2011年11月25日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ベン・ブロードベント[NP-5.4 HDP -4.3 CHDP -0.1 RHDP -4.3 CRHDP -0.1]
・ブロードベント英中銀金融政策委員会(MPC)委員(CNBCとのインタビューで)「英国の第4四半期の成長見通しはゼロ」
フランス政府関係[NP HDP +0.3 CHDP +0.2 RHDP +0.3 CRHDP +0.2]
・フランス政府は24日、財務省のブノワ・クーレ氏を欧州中央銀行(ECB)理事に指名した。
白川方明[NP-1.0 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.4]
・白川方明日銀総裁「グローバルな投資はリスク回避を強めている」「日本の金融システム全体として安定性を維持している」
リュック・クーン[NP-6.0 HDP -0.9 CHDP -0.7 RHDP -0.9 CRHDP -0.7]
・クーン欧州中央銀行(ECB)理事会メンバー(ベルギー中銀総裁)「現在のトレンドが継続すれば利下げの可能性がある」
日本政府関係[NP HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -4.9 CRHDP +0.2]
・藤村修官房長官「(S&Pが日本国債格下げの可能性を示唆したことについて)S&Pの格下げ発言は結論でないと聞いており、一体改革を進めるなかで日本政府の姿勢を丁寧に説明したい」
ニュース[NP HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
・25日の欧州債券市場ではイタリアの2年物国債利回りが上昇。一時7.495%とユーロ導入来最高の水準となった。
マーティン・ウィール[NP-5.2 HDP +0.5 CHDP -0.3 RHDP +0.5 CRHDP -0.3]
・ウィール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「英国は第1次世界大戦後もっとも低い成長を経験している」「経済成長は非常に遅い」「個人消費は非常に弱い」
マーティン・ウィール[NP-5.8 HDP +0.3 CHDP -0.2 RHDP +0.3 CRHDP -0.2]
・ウィール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「経済が改善しない場合、来年量的緩和の拡大も」
マーティン・ウィール[NP-6.2 HDP +0.0 CHDP -0.3 RHDP +0.0 CRHDP -0.3]
・ウィール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「インフレ連動債の買い入れを行わない強い理由はない」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
リュック・クーン[NP-6.0 HDP -0.9 CHDP -0.7 RHDP -0.9 CRHDP -0.7]
・クーン欧州中央銀行(ECB)理事会メンバー(ベルギー中銀総裁)「現在のトレンドが継続すれば利下げの可能性がある」
2011年11月25日のFX要人発言・ニュース
ベン・ブロードベント[NP-5.4 HDP -4.3 CHDP -0.1 RHDP -4.3 CRHDP -0.1]
・ブロードベント英中銀金融政策委員会(MPC)委員(CNBCとのインタビューで)「英国の第4四半期の成長見通しはゼロ」
会社・企業関係[NP HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
・独銀最大手のドイツ銀行は欧州銀行監督機構(EBA)による基準達成のために最大30億ユーロの資本が必要になる見通しだ。
フランス政府関係[NP HDP +0.3 CHDP +0.2 RHDP +0.3 CRHDP +0.2]
・フランス政府はイランからの原油輸入を停止する方針を明らかにした。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP -0.1]
・欧州連合(EU)首脳は12月8日にブリュッセルで非公式の夕食会を開く。EU首脳会議は当初、9日のみの予定されていた。なお、会議では欧州債務危機に関連してEU条約の改正などが協議されるとみられている。
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は24日、ハンガリーを「レーティング・ウオッチ・ネガティブ」で維持したと発表した。
フランス政府関係[NP HDP +0.3 CHDP +0.2 RHDP +0.3 CRHDP +0.2]
・バロワン仏経済財務雇用相「ソブリン債への市場の見方を変えることは容易ではない」「ECBの独立性が引き続き重要」「ユーロ圏はEFSF強化を模索」
フランス政府関係[NP HDP +0.3 CHDP +0.2 RHDP +0.3 CRHDP +0.2]
・フランス政府は24日、財務省のブノワ・クーレ氏を欧州中央銀行(ECB)理事に指名した。
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.7 CRHDP -0.2]
・国際通貨基金(IMF)は24日、ギリシャ連立政権の一翼を担う新民主主義党のサマラス党首がパパデモス首相率いる暫定内閣や経済改革プログラムを支持する姿勢を示したことについて歓迎するとの声明を発表した。
ゴンザレス・パラモ[NP HDP -0.5 CHDP -0.1 RHDP +1.2 CRHDP +0.1]
・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「ECBは政府への最後の貸し手ではない」「ソブリン債危機は欧州がこれまで直面したなかで最大の困難」
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは24日、ハンガリーの格付けを「BA1」に引き下げたと発表した。また、見通しは「ネガティブ」とした。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。新規の手掛かり材料に乏しいなか、米国が感謝祭で休場となり相場は方向感が出なかった。対ユーロでは、メルケルドイツ首相が「ユーロ共同債には断固として反対」「ユーロ共同債発行の条件は整っていない」などと述べたことなどを材料に円買いが進んだ。欧州債務問題の収束期待が後退し、欧州株が下げに転じたことも円の支援材料となった。
ゴンザレス・パラモ[NP HDP -0.5 CHDP -0.1 RHDP +1.2 CRHDP +0.1]
・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「ユーロ共同債は将来あるかもしれないが今ではない」
安住淳[NP-4.6 HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.3]
・安住淳財務相「為替相場で投機的な動きがあれば様々な対応を躊躇なく行う」「欧州債務問題は米中だけでなく日本にも影響が出ている」
日本政府関係[NP HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -4.9 CRHDP +0.2]
・政府の円高対応策の進ちょく評価の内容として「為替市場の過度な変動は経済や金融に悪影響を及ぼし、市場を注視して適切に対応する」「日銀には適切果断な政策運営で経済を下支えるよう期待する」「欧州危機が深まれば為替市場を含む金融資本市場が一段と変動する可能性がある」などと伝えた。
山口廣秀[NP-4.8 HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP -0.1]
・内閣府幹部の話として報じたところによると、山口廣秀日銀副総裁は「投資家のリスク回避姿勢の強まりが世界的な株安や米欧社債スプレッドの拡大に現れており、安全な円も相対的に買われやすくなっている」との認識を示したという。
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は25日、ノルウェー輸出金融公社の格付けを「BBB+」に引き下げたと発表した。また、見通しは「クレジットウォッチ」とした。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は一時売りが強まった。本日は事業法人の仲値決済が集中しやすい週末の5・10日(五十日)にあたり、仲値に向けて円買いドル買いが強まった。仲値通過後も市場参加者から「大手国内銀行から円買いドル買いが出た」との指摘があり、円全体の下げ幅が一時拡大した。
もっとも、新規の円売り材料が出たわけではなく、あくまで円売りのフローが出ただけであったようで下値は限定的だった。国内輸出企業からの円買いが対ドルやユーロで厚かったほか、欧州債務懸念が深刻化しており、リスクマネーのフローが停滞していることも影響した。
白川方明[NP-1.0 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.4]
・白川方明日銀総裁「グローバルな投資はリスク回避を強めている」「日本の金融システム全体として安定性を維持している」
白川方明[NP HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.4]
・白川方明日銀総裁「欧州ソブリン問題は今年夏場以降国内景気に影響」「欧州では市場の緊張が続いている」
欧州連合(EU)[NP HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP -0.1]
・欧州証券市場監督局(ESMA)は25日、評価額の引き下げ幅に格差が生じないようにするため、ギリシャなどの国債の価値を評価する方法の指針を公表した。
リュック・クーン[NP-6.0 HDP -0.9 CHDP -0.7 RHDP -0.9 CRHDP -0.7]
・クーン欧州中央銀行(ECB)理事会メンバー(ベルギー中銀総裁)「現在のトレンドが継続すれば利下げの可能性がある」
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・ロシア中銀は25日、政策金利を現行の8.25%に据え置くと発表した。
日本政府関係[NP HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -4.9 CRHDP +0.2]
・藤村修官房長官「(S&Pが日本国債格下げの可能性を示唆したことについて)S&Pの格下げ発言は結論でないと聞いており、一体改革を進めるなかで日本政府の姿勢を丁寧に説明したい」
ニュース[NP HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
・25日の欧州債券市場ではイタリアの2年物国債利回りが上昇。一時7.495%とユーロ導入来最高の水準となった。
ニュース[NP HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
・イタリアとドイツの10年物国債の利回りスプレッドは518bpに拡大したようだ。
ニュース[NP HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
・25日の欧州債券市場ではイタリアの10年物国債利回りが上昇。一時7.22%と自力での財政再建が危ぶまれるとされる7%台に乗せた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はユーロに対してしっかり。ユーロドル相場がオプションのバリアの下抜けを狙った仕掛け的な売りで下げたことにつれて円買いが入った。ユーロ圏の財政問題に進展が見られずユーロが売られやすい地合いとなっている。一方で、その他通貨では取引材料が伝わらず方向感が出ていない。
欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.8 HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -6.7 CRHDP +0.0]
・市場関係者の話によると、欧州中央銀行(ECB)はイタリア国債を購入している模様。
欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.8 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -6.7 CRHDP +0.0]
・欧州中央銀行(ECB)はスペイン国債を購入している模様。
オッリ・レーン[NP HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「債券の安定性は危機を制御するには不十分」「イタリアの最新の対策は進展している」
ニュース[NP HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、フランスに対する保証コストが上昇。信用情報会社CMAデータビジョン(ロンドン)によると、フランスのソブリンCDS5年物スプレッドは一時251bpまでワイドニングし過去最高水準となった。また、ベルギーのソブリンCDS5年物スプレッドもワイドニングし過去最高水準を付けている。
ニュース[NP HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
・25日、ベルギーとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが2008年以来の高水準まで拡大したと伝えた。
ニュース[NP HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
・25日の欧州債券市場ではイタリアの5年物国債利回りが上昇。一時7.847%とユーロ導入来最高の水準となった。
イェンス・バイトマン[NP HDP +1.5 CHDP -0.3 RHDP +1.5 CRHDP -0.3]
・バイトマン独連銀総裁「今週のドイツ国債入札結果について過剰に反応するべきではない」「ドイツ国債の需要は依然として強い」「イタリアは国債利回りが7%超の状況に耐えることができると楽観的な見方をしている」
ホセ・マヌエル・バローゾ[NP-5.6 HDP -2.1 CHDP -0.3 RHDP -2.1 CRHDP -0.3]
・バローゾ欧州連合(EU)委員長「欧州の経済状況は非常に悪い」「欧州危機へのより強固な対策を模索する必要」
マリオ・モンティ[NP HDP -5.8 CHDP 0.00 RHDP -5.8 CRHDP 0.00]
・モンティ・イタリア首相「メルケル・ドイツ首相とサルコジ・フランス大統領はイタリアのデフォルトはユーロ崩壊につながるとの見解で合意した」「イタリアは持続可能な予算に向けての改善を続ける」
マーティン・ウィール[NP-5.2 HDP +0.5 CHDP -0.3 RHDP +0.5 CRHDP -0.3]
・ウィール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「英国は第1次世界大戦後もっとも低い成長を経験している」「経済成長は非常に遅い」「個人消費は非常に弱い」
マーティン・ウィール[NP-5.8 HDP +0.3 CHDP -0.2 RHDP +0.3 CRHDP -0.2]
・ウィール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「経済が改善しない場合、来年量的緩和の拡大も」
欧州連合(EU)[NP HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP -0.1]
・欧州連合(EU)関係筋の話として、「ユーロ圏の加盟国は恒久支援制度からの民間関与除外を検討している」と伝えた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円は軟調。欧州債務問題が深刻化しているとの見方が広がるなか、ユーロドルが大幅に下落。対ユーロでドル買いが強まった影響を受け、対円でもドル買いが優勢となった。損失覚悟の円売り注文を巻き込んで下げ足を速めた。一方、円はユーロに対しては強含んだ。欧州の債務不安を背景に、円買いユーロ売りが優勢となった。欧州株相場や時間外のダウ先物の下落も円の支援材料。
【 通貨ペア 】
・ドル円は23日の高値1ドル=77円58銭前後を上抜けてストップロスを誘発すると、一時10日以来の高値となる77円74銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロ円は下落。ユーロ安ドル高につれた円買いユーロ売りが入り、20時過ぎに一時10月10日以来の安値となる1ユーロ=102円50銭前後まで値を下げた。ただ、そのあとはドル円の上昇につれた円買いユーロ買いが出て下げ渋った。
・ユーロドルは欧州の財政懸念が根強いなか、この日実施されたイタリアの6カ月物と2年物の国債入札で利回りがユーロ導入後の最高水準となったことでユーロ売りドル買いが膨らんだ。フランスのCDSスプレッドが過去最高水準までワイドニングしたこともユーロの重し。オプションのバリアが観測されていた1.3250ドルを下抜けて、10月4日以来の安値となる1.3213ドル前後まで値を下げた。
スペイン政府関係[NP HDP -2.0 CHDP -0.3 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
・関係筋の話として、「スペインの次期政権は財政強化に向けた選択肢として外部支援の要請を検討している」と伝えた。
マーティン・ウィール[NP-6.2 HDP +0.0 CHDP -0.3 RHDP +0.0 CRHDP -0.3]
・ウィール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「インフレ連動債の買い入れを行わない強い理由はない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。新規の手掛かり材料に乏しいなか、米国が感謝祭で休場となり相場は方向感が出なかった。対ユーロでは、メルケルドイツ首相が「ユーロ共同債には断固として反対」「ユーロ共同債発行の条件は整っていない」などと述べたことなどを材料に円買いが進んだ。欧州債務問題の収束期待が後退し、欧州株が下げに転じたことも円の支援材料となった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は一時売りが強まった。本日は事業法人の仲値決済が集中しやすい週末の5・10日(五十日)にあたり、仲値に向けて円買いドル買いが強まった。仲値通過後も市場参加者から「大手国内銀行から円買いドル買いが出た」との指摘があり、円全体の下げ幅が一時拡大した。
もっとも、新規の円売り材料が出たわけではなく、あくまで円売りのフローが出ただけであったようで下値は限定的だった。国内輸出企業からの円買いが対ドルやユーロで厚かったほか、欧州債務懸念が深刻化しており、リスクマネーのフローが停滞していることも影響した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はユーロに対してしっかり。ユーロドル相場がオプションのバリアの下抜けを狙った仕掛け的な売りで下げたことにつれて円買いが入った。ユーロ圏の財政問題に進展が見られずユーロが売られやすい地合いとなっている。一方で、その他通貨では取引材料が伝わらず方向感が出ていない。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円は軟調。欧州債務問題が深刻化しているとの見方が広がるなか、ユーロドルが大幅に下落。対ユーロでドル買いが強まった影響を受け、対円でもドル買いが優勢となった。損失覚悟の円売り注文を巻き込んで下げ足を速めた。一方、円はユーロに対しては強含んだ。欧州の債務不安を背景に、円買いユーロ売りが優勢となった。欧州株相場や時間外のダウ先物の下落も円の支援材料。
【 通貨ペア 】
・ドル円は23日の高値1ドル=77円58銭前後を上抜けてストップロスを誘発すると、一時10日以来の高値となる77円74銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロ円は下落。ユーロ安ドル高につれた円買いユーロ売りが入り、20時過ぎに一時10月10日以来の安値となる1ユーロ=102円50銭前後まで値を下げた。ただ、そのあとはドル円の上昇につれた円買いユーロ買いが出て下げ渋った。
・ユーロドルは欧州の財政懸念が根強いなか、この日実施されたイタリアの6カ月物と2年物の国債入札で利回りがユーロ導入後の最高水準となったことでユーロ売りドル買いが膨らんだ。フランスのCDSスプレッドが過去最高水準までワイドニングしたこともユーロの重し。オプションのバリアが観測されていた1.3250ドルを下抜けて、10月4日以来の安値となる1.3213ドル前後まで値を下げた。