2011年8月27日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円は、ドルやスイスフラン以外に対して上値が重かった。欧州株や時間外の米株価指数先物が軟調な推移となり、投資家のリスク志向が低下するとの見方からリスク回避目的の円買いが先行。注目のバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演では「FRBは経済成長を刺激するための手段を有している」「追加的な金融刺激を提供する手段を検討するために、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)を当初の1日間から2日間に延長する」などと発言したと伝わったが、市場で期待されていた量的緩和第3弾(QE3)などの具体的な緩和策に対する言及はなく、欧米株式相場が一時下げ幅を広げたことも円相場全体を押し上げた。
 一方で、9月FOMCで追加緩和策が示される期待が高まったため、米国株式相場が売り一巡後すぐに買い戻されると、一転して戻り売りが優勢に。リスク許容度が拡大するとの見方から、相対的に金利の高いオセアニア通貨などを中心に幅広い通貨に対して円売りの動きが広がった。
 なお、ドルに対しては下値が堅い。バーナンキFRB議長が追加緩和策を示唆しなかったことを手掛かりに円売りドル買いが出る場面もあったものの、米株高を受けて欧州オセアニア通貨に対してドル売り圧力が高まると、つれて円買いドル売りが入った。
 スイスフランに対しては堅調。「スイス国立銀行(SNB)が国内銀行に対してスイスフラン建て預金に手数料を課すように求めた」との噂を背景にスイスフラン売りが進んだ流れに沿って値を上げた。その後、SNBの報道官はこの噂を否定したものの、総じて下値の堅い展開が続いた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は戻りが鈍い。米商務省が発表した4-6月期の米国内総生産(GDP)改定値が予想より弱い結果となったこともあって、欧米株式相場が下落したことに伴う売りに押され、23時前には1ドル=76円50銭前後まで値を下げた。その後はバーナンキFRB議長の講演を受けて一時77円09銭前後まで下値を切り上げる場面があったものの、対ユーロやスイスフランでのドル買いの動きが一巡すると、再び76円台半ば付近まで押し戻された。
・ユーロ円は行って来い。欧米株安によるリスク回避の売りに押されて23時過ぎに1ユーロ=110円11銭前後まで下落したが、売り一巡後は米株が反発したことでリスク志向の改善を意識した買い戻しが入った。1時30分過ぎには111円22銭前後まで値を上げる場面があった。
・ユーロドルは荒い値動き。バーナンキFRB議長の講演後にドル買い圧力が強まり、23時30分過ぎには1ユーロ=1.4328ドル前後まで下押した。もっとも、売り一巡後は米株の上昇などを受けて、一転して買い戻しが優位に。1時30分過ぎには1.4502ドル前後と17日以来の高値を更新した。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ギリシャ政府関係[NP-6.0 HDP -4.4 CHDP -0.3 RHDP -4.4 CRHDP -0.3]
・関係筋の話として「ギリシャは2011年の財政目標を達成できないリスクがある」と伝えている。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ギリシャ政府関係[NP-6.0 HDP -4.4 CHDP -0.3 RHDP -4.4 CRHDP -0.3]
・関係筋の話として「ギリシャは2011年の財政目標を達成できないリスクがある」と伝えている。

2011年8月27日のFX要人発言・ニュース

ギリシャ政府関係[NP-6.0 HDP -4.4 CHDP -0.3 RHDP -4.4 CRHDP -0.3]
ギリシャ政府関係・関係筋の話として「ギリシャは2011年の財政目標を達成できないリスクがある」と伝えている。

スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP     HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP -0.3]
スイス国立銀行(スイス中銀)関係・スイス国立銀行(SNB)の報道官は26日、SNBが銀行に対してスイスフラン建て預金に手数料を課すように求めたとの話を否定したと伝えた。

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・バンク・オブ・アメリカ(BOA)は、保有する中国建設銀行株の一部を売却すると伝えた。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.0]
米政府関係・米ホワイトハウス「オバマ米大統領はラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事と経済について電話会談を行った」

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.0]
米政府関係・米ホワイトハウスは26日、オバマ米大統領とラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事は短期的な成長を促進するための政策の必要性について合意したと複数の通信社が伝えた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・26日のニューヨーク外国為替市場で円は、ドルやスイスフラン以外に対して上値が重かった。欧州株や時間外の米株価指数先物が軟調な推移となり、投資家のリスク志向が低下するとの見方からリスク回避目的の円買いが先行。注目のバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演では「FRBは経済成長を刺激するための手段を有している」「追加的な金融刺激を提供する手段を検討するために、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)を当初の1日間から2日間に延長する」などと発言したと伝わったが、市場で期待されていた量的緩和第3弾(QE3)などの具体的な緩和策に対する言及はなく、欧米株式相場が一時下げ幅を広げたことも円相場全体を押し上げた。
 一方で、9月FOMCで追加緩和策が示される期待が高まったため、米国株式相場が売り一巡後すぐに買い戻されると、一転して戻り売りが優勢に。リスク許容度が拡大するとの見方から、相対的に金利の高いオセアニア通貨などを中心に幅広い通貨に対して円売りの動きが広がった。
 なお、ドルに対しては下値が堅い。バーナンキFRB議長が追加緩和策を示唆しなかったことを手掛かりに円売りドル買いが出る場面もあったものの、米株高を受けて欧州オセアニア通貨に対してドル売り圧力が高まると、つれて円買いドル売りが入った。
 スイスフランに対しては堅調。「スイス国立銀行(SNB)が国内銀行に対してスイスフラン建て預金に手数料を課すように求めた」との噂を背景にスイスフラン売りが進んだ流れに沿って値を上げた。その後、SNBの報道官はこの噂を否定したものの、総じて下値の堅い展開が続いた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は戻りが鈍い。米商務省が発表した4-6月期の米国内総生産(GDP)改定値が予想より弱い結果となったこともあって、欧米株式相場が下落したことに伴う売りに押され、23時前には1ドル=76円50銭前後まで値を下げた。その後はバーナンキFRB議長の講演を受けて一時77円09銭前後まで下値を切り上げる場面があったものの、対ユーロやスイスフランでのドル買いの動きが一巡すると、再び76円台半ば付近まで押し戻された。
・ユーロ円は行って来い。欧米株安によるリスク回避の売りに押されて23時過ぎに1ユーロ=110円11銭前後まで下落したが、売り一巡後は米株が反発したことでリスク志向の改善を意識した買い戻しが入った。1時30分過ぎには111円22銭前後まで値を上げる場面があった。
・ユーロドルは荒い値動き。バーナンキFRB議長の講演後にドル買い圧力が強まり、23時30分過ぎには1ユーロ=1.4328ドル前後まで下押した。もっとも、売り一巡後は米株の上昇などを受けて、一転して買い戻しが優位に。1時30分過ぎには1.4502ドル前後と17日以来の高値を更新した。

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ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
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