2012年10月3日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロやスイスフランに対して下値が堅い。スペインが近く金融支援を要請するとの期待が根強く、対ユーロ中心に円売りが散見された。ただ、ダウ平均が50ドル超高から一時90ドル超安まで失速し、投資家のリスク許容度が低下したうえ、ラホイ・スペイン首相が「スペインの支援要請は差し迫っていない」と発言したことが円買いユーロ売りを誘ったため下値は限られた。
 また、円は資源国通貨に対して堅調。スペイン金融支援への期待から対資源国通貨でユーロ買いが優位となり、つれる形で円が買われた。ダウ平均の下げ幅拡大も円を押し上げる要因となった。オーストラリア準備銀行(豪中央銀行)が2日、予想外の利下げを行ったことが引き続き意識され、対豪ドルで円を買う動きが目立った。
 一方、円はドルに対して上値が重い。米長期金利が低下幅をやや広げると、日米金利差縮小への思惑から円買いドル売りが入った。ただ、対豪ドルなどでドル買い圧力が高まった影響から円売りドル買いが進み、上値が切り下がった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り先行後は買い戻し。ドルに対し「海外勢から円売りが出ていた」との声があったうえ、仲値に向けた円売りが出たことから、円全体が一時値を下げた。しかし、10時に発表された9月中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)が53.7となり、前月の56.3から悪化したことが市場に伝わると、対豪ドルで円買いが強まり円全体が値を戻した。欧州系金融機関から円買いドル売りが持ち込まれたことも円全体を押し上げた。豪ドルに対しては8月豪貿易収支が予想よりも弱い結果だったことも円買いを促した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は欧州通貨に対し上値が重い。後場の日本株が下げ幅を拡大したことを手掛かりに若干円買いが入ったほか、欧州勢参入後は、現物の欧州株や時間外の米株価指数先物の下落を背景とした円買いが散見された。
 ただ、ユーロドルが中東勢と国際機関からの買いで切り返したことにつれて円売りユーロ買いが強まると、上値が切り下がった。欧州株とダウ先物が下げ止まったことも円買い圧力を緩和させた。
 一方で円は資源国通貨に対しては堅調。株安を受けた円買いに加え、WTI原油先物相場の軟調地合いを材料とした円買いが入った。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は軟調。英、独の株価指数が上昇に転じたことや、この日発表のユーロ圏経済指標が予想よりも強い結果となったことを理由に円売り外貨買いが先行。米給与計算サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とコンサルタント会社マクロエコノミック・アドバイザーズが発表した9月全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比16万2000人増と予想の14万人程度増を上回ったことが分かると、円売りドル買いが加速した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに一時1ドル=78円48銭前後と9月19日以来の高値を更新した。
・ユーロ円は底堅い動き。欧州勢参入後に一時1ユーロ=100円73銭前後まで値を下げたものの、その後持ち直した。21時30分前に一時101円30銭前後と日通し高値を付けた。
・ユーロドルは戻りが鈍い。欧州株が安く寄り付いたことが売りを誘ったほか、市場では「海外ヘッジファンドの売りが出た」との指摘があり、16時過ぎに一時1ユーロ=1.28775ドル前後まで下げた。
 ただ、下値では中東勢の買いが観測されたことから、一転買い戻しが優勢に。9月ユーロ圏サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値が市場予想を上回ったことや、8月ユーロ圏小売売上高が予想よりも強い結果となったことなどもユーロ買いドル売りを促し、一時1.2937ドル前後まで上げた。
 もっとも、9月ADP全米雇用リポートが予想より強い内容となり、全般ドルを買う動きが強まると1.28ドル台後半まで下押しした。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ビクトル・ガスパール[NP     HDP -3.6 CHDP +1.5 RHDP -3.6 CRHDP +1.5]
・ガスパール・ポルトガル財務相「危機は過剰債務により引き起こされた」「2013年償還債から交換された2015年償還債の利回りは5.12%」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ポーランド政府関係[NP-6.0 HDP +0.6 CHDP -0.4 RHDP +0.6 CRHDP -0.4]
・ポーランド中銀は本日(時間未定)、政策金利を発表する。欧州財政危機の影響で4-6月期ポーランドGDPが前期の3.5%から2.4%に低下。市場では0.25%の利下げを予想する声が多い。ベルカポーランド中銀総裁が9月26日のインタビューで「利下げの必要性が明らかになった。一時的な利下げよりも金融緩和サイクルに入る可能性がある」と発言していることもあり、連続した利下げ観測が高まっている。

2012年10月3日のFX要人発言・ニュース

マリアーノ・ラホイ[NP     HDP -5.4 CHDP -0.1 RHDP -5.4 CRHDP -0.1]
マリアーノ・ラホイ・ラホイ・スペイン首相「自治州は提案を全会一致で承認」「自治州は財政強化を承認。財政目標達成のための協力で合意した」

マリアーノ・ラホイ[NP     HDP -5.4 CHDP -0.1 RHDP -5.4 CRHDP -0.1]
マリアーノ・ラホイ・ラホイ・スペイン首相「スペインの支援要請は差し迫っていない」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.1 CRHDP +0.3]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は2日、ニューヨーク連銀を通じて2036年2月-42年8月に償還を迎える米国債18億8900万ドルを購入したと発表した。

ヤニス・ストゥルナラス[NP     HDP -6.6 CHDP 0.00 RHDP -6.6 CRHDP 0.00]
ヤニス・ストゥルナラス・ストゥルナラス・ギリシャ財務相「ギリシャとトロイカの協議は続いている」「ギリシャの措置がEU首脳会議までに完了するか今にわかるだろう」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・2日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロやスイスフランに対して下値が堅い。スペインが近く金融支援を要請するとの期待が根強く、対ユーロ中心に円売りが散見された。ただ、ダウ平均が50ドル超高から一時90ドル超安まで失速し、投資家のリスク許容度が低下したうえ、ラホイ・スペイン首相が「スペインの支援要請は差し迫っていない」と発言したことが円買いユーロ売りを誘ったため下値は限られた。
 また、円は資源国通貨に対して堅調。スペイン金融支援への期待から対資源国通貨でユーロ買いが優位となり、つれる形で円が買われた。ダウ平均の下げ幅拡大も円を押し上げる要因となった。オーストラリア準備銀行(豪中央銀行)が2日、予想外の利下げを行ったことが引き続き意識され、対豪ドルで円を買う動きが目立った。
 一方、円はドルに対して上値が重い。米長期金利が低下幅をやや広げると、日米金利差縮小への思惑から円買いドル売りが入った。ただ、対豪ドルなどでドル買い圧力が高まった影響から円売りドル買いが進み、上値が切り下がった。

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.0]
国際通貨基金(IMF)・米ウォールストリート・ジャーナル紙(WSJ)は3日、「東京で開催の国際通貨基金(IMF)関連行事に中国の複数の大手銀行が欠席へ」と報じた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り先行後は買い戻し。ドルに対し「海外勢から円売りが出ていた」との声があったうえ、仲値に向けた円売りが出たことから、円全体が一時値を下げた。しかし、10時に発表された9月中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)が53.7となり、前月の56.3から悪化したことが市場に伝わると、対豪ドルで円買いが強まり円全体が値を戻した。欧州系金融機関から円買いドル売りが持ち込まれたことも円全体を押し上げた。豪ドルに対しては8月豪貿易収支が予想よりも弱い結果だったことも円買いを促した。

ピエール・モスコビシ[NP     HDP -3.2 CHDP -0.6 RHDP -3.2 CRHDP -0.6]
ピエール・モスコビシ・モスコビシ仏財務相「銀行改革法案の年内提示を計画している」

日本政府関係[NP-4.0 HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP -0.1]
日本政府関係・武正公一財務副大臣「日銀の外債購入、日銀法から言えば慎重な検討が必要だ」「日銀にはデフレ脱却が重要課題との認識を政府と一致させながら、果断な政策運営を期待する」

日本政府関係[NP     HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP -0.1]
日本政府関係・中尾武彦財務官「G7は来週声明を発表しない」「11日のG7では欧州と中国の景気鈍化や日本の財政状況などについて議論する」

日本政府関係[NP     HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP -0.1]
日本政府関係・中尾武彦財務官「欧州債務問題が、国際通貨基金(IMF)会合の主要議題」

日本政府関係[NP     HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP -0.1]
日本政府関係・中尾武彦財務官「日本は欧州安定メカニズム(ESM)債を購入する見通し」

日本政府関係[NP     HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP -0.1]
日本政府関係・中尾武彦財務官「最近の円上昇は一方方向となっている」「日本は過度の円相場の動きに行動を取る」(G7が為替で議論するかどうかコメントせず)

ポーランド政府関係[NP-6.0 HDP +0.6 CHDP -0.4 RHDP +0.6 CRHDP -0.4]
ポーランド政府関係・ポーランド中銀は本日(時間未定)、政策金利を発表する。欧州財政危機の影響で4-6月期ポーランドGDPが前期の3.5%から2.4%に低下。市場では0.25%の利下げを予想する声が多い。ベルカポーランド中銀総裁が9月26日のインタビューで「利下げの必要性が明らかになった。一時的な利下げよりも金融緩和サイクルに入る可能性がある」と発言していることもあり、連続した利下げ観測が高まっている。

日本政府関係[NP-4.6 HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.3 CRHDP +0.1]
日本政府関係・城島光力財務相「G7では、為替についての日本の考え方は当然主張する」「今の為替は一方的な円高であり、経済実態をあらわしていない」

日本政府関係[NP-4.6 HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.3 CRHDP +0.0]
日本政府関係・城島光力財務相「行き過ぎた円高には、果断な対応をしたい」「日銀には、経済状況をみながら常に必要に応じて果断な金融政策を期待する」

日本政府関係[NP     HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.3 CRHDP +0.0]
日本政府関係・城島光力財務相「為替の安定のために日銀が外債を購入することは慎重に検討することが必要だ」「政府・日銀は、デフレ脱却の重要性で一致している」「プラザ合意後の急激な円高を民間で経験しており為替問題への感度は高い」

世界の政策金利関係[NP     HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
世界の政策金利関係・アイスランド中央銀行は3日、政策金利を現行の5.75%に据え置くことを決めたと発表した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は欧州通貨に対し上値が重い。後場の日本株が下げ幅を拡大したことを手掛かりに若干円買いが入ったほか、欧州勢参入後は、現物の欧州株や時間外の米株価指数先物の下落を背景とした円買いが散見された。
 ただ、ユーロドルが中東勢と国際機関からの買いで切り返したことにつれて円売りユーロ買いが強まると、上値が切り下がった。欧州株とダウ先物が下げ止まったことも円買い圧力を緩和させた。
 一方で円は資源国通貨に対しては堅調。株安を受けた円買いに加え、WTI原油先物相場の軟調地合いを材料とした円買いが入った。

ルイス・デギンドス[NP     HDP -2.9 CHDP +1.0 RHDP -2.9 CRHDP +1.0]
ルイス・デギンドス・デギンドス・スペイン財務相「スペインのバッドバンクは、控えめに見積もった値段で資産を購入する」「バッドバンクは住宅市場を活性化するだろう」

日本政府関係[NP-4.8 HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.3 CRHDP +0.0]
日本政府関係・中尾武彦財務官「新大臣のもとでも日本の介入スタンスは変わらない」「行き過ぎた円の動きには断固たる措置」

日本政府関係[NP     HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.3 CRHDP +0.0]
日本政府関係・中尾武彦財務官「為替はG7での主要議題ではない」「G7の議論は世界経済が中心」「(円相場に関し)G7で日本の立場を説明する可能性がある」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.3 CHDP -0.2 RHDP -4.3 CRHDP -0.2]
ギリシャ政府関係・ギリシャの地元メディアが「国際通貨基金(IMF)はギリシャが来年最大で4.5%縮小すると予想している」「トロイカは15日までアテネに残る」「IMFは追加の財政措置を要求している」などと報じた。

世界の政策金利関係[NP     HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
世界の政策金利関係・ポーランド中央銀行は3日、政策金利を現行の4.75%で据え置くことを決めたと発表した。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・3日の欧州債券市場でスペインの10年債利回りは小幅に上昇。22時6分時点では前日比0.025%高い5.773%で推移している。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・3日の欧州外国為替市場で円は軟調。英、独の株価指数が上昇に転じたことや、この日発表のユーロ圏経済指標が予想よりも強い結果となったことを理由に円売り外貨買いが先行。米給与計算サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とコンサルタント会社マクロエコノミック・アドバイザーズが発表した9月全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比16万2000人増と予想の14万人程度増を上回ったことが分かると、円売りドル買いが加速した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに一時1ドル=78円48銭前後と9月19日以来の高値を更新した。
・ユーロ円は底堅い動き。欧州勢参入後に一時1ユーロ=100円73銭前後まで値を下げたものの、その後持ち直した。21時30分前に一時101円30銭前後と日通し高値を付けた。
・ユーロドルは戻りが鈍い。欧州株が安く寄り付いたことが売りを誘ったほか、市場では「海外ヘッジファンドの売りが出た」との指摘があり、16時過ぎに一時1ユーロ=1.28775ドル前後まで下げた。
 ただ、下値では中東勢の買いが観測されたことから、一転買い戻しが優勢に。9月ユーロ圏サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値が市場予想を上回ったことや、8月ユーロ圏小売売上高が予想よりも強い結果となったことなどもユーロ買いドル売りを促し、一時1.2937ドル前後まで上げた。
 もっとも、9月ADP全米雇用リポートが予想より強い内容となり、全般ドルを買う動きが強まると1.28ドル台後半まで下押しした。

日本政府関係[NP     HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.3 CRHDP +0.0]
日本政府関係・中尾武彦財務官「円の強さは経済実態を反映しておらず必要なら行動する」

日本政府関係[NP     HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.3 CRHDP +0.0]
日本政府関係・中尾武彦財務官「G7やIMF総会ではユーロ圏が断固とした措置をとる必要性を議論する見込み」「ユーロ圏に多くの進展があり、危機に見舞われた国の改善は心強い」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP     HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
欧州中央銀行(ECB)関係・マーケットニュースインターナショナル(MNI)が関係者の話として報じたところによると「欧州中央銀行(ECB)はギリシャの債務返済期限を延長する可能性がある」という。

ビクトル・ガスパール[NP     HDP -3.6 CHDP +1.5 RHDP -3.6 CRHDP +1.5]
ビクトル・ガスパール・ガスパール・ポルトガル財務相「危機は過剰債務により引き起こされた」「2013年償還債から交換された2015年償還債の利回りは5.12%」

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
欧州連合(EU)・ラホイ・スペイン首相とオランド・フランス大統領、モンティ・イタリア首相は5日にマルタでサミットを開催する。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.3 CHDP -0.2 RHDP -4.3 CRHDP -0.2]
ギリシャ政府関係・ギリシャ財務省当局者が「トロイカとの協議は今後数日続く」「10月8日にトロイカとのさらなる協議が計画されている」「トロイカと財政や構造改革について協議している」などと語った。

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