信用情報会社ＣＭＡデータビジョン（ロンドン）によると、ギリシャのソブリンＣＤＳ5年物のスプレッドは1911ｂｐと前日から33ｂｐワイド化した。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.1 CHDP -0.4 RHDP -4.1 CRHDP -0.4]
・ランブリニディス・ギリシャ外務相が6日にヴェスターヴェレ独外務相と会談を行うという。
クリスチャン・ノワイエ[NP HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP +0.1 CRHDP -0.2]
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「規制当局は衝撃を吸収できることを確実にする必要性がある」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]・和歌山県北部で震度５強の地震が起きたとＮＨＫが報じた。
エヴァンゲロス・ベニゼロス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・ベニゼロス・ギリシャ財務相が6日にショイブレ独財務相とベルリンで会談を行うという。
ブラジル政府関係[NP HDP -0.2 CHDP +0.2 RHDP -0.2 CRHDP +0.2]
・マンテガ・ブラジル財務相「レアルの上昇を懸念しており今後も抑制策を講じる」「レアル高抑制のために先物市場で措置を講じる可能性」
ポーランド政府関係[NP HDP +0.9 CHDP +0.5 RHDP +0.9 CRHDP +0.5]
・ポーランドへの信頼性が改善している中で、ズロチ建て国債の需要が高まっている。ポーランド財務省は5日、「今年に入り外国人投資家のズロチ建て国債の持ち高は229億ズロチ（約84億ドル）増加し、過去最大の1476億ズロチに達した」と発表した。
ポーランド政府は先週、2011年の国債償還に必要な資金の75％以上を既に確保したことを明らかにしたほか、7－12月に予定されていた国債入札の一部をキャンセルしたことが市場の話題となっている。
エヴァンゲロス・ベニゼロス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・ベニゼロス・ギリシャ財務相（ＣＮＢＣに対して）「ユーロから離脱するという選択肢はない」
フランス政府関係[NP HDP -1.6 CHDP +6.0 RHDP -1.6 CRHDP +6.0]
・バロワン仏経済財務雇用相「ギリシャのデフォルトを回避するために必要な全ての手段を講じることを約束する」「仏の4－6月期成長の減速は一時的なものであり、2011年の成長率は2％になると予想」
エヴァンゲロス・ベニゼロス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・ベニゼロス・ギリシャ財務相（ブルームバーグテレビに対して）「ギリシャの銀行はロールオーバーに参加の準備をしている」「ギリシャ国有資産の売却で10月までに17億ユーロの収入を目指す」
エヴァンゲロス・ベニゼロス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・ベニゼロス・ギリシャ財務相（ブルームバーグテレビに対して）「計画に基づいて2014年に市場での資金調達を再開する」「ギリシャは選択的デフォルトを回避しなければならない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・5日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。対ポンドで円売りが強まった影響で円全体が押し下げられる場面もあったが、市場では「円の下値では日本の輸出企業からの円買いが入った」との指摘がありすぐに持ち直した。目新しい材料に乏しく、全般に方向感が定まらない展開だった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は伸び悩み。ポンド円の上昇につれた円売りドル買いが出て一時1ドル＝81円19銭前後まで値を上げたものの、81円20銭前後から上の水準には断続的に売り注文が置かれており上値を抑えられた。
・ポンド円はしっかり。欧州勢がポンド売りで参入したことで一時1ポンド＝129円76銭前後まで下げたものの、6月英サービス業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）が市場予想を上回ったことをきっかけにポンドの買い戻しが膨らんだ。アジア時間の高値130円22銭前後を上抜けて、一時130円85銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルは安値圏でもみ合い。ギリシャの債務問題をめぐる先行き不透明感が改めて意識され一時1ユーロ＝1.44561ドル前後まで値を下げた。欧州連合（ＥＵ）統計局が発表した5月ユーロ圏小売売上高が予想を下回ったことも相場の重しとなった。半面、一目均衡表雲の上限が位置する1.4454ドル前後がサポートとして働いたほか、市場では「アジア系ソブリンネームの買いが入った」との指摘があり下値は限られた。市場参加者からは「米シンクタンクリポートが欧州中央銀行（ＥＣＢ）は一段の金利正常化を進めるだろうとの見解を示し、これを材料視してユーロ買いを進める向きもあった」との声が聞かれた。
FX相場に関係する主な重要人物
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| ベン・バーナンキ | マリオ・ドラギ | 白川方明 | マーヴィン・キング |
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為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円はじり安。欧州の取引時間帯では、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）がギリシャへの第2次金融支援に関する民間負担のフランス案について「選択的デフォルトとみなす可能性がある」との認識を示したことを理由に、対ユーロで円買いが強まる場面があった。ただ、時間外のダウ先物や英・独株価指数が上昇すると、持ち高調整の円売りが出て徐々に上値を切り下げた。もっとも、米国市場は独立記念日の祝日で株・債券市場などが休場。ポジション調整の域は出ず方向感は見られなかった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。本日は事業法人の仲値決済が集中しやすい5・10日（五十日）にあたり、仲値に向けて円売りドル買いが出た。市場参加者からは「国内輸出企業やヘッジファンドから円売りドル買いが出た」との指摘があった。
一方、円はドル以外の通貨に対しては下値が限られた。円・ドル相場の下落につれた円売りが一時見られた。もっとも、ユーロドル相場の下げが主導する格好でドルに対し欧州・オセアニア通貨が売られると、円買い外貨売りが入り下値が切り上がった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。豪準備銀行（ＲＢＡ）が政策金利を据え置いた際の声明が、早期の利上げを示唆する内容ではなかったことを受けて豪ドル・米ドルが下落すると、つれて円売りドル買いが出た。欧州勢参入後は、対ポンド中心に一時ドル買いが進んだことが円売りドル買いを促した。
一方、円はポンドに対しては荒い値動き。欧州勢が円買いポンド売りで参入し一時値を上げたものの、6月英サービス業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）が市場予想平均を上回ると一転円売りポンド買いが強まった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。対ポンドで円売りが強まった影響で円全体が押し下げられる場面もあったが、市場では「円の下値では日本の輸出企業からの円買いが入った」との指摘がありすぐに持ち直した。目新しい材料に乏しく、全般に方向感が定まらない展開だった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は伸び悩み。ポンド円の上昇につれた円売りドル買いが出て一時1ドル＝81円19銭前後まで値を上げたものの、81円20銭前後から上の水準には断続的に売り注文が置かれており上値を抑えられた。
・ポンド円はしっかり。欧州勢がポンド売りで参入したことで一時1ポンド＝129円76銭前後まで下げたものの、6月英サービス業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）が市場予想を上回ったことをきっかけにポンドの買い戻しが膨らんだ。アジア時間の高値130円22銭前後を上抜けて、一時130円85銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルは安値圏でもみ合い。ギリシャの債務問題をめぐる先行き不透明感が改めて意識され一時1ユーロ＝1.44561ドル前後まで値を下げた。欧州連合（ＥＵ）統計局が発表した5月ユーロ圏小売売上高が予想を下回ったことも相場の重しとなった。半面、一目均衡表雲の上限が位置する1.4454ドル前後がサポートとして働いたほか、市場では「アジア系ソブリンネームの買いが入った」との指摘があり下値は限られた。市場参加者からは「米シンクタンクリポートが欧州中央銀行（ＥＣＢ）は一段の金利正常化を進めるだろうとの見解を示し、これを材料視してユーロ買いを進める向きもあった」との声が聞かれた。