2012年10月12日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋った。欧州市場で、ソフトバンクの米スプリント・ネクステル買収の話が伝わったことや、前原誠司国家戦略・経済財政担当相が日本の単独介入の可能性を示唆したことなどを背景に円が売られた流れを引き継いだ。ニューヨーク市場の序盤には新規失業保険申請件数が強い結果となったことを好感して、欧州株や時間外の米株価指数先物が上げ幅を拡大したため、円売りが加速。現物の米国株が堅調に推移したことも円売りを後押しし下げ幅が広がった。
　ただ、ニューヨーク市場の午後に入ると米国株が失速。つれる格好で円の買い戻しが入り下げ幅が縮まった。新規失業保険申請件数に関して「四半期初めの季節調整難を反映した可能性がある」「報告を怠った州があるとの噂が広がった」との指摘があり、結果に懐疑的な見方が広がったことが、株価の失速につながった面があった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。前日の海外市場では、「ソフトバンクが米携帯電話会社スプリント・ネクステルの買収を検討中」と伝わり、「買収資金としての円売りドル買いが発生する」との思惑から円安が進んだ。アジア市場でもこの流れを引き継いで円売りドル買いが先行した。仲値決済に向けた円売りドル買いも出て、しばらくは弱含んで推移した。
　ただ、一段と円を売る材料に乏しく、そのあとは徐々に下げ幅を縮めている。中国や日本株相場が下げに転じたことも相場の支えとなったほか、市場では「1ドル＝78円台半ばから79円ちょうどにかけては円買いドル売り注文が厚い」との指摘があった。
　なお、前原誠司国家戦略・経済財政担当相は12日、バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長やドラギ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁と相次いで会談する予定だ。前原氏は「（会談で）円高に触れないことはありえない」「最大の問題は円高基調」などと述べたが、目立った反応は見られなかった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。新規材料難から様子見ムードが広がり、しばらくはもみ合いの展開が続いた。ただ、欧州勢が加わる時間帯に入ると、ユーロクロスの上昇をきっかけに円売りユーロ買いが強まり、他の通貨に対しても円売りが波及した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円はドルや資源国通貨に対してじり高。時間外の米長期金利が低下に転じ低下幅を拡大したため、日米金利差縮小を意識した円買いドル売りが散見された。また、ユーロ買い資源国通貨売りが強まった影響から、円高資源国通貨安が小幅に進んだ。
　一方、円は欧州通貨に対してもみ合い。前原誠司国家戦略・経済財政担当相は12日夕、記者団に対して「日本が円高基調でデフレが続いているとバーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長に話した」などと述べたほか、日欧の要人から発言が相次いだが取引材料とはみなされず方向感が出なかった。
　【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに1ドル＝78円32銭前後とアジア時間につけた日通し安値に面合わせした。
・ユーロ円は1ユーロ＝101円75銭前後で方向感が定まらなかった。
・ユーロドルは小高い。ユーロ買い資源国通貨売りが強まったほか、対ポンドや円でドル売りが進んだ流れに沿ってユーロ買いドル売りが小幅に入った。22時前に１ユーロ＝1.2992ドル前後までじり高となった。ただ、手掛かり材料に乏しいなかでさらに買われる展開にはなっていない。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

中国政府関係[NP     HDP +1.6 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP -0.3]
・関係者の話として「中国最大の銀行が融資金利引き下げ圧力に抵抗している」と報じた。

チャールズ・プロッサー[NP+4.4 HDP +2.7 CHDP +0.0 RHDP +3.5 CRHDP +0.0]
・プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁「現在の政策は、長期的なインフレリスクをもたらしている」「米国の失業率は徐々に低下」

チャールズ・プロッサー[NP+4.8 HDP +2.7 CHDP +0.0 RHDP +3.5 CRHDP +0.0]
・プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁「9月の雇用統計はほとんどがよいニュース」「雇用の数値が誤っているということは考えられない」

ジェームズ・ブラード[NP+4.0 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +2.5 CRHDP -0.1]
・ブラード米セントルイス連銀総裁「新規失業保険申請件数の変動率は大きい」「失業率は低下し続けるだろう」「年後半は2％成長」

日本政府関係[NP-4.8 HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP +0.0]
・前原誠司国家戦略・経済財政担当相「月例経済報告、踊り場との判断はしていない」「後退局面入りかどうか、現状では確たること申し上げられない」

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは12日、「日本の政治的停滞が日本の債務見通しにとって懸念材料」「日本国債の利回りは低水準が続く可能性が高い」との見解を示した。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは12日、「ギリシャがユーロを離脱する確率は3分の1」「中心的なシナリオでは、ユーロを離脱する国はないと想定」との見解を示した。

日本銀行(日銀)関係[NP+2.0 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -3.5 CRHDP +0.0]
・宮尾龍蔵日銀審議委員「短期的刺激策を過剰に発動すると不均衡を生む」

イグナシオ・ビスコ[NP     HDP -2.0 CHDP +2.0 RHDP -2.0 CRHDP +2.0]
・ビスコ・イタリア中銀総裁「5％を超える国債利回り、イタリアにとっては持続可能だ」

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
・ノーベル平和賞は欧州連合（ＥＵ）に授与されることが決まった。

中国人民銀行関係[NP+4.6 HDP +1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP -0.1]
・易綱・中国人民銀行副総裁「2012年の中国ＧＤＰ伸び率は7.8％前後となり、公式目標の7.5％は確実に上回る見通し」

グレン・スティーブンス[NP-5.0 HDP +1.5 CHDP -0.1 RHDP +0.0 CRHDP -0.2]
・スティーブンス豪準備銀行（ＲＢＡ）総裁「資源産業への投資は来年ピークを迎える見込み」「豪州には成長減速を緩和する余地がある」

グレン・スティーブンス[NP-5.6 HDP +1.4 CHDP -0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.4]
・スティーブンス豪準備銀行（ＲＢＡ）総裁「豪ＧＤＰの伸びは軟化している」「中国の景気減速は豪州にとって問題」「必要なら利下げの余地がある」

ブノワ・クーレ[NP     HDP -1.5 CHDP +0.2 RHDP -1.5 CRHDP +0.2]
・クーレ欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事「ギリシャに財政目標を達成するために２年間の時間猶予を与えるには、追加の資金が必要となる。ＥＣＢはその資金を供給しないだろう」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

アジア開発銀行関係[NP-5.0 HDP -0.1 CHDP -0.4 RHDP -0.1 CRHDP -0.4]
・黒田東彦アジア開発銀行（ＡＤＢ）総裁「ユーロ崩壊ならかなりのコストであり、断固たる行動が必要」「ユーロ危機終息と言うのは時期尚早だ」

2012年10月12日のFX要人発言・ニュース

会社・企業関係[NP     HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
会社・企業関係・米携帯電話3位のスプリント・ネクステルは11日、国内携帯電話3位のソフトバンクによる経営権取得に向けた協議を確認したと発表した。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
欧州連合(EU)・欧州連合（ＥＵ）当局者の話として「イランにさらなる制裁を加える余地が依然としてある」「ＥＵはイランに対しさらなる制裁を加える可能性を検討している」と伝えた。

中国政府関係[NP     HDP +1.6 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP -0.3]
中国政府関係・関係者の話として「中国最大の銀行が融資金利引き下げ圧力に抵抗している」と報じた。

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP +0.2]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は11日、ニューヨーク連銀を通じて2019年1月－2042年2月に償還を迎えるインフレ指数連動債（ＴＩＰＳ）12億5000万ドルを買い入れたと発表した。

チャールズ・プロッサー[NP+4.4 HDP +2.7 CHDP +0.0 RHDP +3.5 CRHDP +0.0]
チャールズ・プロッサー・プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁「現在の政策は、長期的なインフレリスクをもたらしている」「米国の失業率は徐々に低下」

米政府関係[NP     HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP -0.2]
米政府関係・米財務省によると、30年債入札（ダッチ方式）の落札結果は最高落札利回りが2.904％、応札倍率（カバー）が2.49倍となった。

チャールズ・プロッサー[NP     HDP +2.7 CHDP +0.0 RHDP +3.5 CRHDP +0.0]
チャールズ・プロッサー・プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁「財政政策の道筋は持続不可能」

チャールズ・プロッサー[NP+4.8 HDP +2.7 CHDP +0.0 RHDP +3.5 CRHDP +0.0]
チャールズ・プロッサー・プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁「9月の雇用統計はほとんどがよいニュース」「雇用の数値が誤っているということは考えられない」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.6 CHDP -0.1 RHDP -4.6 CRHDP -0.1]
ギリシャ政府関係・ギリシャ当局筋の話として「税制改革で著しい進展があった」と報じた。

マリオ・モンティ[NP     HDP -0.8 CHDP +0.4 RHDP -0.8 CRHDP +0.4]
マリオ・モンティ・モンティ・イタリア首相「監督メカニズムがいったん行われることになれば、ＥＳＭは直接銀行に資本増強する可能性が迅速に与えられるべき」

ジェームズ・ブラード[NP+4.0 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +2.5 CRHDP -0.1]
ジェームズ・ブラード・ブラード米セントルイス連銀総裁「新規失業保険申請件数の変動率は大きい」「失業率は低下し続けるだろう」「年後半は2％成長」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・11日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋った。欧州市場で、ソフトバンクの米スプリント・ネクステル買収の話が伝わったことや、前原誠司国家戦略・経済財政担当相が日本の単独介入の可能性を示唆したことなどを背景に円が売られた流れを引き継いだ。ニューヨーク市場の序盤には新規失業保険申請件数が強い結果となったことを好感して、欧州株や時間外の米株価指数先物が上げ幅を拡大したため、円売りが加速。現物の米国株が堅調に推移したことも円売りを後押しし下げ幅が広がった。
　ただ、ニューヨーク市場の午後に入ると米国株が失速。つれる格好で円の買い戻しが入り下げ幅が縮まった。新規失業保険申請件数に関して「四半期初めの季節調整難を反映した可能性がある」「報告を怠った州があるとの噂が広がった」との指摘があり、結果に懐疑的な見方が広がったことが、株価の失速につながった面があった。

世界の政策金利関係[NP     HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
世界の政策金利関係・ペルー中銀は12日、政策金利を4.25％で据え置くことを決めたと発表した。

ジム・フラハティ[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP -0.2]
ジム・フラハティ・フラハティ･カナダ財務相「G7は景気回復が弱まった場合に可能な行動について協議」

ピーター・プラート[NP     HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.1]
ピーター・プラート・プラート欧州中央銀行（ＥＣＢ）専務理事「ユーロ圏の設計上の欠陥は認識されている」

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・シンガポール金融通貨庁（ＭＡＳ）は12日、「取引バンドの傾斜を変更せず、緩やかで段階的なシンガポールドルの上昇を維持する」との見解を示した。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・シンガポール金融通貨庁（ＭＡＳ）は12日、「金融政策バンドの幅や中間値を変更しない」との見解を示した。

クリスティーヌ・ラガルド[NP-2.0 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.2]
クリスティーヌ・ラガルド・ラガルド国際通貨基金（ＩＭＦ）専務理事「金融システムの安全性、リーマン時よりそれほど高くない」

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・複数の通信社が伝えたところによると、10月限日経225オプションＳＱ（特別清算指数）暫定値は8517.75円となった。

イェンス・バイトマン[NP     HDP +1.3 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP -0.2]
イェンス・バイトマン・バイトマン独連銀総裁「ギリシャについてはトロイカの報告を待つ必要がある」「ＩＭＦの2者間信用供与の枠組みに独連銀が調印へ」

イェンス・バイトマン[NP-3.0 HDP +1.2 CHDP -0.1 RHDP +1.1 CRHDP +0.3]
イェンス・バイトマン・バイトマン独連銀総裁「ドイツ経済は下期に停滞へ」「ドイツ経済は欧州の調整プロセスの影響を受けている」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP -0.8 CHDP +0.2 RHDP -1.4 CRHDP +0.1]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「ユーロ圏各国はコミットメントを守り実行する」「Ｇ20は欧州が前進していることに注目している」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP -0.8 CHDP +0.2 RHDP -1.4 CRHDP +0.1]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「Ｇ7は公的債務を削減し、過剰流動性の発生を回避すべきとの見解を強く支持する」

米政府関係[NP-4.6 HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.2]
米政府関係・バイデン米副大統領は11日、「失業率を6％未満に低下させることができる。失業率低下の時期は不確実」などと述べた。

日本政府関係[NP-4.4 HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP +0.0]
日本政府関係・前原誠司国家戦略・経済財政担当相「景気の先行きについて、警戒感を持ってみていく必要ある」

日本政府関係[NP-4.8 HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP +0.0]
日本政府関係・前原誠司国家戦略・経済財政担当相「月例経済報告、踊り場との判断はしていない」「後退局面入りかどうか、現状では確たること申し上げられない」

日本政府関係[NP-4.8 HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP +0.0]
日本政府関係・前原誠司国家戦略・経済財政担当相「最大の問題は円高基調」「日銀には強力な金融緩和を求め続けたい」

日本政府関係[NP-5.2 HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP +0.0]
日本政府関係・前原誠司国家戦略・経済財政担当相「（ＦＲＢ議長らとの会談で）円高に触れないことはありえず」

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは12日、「日本の政治的停滞が日本の債務見通しにとって懸念材料」「日本国債の利回りは低水準が続く可能性が高い」との見解を示した。

ブラジル政府関係[NP+1.0 HDP -2.6 CHDP +0.1 RHDP -3.1 CRHDP -0.1]
ブラジル政府関係・マンテガ・ブラジル財務相「ブラジルは資金移動に対応するため必要な措置をとる」「貿易と為替のあらゆる操作を回避する必要がある」「通貨戦争は世界の困難さを増す」

日本銀行(日銀)関係[NP     HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -3.5 CRHDP +0.0]
日本銀行(日銀)関係・白井早由里日銀審議委員「日米独の金利は経済実体より低く、反転上昇のリスクがある」

米政府関係[NP     HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.2]
米政府関係・11月の米大統領選に向けた副大統領候補のテレビ討論が現地時間の11日夜、ケンタッキー州ダンビルで行われ、民主党のジョー・バイデン副大統領と、共和党の副大統領候補ポール・ライアン下院議員が１度きりの対決に臨んだ。
　ＣＮＮによると、この討論会について48％がライアン氏の勝利、44％がバイデン氏勝利と回答した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。前日の海外市場では、「ソフトバンクが米携帯電話会社スプリント・ネクステルの買収を検討中」と伝わり、「買収資金としての円売りドル買いが発生する」との思惑から円安が進んだ。アジア市場でもこの流れを引き継いで円売りドル買いが先行した。仲値決済に向けた円売りドル買いも出て、しばらくは弱含んで推移した。
　ただ、一段と円を売る材料に乏しく、そのあとは徐々に下げ幅を縮めている。中国や日本株相場が下げに転じたことも相場の支えとなったほか、市場では「1ドル＝78円台半ばから79円ちょうどにかけては円買いドル売り注文が厚い」との指摘があった。
　なお、前原誠司国家戦略・経済財政担当相は12日、バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長やドラギ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁と相次いで会談する予定だ。前原氏は「（会談で）円高に触れないことはありえない」「最大の問題は円高基調」などと述べたが、目立った反応は見られなかった。

クリスティーヌ・ラガルド[NP     HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.2]
クリスティーヌ・ラガルド・ラガルド国際通貨基金（ＩＭＦ）専務理事「米国とユーロ圏が不確実性のある2つの地域だ」

クリスティーヌ・ラガルド[NP     HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.2]
クリスティーヌ・ラガルド・ラガルド国際通貨基金（ＩＭＦ）専務理事「世界の経済成長は失業を抑制するには不十分だ」「先進国の経済成長は活気を欠いている」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP -0.8 CHDP +0.2 RHDP -1.4 CRHDP +0.1]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「ユーロ圏は財政赤字の削減目標を履行しつつある」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP -0.8 CHDP +0.2 RHDP -1.4 CRHDP +0.1]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「ギリシャに関するトロイカの報告結果を待つ必要がある」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP+2.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.0]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「1年後には、欧州に関連する不透明感のほとんどを克服していると楽観」

日本政府関係[NP     HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP +0.0]
日本政府関係・内閣府は12日、昼過ぎに予定していた前原誠司経済財政相と欧州中央銀行（ＥＣＢ）のドラギ総裁との会談が中止になったと明らかにした。改めて会談を設定するかどうかについては調整しているという。

日本政府関係[NP-4.6 HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.5 CRHDP -0.1]
日本政府関係・前原誠司国家戦略・経済財政担当相「為替介入は財務省の大事な権限であり、しっかりやってもらいたい」

アジア開発銀行関係[NP-5.0 HDP -0.1 CHDP -0.4 RHDP -0.1 CRHDP -0.4]
アジア開発銀行関係・黒田東彦アジア開発銀行（ＡＤＢ）総裁「ユーロ崩壊ならかなりのコストであり、断固たる行動が必要」「ユーロ危機終息と言うのは時期尚早だ」

ドイツ政府関係[NP+1.8 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP -0.3]
ドイツ政府関係・独ハンデルスブラット紙は12日、「ドイツ政府は2013年のＧＤＰ成長率見通しを従来の1.6％から1.0％に引き下げる見通し」と報じた。また、12年成長率見通しは従来の0.7％から1.0％に引き上げるという。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは12日、「ギリシャがユーロを離脱する確率は3分の1」「中心的なシナリオでは、ユーロを離脱する国はないと想定」との見解を示した。

ルイス・デギンドス[NP     HDP -2.9 CHDP +1.0 RHDP -2.9 CRHDP +1.0]
ルイス・デギンドス・デギンドス･スペイン財務相「重要なのはＥＣＢの国債買い入れ計画がすでに発動する準備ができていると理解すること」「スペインの支援要請に関する決定は格付けに影響されない」

クラウス・レグリング[NP     HDP -0.4 CHDP +1.4 RHDP -0.4 CRHDP +1.4]
クラウス・レグリング・レグリング・欧州安定メカニズム（ＥＳＭ）最高経営責任者「銀行同盟が来年1月までに実現する可能性は低い」

日本銀行(日銀)関係[NP+2.0 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -3.5 CRHDP +0.0]
日本銀行(日銀)関係・宮尾龍蔵日銀審議委員「短期的刺激策を過剰に発動すると不均衡を生む」

日本政府関係[NP     HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.5 CRHDP -0.1]
日本政府関係・内閣府は12日、中止になっていた前原誠司国家戦略・経済財政担当相とドラギ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁の会談を明日13日に行うことを明らかにした。

中国人民銀行関係[NP     HDP +1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.2]
中国人民銀行関係・易綱・中国人民銀行副総裁「経済の安定化が一段と重要になっている」「国内経済は想定の方向に進んでいる」

ビットリオ・グリリ[NP     HDP -5.0 CHDP 0.00 RHDP -5.0 CRHDP 0.00]
ビットリオ・グリリ・グリリ伊財務相「欧州は財政健全化で先をいっている」「財政健全化は経済にマイナスの影響があった」

日本銀行(日銀)関係[NP-4.6 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.2]
日本銀行(日銀)関係・宮尾龍蔵日銀審議委員「日本経済にはいろいろな向かい風が吹いている」「必要なとき適切な対応を取る」

ヨルグ・アスムッセン[NP     HDP -1.8 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.2]
ヨルグ・アスムッセン・アスムッセン欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事「ギリシャが2013年の財政目標を達成できるという強い兆しがある」

S＆P(スタンダード＆プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S＆P(スタンダード＆プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は12日、「ソフトバンクをクレジット・ウォッチ・ネガティブにする」と発表した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。新規材料難から様子見ムードが広がり、しばらくはもみ合いの展開が続いた。ただ、欧州勢が加わる時間帯に入ると、ユーロクロスの上昇をきっかけに円売りユーロ買いが強まり、他の通貨に対しても円売りが波及した。

イグナシオ・ビスコ[NP     HDP -2.0 CHDP +2.0 RHDP -2.0 CRHDP +2.0]
イグナシオ・ビスコ・ビスコ・イタリア中銀総裁「5％を超える国債利回り、イタリアにとっては持続可能だ」

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
欧州連合(EU)・ノーベル平和賞は欧州連合（ＥＵ）に授与されることが決まった。

日本政府関係[NP     HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.5 CRHDP -0.1]
日本政府関係・前原誠司国家戦略・経済財政担当相「（ＦＲＢ議長との会談で）中央銀行の役割について話した」

日本政府関係[NP     HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.5 CRHDP -0.1]
日本政府関係・前原誠司国家戦略・経済財政担当相「日本が円高基調でデフレが続いているとバーナンキＦＲＢ議長に話した」「ＦＲＢ議長からは財政健全化、景気対策、エネルギー政策について質問があり考えを伝えた」「今後の景気動向についてＦＲＢ議長と意見交換をしたが反応などの詳細は控える」

中国人民銀行関係[NP+4.6 HDP +1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP -0.1]
中国人民銀行関係・易綱・中国人民銀行副総裁「2012年の中国ＧＤＰ伸び率は7.8％前後となり、公式目標の7.5％は確実に上回る見通し」

西村清彦[NP+2.0 HDP -2.2 CHDP +0.2 RHDP -2.2 CRHDP +0.2]
西村清彦・西村清彦日銀副総裁「日本と欧州外の金融機関は資金調達で特段問題はない」

西村清彦[NP     HDP -2.2 CHDP +0.2 RHDP -2.2 CRHDP +0.2]
西村清彦・西村清彦日銀副総裁「危機のグローバルな波及を防ぐには、欧州中央銀行（ＥＣＢ）の国債買い入れに加え、欧州安定メカニズム（ＥＳＭ）がいかにその役割を果たすかが重要だ」

グレン・スティーブンス[NP-5.0 HDP +1.5 CHDP -0.1 RHDP +0.0 CRHDP -0.2]
グレン・スティーブンス・スティーブンス豪準備銀行（ＲＢＡ）総裁「資源産業への投資は来年ピークを迎える見込み」「豪州には成長減速を緩和する余地がある」

グレン・スティーブンス[NP-5.6 HDP +1.4 CHDP -0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.4]
グレン・スティーブンス・スティーブンス豪準備銀行（ＲＢＡ）総裁「豪ＧＤＰの伸びは軟化している」「中国の景気減速は豪州にとって問題」「必要なら利下げの余地がある」

ピーター・プラート[NP     HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.1]
ピーター・プラート・プラート欧州中央銀行（ＥＣＢ）専務理事「ＥＣＢはバランスシート拡大によるモラルハザードのリスクに配慮している」

会社・企業関係[NP     HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
会社・企業関係・ＪＰモルガン・チェースは12日、第3四半期決算を発表した。1株利益は1.40ドルとなり、市場予想平均の1.188ドル程度を上回った。

ヨルグ・アスムッセン[NP     HDP -1.8 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.2]
ヨルグ・アスムッセン・アスムッセン欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事「ギリシャに一段の時間が必要ということは一段の支援が必要ということ」

野田佳彦[NP-4.6 HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
野田佳彦・野田佳彦首相「日本経済は欧州債務危機と円高の下方リスクに直面」「財政健全化と成長の両立に引き続き取り組む」

ヨルグ・アスムッセン[NP     HDP -1.8 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.2]
ヨルグ・アスムッセン・アスムッセン欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事「スペインから救済要請するとの示唆はない」

ブノワ・クーレ[NP     HDP -1.5 CHDP +0.2 RHDP -1.5 CRHDP +0.2]
ブノワ・クーレ・クーレ欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事「ギリシャに財政目標を達成するために２年間の時間猶予を与えるには、追加の資金が必要となる。ＥＣＢはその資金を供給しないだろう」

南アフリカ政府関係[NP     HDP -0.7 CHDP +0.2 RHDP -0.7 CRHDP +0.2]
南アフリカ政府関係・南アフリカの道路運送雇用者協会（ＲＦＥＡ）は12日、労組が賃金協定に同意したことを明らかにした。同国のトラック運転手のスト終結が決まった。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・南アランド円は堅調。一時本日高値となる9.14円まで値を上げた。また、ドルランドは8.5774ランドの日通し安値までドル安ランド高が進んだ。南アフリカで、トラック運転手のスト終結が決まったことを受けてランドを買い戻す動きが優勢となった。

会社・企業関係[NP     HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
会社・企業関係・ＵＳバンコープは12日、第3四半期決算を発表した。1株利益は0.88ドルとなり、市場予想平均の0.867ドル程度を上回った。

ポーランド政府関係[NP     HDP +0.6 CHDP -0.4 RHDP +0.6 CRHDP -0.4]
ポーランド政府関係・ロストフスキ・ポーランド財務相「中銀総裁は、来週、経済危機に対応する計画を発表する見込み」

ヘルマン・ファンロンパイ[NP     HDP -0.5 CHDP -0.3 RHDP -0.5 CRHDP -0.3]
ヘルマン・ファンロンパイ・ファンロンパイ欧州連合（ＥＵ）大統領「ＥＵは成長と雇用の欠如に苦しんでいる」

白川方明[NP-4.6 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.2]
白川方明・白川方明日銀総裁「2007年からの金融危機はいまだ解決されていない」

白川方明[NP-4.6 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP -0.2]
白川方明・白川方明日銀総裁「中国の高度成長がいつまで続くかが問題」「世界経済は困難のなかにある」「政府への信任に疑念が生じたときに金融システムとの悪循環が始まる」

白川方明[NP     HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP -0.2]
白川方明・白川方明日銀総裁「中国の人口動態の変化は観察が難しい」「中銀は金融緩和で時間を買っている」

ピエール・モスコビシ[NP     HDP -3.2 CHDP -0.6 RHDP -3.2 CRHDP -0.6]
ピエール・モスコビシ・モスコビシ仏財務相「ギリシャの計画は一ヶ月以内に処理されなければならない」「米国は、財政の崖を上る方法を見つけるだろう」

エワルド・ノボトニー[NP     HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP -0.1]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「国際通貨基金（ＩＭＦ）は関与のために資金拠出する必要はない」「ＩＭＦが条件に関与するのは理解できる」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・12日の欧州外国為替市場で円はドルや資源国通貨に対してじり高。時間外の米長期金利が低下に転じ低下幅を拡大したため、日米金利差縮小を意識した円買いドル売りが散見された。また、ユーロ買い資源国通貨売りが強まった影響から、円高資源国通貨安が小幅に進んだ。
　一方、円は欧州通貨に対してもみ合い。前原誠司国家戦略・経済財政担当相は12日夕、記者団に対して「日本が円高基調でデフレが続いているとバーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長に話した」などと述べたほか、日欧の要人から発言が相次いだが取引材料とはみなされず方向感が出なかった。
　【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに1ドル＝78円32銭前後とアジア時間につけた日通し安値に面合わせした。
・ユーロ円は1ユーロ＝101円75銭前後で方向感が定まらなかった。
・ユーロドルは小高い。ユーロ買い資源国通貨売りが強まったほか、対ポンドや円でドル売りが進んだ流れに沿ってユーロ買いドル売りが小幅に入った。22時前に１ユーロ＝1.2992ドル前後までじり高となった。ただ、手掛かり材料に乏しいなかでさらに買われる展開にはなっていない。

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