2011年9月30日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは29日、ニュージーランド（ＮＺ）の格付けを「ＡＡ＋」から「ＡＡ」に引き下げたと発表した。なお、見通しは「安定的」とした。
フィリップ・ヒルデブランド[NP-5.6 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
・ヒルデブランド・スイス国立銀行（中央銀行、ＳＮＢ）総裁「今後数カ月の主なリスクはユーロ圏債務危機がさらに悪化すること」「2011年下期のスイス経済はスイスフラン高で減速した」「為替相場において行動しないことは行動するよりもリスクが高かった」
S＆P(スタンダード＆プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は30日、ニュージーランドの外貨建て格付けを「ＡＡ＋」から「ＡＡ」に引き下げたと発表した。また、見通しは「安定的」とした。
安住淳[NP-5.2 HDP -4.0 CHDP -0.1 RHDP -4.0 CRHDP -0.1]
・安住淳財務相「3次補正で介入資金のFB枠を15兆円引き上げる」「あらゆる措置を排除せず必要があれば断固たる措置とる」
安住淳[NP-5.8 HDP -4.1 CHDP -0.1 RHDP -4.1 CRHDP -0.1]
・安住淳財務相「70円台後半の為替レートは日本経済に冷や水を浴びせる」
白川方明[NP-4.8 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -2.7 CRHDP +0.0]
・白川方明日銀総裁「世界経済の先行きは不確実性に満ちており、金融市場の信用が失われ金融システムの安定が損なわれれば経済は急激に悪化しうる」
ヴォルフガング・ショイブレ[NP-3.0 HDP +0.4 CHDP -0.2 RHDP +0.4 CRHDP -0.2]
・ショイブレ独財務相「EFSFの保証が用いられるのは10％のみ」「国際金融市場の状況が懸念の原因」「ドイツ経済成長の冷え込みがみられる」
欧州連合(EU)[NP-6.6 HDP -1.3 CHDP -0.3 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]
・欧州連合（ＥＵ）は30日、スペインの貯蓄銀行の資本を増強するため5.7億ユーロを一時的に支援することを明らかにした。
欧州連合(EU)[NP HDP -1.3 CHDP -0.3 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]
・欧州連合（ＥＵ）が、ユーロ圏諸国は欧州金融安定ファシリティ（ＥＦＳＦ）の機能拡充を支持することが不可欠であるとの見解を示したと報じた。
ジェームズ・ブラード[NP-5.6 HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP +0.5 CRHDP -0.1]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「米景気がさらに弱まればFRBは追加緩和を実施する可能性がある」「資産買い取りはなお有効な手段であるが慎重に扱う必要がある」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
欧州連合(EU)[NP-6.6 HDP -1.3 CHDP -0.3 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]
・欧州連合（ＥＵ）は30日、スペインの貯蓄銀行の資本を増強するため5.7億ユーロを一時的に支援することを明らかにした。
2011年9月30日のFX要人発言・ニュース
エヴァンゲロス・ベニゼロス[NP HDP -3.5 CHDP -0.3 RHDP -3.5 CRHDP -0.3]
・ベニゼロス・ギリシャ財務相「トロイカとの最初の会合は有益かつ建設的なものとなった」
ニコラ・サルコジ[NP HDP -0.9 CHDP +0.5 RHDP -0.9 CRHDP +0.5]
・サルコジ仏大統領は29日、ドイツのメルケル首相に電話で「ドイツ連邦議会が欧州金融安定ファシリティ（ＥＦＳＦ）の機能拡充法案を可決したことを歓迎する」と伝えたようだ。なお、サルコジ大統領は明日30日、パリでパパンドレウ・ギリシャ首相とギリシャの状況について協議するという。
欧州財務相関連[NP HDP +0.0 CHDP +0.5 RHDP +0.0 CRHDP +0.5]
・関係者筋の話として、ユーロ圏は3日に開催される財務相会合で、欧州金融安定ファシリティ（ＥＦＳＦ）のレバレッジ活用が決定される可能性は低いと報じた。なお、欧州金融安定ファシリティ（ＥＦＳＦ）のレバレッジ活用に関しては新たな批准手続きを必要とせず、ＥＦＳＦや保証国の格下げを招かない方法を選択する見込みであるという。
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは29日、ニュージーランド（ＮＺ）の格付けを「ＡＡ＋」から「ＡＡ」に引き下げたと発表した。なお、見通しは「安定的」とした。
フィリップ・ヒルデブランド[NP HDP -2.4 CHDP -0.1 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
・ヒルデブランド・スイス国立銀行（中央銀行、ＳＮＢ）総裁「中央銀行は不安定さを招くもとになるべきではない」
フィリップ・ヒルデブランド[NP-5.6 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]・ヒルデブランド・スイス国立銀行（中央銀行、ＳＮＢ）総裁「今後数カ月の主なリスクはユーロ圏債務危機がさらに悪化すること」「2011年下期のスイス経済はスイスフラン高で減速した」「為替相場において行動しないことは行動するよりもリスクが高かった」
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.1]
・米財務省によると、7年債入札（ダッチ方式）の落札結果は最高落札利回りが1.496％、応札倍率（カバー）が3.02倍となった。
ジェームズ・ブラード[NP-2.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP -0.1]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「米経済が減速するか、さらにショックを受けるようならインフレ期待はＦＲＢの目標を十分下回る水準まで低下するだろう」「デフレに陥るとは思わないが引き続き動向を注視する」
ジェフリー・ラッカー[NP+1.0 HDP +2.0 CHDP +0.0 RHDP +2.4 CRHDP -0.2]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「2013年半ばまでの金利への言及に関しては躊躇した」「FRBの金融政策は米経済に対して多くのことはできない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。序盤は4－6月期の米国内総生産（ＧＤＰ）確定値や前週分の新規失業保険申請件数などの米経済指標が予想を上回る結果となったことを受けて、欧米株式相場が堅調な展開となったため、投資家のリスク許容度が拡大するとの思惑から円売り外貨買いが先行した。
ただ、その後は一転して円の買い戻しが優位に。一時前日比で250ドル超高まで上昇幅を広げていたダウ平均が急ピッチで値を下げてマイナス圏に沈んだこともあり、投資家心理が急速に冷え込んだことがリスク回避目的の円買いを誘った。対ユーロでは一部報道で「10月3日に開催されるユーロ圏財務相会合で、ＥＦＳＦのレバレッジ活用が決定される可能性は低い」と伝わったことが下支え材料に。また、NZドルに対しては格付け会社フィッチがニュージーランドの格付けを「ＡＡ＋」から「ＡＡ」に引き下げたことを手掛かりに値を上げた。
もっとも、引けにかけてはダウ平均が再びプラス圏を回復し150ドル近い上昇を見せたため、幅広い通貨に対して戻り売りが出た。
野田佳彦[NP HDP -3.9 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP -0.1]
・日経新聞が政府関係者の話として報じたところによると、英、仏、独の首相や大統領が10月中・下旬に相次いで来日する見通しになったという。11月にフランスのカンヌで開催される20カ国・地域（Ｇ20）首脳会議を前に、ギリシャなどユーロ圏の債務問題を巡り野田佳彦首相と協議するとのこと。
S＆P(スタンダード＆プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は30日、ニュージーランドの外貨建て格付けを「ＡＡ＋」から「ＡＡ」に引き下げたと発表した。また、見通しは「安定的」とした。
安住淳[NP HDP -3.9 CHDP +0.4 RHDP -3.9 CRHDP +0.4]
・安住淳財務相「為替の持ち高報告を12月末まで延長する」
安住淳[NP-5.2 HDP -4.0 CHDP -0.1 RHDP -4.0 CRHDP -0.1]・安住淳財務相「3次補正で介入資金のFB枠を15兆円引き上げる」「あらゆる措置を排除せず必要があれば断固たる措置とる」
安住淳[NP-5.8 HDP -4.1 CHDP -0.1 RHDP -4.1 CRHDP -0.1]・安住淳財務相「70円台後半の為替レートは日本経済に冷や水を浴びせる」
安住淳[NP HDP -4.1 CHDP -0.1 RHDP -4.1 CRHDP -0.1]・安住淳財務相「ギリシャ救済は重要な時期に差し掛かっており、G20までに市場に安心感を与えることが重要」
日本政府関係[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.5 CRHDP +0.0]
・藤村修官房長官「キャメロン英首相とフィヨン仏首相が10月に来日予定」
日本政府関係[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.5 CRHDP +0.0]・古川元久国家戦略・経済財政担当相「海外経済の減速などで日本経済を取り巻く環境が厳しさを増している」
ニュージーランド政府関係[NP HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・イングリッシュ・ニュージーランド（ＮＺ）財務相「ＮＺの対外債務は低下しつつあるが依然として高いままだ」「NZはムーディーズの『AAA』格付けを保持している」
ニュージーランド政府関係[NP HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]・イングリッシュ・ニュージーランド（ＮＺ）財務相「格下げは世界的な状況のさらなる反映」「格付け機関は債務により敏感」
ニュージーランド政府関係[NP+2.0 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]・イングリッシュ・ニュージーランド（ＮＺ）財務相「NZ経済は弱体化していない」「通貨安は輸出物価下落を和らげる」「NZの成長見通しを信頼」「格下げは政治的な失敗ではない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。対ドルやユーロで国内輸出企業や機関投資家から円買いが断続的に入り、円全体が値を上げた。時間外の米株価指数先物が軟調に推移しており、リスクポジションを閉じる目的で円買いを進める動きも見られた。
市場参加者からは「国内輸出企業や機関投資家から9月中間期末に絡んだ円買いが入った」との声が聞かれた。
なお、安住淳財務相が30日午前、「為替の持ち高報告を12月末まで延長する」「3次補正で介入資金のFB枠を15兆円引き上げる」「70円台後半の為替レートは日本経済に冷や水を浴びせる」「あらゆる措置を排除せず、必要があれば断固たる措置とる」などと発言したが、特に反応はなかった。
ホセ・マヌエル・バローゾ[NP HDP -1.7 CHDP +0.2 RHDP -1.7 CRHDP +0.2]
・バローゾ欧州連合（ＥＵ）委員長は、通貨ユーロやユーロの同盟を守るために、ユーロ圏加盟国間の経済的協力を強固にする方法について今後数週間以内に提言を行う予定であると報じられた。
白川方明[NP-4.8 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -2.7 CRHDP +0.0]
・白川方明日銀総裁「世界経済の先行きは不確実性に満ちており、金融市場の信用が失われ金融システムの安定が損なわれれば経済は急激に悪化しうる」
ドイツ政府関係[NP HDP +1.0 CHDP -0.2 RHDP +1.0 CRHDP -0.2]
・レスラー独副首相兼経済技術相「レバレッジでＥＦＳＦを拡大する必要はない」
ヴォルフガング・ショイブレ[NP-3.0 HDP +0.4 CHDP -0.2 RHDP +0.4 CRHDP -0.2]
・ショイブレ独財務相「EFSFの保証が用いられるのは10％のみ」「国際金融市場の状況が懸念の原因」「ドイツ経済成長の冷え込みがみられる」
野田佳彦[NP HDP -3.9 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP -0.1]・野田佳彦首相「一日も早く第3次補正予算案を取りまとめたい」「補正予算では円高対策や企業への金融支援、立地補助金拡充などを盛り込む」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ（ＣＤＳ）市場では、中国に対する保証コストが上昇。信用情報会社ＣＭＡデータビジョン（ロンドン）によると、中国のソブリンＣＤＳ5年物のスプレッドは194.5ｂｐまでワイドニングした。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・30日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。後場の日本株や時間外の米株価指数先物が下げ幅を縮小したため、持ち高調整の円売りが見られた。その後、欧州勢が参入してくると弱い独小売指標や欧州株安を背景に対ユーロ中心に円買いが強まり円全般が値を上げたが、「コンピューターで売買の好機を判断するモデル系ファンドから円売りドル買いが持ち込まれた」との指摘があり、円ドル相場が値を下げると円全体の上値が切り下がった。
中国人民銀行関係[NP+4.4 HDP +2.7 CHDP +0.0 RHDP +4.2 CRHDP +0.0]
・中国人民銀行は30日、「慎重な金融政策を実行する」「基本的に安定した人民元の為替レートを維持する」「インフレ圧力はいくらか緩んでいるが、依然として高いままだ」などの見解を示した。
クリスティーヌ・ラガルド[NP HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP -0.3]
・ラガルド国際通貨基金（ＩＭＦ）専務理事とトリシェ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁、メルケルドイツ首相が10月6日にベルリンでユーロについて協議するという。
欧州連合(EU)[NP-6.6 HDP -1.3 CHDP -0.3 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]
・欧州連合（ＥＵ）は30日、スペインの貯蓄銀行の資本を増強するため5.7億ユーロを一時的に支援することを明らかにした。
欧州連合(EU)[NP HDP -1.3 CHDP -0.3 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]・欧州連合（ＥＵ）が、ユーロ圏諸国は欧州金融安定ファシリティ（ＥＦＳＦ）の機能拡充を支持することが不可欠であるとの見解を示したと報じた。
温家宝[NP+3.0 HDP +1.4 CHDP +0.1 RHDP +2.4 CRHDP +0.3]
・温家宝中国首相「急激な物価上昇は抑制されている」「経済成長は比較的速いままだ」
フェルナンデス・オルドネス[NP HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP -0.1]
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのオルドネス・スペイン中銀総裁「ソブリン債務が今一番の懸念事項」
欧州連合(EU)[NP HDP -1.3 CHDP -0.3 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]・オーストリア議会が、EFSFの機能拡充法案を賛成多数で可決したと報じた。
欧州連合(EU)[NP HDP -1.3 CHDP -0.3 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]・ユーロ圏首脳は10月18日にユーロ圏のガバナンスをめぐるサミットを開催するようだ。
欧州連合(EU)[NP HDP -1.3 CHDP -0.3 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]・欧州連合（ＥＵ）、欧州中央銀行（ＥＣＢ）、国際通貨基金（ＩＭＦ）のトロイカ調査団は30日、ギリシャについてのリポートで「民間部門のヘアカット（債務減免）の規模を再考することが重要」との見解を示した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・30日の欧州外国為替市場で円は底堅い動き。9月中間期末に伴う日本の輸出企業の円買いドル売りが一巡したことで、円は弱含む場面もあったが下値は限定的だった。欧州株相場が大幅に下落し時間外のダウ先物が軟調に推移すると、投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方から円買い外貨売りが優勢となった。
【 通貨ペア 】
・ドル円はモデル系ファンドからとみられる円売りドル買いが出たことをきっかけに一時1ドル＝76円96銭前後まで値を上げたものの、その後失速。前日の高値77円03銭前後が上値の目処として意識されたほか、クロス円の下落につれた円買いドル売りが相場の重しとなった。
・ユーロ円はユーロ安ドル高につれた円買いユーロ売りも入り、22時過ぎに一時1ユーロ＝103円03銭前後まで下落した。
・ユーロドルはオーストリア議会が欧州金融安定ファシリティ（ＥＦＳＦ）の機能拡充を承認したと伝わるとユーロ買いが進み1ユーロ＝1.35ドル台を回復する場面もあったが、戻りは鈍かった。欧州株や米株価指数先物の下落をながめユーロ売りドル買いが出ると、22時30分過ぎに一時1.3423ドル前後まで値を下げた。
欧州連合(EU)[NP HDP -1.3 CHDP -0.3 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]・スロバキア議会は10月のＥＵ首脳会議前にEFSFに関して討議すると伝えた。
欧州連合(EU)[NP HDP -1.3 CHDP -0.3 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]・ギリシャとトロイカ（ＥＵ、ＩＭＦ、ＥＣＢ）調査団の協議は明日まで続くようだ。なお、労働予備軍の計画については議論したという。
ジェームズ・ブラード[NP-5.6 HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP +0.5 CRHDP -0.1]・ブラード・セントルイス連銀総裁「米景気がさらに弱まればFRBは追加緩和を実施する可能性がある」「資産買い取りはなお有効な手段であるが慎重に扱う必要がある」
FX相場に関係する主な重要人物
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| ベン・バーナンキ | マリオ・ドラギ | 白川方明 | マーヴィン・キング |
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為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。序盤は4－6月期の米国内総生産（ＧＤＰ）確定値や前週分の新規失業保険申請件数などの米経済指標が予想を上回る結果となったことを受けて、欧米株式相場が堅調な展開となったため、投資家のリスク許容度が拡大するとの思惑から円売り外貨買いが先行した。
ただ、その後は一転して円の買い戻しが優位に。一時前日比で250ドル超高まで上昇幅を広げていたダウ平均が急ピッチで値を下げてマイナス圏に沈んだこともあり、投資家心理が急速に冷え込んだことがリスク回避目的の円買いを誘った。対ユーロでは一部報道で「10月3日に開催されるユーロ圏財務相会合で、ＥＦＳＦのレバレッジ活用が決定される可能性は低い」と伝わったことが下支え材料に。また、NZドルに対しては格付け会社フィッチがニュージーランドの格付けを「ＡＡ＋」から「ＡＡ」に引き下げたことを手掛かりに値を上げた。
もっとも、引けにかけてはダウ平均が再びプラス圏を回復し150ドル近い上昇を見せたため、幅広い通貨に対して戻り売りが出た。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。対ドルやユーロで国内輸出企業や機関投資家から円買いが断続的に入り、円全体が値を上げた。時間外の米株価指数先物が軟調に推移しており、リスクポジションを閉じる目的で円買いを進める動きも見られた。
市場参加者からは「国内輸出企業や機関投資家から9月中間期末に絡んだ円買いが入った」との声が聞かれた。
なお、安住淳財務相が30日午前、「為替の持ち高報告を12月末まで延長する」「3次補正で介入資金のFB枠を15兆円引き上げる」「70円台後半の為替レートは日本経済に冷や水を浴びせる」「あらゆる措置を排除せず、必要があれば断固たる措置とる」などと発言したが、特に反応はなかった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。後場の日本株や時間外の米株価指数先物が下げ幅を縮小したため、持ち高調整の円売りが見られた。その後、欧州勢が参入してくると弱い独小売指標や欧州株安を背景に対ユーロ中心に円買いが強まり円全般が値を上げたが、「コンピューターで売買の好機を判断するモデル系ファンドから円売りドル買いが持ち込まれた」との指摘があり、円ドル相場が値を下げると円全体の上値が切り下がった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日の欧州外国為替市場で円は底堅い動き。9月中間期末に伴う日本の輸出企業の円買いドル売りが一巡したことで、円は弱含む場面もあったが下値は限定的だった。欧州株相場が大幅に下落し時間外のダウ先物が軟調に推移すると、投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方から円買い外貨売りが優勢となった。
【 通貨ペア 】
・ドル円はモデル系ファンドからとみられる円売りドル買いが出たことをきっかけに一時1ドル＝76円96銭前後まで値を上げたものの、その後失速。前日の高値77円03銭前後が上値の目処として意識されたほか、クロス円の下落につれた円買いドル売りが相場の重しとなった。
・ユーロ円はユーロ安ドル高につれた円買いユーロ売りも入り、22時過ぎに一時1ユーロ＝103円03銭前後まで下落した。
・ユーロドルはオーストリア議会が欧州金融安定ファシリティ（ＥＦＳＦ）の機能拡充を承認したと伝わるとユーロ買いが進み1ユーロ＝1.35ドル台を回復する場面もあったが、戻りは鈍かった。欧州株や米株価指数先物の下落をながめユーロ売りドル買いが出ると、22時30分過ぎに一時1.3423ドル前後まで値を下げた。