2012年10月22日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。週明け早朝の商いが薄い取引時間帯に対オセアニア通貨で円買いが先行すると、その他の通貨に対しても円が買われた。ただ、日経平均株価が130円超安から10円超安まで下げ幅を縮めたため、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ持ち高調整の円売りが広がった。
 市場の一部では「スペインのガリシア州で21日行われた議会選挙で、ラホイ首相率いる与党・国民党が過半数を獲得したため、同国の支援要請期待が高まり投資家心理が改善した」との声も聞かれ、対ユーロ中心に円が売られた面もあった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。一時130円超下落した日経平均株価が午後にかけて20円超高まで持ち直し、投資家のリスク許容度改善を意識した円売りが優位となった。日銀が22日公表した10月の地域経済報告(さくらレポート)で9地域中8地域の景気判断が引き下げられたため、日銀の追加金融緩和期待が改めて高まったことも円売りを促した。
 欧州株が一時軟調に推移したことが円の買い戻しを誘う場面があったが、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が「赤字トレンドが現在のままであるならば、日本の格付けを引き下げる可能性も」との見解を示すと、対ドル中心に円売りが再開した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円はさえない。日銀による追加金融緩和への期待が高まるなか、市場では「22日のアジア株式相場が予想外に堅調だったことを受け、市場のリスク選好度が高まり、欧州勢が円売り外貨買いを進めた」との指摘があった。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が日本格下げの可能性を示唆したことも円の重しとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はしっかり。「英系ネームやマクロ系ファンドの円売りドル買いが出た」との声が聞かれ、20時過ぎに一時7月12日以来の高値となる1ドル=79円87銭前後まで値を上げた。
ユーロ円も20時30分過ぎに一時1ユーロ=104円40銭前後と5月8日以来の高値を付けた。
・ユーロドルはアジア株が予想外に底堅かったことでユーロ買いドル売りが入ったほか、ユーロ円の上昇につれた買いが入った。アジア時間の高値1ユーロ=1.30655ドル前後を上抜けて、20時前に一時1.30765ドル前後まで上げた。ただ、そのあとは欧州株の失速などが重しとなり、やや伸び悩んだ。前週末の高値1.3077ドル前後がレジスタンスとして意識された面もある。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

中国政府関係[NP     HDP +1.7 CHDP +0.1 RHDP +0.1 CRHDP +0.0]
・香港金融管理局(HKMA)は20日、前週末のNY市場で6億300万米ドルの香港ドル売り米ドル買い介入を実施したと発表した。香港ドル売り介入は2009年12月以来となる。香港ドルは前週末の香港市場で、対米ドルでの上限にあたる1米ドル=7.75香港ドルに達していた。

スペイン政府関係[NP     HDP -5.0 CHDP -0.1 RHDP -5.0 CRHDP -0.1]
・スペインのガリシア州で21日行われた議会選挙で、ラホイ首相率いる与党の国民党が過半数を獲得することが確実となった。ただ、同日行われたバスク州の議会選挙ではバスク国民党が最大議席を獲得する見込みで、与党国民党の議席獲得数は最下位だという。

白川方明[NP-2.0 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.0]
・白川方明日銀総裁「海外経済は減速した状態がやや強まっている」「日本経済は横ばい圏内の動きとなっている」「物価は先行き当面、ゼロ%近傍で推移」

欧州連合(EU)[NP-6.8 HDP -2.8 CHDP -0.1 RHDP -3.0 CRHDP +0.1]
・欧州統計局は22日、「ギリシャの2011年政府債務は対GDPで170.6%と、当初発表の148.3%から改定した」と発表した。

ヨルグ・アスムッセン[NP+2.0 HDP -1.7 CHDP +0.1 RHDP -1.8 CRHDP +0.2]
・アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事「インフレ懸念はない」「インフレは2013年に2%を下回る」「ドイツのインフレ懸念は特に高い」「ECBは印刷機を起動させていない」

フランソワ・オランド[NP     HDP -4.5 CHDP +0.5 RHDP -4.5 CRHDP +0.5]
・オランド・フランス大統領「ESMを用いた銀行への資本増強は2013年に実施されるだろう」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

オーストラリア政府関係[NP-4.0 HDP -2.2 CHDP -0.3 RHDP -2.2 CRHDP -0.3]
・豪政府は22日、「2012、13年の実質GDP伸び率は3.0%の見通し」との見解を示した。前回予想の3.25%から下方修正した。また、「2013年/14年の実質GDP伸び率は3.0%の見通し」とした。こちらは前回から変わらずとなった。

2012年10月22日のFX要人発言・ニュース

中国政府関係[NP     HDP +1.7 CHDP +0.1 RHDP +0.1 CRHDP +0.0]
中国政府関係・香港金融管理局(HKMA)は20日、前週末のNY市場で6億300万米ドルの香港ドル売り米ドル買い介入を実施したと発表した。香港ドル売り介入は2009年12月以来となる。香港ドルは前週末の香港市場で、対米ドルでの上限にあたる1米ドル=7.75香港ドルに達していた。

スペイン政府関係[NP     HDP -5.0 CHDP -0.1 RHDP -5.0 CRHDP -0.1]
スペイン政府関係・スペインのガリシア州で21日行われた議会選挙で、ラホイ首相率いる与党の国民党が過半数を獲得することが確実となった。ただ、同日行われたバスク州の議会選挙ではバスク国民党が最大議席を獲得する見込みで、与党国民党の議席獲得数は最下位だという。

オーストラリア政府関係[NP-4.0 HDP -2.2 CHDP -0.3 RHDP -2.2 CRHDP -0.3]
オーストラリア政府関係・豪政府は22日、「2012、13年の実質GDP伸び率は3.0%の見通し」との見解を示した。前回予想の3.25%から下方修正した。また、「2013年/14年の実質GDP伸び率は3.0%の見通し」とした。こちらは前回から変わらずとなった。

白川方明[NP-2.0 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.0]
白川方明・白川方明日銀総裁「海外経済は減速した状態がやや強まっている」「日本経済は横ばい圏内の動きとなっている」「物価は先行き当面、ゼロ%近傍で推移」

白川方明[NP-4.8 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP +0.1]
白川方明・白川方明日銀総裁「日銀はデフレ脱却と持続的成長経路への復帰をきわめて重要と認識している」「成長基盤の支援と強力な金融緩和を推進している」「今後とも間断なく金融緩和を進めていく」

ウェイン・スワン[NP-5.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
ウェイン・スワン・スワン豪副首相兼財務相「暗雲が世界経済を覆っている」「世界的な減速は黒字の実現をより困難にする」「引き締め的な財政政策はRBAに利下げを可能にする」「豪州の経済成長は穏やか」

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは22日、「台湾の『AA3』格付けの見通しは安定的」との見解を示した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。週明け早朝の商いが薄い取引時間帯に対オセアニア通貨で円買いが先行すると、その他の通貨に対しても円が買われた。ただ、日経平均株価が130円超安から10円超安まで下げ幅を縮めたため、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ持ち高調整の円売りが広がった。
 市場の一部では「スペインのガリシア州で21日行われた議会選挙で、ラホイ首相率いる与党・国民党が過半数を獲得したため、同国の支援要請期待が高まり投資家心理が改善した」との声も聞かれ、対ユーロ中心に円が売られた面もあった。

日本銀行(日銀)関係[NP+1.0 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP -0.1]
日本銀行(日銀)関係・日銀が22日公表した10月の地域経済報告(さくらレポート)では、各地の景気情勢を前回(12年7月)と比較すると、8地域(北海道、北陸、関東甲信越、東海、近畿、中国、四国、九州・沖縄)から、海外経済の減速した状態がやや強まっていることなどを背景に、前回までの持ち直しや回復の動きが一服している、またはそのテンポが緩やかになっているとの報告があった。
この間、東北からは、「一部に弱めの動きがみられるものの、公共投資が大幅に増加しているなど、全体として回復している」と、前回までの回復の動きが続いているとの報告があった。

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は22日、「赤字トレンドが現在のままであるならば、日本の格付けを引き下げる可能性も」との見解を示した。また「日本の財政赤字は今後数年間高止まり」ともした。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・22日の欧州債券市場でスペインの10年債利回りは上昇。17時16分時点では前営業日比0.046%高い5.418%で推移している。

日本銀行(日銀)関係[NP-5.0 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
日本銀行(日銀)関係・櫛田日銀名古屋支店長「東海地区経済の先行きは、自動車販売・海外経済の動向や株・為替など、懸念材料が多くあり注視必要」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。一時130円超下落した日経平均株価が午後にかけて20円超高まで持ち直し、投資家のリスク許容度改善を意識した円売りが優位となった。日銀が22日公表した10月の地域経済報告(さくらレポート)で9地域中8地域の景気判断が引き下げられたため、日銀の追加金融緩和期待が改めて高まったことも円売りを促した。
 欧州株が一時軟調に推移したことが円の買い戻しを誘う場面があったが、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が「赤字トレンドが現在のままであるならば、日本の格付けを引き下げる可能性も」との見解を示すと、対ドル中心に円売りが再開した。

欧州連合(EU)[NP-6.8 HDP -2.8 CHDP -0.1 RHDP -3.0 CRHDP +0.1]
欧州連合(EU)・欧州統計局は22日、「ギリシャの2011年政府債務は対GDPで170.6%と、当初発表の148.3%から改定した」と発表した。

ヨルグ・アスムッセン[NP+2.0 HDP -1.8 CHDP +0.1 RHDP -2.0 CRHDP -0.2]
ヨルグ・アスムッセン・アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事「ECBの主要な責務は物価の安定」「競争力や堅固な財政は政府次第」「国債購入計画は理不尽な脅威に対抗することが目的」

ヨルグ・アスムッセン[NP+2.0 HDP -1.7 CHDP +0.1 RHDP -1.8 CRHDP +0.2]
ヨルグ・アスムッセン・アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事「インフレ懸念はない」「インフレは2013年に2%を下回る」「ドイツのインフレ懸念は特に高い」「ECBは印刷機を起動させていない」

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP -0.1]
ドイツ政府関係・ザイベルト独政府報道官は22日、「ドイツがEU首脳会議を妨げた可能性がある」との報道を否定した。また、「EUの財政は競争力を強化するために活用される必要」「英国はEUの価値のあるメンバー」などの見解を示したと伝えられた。

ドイツ政府関係[NP+1.0 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.2]
ドイツ政府関係・ドイツ連銀は23日、月報で「独経済は第3四半期に拡大した」「第4四半期に経済が停滞し縮小する兆しが増大しつつある」との見解を示した。

日本政府関係[NP-4.6 HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
日本政府関係・大久保勉財務副大臣「(円高対応ファシリティーについて)事実上の円高是正の効果がある」「(円高対応ファシリティーについて)延長していくのが自然であり、日本企業の基盤強化の起爆剤となる」

パニコス・デメトリアデス[NP     HDP -7.6 CHDP 0.00 RHDP -7.6 CRHDP 0.00]
パニコス・デメトリアデス・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのデメトリアデス・キプロス中銀総裁「銀行同盟は預金保証スキームを必要とする」

会社・企業関係[NP     HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
会社・企業関係・キャタピラーは22日、第3四半期決算を発表した。1株利益は2.54ドルとなり、市場予想平均の2.222ドルを上回った。

ヴィトル・コンスタンシオ[NP     HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.0]
ヴィトル・コンスタンシオ・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「欧州連合(EU)首脳会議の決定を歓迎」「銀行への直接資本増強は2014年まで開始されることはないだろう」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・22日の欧州外国為替市場で円はさえない。日銀による追加金融緩和への期待が高まるなか、市場では「22日のアジア株式相場が予想外に堅調だったことを受け、市場のリスク選好度が高まり、欧州勢が円売り外貨買いを進めた」との指摘があった。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が日本格下げの可能性を示唆したことも円の重しとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はしっかり。「英系ネームやマクロ系ファンドの円売りドル買いが出た」との声が聞かれ、20時過ぎに一時7月12日以来の高値となる1ドル=79円87銭前後まで値を上げた。
ユーロ円も20時30分過ぎに一時1ユーロ=104円40銭前後と5月8日以来の高値を付けた。
・ユーロドルはアジア株が予想外に底堅かったことでユーロ買いドル売りが入ったほか、ユーロ円の上昇につれた買いが入った。アジア時間の高値1ユーロ=1.30655ドル前後を上抜けて、20時前に一時1.30765ドル前後まで上げた。ただ、そのあとは欧州株の失速などが重しとなり、やや伸び悩んだ。前週末の高値1.3077ドル前後がレジスタンスとして意識された面もある。

フランソワ・オランド[NP     HDP -4.5 CHDP +0.5 RHDP -4.5 CRHDP +0.5]
フランソワ・オランド・オランド・フランス大統領「ESMを用いた銀行への資本増強は2013年に実施されるだろう」

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・22日の欧州債券市場でスペインの10年債利回りは上昇幅を拡大。23時51分時点では前営業日比0.104%高い5.476%で推移している。

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