2012年10月6日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
5日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後、買い戻された。9月米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比11万4000人増と市場予想平均の前月比11万5000人増より若干弱かった。ただ、失業率が7.8%と市場予想平均の8.2%より強かったことを受けて、米長期金利の上昇幅拡大とともに円売りドル買いが加速した。また、9月カナダ新規雇用者数や8月カナダ住宅建設許可件数が予想より強く、円売りカナダドル買いが優位に。欧米株価の上昇も投資家心理の改善につながり、円が全面安となった。
 その後、WTI原油先物相場や金先物相場が下げ幅を拡大したうえ、米国株が頭の重い展開となったことなどをながめ、主要通貨に対し断続的な資源国通貨売りが持ち込まれた。円買い・資源国通貨売りが優勢となり円全体が押し上げられた。
【 通貨ペア 】
 ドル円は1ドル=78円88銭前後と9月19日以来の高値まで上げた後、78円70銭前後での持ち高調整が続いた。
 ユーロ円は9月19日以来の高値となる1ユーロ=102円80銭前後まで上げた後、102円36-41銭まで伸び悩んだ。
 ランド円は急落。南アフリカの鉱山ストライキをめぐるカントリーリスクが引き続き嫌気された。1ランド=9円ちょうど前後を下抜けて損失覚悟の売り注文を断続的に巻き込み、2009年2月12日以来の安値となる8円89銭前後まで急速に下げ幅を広げた。なお、ドル・ランドは1ドル=8.8465ランド前後と2009年4月28日以来の高値まで上げた。
 ユーロドルは上げ幅縮小。9月米失業率の改善を受けて欧米株価が上げ幅を拡大したことが買いを誘った。9月19日以来の高値となる1ユーロ=1.3072ドル前後まで上げた。ただ、商品相場の大幅下落をながめ資源国通貨売りドル買いが加速したほか、ダウ平均が一時マイナス圏に沈んだ影響から1.3013-16ドルまで下げた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

フランソワ・オランド[NP     HDP -4.5 CHDP +0.5 RHDP -4.5 CRHDP +0.5]
オランド・フランス大統領「スペインの救済は10月の首脳会議までに明確にされなければならない」

ギリシャ政府関係[NP-6.8 HDP -4.6 CHDP -0.1 RHDP -4.6 CRHDP -0.1]
ギリシャ統計局は5日、2011年のギリシャGDPを従来の6.9%減から7.1%減に修正したと発表した。

ヨルグ・アスムッセン[NP+3.0 HDP -1.8 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.2]
アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事「ECBはギリシャの債務返済の延長や政策金利の引き下げはできない」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ヨルグ・アスムッセン[NP+3.0 HDP -1.8 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.2]
アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事「ECBはギリシャの債務返済の延長や政策金利の引き下げはできない」

2012年10月6日のFX要人発言・ニュース

バラク・オバマ[NP-4.6 HDP -1.9 CHDP -0.1 RHDP -3.4 CRHDP +0.1]
バラク・オバマオバマ米大統領「9月米雇用統計は多くのアメリカ人が労働人口に加わっていることを示唆するが、あまりに多くの人に仕事がないことを示した」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.1 CRHDP +0.3]
連邦準備制度理事会(FRB)米連邦準備理事会(FRB)は5日、ニューヨーク連銀を通じて2013年2月-14年2月に償還を迎える米国債78億200万ドルを売却したと発表した。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス格付け会社フィッチは5日、ヒューレット・パッカード(HP)の長期発行体デフォルト格付(IDR)を「A」から「A-」に引き下げたと発表した。また、見通しは「安定的」とした。

フランソワ・オランド[NP     HDP -4.5 CHDP +0.5 RHDP -4.5 CRHDP +0.5]
フランソワ・オランドオランド・フランス大統領「QE3は新興市場に為替圧力をかける」

フランソワ・オランド[NP     HDP -4.5 CHDP +0.5 RHDP -4.5 CRHDP +0.5]
フランソワ・オランドオランド・フランス大統領「スペインの救済は10月の首脳会議までに明確にされなければならない」

ギリシャ政府関係[NP-6.8 HDP -4.6 CHDP -0.1 RHDP -4.6 CRHDP -0.1]
ギリシャ政府関係ギリシャ統計局は5日、2011年のギリシャGDPを従来の6.9%減から7.1%減に修正したと発表した。

日本政府関係[NP-3.0 HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.7 CRHDP +0.0]
日本政府関係日経新聞が報じたところによると、政府は10月の月例経済報告で景気の基調判断を引き下げる検討に入ったという。9月まで「回復の動きに足踏みがみられる」としていた表現を「弱含んでいる」などに変える方向で調整し、下方修正すれば3カ月連続となるとのこと。

マリアーノ・ラホイ[NP     HDP -5.4 CHDP -0.1 RHDP -5.4 CRHDP -0.1]
マリアーノ・ラホイラホイ・スペイン首相「救済に関してまだ決定していない」

エリザベス・デューク[NP+2.0 HDP -0.6 CHDP +0.1 RHDP -0.6 CRHDP -0.1]
エリザベス・デュークデューク米連邦準備理事会(FRB)理事「米住宅市場に改善がみられる」(金融政策についてコメントせず)

ヨルグ・アスムッセン[NP+3.0 HDP -1.8 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.2]
ヨルグ・アスムッセンアスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事「ECBはギリシャの債務返済の延長や政策金利の引き下げはできない」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要5日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後、買い戻された。9月米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比11万4000人増と市場予想平均の前月比11万5000人増より若干弱かった。ただ、失業率が7.8%と市場予想平均の8.2%より強かったことを受けて、米長期金利の上昇幅拡大とともに円売りドル買いが加速した。また、9月カナダ新規雇用者数や8月カナダ住宅建設許可件数が予想より強く、円売りカナダドル買いが優位に。欧米株価の上昇も投資家心理の改善につながり、円が全面安となった。
 その後、WTI原油先物相場や金先物相場が下げ幅を拡大したうえ、米国株が頭の重い展開となったことなどをながめ、主要通貨に対し断続的な資源国通貨売りが持ち込まれた。円買い・資源国通貨売りが優勢となり円全体が押し上げられた。
【 通貨ペア 】
 ドル円は1ドル=78円88銭前後と9月19日以来の高値まで上げた後、78円70銭前後での持ち高調整が続いた。
 ユーロ円は9月19日以来の高値となる1ユーロ=102円80銭前後まで上げた後、102円36-41銭まで伸び悩んだ。
 ランド円は急落。南アフリカの鉱山ストライキをめぐるカントリーリスクが引き続き嫌気された。1ランド=9円ちょうど前後を下抜けて損失覚悟の売り注文を断続的に巻き込み、2009年2月12日以来の安値となる8円89銭前後まで急速に下げ幅を広げた。なお、ドル・ランドは1ドル=8.8465ランド前後と2009年4月28日以来の高値まで上げた。
 ユーロドルは上げ幅縮小。9月米失業率の改善を受けて欧米株価が上げ幅を拡大したことが買いを誘った。9月19日以来の高値となる1ユーロ=1.3072ドル前後まで上げた。ただ、商品相場の大幅下落をながめ資源国通貨売りドル買いが加速したほか、ダウ平均が一時マイナス圏に沈んだ影響から1.3013-16ドルまで下げた。

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ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
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