為替・株式・商品マーケット概要

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 2012年10月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2012年10月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2012年10月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2012-10-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。対ドルでユーロが節目を下抜けたことでユーロ売りが加速すると円買いユーロ売りが活発化し、円全体を押し上げた。中国国家統計局が1日発表した9月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が49.8と市場予想平均の50.1を下回ったことを背景に、対豪ドルで円買いが進んだことや、前場の日本株が軟調に推移したことも円全体を支えた。なお、本日は期初であったものの実需の動きは目立たなかった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2012年10月 発言・ニュース

[2012-10-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。対ドルでユーロが節目を下抜けたことでユーロ売りが加速すると円買いユーロ売りが活発化し、円全体を押し上げた。中国国家統計局が1日発表した9月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が49.8と市場予想平均の50.1を下回ったことを背景に、対豪ドルで円買いが進んだことや、前場の日本株が軟調に推移したことも円全体を支えた。なお、本日は期初であったものの実需の動きは目立たなかった。

[2012-10-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻に売りが強まった。後場の日経平均株価が100円超の下げ幅となった場面ではリスクポジション解消目的で円買いが入った。もっとも、欧州勢が参入してくると時間外の米株価指数先物や欧州株が堅調に推移していることを手掛かりに円売りが優位となった。ドルに対しては「ロシア勢から円売りが出ていた」との声が聞かれた。

[2012-10-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円は弱含み。時間外の米株価指数先物や欧州株が堅調に推移していることを手掛かりに、円売り外貨買いが優勢となった。対ドルでは、「ロシア勢の円売りが出た」との指摘があった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はアジア時間に一時1ドル=77円80銭前後まで値を下げたものの、そのあとは徐々に下値を切り上げて78円台を回復した。
・ユーロ円は22時前に一時1ユーロ=100円80銭前後と日通し高値を更新した。
・ユーロドルはしっかり。スペイン国債の利回り低下などをながめユーロ買いドル売りが先行。市場では「ドイツネームの買いが入った」「英系ネームの買いが入った」との指摘があったほか、「アジア時間に一時1ユーロ=1.28035ドル前後まで下落した反動でショートカバーが入りやすい」との声が聞かれた。22時過ぎに一時1.2927ドル前後まで値を上げた。デギンドス・スペイン財務相が「スペインは欧州中央銀行(ECB)の支援案を分析している」と述べたこともユーロ買い材料とみなされたようだ。

[2012-10-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い。スペイン国債の利回り低下や欧州株高が投資家心理の改善につながり、欧州の取引時間帯に円売りが広がった流れを引き継いだ。デギンドス・スペイン財務相が「スペインは欧州中央銀行(ECB)の支援案を分析している」と述べたことが円売りユーロ買いを促したほか、9月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数が予想を上回り、米長期金利の上昇とともに円売りドル買いがやや強まった。ダウ平均の160ドル超上昇も円売りを後押しした。
 ただ、円売りの勢いは長続きせず、下値の堅さを意識した買い戻しが入った。ダウ平均の上げ幅縮小も円を押し上げたうえ、米長期金利が低下に転じたことが円買いドル売りを誘った。中盤以降は手掛かり材料に乏しく方向感が出なかった。

[2012-10-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はじり安。豪ドル米ドルが「モデル系ファンドから買いが入った」との声が聞かれ値を上げると、つれて円売り豪ドル買いが出て円全体を押し下げた。仲値に向けてはドルに対し円売りが散見されたほか、仲値通過後は特段材料のない中で円全般が散発的に売られじり安となった。
 藤村修官房長官が1日午前、「日銀の外債購入は日本銀行法上も慎重な検討が必要だ」と述べたが反応は薄かった。

[2012-10-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は豪ドル以外に対し一時売りが目立った。オーストラリア準備銀行(RBA)は2日、政策金利を3.50%から0.25%引き下げて3.25%にすると決めた。市場の予想外の利下げとなったことから豪ドル売り・欧州通貨買いが活発化し、つれて円売り欧州通貨買いが進んだ。豪ドルNZドルの急落を受けた円売りNZドル買いも散見された。ただ、欧州株が安く寄り付くと円売りの動きはいったん収まった。一方、円は対豪ドルで堅調。RBAの予想外の利下げを受けた円買い豪ドル売りが続いた。

[2012-10-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円は弱含み。スペインが近く金融支援を要請するとの期待から対ユーロ中心に円売りが出たほか、米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いが出て円全体を押し下げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は伸び悩み。18時30分前に一時本日高値となる1ドル=78円21銭前後まで値を上げたものの、9月24日の高値78円23銭前後が上値の目処として意識されると上げ幅を縮めた。対ユーロなどでドル売りが強まった影響も受けた。
・ユーロ円は堅調。ユーロ高・ドル安につれた円売りユーロ買いが優勢となり、22時30分過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=101円10銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはスペインが近く金融支援を要請するとの期待からユーロ買いドル売りが入ったほか、ユーロポンドの上昇につれた買いが入った。前日の高値1ユーロ=1.29395ドル前後を上抜けるとストップロスを誘発し、一時1.2948ドル前後まで上値を伸ばした。
 なお、ユーロポンドは一時1ユーロ=0.80169ポンド前後まで上昇した。市場では「日本時間21時15分の欧州中央銀行(ECB)フィキシングに向けたユーロ買いポンド売りが観測された」との指摘があった。

[2012-10-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロやスイスフランに対して下値が堅い。スペインが近く金融支援を要請するとの期待が根強く、対ユーロ中心に円売りが散見された。ただ、ダウ平均が50ドル超高から一時90ドル超安まで失速し、投資家のリスク許容度が低下したうえ、ラホイ・スペイン首相が「スペインの支援要請は差し迫っていない」と発言したことが円買いユーロ売りを誘ったため下値は限られた。
 また、円は資源国通貨に対して堅調。スペイン金融支援への期待から対資源国通貨でユーロ買いが優位となり、つれる形で円が買われた。ダウ平均の下げ幅拡大も円を押し上げる要因となった。オーストラリア準備銀行(豪中央銀行)が2日、予想外の利下げを行ったことが引き続き意識され、対豪ドルで円を買う動きが目立った。
 一方、円はドルに対して上値が重い。米長期金利が低下幅をやや広げると、日米金利差縮小への思惑から円買いドル売りが入った。ただ、対豪ドルなどでドル買い圧力が高まった影響から円売りドル買いが進み、上値が切り下がった。

[2012-10-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り先行後は買い戻し。ドルに対し「海外勢から円売りが出ていた」との声があったうえ、仲値に向けた円売りが出たことから、円全体が一時値を下げた。しかし、10時に発表された9月中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)が53.7となり、前月の56.3から悪化したことが市場に伝わると、対豪ドルで円買いが強まり円全体が値を戻した。欧州系金融機関から円買いドル売りが持ち込まれたことも円全体を押し上げた。豪ドルに対しては8月豪貿易収支が予想よりも弱い結果だったことも円買いを促した。

[2012-10-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は欧州通貨に対し上値が重い。後場の日本株が下げ幅を拡大したことを手掛かりに若干円買いが入ったほか、欧州勢参入後は、現物の欧州株や時間外の米株価指数先物の下落を背景とした円買いが散見された。
 ただ、ユーロドルが中東勢と国際機関からの買いで切り返したことにつれて円売りユーロ買いが強まると、上値が切り下がった。欧州株とダウ先物が下げ止まったことも円買い圧力を緩和させた。
 一方で円は資源国通貨に対しては堅調。株安を受けた円買いに加え、WTI原油先物相場の軟調地合いを材料とした円買いが入った。

[2012-10-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は軟調。英、独の株価指数が上昇に転じたことや、この日発表のユーロ圏経済指標が予想よりも強い結果となったことを理由に円売り外貨買いが先行。米給与計算サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とコンサルタント会社マクロエコノミック・アドバイザーズが発表した9月全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比16万2000人増と予想の14万人程度増を上回ったことが分かると、円売りドル買いが加速した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに一時1ドル=78円48銭前後と9月19日以来の高値を更新した。
・ユーロ円は底堅い動き。欧州勢参入後に一時1ユーロ=100円73銭前後まで値を下げたものの、その後持ち直した。21時30分前に一時101円30銭前後と日通し高値を付けた。
・ユーロドルは戻りが鈍い。欧州株が安く寄り付いたことが売りを誘ったほか、市場では「海外ヘッジファンドの売りが出た」との指摘があり、16時過ぎに一時1ユーロ=1.28775ドル前後まで下げた。
 ただ、下値では中東勢の買いが観測されたことから、一転買い戻しが優勢に。9月ユーロ圏サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値が市場予想を上回ったことや、8月ユーロ圏小売売上高が予想よりも強い結果となったことなどもユーロ買いドル売りを促し、一時1.2937ドル前後まで上げた。
 もっとも、9月ADP全米雇用リポートが予想より強い内容となり、全般ドルを買う動きが強まると1.28ドル台後半まで下押しした。

[2012-10-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋り。9月ADP全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数は前月比16万2000人増と市場予想平均の14万人程度増を上回った。9月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数も55.1と予想の53.4を上回ったため、米長期金利の上昇とともに円売りドル買いが優位となり円全体が押し下げられた。ダウ平均が40ドル超安から50ドル超高まで持ち直し、投資家心理の改善を意識した円売りも見られた。
 ただ、その後の米長期金利が低下に転じたほか、ダウ平均がマイナス圏に沈んだため、円売り圧力が後退した。WTI原油先物相場の急落をながめ、対資源国通貨で円を買い戻す動きががやや目立った。

[2012-10-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は豪ドル以外に対しては軟調。4日午前の日経平均株価が引けにかけて上げ幅を拡大したことを手掛かりに円売りが見られたほか、ドルに対し「マクロ系ファンドからまとまった円売りが持ち込まれた」との声が聞かれ下げ幅が拡大した。欧州系金融機関からの円売りも観測されたうえ、時間外の米株価指数先物が上げ幅を拡大したことを受けた円売りも出て一段安となった。

[2012-10-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。正午前からドルに対しマクロ系ファンドから円売りが強まった地合いや、円全般が欧州系金融機関からの売りに押された流れを引き継いだ。利益確定の円買いが入りやや下値を切り上げたものの、欧州勢が欧州株高を手掛かりに円売りで参入し再び下値を広げた。ただ、17時を過ぎたあたりから欧州株が失速。リスク選好の動きは収まり、円が買い戻されている。

[2012-10-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円はさえない。時間外のダウ先物の上昇などを背景に、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売り外貨買いが出た。「ユーロ圏はスペイン国債を購入する投資家に対し保証を提供することによりスペインを支援することを検討。これによりスペインは完全に借り入れニーズを満たし、欧州中央銀行(ECB)の流通市場におけるスペイン国債購入を発動できる」との一部報道が伝わると、欧州債務問題が進展するとの期待から、円売りユーロ買いが活発化した。
 ドラギECB総裁は定例理事会後の記者会見で「ECBは責務の範囲内で厳格に行動」「国債購入計画(OMT)は完全に効果的な防護策を与える」などと発言。国債購入をめぐる発言にも円売りユーロ買いで反応し、円全体を押し下げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=78円60銭を挟んでのもみ合いとなった。ドルと円がユーロなどに対して同時に売買されたため、相場は方向感が出なかった。
・ユーロ円は堅調。欧州債務問題が進展するとの期待からユーロ買いが進み、22時過ぎに一時1ユーロ=102円13銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはスペイン情勢への懸念が和らいだほか、ドラギECB総裁の発言が好感され、ユーロ買いが優勢となった。目先のストップロスを巻き込んで、22時過ぎに一時1ユーロ=1.2995ドル前後まで上値を伸ばした。
 半面、ドラギECB総裁は「ECBは成長リスクが依然として下向きと見込む」「保有するギリシャ国債の再編は中銀による財政支援にあたる」などと語った。1.3000ドルに観測されている売り注文をバックに戻りを売る動きも出たため、そのあとは高値圏での神経質な値動きとなった。

[2012-10-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して伸び悩み。関係筋の話として「ユーロ圏はスペイン国債を購入する投資家に対し保証を提供することでスペインを支援することを検討」「このスキームによりスペインは完全に借り入れニーズを満たし、欧州中央銀行(ECB)の流通市場におけるスペイン国債購入を発動できる」などと伝わり、欧州債務問題の改善期待が高まった。また、ドラギECB総裁が定例理事会後の記者会見で「国債購入計画(OMT)は完全に効果的な防護策を与える」「必要条件が整えば、国債購入計画を実施する用意がある」などと語り、国債購入計画への自信を示したことを受けてユーロ買いドル売りが優位に。WTI原油先物相場の急伸を背景に資源国通貨買いドル売りも強まり、つれる形で円買いドル売りが広がった。
 ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で「オープンエンド型の量的緩和(QE)は管理可能」「参加者は成長に大幅な下振れリスクを見込んだ」「数人の参加者は追加の資産購入は刺激策の最終的な巻き戻しを複雑にさせる可能性があるとの懸念を再び示した」などと伝わり、米国債の購入など一段の金融緩和に前向きな内容を期待していた一部参加者からドル買い戻しが入った。米長期金利の上昇幅拡大を意識した円売りドル買いも進み、上値が切り下がった。
 一方、円はドル以外の通貨に対して軟調。主要通貨に対してドル売りが膨らむと同時に円が売られた。円ドル相場の上昇が相場を支える場面があったが、FOMC議事要旨公表後に円売りドル買いが強まったため全般的な円売りが再開した。

[2012-10-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。本日は仲値決済が集中しやすい5・10日(五十日)にあたり、仲値に向けて若干円売りドル買いが出たほか、2日に豪準備銀行(RBA)が予想外に利下げをおこなって以降円買いが続いた豪ドルに対してはポジション調整の円売りが見られた。「国内の証券会社から円売り豪ドル買いが出た」との指摘もあった。
 ただ、日銀に金融緩和を求めるスタンスの前原経済相が日銀金融政策決定会合に出席することで注目が集まっていたにもかかわらず、思惑的な円売りが盛り上がらなかったため、短期スタンスで円売りを進めてきた向きが円の買い戻しに動き徐々に下値が切り上がった。

[2012-10-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。日銀が4-5日に開いた金融政策決定会合で追加金融緩和を見送ると、金融緩和を期待していた一部参加者から円の買い戻しが強まった。欧州勢参入後は、昨日の欧米市場で円安・ユーロ高が進んだことからポジション調整の円買いユーロ売りが入った。
 もっとも、日本時間今晩に米雇用統計の発表を控えている影響で、一方向に大きくポジションを傾けにくいことから、円の上値は限られた。

[2012-10-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日の欧州外国為替市場で円は安い。米重要指標の発表を控えて様子見ムードが広がり、しばらくは方向感に欠ける動きが続いていたが、ニューヨークの取引時間帯に入ると下落した。米労働省が発表した9月米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比11万4000人増と市場予想を若干下回ったものの、失業率が7.8%と予想より強い内容となった。米景気減速への警戒感が和らぎ、円売りドル買いが膨らんだ。時間外のダウ先物が上げ幅を拡大し投資家がリスクオンの動きを強めると、ドル以外の通貨に対しても円売りが広がった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時前に一時9月19日以来の高値となる1ドル=78円88銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円も22時過ぎに一時1ユーロ=102円80銭前後と9月19日以来の高値を更新した。
・カナダドル円は急伸。カナダ統計局が発表した9月カナダ失業率は7.4%と予想より弱い内容となったものの、新規雇用者数が5万2100人増と市場予想を上回りカナダドル買いを誘った。8月カナダ住宅建設許可件数が前月比7.9%増と予想に反して増加したこともカナダドルの支援材料。一時9月19日以来の高値となる1カナダドル=80円97銭前後まで急ピッチで値を上げた。
・ユーロドルは米重要指標の発表を控えて様子見ムードが強く、しばらくはもみ合いの展開が続いていたが、米失業率の改善をきっかけにダウ先物が上昇するとユーロ買いドル売りが優勢となった。前日の高値1ユーロ=1.3032ドル前後を上抜けて、一時1.3055ドル前後と9月20日以来の高値まで上値を伸ばした。

[2012-10-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
5日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後、買い戻された。9月米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比11万4000人増と市場予想平均の前月比11万5000人増より若干弱かった。ただ、失業率が7.8%と市場予想平均の8.2%より強かったことを受けて、米長期金利の上昇幅拡大とともに円売りドル買いが加速した。また、9月カナダ新規雇用者数や8月カナダ住宅建設許可件数が予想より強く、円売りカナダドル買いが優位に。欧米株価の上昇も投資家心理の改善につながり、円が全面安となった。
 その後、WTI原油先物相場や金先物相場が下げ幅を拡大したうえ、米国株が頭の重い展開となったことなどをながめ、主要通貨に対し断続的な資源国通貨売りが持ち込まれた。円買い・資源国通貨売りが優勢となり円全体が押し上げられた。
【 通貨ペア 】
 ドル円は1ドル=78円88銭前後と9月19日以来の高値まで上げた後、78円70銭前後での持ち高調整が続いた。
 ユーロ円は9月19日以来の高値となる1ユーロ=102円80銭前後まで上げた後、102円36-41銭まで伸び悩んだ。
 ランド円は急落。南アフリカの鉱山ストライキをめぐるカントリーリスクが引き続き嫌気された。1ランド=9円ちょうど前後を下抜けて損失覚悟の売り注文を断続的に巻き込み、2009年2月12日以来の安値となる8円89銭前後まで急速に下げ幅を広げた。なお、ドル・ランドは1ドル=8.8465ランド前後と2009年4月28日以来の高値まで上げた。
 ユーロドルは上げ幅縮小。9月米失業率の改善を受けて欧米株価が上げ幅を拡大したことが買いを誘った。9月19日以来の高値となる1ユーロ=1.3072ドル前後まで上げた。ただ、商品相場の大幅下落をながめ資源国通貨売りドル買いが加速したほか、ダウ平均が一時マイナス圏に沈んだ影響から1.3013-16ドルまで下げた。

[2012-10-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上昇。体育の日の祝日で東京市場が休場となるなか、しばらくは方向感に乏しい展開が続いた。ただ、連休明けの中国株式市場で上海総合指数が軟調に推移すると、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円買い外貨売りが優勢となった。

[2012-10-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。連休明けの中国株相場が下落したうえ、欧州株が軟調に推移したため、投資家が「リスクオフ」の動きを強め円買い外貨売りが優勢となった。損失覚悟の円買い注文を断続的に巻き込んで上昇に弾みが付いた。

[2012-10-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は買い一服。連休明けの中国株相場が下落したうえ、欧州株や時間外の米株価指数先物が下げ幅を拡大し、アジアの取引時間帯からリスク回避的な円買いが優位となった流れを引き継いだ。ただ、株価の下落が一服すると円買い圧力が和らいだ。ポンドの軟調地合いが目立ち円買いポンド売りは継続したが、その他の通貨に対してはポンドが売られると同時に円がやや売られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=78円20銭前後での持ち高調整が続いた。
・ユーロ円は19時30分過ぎに1ユーロ=101円13銭前後まで値を下げた後、101円台半ばまで戻した。
・ユーロポンドの上昇が買い戻しを促した。
・ユーロドルは下げ渋り。時間外の米株価指数先物の下げ幅拡大やポンドドルの下落に押され、19時20分過ぎには1ユーロ=1.2938ドル前後まで値を下げた。ただ、株安の一服が下値を支えたうえ、ユーロポンドの上昇につれたショートカバーが進み1.2970ドル台まで値を戻した。

[2012-10-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円は上げ幅を縮小。8日のアジア、欧州市場で株安を背景にリスク回避目的で円が買われた地合いを引き継いだ。しかし、ニューヨーク市場では、ドルやポンドに対しては一時円買いが進んだものの、総じてポジション調整の円売りが目立ち上値が切り下がった。中尾武彦財務官が日経新聞に対し「(円高に関し)断固たる措置をとる日本政府の方針に変わりはない」と述べたと伝わったことが円売りを誘ったほか、米国株が底堅く推移したことも円の重しとなった。

[2012-10-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は頭が重かった。米長期金利が時間外取引で低下したことを受けて、日米金利差縮小への思惑から円買いドル売りが入った。日本株相場が下落したことも円の支援材料となった。
 ただ、上値は限定的だった。中国株式市場で上海総合指数が2%超上昇すると、対豪ドルなどで円売りが強まり円全体を押し下げたほか、市場では「コンピューターで売買の好機を判断するモデル系ファンドの円売りが出た」との指摘があった。

[2012-10-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円は買い一服。欧州株や時間外のダウ先物の下落をながめ、リスク回避姿勢を強めた投資家が欧州市場序盤から円買いを進めた地合いを引き継いだ。ただ、欧州株の下値が切り上がったうえ、ダウ先物がプラス圏に浮上すると持ち高調整の円売りが出て伸び悩んだ。時間外のWTI原油先物相場の上げ幅拡大を背景に、対資源国通貨での円売りがやや強まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は20時過ぎに1ドル=78円21銭前後までじり安となった。ただ、一目均衡表転換線が位置する78円15銭前後が下値の目処となりやや値を戻した。
・ユーロ円は19時40分過ぎに1ユーロ=101円06-11銭と欧州市場序盤につけた日通し安値101円04銭前後に接近した後、101円40-45銭まで買い戻された。ただ、22時前からまとまったユーロ売りが持ち込まれ、101円05-10銭まで再び下げた。
・ユーロドルは戻りが鈍い。1ユーロ=1.2930ドル前後でのもみ合いが続いていたが、株価の買い戻しが進むにつれて1.2959-62ドルまで値を戻した。ただ、市場では「1.2960ドル前後に売り注文が出てきた」との声が聞かれ、さらに買われる展開にはならなかった。
 サマラス・ギリシャ首相は9日、「ギリシャはユーロにとどまるだろう」「欧州連合(EU)はギリシャを支援する基金を有している」などと述べたほか、メルケル独首相は「ギリシャ首相と次のステップについて協議した」「ドイツはギリシャがユーロにとどまることを望む」などと語った。債務問題の改善に向けた具体策が伝わらずユーロ売りが再開した。22時過ぎには1.2902ドル前後まで失速した。

[2012-10-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けて円買いが進行した上、フィキシング通過後は米国株相場の下落を背景としたリスクポジション解消目的の円買いが活発化し上値を伸ばした。ユーロに対してはメルケル独首相サマラス・ギリシャ首相の会談で危機解決に向けた具体策が伝わらなかったことが円買いを誘ったほか、ドルに対しては米長期金利の低下幅拡大を意識した円買いが散見された。

[2012-10-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はやや強含み。日本株相場の下落を背景に、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円買い外貨売りが入った。対ユーロで、損失覚悟の円買い注文を誘発すると他の通貨に対しても円買いが波及した。ただ、そのあとは新規材料難から様子見ムードが広がり徐々に値動きが鈍った。

[2012-10-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は失速。新規材料難から様子見ムードが広がりしばらくはもみ合いの展開が続いていたが、夕刻にかけて弱含んだ。時間外の米長期金利が上昇すると、日米金利差拡大への思惑から円売りドル買いが出た。ポンドドルの上昇をきっかけに、対ポンドで円売りが強まった影響も受けた。

[2012-10-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円は売り一服。野田佳彦首相が10日、「円高は日本経済のパフォーマンスを正確に反映していない」「過度な為替変動には断固たる措置をとる。市場を注視する」など語ったことを受けて円売りドル買いが散見された。時間外の米長期金利が上昇幅を拡大し、日米金利差拡大を見込んだ円売りドル買いも出た。また、欧州株や時間外の米株価指数先物が下げ渋り、投資家のリスク回避姿勢が和らいだため対オセアニア通貨中心に円売りが広がった。ただ、株価が戻りの鈍い展開になると円売り圧力が後退し、下値がやや切り上がった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時20分過ぎに1ドル=78円37銭前後まで散発的に買われたた。ただ、市場では「前日の高値78円44銭前後が上値の目処となる」「78円50銭前後から79円ちょうど前後にかけて売り注文が断続的に観測されている」との声が聞かれ、上値は限られた。
・ユーロ円は21時20分過ぎに1ユーロ=101円07銭前後まで値を上げたが、買いは長続きしなかった。
・ユーロドルは買い一服。欧州株や時間外の米株価指数先物が下げ渋ったうえ、ユーロ円が上昇するにつれて1ユーロ=1.2898ドル前後までじり高となった。ただ、1.2900ドル前後に観測されている売り注文に上値を抑えられた。

[2012-10-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後、切り返した。対資源国通貨で断続的に円売りが出たことが、その他通貨にも波及し円全般が値を下げる場面があった。しかし、ニューヨーク市場の午後に入り、米国株の下げ幅が拡大すると、リスク資産圧縮目的の円買いが優勢となり切り返した。ドルに対しては米長期金利の低下を意識した円買いが入ったほか、資源国通貨に対してはWTI原油先物相場が下げに転じたことを材料とした円買いが散見された。
 引け間際に米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、スペインの格付けを「BBB+」から「BBB-」に引き下げたと伝わると対ユーロで円買いが強まり、円全体を押し上げた。
 米連邦準備理事会(FRB)は10日、米地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表した。総括判断では「米経済は緩やかに拡大した」と指摘した。「個人消費は横ばいからわずかに上向き」「住宅市場は先月改善した」「製造業は幾分改善している」などの見解も示された。ただ、材料視されなかった。

[2012-10-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)によるスペイン格下げをきっかけに、円買いユーロ売りが強まると円全体が押し上げられた。日本株相場の下落も円の支援材料となった。
 ただ、そのあとは伸び悩む展開に。9月豪雇用統計の結果が好感されて円売り豪ドル買いが強まると、他の通貨に対して円売りが波及した。日本株相場が一時プラス圏に浮上したことも円の重しとなった。

[2012-10-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は失速。スペインの格下げや世界的な景気減速への懸念を背景に、投資家のリスク選好度が低下し円が買われやすい地合いとなった。市場では「コンピューターで売買の好機を判断するモデル系ファンドの円買いドル売りが観測された」との指摘があった。
 ただ、そのあとは上値の重さが目立った。円の上値では断続的に円売りが出たほか、市場関係者からは「7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議を前に思惑的な円売りが出たのではないか」との声が聞かれた。英、独の株価指数が上昇して始まったことも円の重し。

[2012-10-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は売り優位。欧州株や時間外のダウ先物が堅調に推移し、投資家心理の改善を意識した円売りが先行した。「国内携帯電話3位のソフトバンクは米携帯電話3位のスプリント・ネクステルを買収する方向で協議に入った。買収総額は1.5兆円を超える」との報道が伝わると、円売りドル買いが加速する展開に。前原誠司国家戦略・経済財政担当相の話として「日本は米国の同意なしに単独で為替介入を実施することができる」などと伝わったほか、前週分の新規失業保険申請件数が33万9000件と市場予想平均の37万件程度より強い結果となったことも円売りドル買いを後押しした。株価の上げ幅も広がり円が全面安となった。
 なお、城島光力財務相は11日、7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議後の記者会見で「為替に関する認識を引き続き共有することが重要と述べた」「円高が悪影響を及ぼすことへの懸念を表明した」などと述べたが、相場の反応は薄かった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分過ぎに1ドル=78円59銭前後まで値を伸ばした。時間外の米長期金利の大幅上昇をながめ、日米金利差拡大を意識した円売りドル買いも見られた。なお、市場では「78円台半ばから79円ちょうど前後にかけて売り注文が断続的に観測されている」との声が聞かれた。
・ユーロ円は22時30分過ぎに1ユーロ=101円70銭前後まで大きく値を上げた。対資源国通貨でユーロ買いが優位となった影響が波及した面もあった。
・ユーロドルは堅調。欧州株や時間外のダウ先物の上昇が買いを促したほか、対円や資源国通貨でユーロ買いが加速した流れに沿った。強い米雇用指標を好感して株価が上げ幅を拡大すると、22時30分過ぎに1ユーロ=1.2945ドル前後まで値を上げた。ただ、米雇用指標がドル買い材料とみなされ、ユーロ売りドル買いも同時に出たため高値圏では売買が交錯した。

[2012-10-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋った。欧州市場で、ソフトバンクの米スプリント・ネクステル買収の話が伝わったことや、前原誠司国家戦略・経済財政担当相が日本の単独介入の可能性を示唆したことなどを背景に円が売られた流れを引き継いだ。ニューヨーク市場の序盤には新規失業保険申請件数が強い結果となったことを好感して、欧州株や時間外の米株価指数先物が上げ幅を拡大したため、円売りが加速。現物の米国株が堅調に推移したことも円売りを後押しし下げ幅が広がった。
 ただ、ニューヨーク市場の午後に入ると米国株が失速。つれる格好で円の買い戻しが入り下げ幅が縮まった。新規失業保険申請件数に関して「四半期初めの季節調整難を反映した可能性がある」「報告を怠った州があるとの噂が広がった」との指摘があり、結果に懐疑的な見方が広がったことが、株価の失速につながった面があった。

[2012-10-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。前日の海外市場では、「ソフトバンクが米携帯電話会社スプリント・ネクステルの買収を検討中」と伝わり、「買収資金としての円売りドル買いが発生する」との思惑から円安が進んだ。アジア市場でもこの流れを引き継いで円売りドル買いが先行した。仲値決済に向けた円売りドル買いも出て、しばらくは弱含んで推移した。
 ただ、一段と円を売る材料に乏しく、そのあとは徐々に下げ幅を縮めている。中国や日本株相場が下げに転じたことも相場の支えとなったほか、市場では「1ドル=78円台半ばから79円ちょうどにかけては円買いドル売り注文が厚い」との指摘があった。
 なお、前原誠司国家戦略・経済財政担当相は12日、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁と相次いで会談する予定だ。前原氏は「(会談で)円高に触れないことはありえない」「最大の問題は円高基調」などと述べたが、目立った反応は見られなかった。

[2012-10-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。新規材料難から様子見ムードが広がり、しばらくはもみ合いの展開が続いた。ただ、欧州勢が加わる時間帯に入ると、ユーロクロスの上昇をきっかけに円売りユーロ買いが強まり、他の通貨に対しても円売りが波及した。

[2012-10-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円はドルや資源国通貨に対してじり高。時間外の米長期金利が低下に転じ低下幅を拡大したため、日米金利差縮小を意識した円買いドル売りが散見された。また、ユーロ買い資源国通貨売りが強まった影響から、円高資源国通貨安が小幅に進んだ。
 一方、円は欧州通貨に対してもみ合い。前原誠司国家戦略・経済財政担当相は12日夕、記者団に対して「日本が円高基調でデフレが続いているとバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長に話した」などと述べたほか、日欧の要人から発言が相次いだが取引材料とはみなされず方向感が出なかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに1ドル=78円32銭前後とアジア時間につけた日通し安値に面合わせした。
・ユーロ円は1ユーロ=101円75銭前後で方向感が定まらなかった。
・ユーロドルは小高い。ユーロ買い資源国通貨売りが強まったほか、対ポンドや円でドル売りが進んだ流れに沿ってユーロ買いドル売りが小幅に入った。22時前に1ユーロ=1.2992ドル前後までじり高となった。ただ、手掛かり材料に乏しいなかでさらに買われる展開にはなっていない。

[2012-10-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円は伸び悩み。10月の米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)が83.1となり、市場予想平均の78.0程度を上回ったことを受けて米国株が上げ幅を広げると、リスク許容度の改善した参加者から若干円売りが見られたが、米国株の上昇は続かず失速し下げに転じたため、円が買い戻される展開となった。 もっとも、米国株が引けにかけて下値が堅くなったことから、持ち高調整の円売りが散発的に出て上げ幅が縮まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は10月の米消費者態度指数が予想を上回ったことを受けて78円45-48銭まで値を上げる場面があった。ただ、米国株が下げに転じるとクロス円と共に売られた上、米長期金利の低下幅が広がったことが重しとなり一時1ドル=78円29銭前後まで下げた。
・ユーロ円は1ユーロ=101円29-34銭まで売られる場面があった。
・ランド円は一時売りが強まった。 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は12日、南アフリカの外貨建ての格付けを「BBBプラス」から「BBB」に引き下げたと発表したことが嫌気された。一時1ランド=8円93銭前後まで下げた。なお、見通しは「ネガティブ」とされた。
・ユーロドルは伸び悩み。ニューヨーク市場の序盤には、ポンドドルの買いが強まったことやドル円が売られたことなどがユーロドル相場を押し上げ、1ユーロ=1.2993ドル前後まで上げた。ただ、米国株が失速すると売りに押され値を消した。1.2937-40ドルまで下押す場面があった。

[2012-10-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対してはやや強含んだ。世界景気の減速懸念が根強く、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円買い外貨売りが入った。中国株や時間外のダウ先物の下落も円の支援材料。一方、ドルに対してはもみ合い。円とドルがユーロなどに対して同時に買われたため相場の方向感は出なかった。

[2012-10-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。午後の日経平均が持ち直したことが円の重しとなったほか、市場では「大手国内銀行からの円売りドル買いが出た」との指摘があった。早朝のロンドン勢からの円売りが加わると円全般の下げ幅が拡大した。市場の一部では「ロンドン8時(日本時間16時)のフィキシングに絡んだ円売り外貨買いが出たのではないか」との声も聞かれた。

[2012-10-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円は軟調。市場で「ロンドン8時(日本時間16時)のフィキシングに絡んだ円売りが入ったのではないか」「ソフトバンクによるスプリント・ネクステルの買収に絡んだ円売りドル買いのフローを期待した向きもある」との声が聞かれ、対ドル中心に円売りが進んだ流れを引き継いだ。欧州株が堅調地合いを維持し、投資家のリスク許容度が保たれたことも円全体を押し下げた。米商務省が15日発表した9月の米小売売上高(季節調整済み)が前月比1.1%増と市場予想平均の前月比0.8%増を上回ったことがわかると、時間外の米長期金利の上昇とともに円売りドル買いが改めて持ち込まれた。時間外のダウ先物がやや上げ幅を拡大したことも円の重しとなった。
 ただ、米ニューヨーク連銀が15日発表した10月のニューヨーク州製造業景気指数がマイナス6.16と市場予想平均のマイナス4.00を下回ったため、米長期金利やダウ先物の上昇は続かず円売りは一服した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに1ドル=78円86銭前後と5日の高値78円88銭前後に接近した。
・ユーロ円は21時30分過ぎに1ユーロ=102円28銭前後まで上げた。
・ユーロドルは伸び悩み。欧州株高を背景に買いが広がり、20時過ぎに1ユーロ=1.2979ドル前後まで値を伸ばした。ただ、市場では「1.2980ドル前後より上の水準には売り注文が並んでいる」「前週末の高値1.2993ドル前後が上値の目処として意識される」との指摘があり、頭の重さが次第に嫌気された。予想を上回る9月米小売売上高を材料にユーロ売りドル買いも出たため、1.29ドル台半ばまで失速した。欧州株や時間外のダウ先物の上値が切り下がったことも相場の重しとなった。

[2012-10-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い。米商務省が発表した9月の米小売売上高が前月比1.1%増と市場予想平均の前月比0.8%増を上回ったことで、時間外の米株価指数先物が上昇幅を広げたため、序盤は投資家のリスク志向改善を意識した円売り外貨買いが出た。対ドルでは米長期金利の上昇を手掛かりとした円売りも進み、軟調に推移。ただ、同時に発表された10月ニューヨーク州製造業景気指数が予想より弱い結果となったこともあって円売りの動きは一時的となり、徐々に下げ幅を縮める展開に。ダウ平均は100ドル超高まで上げ幅を広げるなど堅調に推移したものの、市場では「週初とあって積極的な売買が手掛けづらい」との声もあり、引けにかけては米株の動きに対する反応も乏しくなった。
 一方、NZドルに対してはさえない動き。目立った手掛かり材料はなかったものの、16日6時45分に発表される7-9月期NZ消費者物価指数(CPI)を前に持ち高調整目的の円売りNZドル買いが出たようで、総じて弱含んだ。

[2012-10-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。ソフトバンクによるスプリント・ネクステルの買収に絡んだフローを期待した市場参加者の円売りドル買いが出たほか、日本やアジア株相場の上昇に伴う円売り外貨買いが出た。
 ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁は「新たな債券購入計画は柔軟性を意味」「FRBは購入を他の資産に拡大する可能性がある」などと述べたが、目立った反応は見られなかった。

[2012-10-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ幅を拡大。日本株相場の上昇を背景に、投資家が「リスクオン」の動きを強め円売り外貨買いが優勢となった。欧州の株式相場が軒並み上昇して始まったことも円の重しとなった。市場では「海外勢が円売りユーロ買いを進めている」との指摘があった。

[2012-10-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円は軟調。ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)が16日発表した10月の独景況感指数(期待指数)がマイナス11.5と市場予想平均のマイナス14.9を上回り、対ユーロ中心に円売りが広がった。ゴールドマン・サックスが16日発表した第3四半期決算が良好な内容となり、時間外のダウ先物や欧州株が上げ幅を拡大したことも円を押し下げる要因となった。独議員らの話として「ドイツはスペインが欧州安定メカニズム(ESM)に予防的与信を求めることにオープンである」と伝わると、欧州債務危機への警戒感が和らぎ対ユーロなどで円が一段と売られた。
 一方、円はカナダドルに対して堅調。ユーロ買いカナダドル売りが優勢となった流れに沿って円高カナダドル安が進んだ。
 なお、円はドルに対してもみ合い。ユーロに対して円とドルが同時に売られた影響から方向感が出なかった。ただ、米労働省が16日発表した9月の米消費者物価指数(CPI)が前月比0.6%上昇と市場予想平均の前月比0.5%上昇を上回ったほか、前年同月比も2.0%上昇と市場予想平均の1.9%上昇を上回り、インフレ懸念がやや高まる形で米長期金利が上昇。日米金利差拡大への思惑から円売りドル買いが小幅に出る場面があった。
 【 通貨ペア 】
・【カナダドル円】ドル円は1ドル=78円85銭前後で方向感が出なかった。21時30分過ぎには78円95銭前後と9月19日以来の高値を付ける場面も見られた。
・ユーロ円は21時30分過ぎに1ユーロ=103円08銭前後と9月19日以来の高値を更新した。
・カナダドル円は1カナダドル=79円86銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルはしっかり。予想を上回る独経済指標や欧州株高、独議員らの見解を好感した買いが続いた。損失覚悟の買い注文を巻き込み、21時30分過ぎに1ユーロ=1.3060ドル前後まで値を伸ばした。ただ、5日の高値1.3072ドル前後を戻りの目処とした売りに上値を抑えられると、1.3050ドル前後で次第に値動きが細った。
 なお、市場では「米格付け会社ムーディーズがスペインを格下げする」との噂が広がり、18時過ぎに1.2983-86ドルまで下押しする場面もあった。

[2012-10-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。アジア欧州株式相場が堅調に推移した流れを引き継いで、米国株式相場も大幅に上昇した影響から、投資家のリスク許容度拡大を意識した円売り外貨買いの動きが先行した。
 対ユーロでは欧州時間に独議員らが「ドイツはスペインが欧州安定メカニズム(ESM)に予防的与信を求めることにオープンである」との見解を示したこともあって円売りが進行。ただ、「トロイカとギリシャの交渉は賃金改革をめぐる意見の相違から決裂した」「メルケル独首相は18-19日の欧州連合(EU)首脳会議で債務の共有に取り組むファンロンパイEU大統領の提案を拒否する」と報じられると、欧州債務問題の先行き不透明感から徐々に円が買い戻される展開に。独議員の話として「『ドイツはスペインがESMに予防的与信を求めることにオープン』との報道は拡大解釈」と伝わったことも円買いユーロ売りを誘った。
 他の通貨に対しても円は次第に下値を切り上げる格好となったが、ダウ平均が130ドル超高まで上げ幅を広げた影響から円買いの勢いも続かず、引けにかけては再び売りに押された。
 また、円はドルに対してももみ合い。米労働省が発表した9月米消費者物価指数(CPI)が前月比・前年同月比ともに市場予想を上回る結果となったことで、米長期金利が上昇。日米金利差拡大を意識した円売りドル買いが進む場面も見られたものの、対ユーロでドルがさえない動きとなった影響から下値は限られた。

[2012-10-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い戻し。特に新規の円買い材料は伝わっていないが、足もとで円安傾向が進んだあとだけに利益確定の円買いが入ったようだ。市場では「1ドル=79円に近づく水準では円の底堅さが意識され、海外勢が持ち高調整の円買いドル売りに転じている」との指摘があった。

[2012-10-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重かった。市場では「円の底堅さが意識され、海外勢が持ち高調整の円買いドル売りに転じている」との指摘がありしばらく堅調に推移したものの、夕刻にかけて失速した。日本株や欧州株が上昇したうえ、スペインの国債利回りが急低下したため、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売り外貨買いが出た。「米系銀行の円売りドル買いが観測された」との声も聞かれた。

[2012-10-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。時間外のダウ先物が底堅く推移したほか、欧州株が堅調地合いを維持し投資家のリスク志向が保たれるなか、強い9月英雇用統計を受けて対ポンド中心に円売りが広がった影響が残った。米商務省が17日発表した9月の米住宅着工件数(季節調整済み)が年率換算で87万2000件と市場予想平均(77万件程度)を上回ったほか、9月の建設許可件数も89万4000件と市場予想平均(81万件程度)を上回ったことがわかると、投資家心理が一段と改善し対資源国通貨中心に円が売られた。
 また、共同通信社が「日銀が追加金融緩和検討。30日の金融政策決定会合で国債など資産買い入れ基金増額を軸に検討か」と報じたことを受けて円売りドル買いが一時強まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は20時30分過ぎに1ドル=78円61銭前後とアジア時間につけた日通し安値に面合わせした。対資源国通貨でドル売り圧力が高まった影響が波及した。ただ、米住宅指標が予想を上回り米長期金利が上昇幅を拡大したほか、日銀の金融緩和検討報道を受けて78円78-81銭まで値を戻した。
・ユーロ円は21時30分過ぎに1ユーロ=103円40-45銭まで値を上げた。ただ、アジア時間につけた日通し高値103円51銭前後が戻りの目処として意識され、上値は限られた。
・ユーロドルは伸び悩み。米格付け会社ムーディーズがアジア時間早朝にスペインの格付けを据え置いたことを背景に、同国の国債利回りが一段と低下したことが下値を支えた。資源国通貨買い・ドル売りが優位となった流れにも沿って、21時20分過ぎに1ユーロ=1.3137ドル前後と9月17日以来の高値までじり高となった。ただ、18-19日に欧州連合(EU)首脳会議を控えて、市場では「高値警戒感が台頭している」との声も聞かれるなか、1.31ドル台半ばに観測されている売り注文をバックに戻りを売る動きが出た。ダウ平均が安く始まったことも嫌気され、22時30分過ぎには1.3103-06ドルまで失速した。

[2012-10-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。共同通信が「日銀が追加金融緩和検討。30日の金融政策決定会合で国債など資産買い入れ基金増額を軸に検討か」と報じたうえ、日経新聞も「日銀は2014年度の物価見通しを下方修正するとともに、追加の金融緩和の検討に入る」と伝えたため、追加金融緩和への期待から全般に円売りが優勢となった。一時売りに押されたダウ平均が引けにかけて持ち直したため、投資家のリスク志向改善を意識した円売り外貨買いも出たようだ。
 対ドルでは米商務省が発表した9月米住宅着工件数、9月建設許可件数が市場予想を大幅に上回ったことで、米長期金利の上昇に伴う売りが進行した。また、円は対豪ドルでも軟調に推移。温家宝中国首相が「第3四半期の経済状況は比較的良好」と発言したことで、明日発表の7-9月期中国国内総生産(GDP)に対する期待が高まったため、中国との資源貿易関係の深い豪ドル買いが強まった影響を受けた。カナダドルに対しては「米エクソンモービルは石油・天然ガスの探査・開発を手掛けるカナダのセルティック・エクスプロレーションを31億ドルで買収することで合意した」との報道を手掛かりに、M&A(買収・合併)絡みのカナダドル買いが活発化したため、円はさえない動きに終始した。

[2012-10-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。日銀による追加金融緩和への期待が高まるなか、日本株相場の上昇を受けて円売り外貨買いが先行。11時発表の中国の経済指標をきっかけに、投資家のリスク選好度が高まると円売り外貨買いが活発化した。

[2012-10-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。日銀による追加金融緩和への期待が高まるなか、日本株相場の上昇を受けて円売り外貨買いが出た。ただ、夕刻にかけては下げ幅を縮めた。欧州勢が本格的に参入する時間帯に入ると、対ユーロ中心に持ち高調整に伴う円買いが入った。もっとも、買い戻しはあくまでポジション調整の域を出ず、戻りも限定的だった。

[2012-10-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は売り一服。日銀が30日の金融政策決定会合で追加の金融緩和に踏み切るとの思惑から、円売りドル買いが改めて広がった。また、スペインの国債入札が「好調だった」と受け止められ、同国の国債利回りが低下幅を拡大。債務不安が後退し対ユーロ中心に円売りが続いた。
 ただ、欧州株や時間外のダウ先物が頭の重い展開となったため、円の下値が支えられた。米労働省が18日発表した前週分の新規失業保険申請件数が38万8000件と市場予想平均の36万5000件程度より弱い結果となり、投資家心理がやや悪化すると円が小幅に買い戻された。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は20時20分過ぎに1ドル=79円37銭前後と8月22日以来の高値を更新した。ただ、200日移動平均線が位置する79円39銭前後が上値の目処として意識されたほか、市場では「79円50銭前後まで国内輸出企業からのまとまった売り注文が並んでいる」との指摘があり頭を押さえられた。
・ユーロ円は18時30分過ぎに1ユーロ=104円07銭前後と5月8日以来の高値を付けたが、104円台での滞空時間は短かった。
・ユーロドルは買い一服。16時20分過ぎには1ユーロ=1.30825ドル前後まで下押ししたが、スペインの国債利回り低下を好感した買い戻しが進んだ。18時30分過ぎに1.3129ドル前後まで持ち直した。ただ、前日の高値1.3140ドル前後が戻りの目処となったうえ、弱い米雇用指標を嫌気して時間外のダウ先物や欧州株が頭の重い展開となったため、22時過ぎには1.3091-94ドルまで失速した。明日まで欧州連合(EU)首脳会議が開催されており、一方向に持ち高を傾けにくい面もあった。

[2012-10-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円は下値が堅い。米フィラデルフィア連銀が発表した10月製造業景気指数(フィリー指数) や米民間調査会社コンファレンス・ボードが発表した9月米景気先行指標総合指数がいずれも市場予想より強い結果となったことで、投資家のリスク志向改善を意識した円売りが一時強まる場面があったものの、その後に米国株式相場が失速したため、円売りは長続きしなかった。
 ダウ平均はグーグルが18日に発表した第3四半期決算が市場予想平均を下回ったことが嫌気されて、マイナス圏に転落。引けにかけては下げ幅を縮める場面もあったが、総じてさえない展開となった。
 特にポンドに対してはしっかり。NY時間の午後に入ってポンドが対ドルで急落すると、つれて円買いポンド売りが進行。前日から日銀の追加金融緩和期待で円売りが進んでいた反動もあって、ポンドやカナダドルなどに対しては円買いの動きが目立った。

[2012-10-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はやや弱含んだ。週末の実質5・10日(五十日)とあって仲値決済に向けた円売りドル買いが先行したものの、一巡後はやや下げ幅を縮めた。足もとで円安傾向が進んだあとだけにポジション調整に伴う円買いが入った模様。対ドルでは、オプションに絡んだ円買いも観測された。

[2012-10-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。日銀による追加金融緩和への期待から円売りドル買いが出た半面、市場では「テクニカル的に重要なポイントである200日移動平均線が円の下値を支えている」との指摘があり、相場は方向感が出なかった。夕刻にかけては、対ユーロで円買いが強まる場面もあったが一時的だった。

[2012-10-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日の欧州外国為替市場で円は伸び悩み。欧州株の下落をながめ投資家のリスク選好度が低下したほか、週末要因も重なり、日銀の追加金融緩和を期待して足もとで積み上がった円の売り持ち高を調整する動きが出た。
 ラホイ・スペイン首相欧州連合(EU)首脳会議後に「支援を要請するかについてはまだ決定していない」「支援を求めるプレッシャーは全く感じていない」などと語り、スペインの支援要請観測が後退。スペイン10年債利回りが上昇に転じたことが対ユーロでの円買いを誘った。また、米長期金利の低下幅拡大に伴い、日米金利差縮小を見込んだ円買いドル売りも広がった。
 ただ、欧州株安や米金利低下が一服すると、円買い圧力が後退し上値が切り下がった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は20時過ぎに1ドル=79円15銭前後まで値を下げた。ただ、前日NY時間の安値79円08銭前後が下値の目処として意識されると、79円30-33銭まで値を戻した。
・ユーロ円は20時過ぎに1ユーロ=103円20銭前後と前日の安値103円30銭前後を下抜けた後、103円58-63銭まで買い戻された。
・ユーロドルはもみ合い。21時過ぎに1ユーロ=1.30345ドル前後まで値を下げる場面があった。欧州株が軟調に推移したほか、ラホイ・スペイン首相の発言を材料にスペインの国債利回りが上昇したことが嫌気された。ただ、市場では「本日のNYカット(日本時間23時)に行使期限を迎えるオプションが1.3050ドルに観測されており、23時まではこの水準に収れんしやすい」との指摘があり、総じて1.3050ドル前後でのもみ合いとなった。
 なお、「スペインのバレアレス諸島が3.55億ユーロの支援を中央政府に要請した」との報道や、「米連邦準備理事会(FRB)は来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策の方向を変更する際の条件を十分明確にする文言を長時間協議するだろう」とのシンクタンクリポートが伝わったが、市場の反応は薄かった。

[2012-10-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対してしっかり。序盤こそ欧州株や時間外の米株価指数先物が下げ渋ったことで円売りが出る場面があったものの、その後はダウ平均が大幅安となったことに伴う円買い外貨売りの動きが目立った。
 特に資源国通貨に対しては原油先物相場が急落した影響もあって円買いが優勢に。一方でドルに対しては一進一退。対欧州資源国通貨でドル買い圧力が高まった影響から円売りドル買いが強まる場面も見られたが、その対の通貨に対する円買いも入り、やや方向感を欠いた動きだった。
 なお、全米リアルター協会(NAR)が発表した9月米中古住宅販売件数はほぼ予想通りの結果となったため、特段の反応は見られなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は24時過ぎに1ドル=79円44銭前後まで上げたが、前日高値の79円47銭前後が意識されると伸び悩み。市場では「79円50銭に観測されていたバリアオプションの防戦売りも上値を抑えた」との指摘があった。
・ユーロ円はダウ平均が230ドル超安まで下げ幅を広げたことに伴う円買いユーロ売りが進み、1時前に1ユーロ=103円15銭前後まで下押し。引けにかけて米株が下げ幅を縮めたため、一巡後は下げ渋ったものの、戻りも鈍かった。
・ユーロドルはさえない。本日のNYカット(日本時間23時)に行使期限を迎えるオプションが1ユーロ=1.3050ドルに観測されていたため、しばらくは1.3050ドル前後を挟んだもみ合いとなっていたが、23時を過ぎて値が軽くなると全般にドル買いが進んだ流れに沿って下げ幅を拡大。1時前には1.3013ドル前後まで値を下げる場面も見られた。

[2012-10-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。週明け早朝の商いが薄い取引時間帯に対オセアニア通貨で円買いが先行すると、その他の通貨に対しても円が買われた。ただ、日経平均株価が130円超安から10円超安まで下げ幅を縮めたため、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ持ち高調整の円売りが広がった。
 市場の一部では「スペインのガリシア州で21日行われた議会選挙で、ラホイ首相率いる与党・国民党が過半数を獲得したため、同国の支援要請期待が高まり投資家心理が改善した」との声も聞かれ、対ユーロ中心に円が売られた面もあった。

[2012-10-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。一時130円超下落した日経平均株価が午後にかけて20円超高まで持ち直し、投資家のリスク許容度改善を意識した円売りが優位となった。日銀が22日公表した10月の地域経済報告(さくらレポート)で9地域中8地域の景気判断が引き下げられたため、日銀の追加金融緩和期待が改めて高まったことも円売りを促した。
 欧州株が一時軟調に推移したことが円の買い戻しを誘う場面があったが、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が「赤字トレンドが現在のままであるならば、日本の格付けを引き下げる可能性も」との見解を示すと、対ドル中心に円売りが再開した。

[2012-10-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円はさえない。日銀による追加金融緩和への期待が高まるなか、市場では「22日のアジア株式相場が予想外に堅調だったことを受け、市場のリスク選好度が高まり、欧州勢が円売り外貨買いを進めた」との指摘があった。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が日本格下げの可能性を示唆したことも円の重しとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はしっかり。「英系ネームやマクロ系ファンドの円売りドル買いが出た」との声が聞かれ、20時過ぎに一時7月12日以来の高値となる1ドル=79円87銭前後まで値を上げた。
ユーロ円も20時30分過ぎに一時1ユーロ=104円40銭前後と5月8日以来の高値を付けた。
・ユーロドルはアジア株が予想外に底堅かったことでユーロ買いドル売りが入ったほか、ユーロ円の上昇につれた買いが入った。アジア時間の高値1ユーロ=1.30655ドル前後を上抜けて、20時前に一時1.30765ドル前後まで上げた。ただ、そのあとは欧州株の失速などが重しとなり、やや伸び悩んだ。前週末の高値1.3077ドル前後がレジスタンスとして意識された面もある。

[2012-10-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して上値が重い。米国で重要指標やイベントがないなか、米国株式相場の動向に連動した展開となった。ダウ平均が一時100ドル超安まで下げ幅を広げ、原油先物相場も下落した場面では対欧州通貨や資源国通貨で円買いが入ったものの、引けにかけて米株が持ち直したため、円買いの動きは続かず。対ドルで円が売りに押されたことにつれた円売り外貨買いに上値を抑えられた面もあった。
 なお、ドルに対しては弱含み。豊田自動織機は22日、フォークリフト用部品大手の米カスケード社を買収することで同社と合意したと発表。市場では「買収に絡んだフローを期待した円売りドル買いが出た」との指摘があり、NY時間午後に入って徐々に円売りドル買いが進んだ。

[2012-10-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。22日に米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が日本格下げの可能性を示唆したほか、豊田自動織機が米フォークリフト用部品大手のカスケード社を買収することが明らかとなり、前日海外時間に円売りドル買いが進んだ流れを引き継いだ。日銀が30日の金融政策決定会合で追加の金融緩和に踏み切るとの思惑も根強く、市場では「海外投機筋から円売りドル買いが入った」との声が聞かれ、全般円売りが先行した。
 ただ、日経平均株価が60円超高からマイナス圏に沈んだことをきっかけに、利益確定の円買いが入り下値が切り上がった。
 なお、前原誠司国家戦略・経済財政担当相は23日、「物価目標の早期達成のために、日銀には強力な金融緩和を引き続き求める」「国会などの政務が許せば、月末の日銀政策決定会合にぜひ出席したい」などと語った。

[2012-10-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。日経平均株価が40円超安から持ち直すにつれて、投資家のリスク許容度改善を意識した円売りがやや見られた。ただ、上海総合指数が引けにかけて下げ幅を広げたうえ、欧州株や時間外のダウ先物の下げも加速したため、円の買い戻しが次第に優位となった。
 市場では「国内輸出企業から円買いユーロ売りが持ち込まれた」との声が聞かれたほか、スペインの国債利回り上昇を背景に債務問題が改めて警戒されたため、対ユーロ中心に円買いが強まった面もあった。

[2012-10-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円は堅調。アジア株や欧州株が軟調に推移したうえ、スペインの国債利回りが上昇したため投資家心理が悪化。欧州債務問題をめぐる先行き不透明感が強まり、リスク回避の円買いが優勢となった。
 一方、ドルに対してはもみ合い。ドルと円がユーロなどに対して同時に売買された影響で、方向感が出なかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はもみ合い。1ドル=79円台後半での狭いレンジ取引が続いた。
・ユーロ円は軟調。欧州株価の下落に伴うリスク回避の円買いユーロ売りが進み、21時30分過ぎに一時1ユーロ=103円45銭前後まで値を下げた。カナダドル円は持ち直した。欧州株や原油先物価格の下落を受けて一時1カナダドル=79円97銭前後まで値を下げたものの、そのあとは急ピッチで買い戻しが進んだ。カナダ銀行(BOC)は23日、市場の予想通り政策金利を1.00%に据え置くことを決めたと発表したものの、声明では「時間の経過とともに、金融刺激策のいくぶんかの適度な解除が必要とされる見通し」などと指摘し、利上げに前向きな姿勢を示した。BOC声明をきっかけに全般カナダドル買いが優勢となり、一時80円64銭前後と朝方に付けた日通し高値80円65銭前後に迫った。
・ユーロドルは欧米株価の下落や商品相場の下落を背景に、投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方からユーロ売りドル買いが優勢となった。スペインの国債利回りが上昇していることも投資家心理の悪化につながり、ユーロ売りを促した。前日の安値1ユーロ=1.3010ドル前後を下抜けて目先のストップロスを誘発すると、一時1.2957ドル前後まで下げ足を速めた。

[2012-10-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円はしっかり。欧米株式相場が大幅に下落し、投資家のリスク志向低下を意識した円買い外貨売りの動きが広がった。ニューヨーク時間の午後に入って米国株式相場の売りが一服すると円全般が上値を切り下げる場面も見られたが、引けにかけて再び米株が軟調に推移したこともあり、総じて底堅く推移した。
 一方、ドルに対してはもみ合い。米長期金利の低下を受けた円買いドル売りが入った一方、欧州オセアニア通貨に対してドル買いが進んだことにつれた円売りドル買いも見られ、方向感に乏しかった。
 なお、カナダドルに対しては弱含み。カナダ銀行(カナダ中央銀行)政策金利発表時の声明文で金融刺激策の解除に前向きな姿勢を示したことから、円売りカナダドル買いが優勢となった。

[2012-10-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は豪ドルに対して軟調。7-9月期豪消費者物価指数(CPI)が前期比1.4%上昇、前年同期比2.0%上昇と市場予想平均の前期比1.0%上昇、前年同月比1.6%上昇をいずれも上回り、豪追加利下げ観測が後退する形で円売り豪ドル買いが先行した。10月HSBC中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が49.1と9月の47.9から改善したことがわかると、中国と経済的な結びつきが強い豪ドルがさらに買われ円安豪ドル高が進んだ。
 一方、円はその他の通貨に対して一進一退。日経平均株価の下落を見越した円買いがやや先行したが、100円超下落して始まった日経平均株価が下げ幅を縮小すると持ち高調整の円売りが出た。豪州や中国の経済指標を受けて円売り豪ドル買いが優位となったことも全般円売りを誘った。ただ、主要通貨に対して豪ドルが買われると同時に円買いが入り、下値が切り上がった。

[2012-10-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はユーロに対して買い優位。10月独製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)が予想を下回ったことをきっかけに円買いユーロ売りが強まった。10月独Ifo企業景況感指数も予想を下回ったため、さらに円買いユーロ売りが加速した。スペインの国債利回りが上昇幅を拡大したことも円買いユーロ売りを後押しした。
 一方、円はその他の通貨に対して方向感が定まらない。欧州勢からポンド買いが持ち込まれ、円売りポンド買いが進むと円全体がやや押し下げられた。ただ、独経済指標が相次いで予想を下回り、円買いユーロ売りが加速すると円全般が買い戻された。もっとも、主要通貨に対してユーロが売られると同時に円売りが出たため、次第に上値が切り下がった。

[2012-10-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日の欧州外国為替市場で円は頭が重かった。ユーロ圏・独経済指標の悪化をきっかけに円買いユーロ売りが強まると、他の通貨に対しても円買いが波及。スペインの国債利回りが上昇したことも円の支援材料となり、序盤は堅調に推移した。
 ただ、そのあとは徐々に上値を切り下げる展開に。スペインの国債利回りが低下に転じたうえ、欧州株が上昇したため円売り外貨買いがじわりと強まった。「対ギリシャの支援条件で目標達成の期限は延長された」との報道が伝わり、欧州債務問題への警戒感が和らいだことも円の重しとなった。
 【 通貨ペア 】
・ユーロ円は下値が堅かった。17時過ぎに一時1ユーロ=102円99銭前後と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。22時過ぎに103円68銭付近まで値を戻した。
・豪ドル円はしっかり。7-9月期豪消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことや、中国経済指標の改善が引き続き意識されて円売り豪ドル買いが出た。22時過ぎに一時本日高値となる1豪ドル=82円64銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは10月独製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値10月独Ifo企業景況感指数が相次いで予想を下回り、ユーロ売りが先行。前日の安値1ユーロ=1.2952ドル前後を下抜けて目先のストップロスを誘発すると、19時過ぎに一時1.2921ドル前後まで下げ足を速めた。
 ただ、欧州株が底堅く推移し、スペインの国債利回りが低下すると、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ次第に買い戻しが優勢に。「対ギリシャの支援条件で目標達成の期限は2年間延長される」とのトロイカとギリシャの合意文書草案が伝わると、買い戻しが加速し一時1.2984ドル付近まで値を戻した。

[2012-10-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。欧州株式相場が底堅く推移したことで、投資家のリスク許容度改善を意識した円売り外貨買いの動きが先行した。もっとも、米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に市場では全般に様子見ムードが強かったことから、円売りの動きも限定的。ニューヨーク午後に入ると、ダウ平均が下げに転じたことで円が一時買い戻される場面もあった。
 なお、米連邦準備理事会(FRB)は23―24日開催のFOMCで、政策金利を0.0%から0.25%の範囲に据え置くことを決めたと発表。声明文も前回とほぼ同様の内容であったため、目立った反応は見られなかった。
 個別ではカナダドルに対して円はしっかり。カーニー・カナダ銀行(中央銀行)総裁が「金利引き上げについてはより切迫していない」との見解を示したことを手掛かりにカナダドル売りが強まった影響を受けた。一方、NZドルに対して軟調。ニュージーランド準備銀行(RBNZ)は政策金利を現行の2.50%で据え置いたが、市場では「政策金利発表後にNZドル売りを進めていた向きからの買い戻しが入った」との指摘があり、円売りNZドル買いの動きが目立った。

[2012-10-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り一服。本日早朝にニュージーランド準備銀行(RBNZ)政策金利を現行の2.50%に据え置くと発表。ウィーラーRBNZ総裁は声明で「政策金利の据え置きが当面適切である」などの見解を示した。当面の利下げはないとして円売りNZドル買いが継続すると、その他の通貨に対しても円が売られた。市場では「本日は5・10日(五十日)にあたり、仲値に向けた円売りドル買いが出た」「海外勢から円売りドル買いがじわりと強まった」との声が聞かれたうえ、日経平均株価の50円超高も円を押し下げる要因となった。
 ただ、上海総合指数がマイナス圏に沈むと投資家のリスク許容度改善に歯止めが掛かり、円売りは一服した。

[2012-10-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り優位。日経新聞が「日銀は30日の金融政策決定会合で国債などの資産買入等の基金の規模を10兆円積み増す案を軸に検討する」と報じたことをはやして、海外勢中心にまとまった円売りが持ち込まれた。日経平均株価が引けにかけて100円を超す上げ幅となったうえ、欧州株やスペイン国債も上昇したため、投資家心理の改善を意識した円売りが続いた。
 7-9月期英国内総生産(GDP)速報値が前期比1.0%増、前年同期比横ばいと市場予想平均の前期比0.6%増、前年同期比0.5%減をいずれも上回ったことがわかると、対ポンド中心にさらに円が売られた。

[2012-10-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円は軟調。日銀が30日の金融政策決定会合で追加金融緩和に踏み切るとの観測から円売りが優勢となった。9月米耐久財受注や前週分の新規失業保険申請件数など一連の米経済指標を受け、米景気の減速懸念が後退したことも円売りドル買いを後押しした。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分過ぎに一時1ドル=80円33銭前後と6月25日以来4カ月ぶりの高値を付けた。ただ、市場では「80円50銭前後にかけては日本の輸出企業の円買いドル売り注文が断続的に観測されている」との指摘があり、一本調子で上昇する展開にはならなかった。
・ポンド円は一時1ポンド=129円65銭前後まで急伸。7-9月期英国内総生産(GDP)速報値が市場予想を上回り、全般ポンド買いが強まった流れに沿った。
・ユーロドルは欧州株高を背景に投資家がリスクを取りやすくなるとの観測から、ユーロ買いが進行し一時1ユーロ=1.3023ドル前後まで値を上げたもののその後失速した。英GDPの改善をきっかけにユーロ安・ポンド高が進んだ影響を受けたほか、予想を上回る米経済指標がドル買い材料とみなされて一時1.2971-74ドルまで下押しした。なお、ユーロポンドは一時1ユーロ=0.80416ポンド前後まで下落した。

[2012-10-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。9月米耐久財受注額や前週分の新規失業保険申請件数がいずれも市場予想より強い結果となり、ダウ平均も高く始まったことから、投資家のリスク許容度拡大を意識した円売り外貨買いの動きが先行した。その後はダウ平均が失速したため、円が買い戻される場面も見られたが、引けにかけては日銀の追加金融緩和期待が重しとなり再び売りに押された。なお、「格付け会社フィッチが米国の格付け『AAA』を引き下げる」との噂が一時広がる場面があったが、その後にフィッチは噂を否定。「米国の格付けの変更は2013年までない公算」との見解を示したことから、対ドルでの円買いの反応は限定的だった。
 一方、NZドルに対してはしっかり。引け際にウィーラーNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁が金利引き下げや為替介入の可能性について言及したため、円買いNZドル売りの動きが目立った。

[2012-10-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。日銀の追加金融緩和期待が改めて高まるなか、9月米耐久財受注や前週分の新規失業保険申請件数が予想より強かったことを受けて前日NY時間に円売りドル買いが強まった影響が残った。ただ、9月全国消費者物価指数(CPI)や10月東京都区部CPIが予想を上回ったことがわかると、日銀の追加緩和期待が若干後退し持ち高調整の円買い戻しが広がった。市場では「国内輸出企業から円買いが散見された」「海外勢から円買いが持ち込まれた」との声が聞かれたうえ、上海総合指数や日経平均株価、時間外のダウ先物の下げ幅拡大をながめ対オセアニア通貨中心にリスク回避的な円買いが強まった。

[2012-10-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い一服。アジア株や時間外のダウ先物の下げ幅拡大を背景に、アジア時間序盤から円買いが優位となった流れを引き継いだ。欧州株先物やスペイン国債が安く始まったことをきっかけに改めて円買いが持ち込まれたうえ、週末や来週30日の日銀金融政策決定会合を控えた円買い戻しも入り、堅調に推移した。ただ、円買いが一巡すると手掛かり材料に乏しかったこともあり高値圏で方向感を欠いた。
 なお、城島光力財務相は26日、国債市場特別参加者会合で「健全で安定的な国債市場は日本経済にとって重要」「財政運営全体について今後も市場の信認を確保すべく努力する」などと語ったが、市場の反応は薄かった。

[2012-10-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円は上値が重かった。週末を控えてポジション調整の円買い外貨売りが先行。欧州株が安く始まったことも円の支援材料となり、しばらくは堅調に推移した。ただ、ニューヨークの取引時間帯に入り、7-9月期米国内総生産(GDP)速報値が前期比年率2.0%増と予想を上回ったことが分かると、円売りドル買いがじわりと強まった。欧州株が持ち直し、ダウ先物が下げ幅を縮めたことも円売り外貨買いを誘った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は20時前に一時1ドル=79円72銭前後まで値を下げたものの、その後下げ渋った。
・ユーロ円も20時前に一時1ユーロ=102円73銭前後と日通し安値を付けたが、そのあとは103円台前半まで値を戻している。
・ユーロドルは欧州株が下落したことを背景に、投資家のリスク許容度が低下するとの観測からユーロ売りドル買いが進行。19時30分過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=1.2883ドル前後まで値を下げた。ただ、米GDP発表後に時間外のダウ先物が下げ幅を縮め、欧州株が持ち直すと投資家のリスク回避姿勢が後退するとの思惑からユーロ買い戻しが進んだ。一時1.2936ドル付近まで値を戻した。

[2012-10-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円はしっかり。序盤こそ7-9月期米国内総生産(GDP)速報値が市場予想平均を上回ったことを受けて、投資家のリスク志向改善を意識した円売り外貨買いの動きが見られたが、その後は次第に下げ幅を縮小。週末を前に持ち高調整の動きが進み、日銀の追加金融緩和観測を背景に円売りを進めていた参加者から買い戻しが入った。また、米国株式相場が軟調に推移したこともリスク回避目的の円買い誘ったようだ。ニューヨーク時間の午後に入ってダウ平均が持ち直すと買いの動きも一服したものの、総じて円は底堅く推移した。
 個別ではポンドやカナダドルに対して堅調。持ち高調整主体の動きだっただけに、金融引き締め思惑の高まったカナダドルや強い英GDPが好感されたポンドなど、今週に上昇が目立った通貨に対しては特に円の買い戻しが優勢だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=79円70銭前後に観測されていたストップロスを誘発して下げ幅を拡大。23時過ぎには79円49銭前後まで値を下げた。
・ユーロ円は23時過ぎに1ユーロ=102円67銭前後まで下落したが、一巡後はユーロドルが買い戻されたことにつれて下げ渋った。
・ユーロドルは強含み。米GDP発表後に時間外のダウ先物が下げ幅を縮め、欧州株が持ち直したため、投資家のリスク許容度が改善するとの思惑から上昇した。欧州中央銀行(ECB)欧州連合(EU)はスペイン支援プログラムについての報告で、「バッドバンクについてスペイン政府と合意し、12月1日から稼動する」と発表。また、国際通貨基金(IMF)は「スペインの金融セクターの改革で重要な進展があった」との見解を示した。欧州債務問題への先行き不透明感が緩和したことも買い材料視され、23時過ぎには1ユーロ=1.2956ドル前後とアジア時間につけた日通し高値に面合わせする場面も見られた。

[2012-10-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。28日に「トロイカがギリシャに債務再編を提案する」と報じられたほか、「ショイブレ独財務相がギリシャの債務再編を拒否した」と伝わるなど、欧州債務問題を巡る先行き不透明感が改めて広がり、対ユーロ中心に円買いが先行した。ただ、さらに円買いを進める材料が見当たらないなか、持ち高調整の円売りが出て上値が切り下がった。もっとも、明日に日銀金融政策決定会合を控えて様子見ムードが広がったうえ、ハリケーン「サンディ」が接近する影響から29日の米国株式相場などが休場となり、商いが薄れたため目立った値動きは見られなかった。

[2012-10-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。28日にギリシャの債務再編を巡る報道が交錯したほか、本日発表された9月スペイン小売売上高が市場予想を大幅に下回ったことを背景に、欧州株先物やスペイン国債の売りが先行。現物の欧州株も下げ幅を拡大し、リスク回避姿勢を強めた投資家から円買いが持ち込まれた。
 前原誠司国家戦略・経済財政担当相が29日、「明日の日銀金融政策決定会合に予定通り出席する」などと語ったが、市場の反応は薄かった。

[2012-10-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円は小動き。日銀による追加緩和期待が円の重しとなる一方、利益確定の円買いが入ったため相場は狭いレンジでのもみ合いとなった。ハリケーン「サンディ」の接近を受けて29日の米市場がほぼ休場となるため、方向感が出にくい面もあった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は19時30分過ぎに一時本日安値となる1ドル=79円53銭前後まで値を下げたものの、欧州時間のレンジは19銭程度と小さかった。
・ユーロ円は17時過ぎに一時1ユーロ=102円54銭前後と日通し安値を付けたものの、そのあとは狭いレンジでの値動きが続いた。
・ユーロドルはスペインの支援要請やギリシャの財政再建をめぐる不透明感が強く、ユーロ売りドル買いが先行。17時過ぎに一時1ユーロ=1.2887ドル前後と日通し安値を付けた。スペイン国債の下落や欧州株安も相場の重荷となった。ただ、前週末の安値1.28825ドル前後が下値の目処として意識されたうえ、市場では「1.2880ドルにはまとまった規模の買い注文が観測されている」との指摘があり、売り一巡後は下げ渋った。
 ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)は29日、「ユーロの為替レートには非常に満足している」などと述べたものの、相場の反応は限定的だった。

[2012-10-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円はさえない。ハリケーン「サンディ」の影響で米市場が事実上の休場となり取引が細るなか、目先の目処として強く意識された200日移動平均線を割り込むことが出来ずに下値の堅さを確認したことで、持ち高調整を主体とした円売りドル買いが徐々に進んだ。
 9月米個人消費支出(PCE、季節調整済み)が前月比0.8%増と市場予想平均の0.6%程度増を上回る強い結果となったものの、参加者の少ない市場では目立った反応は見られなかった。
 なお、米労働省は29日、「ハリケーン『サンディ』の影響で11月2日に予定している10月米雇用統計の発表を延期する可能性がある」との見解を示していたが、その後「11月2日に予定通り10月米雇用統計を発表する」とした。

[2012-10-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はさえない。本日は月末間近の5・10日(五十日)にあたり、仲値に向けた円売りドル買いが広がった。午後に日銀金融政策決定会合の結果公表を控え、追加金融緩和を期待した円売りドル買いが海外勢中心に持ち込まれたほか、日経平均株価や上海総合指数が底堅く推移したことも円の重しとなった。また、日銀金融政策決定会合への出席を予定している前原誠司国家戦略・経済財政担当相が30日、「物価目標が達成されていないなか、強力な金融緩和を求めていきたい」など語るとさらに円が売られた。

[2012-10-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。日銀金融政策決定会合の結果公表を前に、思惑的な円買いが先行した。ただ、その後しばらく結果が伝わらず、市場で「大規模な追加金融緩和や経済・物価情勢の展望(展望レポート)の表現を巡り、議論が長引いているのでは」との見方が広がると、次第に円売りが優位となった。
 日銀は30日、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を0-0.1%のまま据え置くことを全会一致で決めたほか、資産買入等の基金を約11兆円増額した。発表直後に円売りが強まったが、市場関係者からは「11兆円増額は市場が期待していた最低ライン」との指摘があり、失望的な円買い戻しが一転優位となった。
 その後、「円買いを仕掛けた海外勢が持ち高調整の円売りに動いた」との声が聞かれ、円全体の上値が切り下がった。また、7-9月期スペイン国内総生産(GDP)が予想を上回り、欧州株が上げ幅を拡大するにつれて対ユーロ中心に円売りが進んだ。

[2012-10-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。日銀金融政策決定会合を受けた円買いドル売りが一巡し、欧州市場では徐々に値動きが細っている。ハリケーン「サンディ」の影響で米市場が実質休場となるため、様子見姿勢が強く動意に乏しい展開となった。
 なお、米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が発表した8月S&Pケース・シラー住宅価格指数は前年比2.0%上昇と予想の前年比1.9%上昇を上回ったものの、相場の反応は限定的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=79円台前半での狭いレンジ取引が続いた。
・ユーロ円は1ユーロ=103円ちょうどを挟んだもみ合いとなった。
・ユーロドルはしっかり。7-9月期スペイン国内総生産(GDP)が予想を上回ったうえ、イタリアの国債入札が「好調だった」と受け止められたため、欧州株相場が堅調に推移。投資家がリスクを取りやすくなるとの見方からユーロ買いドル売りが進んだ。市場では「米系ネームの買いが入った」との指摘もあった。22時過ぎに一時1ユーロ=1.2974ドル前後まで上値を伸ばした。

[2012-10-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含んだ。日銀の政策決定を受けて円買いドル売りが進んだ反動から、海外時間では円買いポジションを解消する流れが主となった。前日安値や200日移動平均線などのテクニカル的なポイントを下抜けたことも重しとなった。7-9月期スペイン国内総生産(GDP)が予想よりも強い結果となったことや、イタリアの国債入札が「好調だった」と受け止められたことで円売りユーロ買いが進んだことも円全体を押し下げた。
 米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が30日発表した8月のS&Pケース・シラー住宅価格指数は前年比2.0%上昇となり、市場予想平均の前年比1.9%上昇を上回った。もっとも、昨日に引き続き「サンディ」の影響で本日のNY市場がほぼ休場となったことから目立った反応は見られなかった。
 なお、ナスダックOMXグループは30日、「ナスダック株式市場とその他のナスダックOMX傘下の米取引所、31日は取引を行う」と発表。NY証券取引所も「31日に通常の取引を再開する」と発表した。また、米証券業金融市場協会(SIFMA)は「31日に米債券市場の取引を再開する」ことを勧告した。

[2012-10-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。9月NZ住宅建設許可件数が前月比7.8%増加と市場予想平均の前月比3.0%増加を上回り、円売りNZドル買いが先行した。9月豪住宅建設許可件数が前月比7.8%増加と市場予想平均の前月比1.0%増加を上回ったことがわかると、対豪ドル中心に円売りがやや進んだ。ただ、市場では「国内輸出企業から月末絡みの円買いドル売りが散見された」との声が聞かれ円の下値が切り上がった。

[2012-10-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。日銀金融政策決定会合を受けて前日に乱高下したこともあり、いったん様子見ムードが広がるなか、手掛かりとなる材料も伝わらず方向感のない取引が続いた。ただ、時間外の米長期金利が次第に上昇幅を広げると、日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが強まる展開に。時間外のダウ先物が持ち直し堅調に推移したうえ、欧州株の買いが先行したため、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方も円売りを促した。

[2012-10-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日の欧州外国為替市場で円は弱含み。時間外のダウ先物が持ち直したほか、スペインの国債利回りが急低下したため、投資家のリスク回避姿勢が後退し円売り外貨買いが出た。「日銀金融政策決定会合を通過し、これまでの円安トレンドに戻った」と指摘する市場参加者もいた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は堅調。23時前に一時本日高値となる1ドル=79円94銭前後まで値を上げた。シカゴ購買部協会が発表した10月景気指数(シカゴPMI)は49.9と好況と不況の分かれ目とされる50を下回り、予想の51.0よりも弱い内容となったが、相場の反応は限定的だった。
・ユーロ円は上昇。9月の独小売売上高指数が予想を上回るなど、ユーロ圏の景気回復期待を背景にユーロ買いが進んだ。20時過ぎに一時1ユーロ=103円93銭前後と日通し高値を付けた。
・ユーロドルは独小売統計の改善やスペイン国債の上昇などを手掛かりにユーロ買いドル売りが先行。「ギリシャの次回融資をめぐる交渉が進展している」との観測が広がると、同国の資金繰り不安が後退しユーロを買う動きが優勢となった。市場では「中東勢の買いが入った」との指摘があり、前日の高値1ユーロ=1.29845ドル前後を上抜けるとストップロスを誘発。20時30分前に一時1.30205ドル前後まで上値を伸ばした。

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