2012年5月26日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロやスイスフランに対して買い先行後はもみ合い。欧州株や時間外の米株価指数先物が上値の重い展開となるなか、リスク回避的な買いが先行した。「スペイン・カタルーニャ州が政府の支援を必要としており、資金調達の選択肢が尽きつつある」と伝わると、株価の下げ幅拡大とともに円買いが加速した。ただ、中盤以降は高値圏でのもみ合いに終始した。28日がメモリアルデーで米国市場が休場となるため、3連休を控えて市場参加者が次第に減少した。
 一方、円はドルに対してじり安。5月の米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値)が79.3と速報値77.8から上方修正され、市場予想平均の77.8程度を上回ったことを受け、円安ドル高がじわりと進んだ。カタルーニャ州絡みの報道を材料に、対ユーロなどでドル買い圧力が高まったことも小幅ながら円売りドル買いを誘った。
 なお、円は資源国通貨に対してもみ合い。手掛かり材料に乏しく、方向感のない取引が続いた。市場では「ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けてポンド売りが持ち込まれた」との声が聞かれ、円買いポンド売りが強まる場面があったが追随する動きは見られなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=79円67-70銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は1ユーロ=99円48銭前後まで下げ足を速めた後、99円75銭前後で値動きが細った。
・ユーロドルは売り一服。欧州の取引時間帯には、欧州株高や国際機関からの買いなどを支えに1ユーロ=1.2603ドル前後まで上げたものの、1.26ドル台での滞空時間は短かった。上値の重さが嫌気されるなか、欧州株の失速とともにニューヨーク勢が売りで参入した。「スペイン・カタルーニャ州が政府の支援を必要としている」と報じられると売りが加速し、バリアオプションが観測されていた1.2500ドルを下抜けて1.2495ドル前後と2010年7月6日以来の安値を更新した。大台割れの達成感や米国の3連休を控えた利益確定の動きから1.2545-48ドルまで買い戻されたが、ロンドンフィキシングに向けてポンドドルの売りが強まったため、戻りは限られた。中盤以降は次第に商いが薄れ、1.2520ドル前後で動意を欠いた。
 なお、カタルーニャ州の見解として「『政府の支援が必要』との州知事のコメントは文脈を無視して解釈された」と伝わったほか、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は25日、スペインの銀行5行の格付けを引き下げたが、市場の反応は薄かった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は25日、スペインの銀行5行の格付けを引き下げたと発表した。

国際金融協会(IIF)関係[NP     HDP -5.6 CHDP +0.1 RHDP -5.6 CRHDP +0.1]
・ダラーラ国際金融協会(IIF)専務理事「ギリシャのユーロ離脱は1兆ユーロ以上のコストが掛かるだろう」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

スペイン政府関係[NP     HDP -4.1 CHDP -0.4 RHDP -4.1 CRHDP -0.4]
・スペイン・カタルーニャ州は「政府の支援を必要としており資金調達の選択肢が尽きつつある」との州知事のコメントが文脈を無視して解釈されたとの見解を示したという。

2012年5月26日のFX要人発言・ニュース

スペイン政府関係[NP     HDP -4.1 CHDP -0.4 RHDP -4.1 CRHDP -0.4]
スペイン政府関係・スペイン・カタルーニャ州は「政府の支援を必要としており資金調達の選択肢が尽きつつある」との州知事のコメントが文脈を無視して解釈されたとの見解を示したという。

マリオ・モンティ[NP     HDP -0.9 CHDP +1.0 RHDP -0.9 CRHDP +1.0]
マリオ・モンティ・モンティ・イタリア首相が6月17日のギリシャ・フランス総選挙の後にオランド仏大統領、メルケル独首相、ラホイ・スペイン首相を招いて債務危機首脳会議を開くという。

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は25日、スペインの銀行5行の格付けを引き下げたと発表した。

国際金融協会(IIF)関係[NP     HDP -5.6 CHDP +0.1 RHDP -5.6 CRHDP +0.1]
国際金融協会(IIF)関係・ダラーラ国際金融協会(IIF)専務理事「EUはギリシャに一段の支援を与える必要がある」「EUやIMFはギリシャに追加の100億ユーロを融資すべき」「スペインの銀行の状況は管理可能」

国際金融協会(IIF)関係[NP     HDP -5.6 CHDP +0.1 RHDP -5.6 CRHDP +0.1]
国際金融協会(IIF)関係・ダラーラ国際金融協会(IIF)専務理事「ギリシャのユーロ離脱は1兆ユーロ以上のコストが掛かるだろう」

ヘルマン・ファンロンパイ[NP     HDP -0.2 CHDP -0.2 RHDP -0.2 CRHDP -0.2]
ヘルマン・ファンロンパイ・ファンロンパイ欧州連合(EU)大統領「EUはG20に対してギリシャはユーロ圏に留まるべきであると伝える」

クリスティーヌ・ラガルド[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -2.7 CRHDP -0.3]
クリスティーヌ・ラガルド・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事「ユーロに関して独仏が対立するとの話は大いに誇張されている」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・26日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロやスイスフランに対して買い先行後はもみ合い。欧州株や時間外の米株価指数先物が上値の重い展開となるなか、リスク回避的な買いが先行した。「スペイン・カタルーニャ州が政府の支援を必要としており、資金調達の選択肢が尽きつつある」と伝わると、株価の下げ幅拡大とともに円買いが加速した。ただ、中盤以降は高値圏でのもみ合いに終始した。28日がメモリアルデーで米国市場が休場となるため、3連休を控えて市場参加者が次第に減少した。
 一方、円はドルに対してじり安。5月の米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値)が79.3と速報値77.8から上方修正され、市場予想平均の77.8程度を上回ったことを受け、円安ドル高がじわりと進んだ。カタルーニャ州絡みの報道を材料に、対ユーロなどでドル買い圧力が高まったことも小幅ながら円売りドル買いを誘った。
 なお、円は資源国通貨に対してもみ合い。手掛かり材料に乏しく、方向感のない取引が続いた。市場では「ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けてポンド売りが持ち込まれた」との声が聞かれ、円買いポンド売りが強まる場面があったが追随する動きは見られなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=79円67-70銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は1ユーロ=99円48銭前後まで下げ足を速めた後、99円75銭前後で値動きが細った。
・ユーロドルは売り一服。欧州の取引時間帯には、欧州株高や国際機関からの買いなどを支えに1ユーロ=1.2603ドル前後まで上げたものの、1.26ドル台での滞空時間は短かった。上値の重さが嫌気されるなか、欧州株の失速とともにニューヨーク勢が売りで参入した。「スペイン・カタルーニャ州が政府の支援を必要としている」と報じられると売りが加速し、バリアオプションが観測されていた1.2500ドルを下抜けて1.2495ドル前後と2010年7月6日以来の安値を更新した。大台割れの達成感や米国の3連休を控えた利益確定の動きから1.2545-48ドルまで買い戻されたが、ロンドンフィキシングに向けてポンドドルの売りが強まったため、戻りは限られた。中盤以降は次第に商いが薄れ、1.2520ドル前後で動意を欠いた。
 なお、カタルーニャ州の見解として「『政府の支援が必要』との州知事のコメントは文脈を無視して解釈された」と伝わったほか、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は25日、スペインの銀行5行の格付けを引き下げたが、市場の反応は薄かった。

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