2012年10月24日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
クラース・クノット[NP HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁「ＥＣＢは毎営業日債券を購入するという過ちを繰り返さないだろう」
クラース・クノット[NP HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁「ユーロ共同債は現在のところ解決策にはならない」
クリスチャン・ノワイエ[NP HDP -0.6 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP -0.1]
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総「短期的には税金が財政赤字削減のための最善策」
マーヴィン・キング[NP-5.6 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
・キング英中銀（ＢＯＥ）総裁「ＢＯＥは必要なら追加緩和を実施する用意がある」
マーヴィン・キング[NP-5.6 HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
・キング英中銀（ＢＯＥ）総裁「インフレの緩和、雇用、小売データは励みになる」「英経済の回復は緩慢で不確実なペースで進んでいる」
欧州連合(EU)[NP HDP -2.8 CHDP -0.1 RHDP -3.0 CRHDP +0.1]
・ＥＵ統計局は24日、「第2四半期のユーロ圏政府債務はＧＤＰ比90％、第1四半期は88％」「第2四半期のギリシャ債務はＧＤＰ比150.5％、第1四半期は136.9％」との見解を示した。
ヤニス・ストゥルナラス[NP HDP -6.6 CHDP 0.00 RHDP -6.6 CRHDP 0.00]
・ストゥルナラス・ギリシャ財務相「対ギリシャの支援条件で目標達成の期限は延長された」
マリオ・ドラギ[NP-5.6 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.2]
・ドラギ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁「現在、物価下落はインフレよりも大きなリスク」「国債購入計画（ＯＭＴ）はインフレを煽らない」
ドイツ政府関係[NP HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.2]
・独政府報道官は24日、ストゥルナラス・ギリシャ財務相が「対ギリシャの支援条件で目標達成の期限は延長された」と述べたことに関して、「根拠がない」との見解を示した。
エワルド・ノボトニー[NP-1.0 HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP +0.1]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「政策金利を変動させる必要はないだろう」
ヤニス・ストゥルナラス[NP HDP -6.6 CHDP 0.00 RHDP -6.6 CRHDP 0.00]
・ストゥルナラス・ギリシャ財務相「われわれは依然としてトロイカからの譲歩を得るために尽力している」「緊縮策についてのトロイカとの協議は広い範囲で完了しつつある」
欧州連合(EU)[NP HDP -2.8 CHDP -0.1 RHDP -3.0 CRHDP +0.1]
・トロイカとギリシャの合意文書草案として伝えたところによると、「対ギリシャの支援条件で目標達成の期限は2年間延長される」という。
マリオ・ドラギ[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.0]
・ドラギ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁「国債購入計画（ＯＭＴ）はＥＣＢの独立性に完全に応じている」「ＯＭＴは金融支援ではない」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
マリオ・ドラギ[NP-5.6 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.2]
・ドラギ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁「現在、物価下落はインフレよりも大きなリスク」「国債購入計画（ＯＭＴ）はインフレを煽らない」
2012年10月24日のFX要人発言・ニュース
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP +0.2]
・米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は23日、ニューヨーク連銀を通じて2015年6月－15年8月に償還を迎える米国債78億ドルを売却したと発表した。
クラース・クノット[NP HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁「ＥＣＢは毎営業日債券を購入するという過ちを繰り返さないだろう」
クラース・クノット[NP HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]・欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁「ユーロ共同債は現在のところ解決策にはならない」
クリスチャン・ノワイエ[NP HDP -0.6 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP -0.1]
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総「短期的には税金が財政赤字削減のための最善策」
米政府関係[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.2]
・米財務省によると、2年債入札（ダッチ方式）の落札結果は最高落札利回りが0.295％、応札倍率（カバー）が4.02倍となった。
アントニス・サマラス[NP HDP -4.9 CHDP +1.3 RHDP -4.9 CRHDP +1.3]
・サマラス・ギリシャ首相「政府は迅速にトロイカとの緊縮財政策についての議論を結論付けるべきだ」
会社・企業関係[NP HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
・米アップルは23日、「マックミニ」と「第4世代iPad」、「小型iPad」を発表した。
会社・企業関係[NP HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]・米銀ウェルズ・ファーゴは23日、69億ドルの追加自社株買いを実施すると発表した。
クリスチャン・ノワイエ[NP HDP -0.6 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP -0.1]・欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総「フランスの財政赤字を対GDP比で3％に抑える目標は達成可能」
マーヴィン・キング[NP-5.6 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
・キング英中銀（ＢＯＥ）総裁「ＢＯＥは必要なら追加緩和を実施する用意がある」
マーヴィン・キング[NP-5.6 HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]・キング英中銀（ＢＯＥ）総裁「インフレの緩和、雇用、小売データは励みになる」「英経済の回復は緩慢で不確実なペースで進んでいる」
会社・企業関係[NP HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]・フェイスブックは23日、第3四半期決算を発表した。1株利益は0.12ドルと市場予想平均の0.111ドルの利益を若干上回った。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.6 CHDP -0.1 RHDP -4.6 CRHDP -0.1]
・ギリシャ政府報道官は23日、「ストゥルナラス・ギリシャ財務相はトロイカに連立与党内の協議について説明」「合意に関しては交渉が続いている」などと述べた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円はしっかり。欧米株式相場が大幅に下落し、投資家のリスク志向低下を意識した円買い外貨売りの動きが広がった。ニューヨーク時間の午後に入って米国株式相場の売りが一服すると円全般が上値を切り下げる場面も見られたが、引けにかけて再び米株が軟調に推移したこともあり、総じて底堅く推移した。
一方、ドルに対してはもみ合い。米長期金利の低下を受けた円買いドル売りが入った一方、欧州オセアニア通貨に対してドル買いが進んだことにつれた円売りドル買いも見られ、方向感に乏しかった。
なお、カナダドルに対しては弱含み。カナダ銀行（カナダ中央銀行）が政策金利発表時の声明文で金融刺激策の解除に前向きな姿勢を示したことから、円売りカナダドル買いが優勢となった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は豪ドルに対して軟調。7－9月期豪消費者物価指数（ＣＰＩ）が前期比1.4％上昇、前年同期比2.0％上昇と市場予想平均の前期比1.0％上昇、前年同月比1.6％上昇をいずれも上回り、豪追加利下げ観測が後退する形で円売り豪ドル買いが先行した。10月ＨＳＢＣ中国製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）速報値が49.1と9月の47.9から改善したことがわかると、中国と経済的な結びつきが強い豪ドルがさらに買われ円安豪ドル高が進んだ。
一方、円はその他の通貨に対して一進一退。日経平均株価の下落を見越した円買いがやや先行したが、100円超下落して始まった日経平均株価が下げ幅を縮小すると持ち高調整の円売りが出た。豪州や中国の経済指標を受けて円売り豪ドル買いが優位となったことも全般円売りを誘った。ただ、主要通貨に対して豪ドルが買われると同時に円買いが入り、下値が切り上がった。
ヨルグ・アスムッセン[NP HDP -1.7 CHDP +0.1 RHDP -1.8 CRHDP +0.2]
・アスムッセン欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事「ギリシャに関してトロイカによる最終的な決定はまだないが、進展している」「ギリシャにさらなる時間を与えることは追加の資金を必要とする」
トルコ政府関係[NP HDP +2.5 CHDP -1.2 RHDP +2.5 CRHDP -1.2]
・トルコ市場は本日18時より来週29日（月）まで休場となる予定だ。28日（日）までクルバンバイラム（犠牲祭）となるほか、29日（月）は共和国記念日となっている。長期の休場を前に、リラ相場はポジション調整の影響を受けやすいだろう。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.8 CHDP -0.1 RHDP -3.0 CRHDP +0.1]
・ＥＵ統計局は24日、「第2四半期のユーロ圏政府債務はＧＤＰ比90％、第1四半期は88％」「第2四半期のギリシャ債務はＧＤＰ比150.5％、第1四半期は136.9％」との見解を示した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はユーロに対して買い優位。10月独製造業・サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）が予想を下回ったことをきっかけに円買いユーロ売りが強まった。10月独Ｉｆｏ企業景況感指数も予想を下回ったため、さらに円買いユーロ売りが加速した。スペインの国債利回りが上昇幅を拡大したことも円買いユーロ売りを後押しした。
一方、円はその他の通貨に対して方向感が定まらない。欧州勢からポンド買いが持ち込まれ、円売りポンド買いが進むと円全体がやや押し下げられた。ただ、独経済指標が相次いで予想を下回り、円買いユーロ売りが加速すると円全般が買い戻された。もっとも、主要通貨に対してユーロが売られると同時に円売りが出たため、次第に上値が切り下がった。
ドイツ政府関係[NP HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.2]
・ドイツ政府は24日、10年物国債入札を実施した。平均落札利回りは1.56％と前回の1.52％を上回った。応札倍率は1.5倍と前回の1.2倍を上回った。また、応札額は50.6億ユーロとなり目標上限の40億ユーロを上回った。
ヤニス・ストゥルナラス[NP HDP -6.6 CHDP 0.00 RHDP -6.6 CRHDP 0.00]
・ストゥルナラス・ギリシャ財務相「改善された労働条件でトロイカと合意」
ドイツ政府関係[NP HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.2]・ザイベルト独政府報道官は24日、「ギリシャに対する猶予を協議していない」「ドイツはトロイカの報告書を待っている」「トロイカの報告書なしの協議は根拠がない」などの見解を示したと伝えられた。
会社・企業関係[NP HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]・ＡＴ＆Ｔは24日、第3四半期決算を発表した。1株利益は0.63ドルとなり、市場予想平均の0.603ドル程度を上回った。
ヤニス・ストゥルナラス[NP HDP -6.6 CHDP 0.00 RHDP -6.6 CRHDP 0.00]・ストゥルナラス・ギリシャ財務相「対ギリシャの支援条件で目標達成の期限は延長された」
マリオ・ドラギ[NP-5.6 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.2]
・ドラギ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁「現在、物価下落はインフレよりも大きなリスク」「国債購入計画（ＯＭＴ）はインフレを煽らない」
ドイツ政府関係[NP HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.2]・独政府報道官は24日、ストゥルナラス・ギリシャ財務相が「対ギリシャの支援条件で目標達成の期限は延長された」と述べたことに関して、「根拠がない」との見解を示した。
マリオ・ドラギ[NP+1.6 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.0]・ドラギ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁「ユーロ圏は正しい方向に向かっている」「国債購入計画（ＯＭＴ）は納税者に過度なリスクを与えない」
エワルド・ノボトニー[NP-1.0 HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP +0.1]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「政策金利を変動させる必要はないだろう」
ヤニス・ストゥルナラス[NP HDP -6.6 CHDP 0.00 RHDP -6.6 CRHDP 0.00]・ストゥルナラス・ギリシャ財務相「われわれは依然としてトロイカからの譲歩を得るために尽力している」「緊縮策についてのトロイカとの協議は広い範囲で完了しつつある」
欧州連合(EU)[NP HDP -2.8 CHDP -0.1 RHDP -3.0 CRHDP +0.1]・トロイカとギリシャの合意文書草案として伝えたところによると、「対ギリシャの支援条件で目標達成の期限は2年間延長される」という。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・24日の欧州外国為替市場で円は頭が重かった。ユーロ圏・独経済指標の悪化をきっかけに円買いユーロ売りが強まると、他の通貨に対しても円買いが波及。スペインの国債利回りが上昇したことも円の支援材料となり、序盤は堅調に推移した。
ただ、そのあとは徐々に上値を切り下げる展開に。スペインの国債利回りが低下に転じたうえ、欧州株が上昇したため円売り外貨買いがじわりと強まった。「対ギリシャの支援条件で目標達成の期限は延長された」との報道が伝わり、欧州債務問題への警戒感が和らいだことも円の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ユーロ円は下値が堅かった。17時過ぎに一時1ユーロ＝102円99銭前後と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。22時過ぎに103円68銭付近まで値を戻した。
・豪ドル円はしっかり。7－9月期豪消費者物価指数（ＣＰＩ）が市場予想を上回ったことや、中国経済指標の改善が引き続き意識されて円売り豪ドル買いが出た。22時過ぎに一時本日高値となる1豪ドル＝82円64銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは10月独製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）速報値や10月独Ｉｆｏ企業景況感指数が相次いで予想を下回り、ユーロ売りが先行。前日の安値1ユーロ＝1.2952ドル前後を下抜けて目先のストップロスを誘発すると、19時過ぎに一時1.2921ドル前後まで下げ足を速めた。
ただ、欧州株が底堅く推移し、スペインの国債利回りが低下すると、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ次第に買い戻しが優勢に。「対ギリシャの支援条件で目標達成の期限は2年間延長される」とのトロイカとギリシャの合意文書草案が伝わると、買い戻しが加速し一時1.2984ドル付近まで値を戻した。
ドイツ政府関係[NP HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.2]・ドイツ財務省報道官は24日、「ユーロ圏財務相らはトロイカリポートに基づいてのみギリシャに関する決定を下すことが出来る。まだリポートは受け取っていない」との見解を示したと伝えられた。
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -0.7 CHDP +0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.1]
・ショイブレ独財務相「ギリシャの目標達成期限が2年延長されたか確認できていない」
マリオ・ドラギ[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.0]・ドラギ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁「国債購入計画（ＯＭＴ）はＥＣＢの独立性に完全に応じている」「ＯＭＴは金融支援ではない」
マリオ・ドラギ[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.0]・ドラギ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁「ギリシャに関するトロイカリポートはまだ終わっていない」
S＆P(スタンダード＆プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は24日、スウェーデンの格付け「ＡＡＡ」を確認した。また、見通しは「安定的」とした。
FX相場に関係する主な重要人物
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| ベン・バーナンキ | マリオ・ドラギ | 白川方明 | マーヴィン・キング |
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為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円はしっかり。欧米株式相場が大幅に下落し、投資家のリスク志向低下を意識した円買い外貨売りの動きが広がった。ニューヨーク時間の午後に入って米国株式相場の売りが一服すると円全般が上値を切り下げる場面も見られたが、引けにかけて再び米株が軟調に推移したこともあり、総じて底堅く推移した。
一方、ドルに対してはもみ合い。米長期金利の低下を受けた円買いドル売りが入った一方、欧州オセアニア通貨に対してドル買いが進んだことにつれた円売りドル買いも見られ、方向感に乏しかった。
なお、カナダドルに対しては弱含み。カナダ銀行（カナダ中央銀行）が政策金利発表時の声明文で金融刺激策の解除に前向きな姿勢を示したことから、円売りカナダドル買いが優勢となった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は豪ドルに対して軟調。7－9月期豪消費者物価指数（ＣＰＩ）が前期比1.4％上昇、前年同期比2.0％上昇と市場予想平均の前期比1.0％上昇、前年同月比1.6％上昇をいずれも上回り、豪追加利下げ観測が後退する形で円売り豪ドル買いが先行した。10月ＨＳＢＣ中国製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）速報値が49.1と9月の47.9から改善したことがわかると、中国と経済的な結びつきが強い豪ドルがさらに買われ円安豪ドル高が進んだ。
一方、円はその他の通貨に対して一進一退。日経平均株価の下落を見越した円買いがやや先行したが、100円超下落して始まった日経平均株価が下げ幅を縮小すると持ち高調整の円売りが出た。豪州や中国の経済指標を受けて円売り豪ドル買いが優位となったことも全般円売りを誘った。ただ、主要通貨に対して豪ドルが買われると同時に円買いが入り、下値が切り上がった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はユーロに対して買い優位。10月独製造業・サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）が予想を下回ったことをきっかけに円買いユーロ売りが強まった。10月独Ｉｆｏ企業景況感指数も予想を下回ったため、さらに円買いユーロ売りが加速した。スペインの国債利回りが上昇幅を拡大したことも円買いユーロ売りを後押しした。
一方、円はその他の通貨に対して方向感が定まらない。欧州勢からポンド買いが持ち込まれ、円売りポンド買いが進むと円全体がやや押し下げられた。ただ、独経済指標が相次いで予想を下回り、円買いユーロ売りが加速すると円全般が買い戻された。もっとも、主要通貨に対してユーロが売られると同時に円売りが出たため、次第に上値が切り下がった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日の欧州外国為替市場で円は頭が重かった。ユーロ圏・独経済指標の悪化をきっかけに円買いユーロ売りが強まると、他の通貨に対しても円買いが波及。スペインの国債利回りが上昇したことも円の支援材料となり、序盤は堅調に推移した。
ただ、そのあとは徐々に上値を切り下げる展開に。スペインの国債利回りが低下に転じたうえ、欧州株が上昇したため円売り外貨買いがじわりと強まった。「対ギリシャの支援条件で目標達成の期限は延長された」との報道が伝わり、欧州債務問題への警戒感が和らいだことも円の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ユーロ円は下値が堅かった。17時過ぎに一時1ユーロ＝102円99銭前後と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。22時過ぎに103円68銭付近まで値を戻した。
・豪ドル円はしっかり。7－9月期豪消費者物価指数（ＣＰＩ）が市場予想を上回ったことや、中国経済指標の改善が引き続き意識されて円売り豪ドル買いが出た。22時過ぎに一時本日高値となる1豪ドル＝82円64銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは10月独製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）速報値や10月独Ｉｆｏ企業景況感指数が相次いで予想を下回り、ユーロ売りが先行。前日の安値1ユーロ＝1.2952ドル前後を下抜けて目先のストップロスを誘発すると、19時過ぎに一時1.2921ドル前後まで下げ足を速めた。
ただ、欧州株が底堅く推移し、スペインの国債利回りが低下すると、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ次第に買い戻しが優勢に。「対ギリシャの支援条件で目標達成の期限は2年間延長される」とのトロイカとギリシャの合意文書草案が伝わると、買い戻しが加速し一時1.2984ドル付近まで値を戻した。