2012年5月12日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。スペイン金融機関の不良債権問題などを背景にリスク回避の円買いが先行したが、5月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)が77.8と予想の76.0程度を上回ると、売り先行で始まった米国株式相場が持ち直し、円は戻り売りに押された。
 もっとも、売り一巡後は再び円買いが優勢に。「ベニゼロス全ギリシャ社会主義運動(PASOK)党首が連立政権の組閣に失敗した」と伝わり、ギリシャで再選挙の可能性が高まったため、同国の政治的混乱が長期化するとの思惑から対ユーロで円が買い戻された。また、ダウ平均が再びマイナス圏に沈んだこともあって、投資家のリスク志向低下を意識した円買いがユーロ以外の通貨に対しても波及した。
 個別ではカナダドルに対してさえない動き。カナダ統計局が発表した4月カナダ新規雇用者数が予想を大幅に上回ったことで、円売りカナダドル買いが進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は方向感に乏しく、1ドル=79円台後半でのもみ合いに終始。
・ユーロ円は23時30分過ぎに1ユーロ=103円59銭前後まで上昇したが、買い一巡後はギリシャの政治的リスクなどが嫌気されて103円10銭台まで押し戻された。
・ユーロドルは上値が重い。株高などを支えに1ユーロ=1.2958ドル前後まで上げたものの、1.2970ドルから上の水準に並んでいた売り注文が意識されると戻り売りに押された。ダウ平均の失速やギリシャの政治混迷などが重しとなり、1.2910ドル台まで徐々に上値を切り下げた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
・サキニディス・ギリシャ財務相は11日、債務交換の対象となっていない残り4億3000万ユーロの国債(5月15日償還)について、「支払いを行うべきかどうかパパデモス首相に決定するよう要請した」と発表した。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
・ギリシャ急進左派連合ツィプラス党首「挙国一致内閣への参加を断る」

エヴァンゲロス・ベニゼロス[NP     HDP -2.6 CHDP -0.2 RHDP -2.6 CRHDP -0.2]
・ベニゼロス全ギリシャ社会主義運動(PASOK)党首が連立政権の組閣に失敗し、12日にも大統領に委任を返上するという。関係者筋の話として伝えた。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
・ギリシャ民主左派のクベリス党首は11日、「再選挙の可能性が高い」「大統領の動向を見極めるべき」「状況は楽観できない」などと述べたと伝わった。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

マリオ・モンティ[NP     HDP -0.9 CHDP +1.0 RHDP -0.9 CRHDP +1.0]
・モンティ・イタリア首相「追加の緊縮財政は必要ない」「2013年に構造上バランスのとれた予算を達成できる」

2012年5月12日のFX要人発言・ニュース

マリオ・モンティ[NP     HDP -0.9 CHDP +1.0 RHDP -0.9 CRHDP +1.0]
マリオ・モンティ・モンティ・イタリア首相「追加の緊縮財政は必要ない」「2013年に構造上バランスのとれた予算を達成できる」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
ギリシャ政府関係・サキニディス・ギリシャ財務相は11日、債務交換の対象となっていない残り4億3000万ユーロの国債(5月15日償還)について、「支払いを行うべきかどうかパパデモス首相に決定するよう要請した」と発表した。

欧州中央銀行(ECB)関係[NP     HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -5.2 CRHDP +0.1]
欧州中央銀行(ECB)関係・英フィナンシャルタイムズ(FT)は11日、「欧州中央銀行(ECB)は金融安定化のため、追加の資金供給オペ(LTRO)が必要かどうかを再度検討する可能性がある」と報じた。もっとも、コンセンサスは「ECBは静観したい」としている。

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP +0.2]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は11日、ニューヨーク連銀を通じて2036年2月-41年8月に償還を迎える米国債18億3300万ドルを購入したと発表した。

スペイン政府関係[NP     HDP -3.7 CHDP -0.4 RHDP -3.7 CRHDP -0.4]
スペイン政府関係・スペイン政府筋の話として、「政府はバンキアを売却や破産させる計画はない」と伝えた。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
ギリシャ政府関係・ギリシャ急進左派連合ツィプラス党首「挙国一致内閣への参加を断る」

エヴァンゲロス・ベニゼロス[NP     HDP -2.6 CHDP -0.2 RHDP -2.6 CRHDP -0.2]
エヴァンゲロス・ベニゼロス・ベニゼロス全ギリシャ社会主義運動(PASOK)党首が連立政権の組閣に失敗し、12日にも大統領に委任を返上するという。関係者筋の話として伝えた。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
ギリシャ政府関係・全ギリシャ社会主義運動(PASOK)関係者の話として、「政権交渉はまだ終わったわけではない」との見解を示した。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
ギリシャ政府関係・ギリシャ民主左派のクベリス党首は11日、「再選挙の可能性が高い」「大統領の動向を見極めるべき」「状況は楽観できない」などと述べたと伝わった。

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・米銀行監督当局はJPモルガン・チェースの取引で追加情報を要請したようだ関係者筋の話として伝えた。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは11日、JPモルガン・チェースの格付けを「A+/F-1」に引き下げたと発表した。また、「長期格付けは一段の引き下げもある」との見解を示した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・11日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。スペイン金融機関の不良債権問題などを背景にリスク回避の円買いが先行したが、5月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)が77.8と予想の76.0程度を上回ると、売り先行で始まった米国株式相場が持ち直し、円は戻り売りに押された。
 もっとも、売り一巡後は再び円買いが優勢に。「ベニゼロス全ギリシャ社会主義運動(PASOK)党首が連立政権の組閣に失敗した」と伝わり、ギリシャで再選挙の可能性が高まったため、同国の政治的混乱が長期化するとの思惑から対ユーロで円が買い戻された。また、ダウ平均が再びマイナス圏に沈んだこともあって、投資家のリスク志向低下を意識した円買いがユーロ以外の通貨に対しても波及した。
 個別ではカナダドルに対してさえない動き。カナダ統計局が発表した4月カナダ新規雇用者数が予想を大幅に上回ったことで、円売りカナダドル買いが進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は方向感に乏しく、1ドル=79円台後半でのもみ合いに終始。
・ユーロ円は23時30分過ぎに1ユーロ=103円59銭前後まで上昇したが、買い一巡後はギリシャの政治的リスクなどが嫌気されて103円10銭台まで押し戻された。
・ユーロドルは上値が重い。株高などを支えに1ユーロ=1.2958ドル前後まで上げたものの、1.2970ドルから上の水準に並んでいた売り注文が意識されると戻り売りに押された。ダウ平均の失速やギリシャの政治混迷などが重しとなり、1.2910ドル台まで徐々に上値を切り下げた。

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ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
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