2011年9月26日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
欧州金融安定ファシリティ(EFSF)関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・英紙テレグラフは25日、「週末に欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の規模を2兆ユーロに引き上げる計画が持ち上がった」と報じた。
エワルド・ノボトニー[NP HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP +0.4 CRHDP -0.3]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ドイツ国内で保護主義的な見方が増してきている」「短期的には統一したユーロ圏経済政府はなさそうだが欧州を機能させるには必要だろう」
イブ・メルシュ[NP+2.0 HDP +1.1 CHDP +0.0 RHDP +2.7 CRHDP -0.2]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁「ECBの利下げについての大胆な予想は、方向性を失った人々がいることを示している」「0.50%の利下げの観測の根拠はない」「ECBは独立している」
エワルド・ノボトニー[NP-4.8 HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP +0.1 CRHDP -0.3]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ECBの利下げは排除できない」「ECBスタッフ見通しのさらなる下方修正を排除しない」
ベン・ブロードベント[NP-5.6 HDP -1.8 CHDP -1.8 RHDP -1.8 CRHDP -1.8]
・ブロードベント英中銀金融政策委員会(MPC)委員「リバランスを支援するため、しばらくの間ポンド安が必要となる可能性」
ベン・ブロードベント[NP-5.6 HDP -2.8 CHDP -1.0 RHDP -2.8 CRHDP -1.0]
・ブロードベント英中銀金融政策委員会(MPC)委員「CPIを目標で維持することが経済を阻害している」「米経済成長の鈍化や欧州債務危機、銀行の資本調達に関する影響が英国内の経済活動をさらに鈍化させる恐れがある」
ベン・ブロードベント[NP-6.0 HDP -3.4 CHDP -0.6 RHDP -3.4 CRHDP -0.6]
・ブロードベント英中銀金融政策委員会(MPC)委員「一段の量的緩和は名目成長の促進により銀行システムを支援する可能性」
ベン・ブロードベント[NP-6.0 HDP -3.8 CHDP -0.4 RHDP -3.8 CRHDP -0.4]
・ブロードベント英中銀金融政策委員会(MPC)委員「量的緩和にとって政府債の購入が望ましい形」「量的緩和と利下げの区別が行き過ぎることもある」「BOEにはいかに迅速にCPIを目標に戻すかについて決定権がある」
ベン・ブロードベント[NP-5.8 HDP -4.1 CHDP -0.3 RHDP -4.1 CRHDP -0.3]
・ブロードベント英中銀金融政策委員会(MPC)委員「原則としてBOEの資産購入の規模に制限はない」
ジェームズ・ブラード[NP-5.6 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP -0.3]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「資産買い入れはゼロ%近くの金利下で、FRBにとってもっとも有効な緩和手段」「FRBは将来の資産買い入れについては会合ごとに決める必要」
ジェームズ・ブラード[NP+4.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.4 CRHDP -0.3]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「FOMCは低金利維持の期間を変える可能性がある」
ジェームズ・ブラード[NP-5.8 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP +0.3]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「現在の超緩和的な金融政策は適切である」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ベン・ブロードベント[NP-5.6 HDP -1.8 CHDP -1.8 RHDP -1.8 CRHDP -1.8]
・ブロードベント英中銀金融政策委員会(MPC)委員「リバランスを支援するため、しばらくの間ポンド安が必要となる可能性」
2011年9月26日のFX要人発言・ニュース
クラース・クノット[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・クノット・オランダ中銀総裁は24日、「ギリシャにとって秩序だった解決方法を望む」との認識を示した。
国際通貨金融委員会(IMFC)[NP HDP +0.0 CHDP 0.00 RHDP +0.0 CRHDP 0.00]
・第24回国際通貨金融委員会(IMFC)コミュニケのポイント(2011年9月24日 於:ワシントンD.C.)
シンガポール副首相兼財務大臣のターマン・シャンムガラトナム議長の下で開催。
世界経済は危険な段階に入っており、例外的な警戒と、メンバーとIMFが同様に大胆な行動を協調して行う用意をすることが必要である。我々は、ユーロ圏の国々によるユーロ圏の危機を解決するために必要なことを行うという決定に勇気付けられている。我々は、IMFがグローバルな役割の一環としてこの努力を強力に支える用意があることを歓迎する。
今日、我々は、世界経済が直面する危険に対処するために、断固として行動することに合意した。これらは、ソブリン債務リスク、金融システムの脆弱性、経済成長の減退、高い失業率を含む。我々の状況は異なるが、我々の経済と金融システムは密接につながっている。このため、我々は、信認と金融の安定を回復し、世界経済の成長を蘇らせるために集合的に行動する。
先進国は、現在のグローバルなストレスを効果的に解消する中核を担っている。経済の回復の継続を確保しつつ、持続可能な財政を回復することが戦略である。先進国は、各国の状況が異なることを考慮しつつ、信頼を構築し成長を支えるための政策を採り、財政健全化を達成するために明確で信頼に足る具体的な措置を実施する。ユーロ圏諸国は、ユーロ圏のソブリン債務危機を解決するために必要なあらゆることを行い、ユーロ圏全体の、また、各国における、金融の安定性を確保する。これは、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)を、影響力を最大化させつつ、柔軟化させ、ユーロ圏の危機管理とガバナンスを改善する7月21日の首脳による決定を実施することを含む。また、先進国は、銀行が強固な資本ポジション及び十分な資金へのアクセスを有すること、国際的な波及に留意しつつ、物価の安定と整合的な限りにおいて緩和的な金融政策を維持すること、脆弱な住宅市場を回復させ、家計のバランスシートを修復すること、雇用と各国経済の中期的な潜在成長力を回復するための構造改革に取り組むことを確保する。
顕著な安定性と成長を示している新興市場国及び途上国も、効果的なグローバルな対応の鍵である。必要な場合、政策バッファーを再構築するためにマクロ経済政策を調整し、また、景気過熱を抑制し、変動する資本フローに対する各国の強固さを拡大することが、戦略である。黒字国は、国内需要を強化する構造改革を引き続き実施する。これは、為替レートの更なる柔軟化を達成する継続した努力により支えられ、それによって世界の需要と成長のリバランスに貢献する。包摂的な成長と雇用創出を促進するための取組みは、我々全ての優先事項である。
我々は、金融セクター改革のアジェンダの重要性を再確認し、その完全かつ時期通りの実施にコミットする。我々は、システム上重要な金融機関の規制を強化し、問題を抱える金融機関の国内及び国境を越えた秩序ある破綻処理のメカニズムを確立し、シャドーバンキングがもたらすリスクに対処するため、協調した努力を継続する。
我々は、IMFに対し、現下の危機の秩序ある解決と将来の危機の回避への貢献において、重要な役割を果たすことを求める。我々は、統合版マルチサーベイランスレポートを、主要なリスクと政策課題に我々の議論を導き、焦点を当てるための重要なツールとして歓迎する。我々は、専務理事の行動計画において定められた方向性を歓迎する。特に、我々は、IMFが以下の優先事項に焦点を当て、次回のIMFC会合に報告することを慫慂する。
IMFの三年毎のサーベイランスの見直しとスピルオーバー報告書を踏まえた、経済・金融の安定性へのリスクをより良く捉える、より統合的、公平、効果的なサーベイランスの枠組み
現在の融資制度の早期の評価、及び、グローバルな資金のセーフティ・ネットの強化、
IMF資金の十分性の見直し、
食料・燃料価格の変動の抑制を含む、低所得国(LICs)を支援するための十分な政策助言と資金の確保
各国の経験に基づいた、包括的で柔軟でバランスの取れた資本フロー管理のためのアプローチに関する更なる作業
ガバナンス改革は、IMFの正統性と有効性にとってきわめて重要である。我々は、2010年のクォータ及びガバナンスに関する改革の発効を2012年の年次総会までに実現するという目標を達成するため、我々の努力を強化する。我々は、2013年1月までに包括的なクォータ計算式の見直しを完了し、次回の会合において進捗を報告することをIMFに求める。2014年1月までに第15次クォータ一般見直しを完了するというコミットメントを再確認する。我々は、世界経済・金融協力に関する重要なフォーラムとしてのIMFCの役割の更なる拡大を期待している。
我々は、ストロス=カーン氏とリプスキー氏が困難な時期にIMFにおいて卓越した指導力を発揮したことに感謝する。我々は、ラガルド氏、リプトン氏、シャフィク氏、朱氏を温かく歓迎する。我々の次の会合は、2012年4月21日にワシントンD.C.で開催される。
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.0]
・ショイブレ独財務相は25日、「ギリシャに関する一段の措置はトロイカ(欧州委員会、欧州中央銀行及び国際通貨基金)の報告書次第だ」「ドイツはESM(欧州安定メカニズム)の前倒しに反対しないだろう」「ESMの前倒しが可能かどうかはわからない」「欧州共同債を拒否する」との見解を示した。
欧州金融安定ファシリティ(EFSF)関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・英紙テレグラフは25日、「週末に欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の規模を2兆ユーロに引き上げる計画が持ち上がった」と報じた。
ヨルグ・アスムッセン[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・アスムッセン独財務次官「次回のユーロ圏財務相会合が開催される10月3日にギリシャ向け第6次融資を決定すると予想しない」「ギリシャの調整措置に関するトロイカ(欧州委員会、欧州中央銀行及び国際通貨基金)の姿勢が前向きでなければ、次回の融資はない」
周小川[NP+4.8 HDP +2.5 CHDP +0.1 RHDP +3.6 CRHDP +0.2]
・周小川・中国人民銀行総裁「金融政策の基調を変更しないだろう」
野田佳彦[NP-4.0 HDP -3.9 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.2]
・野田佳彦首相「着実に経済危機への対応を行う」
野田佳彦[NP-4.0 HDP -3.9 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP -0.1]
・野田佳彦首相「円高対策は外為特会の活用などに関して意見交換していきたい」
安住淳[NP+2.0 HDP -3.9 CHDP +0.4 RHDP -3.9 CRHDP +0.4]
・安住淳財務相「日銀による国債引き受けという選択肢をとらないことが基本方針」
ジョン・キー[NP-3.4 HDP -3.7 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
・キー・ニュージーランド(NZ)首相「アジア経済は危機からの影響を今のところ免れている」「NZドルの下落は、輸出業者にとって良いニュース」「世界的な景気減速はNZへの影響はそれほど大きくないだろう」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り先行後は切り返した。英紙テレグラフが25日、「50%デフォルト(債務不履行)のギリシャと、ギリシャへの債券を保有するフランスやドイツなど欧州大手金融機関を支援するため、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の規模を2兆ユーロに引き上げる計画が週末に持ち上がった」と報じたことや、ショイブレ独財務相が25日、「ドイツはESM(欧州安定メカニズム)の前倒しに反対しないだろう」などの認識を示したことなどを受けて、財政・金融問題の解決に一歩前進したとの見方から対ユーロ中心に円売りが進行した。時間外の米株価指数先物が一時100ドル超の上昇となったことも円売りを誘った。
もっとも、予想外に底堅く寄り付いた26日前場の日本株が売りに押されると一転円買いが優位になった。ユーロに対して、アスムッセン独財務次官が「次回のユーロ圏財務相会合が開催される10月3日にギリシャ向け第6次融資を決定すると予想しない」と発言したことや、「米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が欧州金融安定ファシリティ(EFSF)を格下げするとの噂が広がった」との指摘などを背景に円買いが膨らんだことも、円全体を押し上げた。
また、「半期末を控えて国内輸出企業からの円買いドル売りが入っていた」との声も聞かれている。
野田佳彦[NP HDP -3.9 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP -0.1]
・野田佳彦首相「ギリシャ支援ユーロ圏で早急に迅速に対応を」
エワルド・ノボトニー[NP-5.6 HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP +0.4 CRHDP -0.3]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ユーロの措置が十分であるかまだ言及できない」「リスクは措置が遅すぎ小さすぎること」
エワルド・ノボトニー[NP HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP +0.4 CRHDP -0.3]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ドイツ国内で保護主義的な見方が増してきている」「短期的には統一したユーロ圏経済政府はなさそうだが欧州を機能させるには必要だろう」
イブ・メルシュ[NP+2.0 HDP +1.1 CHDP +0.0 RHDP +2.7 CRHDP -0.2]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁「ECBの利下げについての大胆な予想は、方向性を失った人々がいることを示している」「0.50%の利下げの観測の根拠はない」「ECBは独立している」
マイケル・ヌーナン[NP-4.6 HDP -4.3 CHDP -0.1 RHDP -4.3 CRHDP -0.1]
・ヌーナン・アイルランド財務相「欧州は非常に不安定な時期にある」「世界経済に大きな懸念がある」
エワルド・ノボトニー[NP-4.8 HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP +0.1 CRHDP -0.3]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ECBの利下げは排除できない」「ECBスタッフ見通しのさらなる下方修正を排除しない」
安住淳[NP HDP -3.9 CHDP +0.4 RHDP -3.9 CRHDP +0.4]
・安住淳財務相「(ユーロ安について)ギリシャ問題について早くスキームを作り、しっかり対応してほしい」
ベン・ブロードベント[NP-5.6 HDP -1.8 CHDP -1.8 RHDP -1.8 CRHDP -1.8]
・ブロードベント英中銀金融政策委員会(MPC)委員「リバランスを支援するため、しばらくの間ポンド安が必要となる可能性」
ベン・ブロードベント[NP-5.6 HDP -2.8 CHDP -1.0 RHDP -2.8 CRHDP -1.0]
・ブロードベント英中銀金融政策委員会(MPC)委員「CPIを目標で維持することが経済を阻害している」「米経済成長の鈍化や欧州債務危機、銀行の資本調達に関する影響が英国内の経済活動をさらに鈍化させる恐れがある」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。午後に入り時間外の米株価指数先物が下げに転じ下げ幅を拡大したほか、後場の日経平均株価は8400円を割り込んで取引を終えた。投資家が一段とリスク回避姿勢を強め円買いの勢いが増した。ユーロに対しては「メルケル独首相が病院に運び込まれたとの出所不明の噂も円買いユーロ売りの手掛かりとなったようだ」との指摘があった。
もっとも、欧州市場に入ると一転ポジション調整の円売りが優位になり上値が切り下がった。26日の欧州の株価指数全般がこれまでのところしっかりとした展開となっており、リスク志向の低下にいったん歯止めがかかったことが影響した。対ユーロでは9月の独IFO企業景況感指数が予想よりも強い結果となったことを受けた円売りが見られた。
欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP +1.0 CRHDP -0.2]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのボニチ・マルタ中銀総裁「現時点では銀行への流動性供給が政策金利より一段と重要」「ギリシャ破たんはシナリオになるべきでなく、状況は正しい方向へ動いている」「ユーロ圏のインフレ状況は一段と安定的であり、ECBの目標から過度に逸脱していない」
ベン・ブロードベント[NP-6.0 HDP -3.4 CHDP -0.6 RHDP -3.4 CRHDP -0.6]
・ブロードベント英中銀金融政策委員会(MPC)委員「一段の量的緩和は名目成長の促進により銀行システムを支援する可能性」
ベン・ブロードベント[NP-6.0 HDP -3.8 CHDP -0.4 RHDP -3.8 CRHDP -0.4]
・ブロードベント英中銀金融政策委員会(MPC)委員「量的緩和にとって政府債の購入が望ましい形」「量的緩和と利下げの区別が行き過ぎることもある」「BOEにはいかに迅速にCPIを目標に戻すかについて決定権がある」
ベン・ブロードベント[NP-5.8 HDP -4.1 CHDP -0.3 RHDP -4.1 CRHDP -0.3]
・ブロードベント英中銀金融政策委員会(MPC)委員「原則としてBOEの資産購入の規模に制限はない」
ヨゼフ・マクチ[NP-4.0 HDP -4.0 CHDP 0.00 RHDP -4.0 CRHDP 0.00]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのマクチ・スロバキア中銀総裁「リセッションはみられないが、成長の下振れリスクがみられる」「ECBには市場の緊張と戦う手段がある」
クラース・クノット[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・クノット・オランダ中銀総裁「欧州共同債は避けられない」「ECBは通常の金融政策に戻らなければならない」
日本政府関係[NP-4.2 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.5 CRHDP +0.0]
・大串博志財務政務官「市場の状況を緊張感をもってみながら、タイムリーな円高経済対策が必要」
ドイツ政府関係[NP HDP +1.0 CHDP -0.2 RHDP +1.0 CRHDP -0.2]
・独政府報道官は26日、パパンドレウ・ギリシャ首相とメルケル独首相がどのようにギリシャが改革を実行するかについて27日にベルリンで会談することを明らかにした。
欧州連合(EU)[NP HDP -1.0 CHDP +0.2 RHDP -1.0 CRHDP +0.2]
・欧州連合(EU)は26日、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)を拡大したとしても、ギリシャの債務再編が許容されることはないだろうとの見解を示したと報じた。
ドイツ政府関係[NP HDP +1.0 CHDP -0.2 RHDP +1.0 CRHDP -0.2]
・独財務省は26日、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の規模拡大の必要性はないとの見解を示したと報じた。
欧州連合(EU)[NP HDP -1.0 CHDP +0.2 RHDP -1.0 CRHDP +0.2]
・欧州連合(EU)は、10月3-4日の会合ではギリシャ支援の支払い決定はないだろうとの見通しを示したと伝わった。ギリシャの第6次の融資に関しては政治的な要素はないとの見解も示された。
マリア・フェクター[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・フェクター・オーストリア財務相「ギリシャの債務カットは最後の選択肢」
ギリシャ政府関係[NP HDP -5.1 CHDP -0.3 RHDP -5.1 CRHDP -0.3]
・ギリシャ政府の報道官が、2013年と2014年の予算に関して欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)との協議が継続中であるとの見解を示したと報じた。「50%のヘアカットは話し合っていない」との見解も示されたと伝わっている。
欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP +1.0 CRHDP -0.2]
・関係者の話として、欧州中央銀行(ECB)はカバードボンドの購入再開を検討していると伝えた。また、10月6日の次回理事会では1年物融資の討議や、利下げが討議される可能性があるという。なお、現時点では利下げは議題にないようだ。
ロドリゲス・サパテロ[NP HDP +0.9 CHDP -0.9 RHDP +0.9 CRHDP -0.9]
・サパテロ・スペイン首相「スペインの信頼性は改善している」「11月20日の選挙前に緊縮財政策などのさらなる対策を取る必要性は見られない」
ドイツ政府関係[NP HDP +1.0 CHDP -0.2 RHDP +1.0 CRHDP -0.2]
・ブリューデレ独経済相「ドイツ経済は景気後退に直面していない」
エヴァンゲロス・ベニゼロス[NP HDP -3.2 CHDP -0.4 RHDP -3.2 CRHDP -0.4]
・ベニゼロス・ギリシャ財務相「ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事やトリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁とギリシャの秩序だったデフォルトシナリオについて議論したことはない」
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は26日、ベラルーシの外貨建て長期格付け「B」から「B-」に引き下げたと発表した。また、見通しは「ネガティブ」とした。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは26日、「オバマ米大統領が提案した財政赤字削減案は米格付けにポジティブ」との見解を示したものの、「履行される可能性は非常に低い」との見通しを示した。また、同社は「米経済成長は少なくとも2012年までは潜在成長率を下回ったままである」との見通しを発表した。
イブ・メルシュ[NP-2.0 HDP +1.0 CHDP -0.1 RHDP +2.6 CRHDP -0.1]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁「ECBの利下げを完全には排除しないが、明確な景気の悪化が必要となる」
サラ・ラスキン[NP-5.8 HDP -5.3 CHDP -0.5 RHDP -5.3 CRHDP -0.5]
・ラスキン米連邦準備理事会(FRB)理事「現在の環境下では追加金融緩和が正当化される」
サラ・ラスキン[NP-4.6 HDP -5.0 CHDP +0.3 RHDP -5.0 CRHDP +0.3]
・ラスキン米連邦準備理事会(FRB)理事「FRBが使用した政策手段は最大の雇用と物価の安定を促進するために十分適切なものだった」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。欧州株相場や時間外のダウ先物が上昇し、投資家のリスク回避姿勢が和らぐとの見方からポジション調整に伴う円売り外貨買いが出た。対ユーロでは、9月の独IFO企業景況感指数が市場予想を上回ったことを手掛かりに円売りが出て円全体の重しとなった。
一部通信社が、欧州中央銀行(ECB)関係者の話として「カバードボンドの購入再開を検討している」「10月6日の次回理事会では1年物融資の討議や、利下げが討議される可能性がある」などと報じたことも円ユーロの押し下げ要因。ECBの金融緩和自体は通貨としてのユーロにはマイナスであるものの、ユーロ圏内のお金のフローの改善や景気の下支え効果、ECBの危機対応姿勢などを評価して円売りユーロ買いが出たようだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円はもみ合い。ドルと円がユーロなどに対して同時に売買された影響で、方向感の乏しい展開となった。
・ユーロ円は買い戻し。アジア時間に1ユーロ=101円95銭前後と2001年6月8日以来の安値まで下げたが、その後103円台前半まで戻している。
・ユーロドルは欧州の財務金融不安を背景に一時1ユーロ=1.3360ドル前後と1月18日以来の安値まで下落したものの、売りが一巡すると持ち直した。予想を上回る独経済指標を手掛かりにユーロの買い戻しが進んだほか、ECBの金融緩和観測を背景に欧州株が上昇しユーロ買いドル売りが入り一時1.35ドル台半ばまで値を戻した。
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP HDP +1.4 CHDP +0.0 RHDP +4.0 CRHDP +0.1]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「金融政策はすべての問題を解決することはできない」
ギリシャ政府関係[NP HDP -5.1 CHDP -0.3 RHDP -5.1 CRHDP -0.3]
・ギリシャ首相府が26日、ギリシャとドイツの首脳会談は27日の午後8時(日本時間28日の午前2時)に実施される予定であると発表した。
ジェームズ・ブラード[NP-5.6 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP -0.3]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「資産買い入れはゼロ%近くの金利下で、FRBにとってもっとも有効な緩和手段」「FRBは将来の資産買い入れについては会合ごとに決める必要」
ジェームズ・ブラード[NP+4.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.4 CRHDP -0.3]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「FOMCは低金利維持の期間を変える可能性がある」
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP-5.6 HDP +1.3 CHDP -0.1 RHDP +3.9 CRHDP -0.1]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「ECBは流動性に関して必要な措置を実施する用意がある」
アタナシオス・オルファニデス[NP-5.6 HDP -0.1 CHDP -0.2 RHDP -0.1 CRHDP -0.2]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのオルファニデス・キプロス中銀総裁「緩和的な金融政策は適切」
ジェームズ・ブラード[NP-5.8 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP +0.3]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「現在の超緩和的な金融政策は適切である」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り先行後は切り返した。英紙テレグラフが25日、「50%デフォルト(債務不履行)のギリシャと、ギリシャへの債券を保有するフランスやドイツなど欧州大手金融機関を支援するため、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の規模を2兆ユーロに引き上げる計画が週末に持ち上がった」と報じたことや、ショイブレ独財務相が25日、「ドイツはESM(欧州安定メカニズム)の前倒しに反対しないだろう」などの認識を示したことなどを受けて、財政・金融問題の解決に一歩前進したとの見方から対ユーロ中心に円売りが進行した。時間外の米株価指数先物が一時100ドル超の上昇となったことも円売りを誘った。
もっとも、予想外に底堅く寄り付いた26日前場の日本株が売りに押されると一転円買いが優位になった。ユーロに対して、アスムッセン独財務次官が「次回のユーロ圏財務相会合が開催される10月3日にギリシャ向け第6次融資を決定すると予想しない」と発言したことや、「米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が欧州金融安定ファシリティ(EFSF)を格下げするとの噂が広がった」との指摘などを背景に円買いが膨らんだことも、円全体を押し上げた。
また、「半期末を控えて国内輸出企業からの円買いドル売りが入っていた」との声も聞かれている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。午後に入り時間外の米株価指数先物が下げに転じ下げ幅を拡大したほか、後場の日経平均株価は8400円を割り込んで取引を終えた。投資家が一段とリスク回避姿勢を強め円買いの勢いが増した。ユーロに対しては「メルケル独首相が病院に運び込まれたとの出所不明の噂も円買いユーロ売りの手掛かりとなったようだ」との指摘があった。
もっとも、欧州市場に入ると一転ポジション調整の円売りが優位になり上値が切り下がった。26日の欧州の株価指数全般がこれまでのところしっかりとした展開となっており、リスク志向の低下にいったん歯止めがかかったことが影響した。対ユーロでは9月の独IFO企業景況感指数が予想よりも強い結果となったことを受けた円売りが見られた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。欧州株相場や時間外のダウ先物が上昇し、投資家のリスク回避姿勢が和らぐとの見方からポジション調整に伴う円売り外貨買いが出た。対ユーロでは、9月の独IFO企業景況感指数が市場予想を上回ったことを手掛かりに円売りが出て円全体の重しとなった。
一部通信社が、欧州中央銀行(ECB)関係者の話として「カバードボンドの購入再開を検討している」「10月6日の次回理事会では1年物融資の討議や、利下げが討議される可能性がある」などと報じたことも円ユーロの押し下げ要因。ECBの金融緩和自体は通貨としてのユーロにはマイナスであるものの、ユーロ圏内のお金のフローの改善や景気の下支え効果、ECBの危機対応姿勢などを評価して円売りユーロ買いが出たようだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円はもみ合い。ドルと円がユーロなどに対して同時に売買された影響で、方向感の乏しい展開となった。
・ユーロ円は買い戻し。アジア時間に1ユーロ=101円95銭前後と2001年6月8日以来の安値まで下げたが、その後103円台前半まで戻している。
・ユーロドルは欧州の財務金融不安を背景に一時1ユーロ=1.3360ドル前後と1月18日以来の安値まで下落したものの、売りが一巡すると持ち直した。予想を上回る独経済指標を手掛かりにユーロの買い戻しが進んだほか、ECBの金融緩和観測を背景に欧州株が上昇しユーロ買いドル売りが入り一時1.35ドル台半ばまで値を戻した。