2012年10月19日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは19日、「独銀行システムの見通しは引き続きネガティブ」との見解を示した。
ヘルマン・ファンロンパイ[NP HDP -0.6 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP -0.1]
・ファンロンパイ欧州連合(EU)大統領「ユーロ圏の銀行監督は2013年中に稼動する可能性」「預金保証で迅速な措置が必要」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.6 CHDP +0.1 RHDP -2.2 CRHDP +0.2]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ギリシャの予算削減には非常に満足している」「ユーロ圏は対ギリシャ支援の再開を準備すべきだ」
アンゲラ・メルケル[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・メルケル独首相「一元的な銀行監督機関を2013年中に創設する」「EUの一元的な銀行監督機関は段階的に」
アンゲラ・メルケル[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・メルケル独首相「ユーロ圏の共通債務は現在適切ではない」
マリアーノ・ラホイ[NP HDP -5.4 CHDP -0.1 RHDP -5.4 CRHDP -0.1]
・ラホイ・スペイン首相「支援を要請するかについてはまだ決定していない」「支援を求めるプレッシャーは全く感じていない」
スペイン政府関係[NP-6.6 HDP -5.0 CHDP -0.1 RHDP -5.0 CRHDP -0.1]
・スペインのアストゥリアス州が2.617億ユーロの支援を中央政府に要請したと伝えられた。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
エワルド・ノボトニー[NP-2.0 HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.2]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「現在の政策金利は適切だ」
2012年10月19日のFX要人発言・ニュース
米政府関係[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.2]
・米財務省は18日、来週の米国債の入札予定を発表。23日に2年債350億ドル、24日に5年債350億ドル、25日に7年債290億ドル規模の入札を実施するとした。
会社・企業関係[NP HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
・グーグルは18日、第3四半期決算を発表した。1株利益(非GAAP基準)は9.03ドルと市場予想平均の10.633ドルを下回った。
米政府関係[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.2]
・米財務省によると、30年物インフレ指数連動債(TIPS)入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが0.479%、応札倍率(カバー)が2.82倍となった。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
・欧州連合(EU)高官は18日、「ドイツは欧州中央銀行(ECB)によるユーロ圏の銀行の監督の時期を遅らせるよう推し進めている」との見解を示したと伝えられた。
会社・企業関係[NP HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
・米マイクロソフトは18日、7-9月期決算を発表した。1株利益は0.53ドルとなり、市場予想平均の0.560ドル程度を下回った。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
・欧州連合(EU)首脳会議の草案として伝えたところによると、「EU首脳はユーロ圏銀行監督の法的枠組みを2012年末までに整えて、2013年中には実施を目指すことで合意した」という。
世界の政策金利関係[NP HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
・チリ中銀は18日、政策金利を現行の5.00%に据え置くことを決めたと発表した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円は下値が堅い。米フィラデルフィア連銀が発表した10月製造業景気指数(フィリー指数) や米民間調査会社コンファレンス・ボードが発表した9月米景気先行指標総合指数がいずれも市場予想より強い結果となったことで、投資家のリスク志向改善を意識した円売りが一時強まる場面があったものの、その後に米国株式相場が失速したため、円売りは長続きしなかった。
ダウ平均はグーグルが18日に発表した第3四半期決算が市場予想平均を下回ったことが嫌気されて、マイナス圏に転落。引けにかけては下げ幅を縮める場面もあったが、総じてさえない展開となった。
特にポンドに対してはしっかり。NY時間の午後に入ってポンドが対ドルで急落すると、つれて円買いポンド売りが進行。前日から日銀の追加金融緩和期待で円売りが進んでいた反動もあって、ポンドやカナダドルなどに対しては円買いの動きが目立った。
ドイツ政府関係[NP HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP -0.1]
・独政府筋の話として「2013年第1四半期に銀行の直接資本増強が行われる可能性は非常に低い」などと伝えた。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは19日、「独銀行システムの見通しは引き続きネガティブ」との見解を示した。
デビッド・マイルズ[NP-4.6 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP -0.1]
・マイルズ英中銀金融政策委員会(MPC)委員「英経済の状況は昨年からの私の予想には沿っていない」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.6 CHDP +0.1 RHDP -2.2 CRHDP +0.2]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「1日目の首脳会合を終了」「スペイン銀行の資本状況に関する事項は数週間以内に決定される見込み」
フランソワ・オランド[NP HDP -4.5 CHDP +0.5 RHDP -4.5 CRHDP +0.5]
・オランド・フランス大統領「EU首脳会議は6月の銀行同盟に関する決定を確認」
日本政府関係[NP HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.3]
・暴力団関係者との交際が指摘されるなどして、政府・民主党内で辞任が避けられないとの見方が広がっている田中慶秋(けいしゅう)法相は、辞任の意向を固めた。NHKが報じた。
アンゲラ・メルケル[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・メルケル独首相「銀行への資本注入前に銀行監督一元化の確立をするべき」「すべての銀行がECBの直接の監督下に置かれない」「銀行監督一元化の法的枠組みは1月1日までに予定する」
アンゲラ・メルケル[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・メルケル独首相「EU首脳会議は経済協力の一段の緊密化を議論した」
フランソワ・オランド[NP HDP -4.5 CHDP +0.5 RHDP -4.5 CRHDP +0.5]
・オランド・フランス大統領「EU首脳は、ギリシャ問題に著しい進展と認識」「スペイン支援要請の可能性、18日のEU首脳会議では協議せず」
アントニス・サマラス[NP HDP -4.9 CHDP +1.3 RHDP -4.9 CRHDP +1.3]
・サマラス・ギリシャ首相「ユーロ圏はギリシャに関して非常に良い声明を発表した」
マリアーノ・ラホイ[NP HDP -5.4 CHDP -0.1 RHDP -5.4 CRHDP -0.1]
・ラホイ・スペイン首相「EU首脳会議の結果に満足」
ヘルマン・ファンロンパイ[NP HDP -0.6 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP -0.1]
・ファンロンパイ欧州連合(EU)大統領「ユーロ圏の銀行監督は2013年中に稼動する可能性」「預金保証で迅速な措置が必要」
ホセ・マヌエル・バローゾ[NP HDP -2.5 CHDP -0.1 RHDP -2.5 CRHDP -0.1]
・バローゾ欧州連合(EU)委員長「欧州中央銀行(ECB)の銀行監督は非ユーロ圏諸国も含まれる」「EU首脳は銀行への資本注入について6月合意を確認し、ユーロ圏閣僚レベルで詳細を策定へ」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.6 CHDP +0.1 RHDP -2.2 CRHDP +0.2]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ギリシャの予算削減には非常に満足している」「ユーロ圏は対ギリシャ支援の再開を準備すべきだ」
中国政府関係[NP+3.0 HDP +1.7 CHDP +0.1 RHDP +0.1 CRHDP +0.0]
・中国商務省は19日、「9月の統計だけで貿易の回復傾向を確認することは出来ない」「小売は今後も回復を続ける可能性が高い」との見解を示した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はやや弱含んだ。週末の実質5・10日(五十日)とあって仲値決済に向けた円売りドル買いが先行したものの、一巡後はやや下げ幅を縮めた。足もとで円安傾向が進んだあとだけにポジション調整に伴う円買いが入った模様。対ドルでは、オプションに絡んだ円買いも観測された。
白川方明[NP-4.6 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.0]
・白川方明日銀総裁「海外経済は減速した状態がやや強まっている」「欧州経済は緩やかに後退している」
白川方明[NP HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.0]
・白川方明日銀総裁「景気は横ばい圏内の動きとなっている」「米国経済は全体として緩やかに回復しているが回復力には注意が必要」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・19日の欧州債券市場でスペインの10年債利回りは低下。16時20分時点では前日比0.067%低い5.277%で推移している。
エワルド・ノボトニー[NP HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP -0.1]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ECBの政策のおかげで市場心理は改善した」「市場心理の改善を安定化させる必要がある」
エワルド・ノボトニー[NP-2.0 HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.2]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「現在の政策金利は適切だ」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。日銀による追加金融緩和への期待から円売りドル買いが出た半面、市場では「テクニカル的に重要なポイントである200日移動平均線が円の下値を支えている」との指摘があり、相場は方向感が出なかった。夕刻にかけては、対ユーロで円買いが強まる場面もあったが一時的だった。
日本政府関係[NP HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.3]
・共同通信が報じたところによると、政府は景気刺激策の第1弾として2000億円規模を検討しているようだ。
安住淳[NP HDP -3.8 CHDP +0.0 RHDP -4.3 CRHDP -0.2]
・安住淳民主党幹事長代行は19日、「29日に臨時国会を召集、会期は1カ月程度」との見解を示した。
エワルド・ノボトニー[NP HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.2]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ECBは為替レートの目標を持っていない」「EUサミットでは銀行監督一元化の現実化が議題」
会社・企業関係[NP HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
・ゼネラル・エレクトリック(GE)は19日、第3四半期決算を発表した。調整後の1株利益は0.36ドルとなり、市場予想平均の0.362ドル程度とほぼ同じだった。
フランソワ・オランド[NP HDP -4.5 CHDP +0.5 RHDP -4.5 CRHDP +0.5]
・オランド・フランス大統領「ギリシャの未来はユーロ圏にある」
アンゲラ・メルケル[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・メルケル独首相「一元的な銀行監督機関を2013年中に創設する」「EUの一元的な銀行監督機関は段階的に」
アンゲラ・メルケル[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・メルケル独首相「EU首脳は結束基金の構想を支持」「ギリシャは多大な努力をしている」
アンゲラ・メルケル[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・メルケル独首相「ユーロ圏の共通債務は現在適切ではない」
マリアーノ・ラホイ[NP HDP -5.4 CHDP -0.1 RHDP -5.4 CRHDP -0.1]
・ラホイ・スペイン首相「EU首脳会議では重要な進展があった」「EU首脳会議は6月合意の実施が始まったことを示す」「スペインの提案の大半は考慮された」
マリアーノ・ラホイ[NP HDP -5.4 CHDP -0.1 RHDP -5.4 CRHDP -0.1]
・ラホイ・スペイン首相「支援を要請するかについてはまだ決定していない」「支援を求めるプレッシャーは全く感じていない」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・19日の欧州債券市場でスペインの10年債利回りは上昇に転じた。20時9分時点では前日比0.005%高い5.349%で推移している。ラホイ・スペイン首相はEUサミット後に「支援を要請するかについてはまだ決定していない」「支援を求めるプレッシャーは全く感じていない」などと発言。投資家心理が悪化し、同国国債を売る(金利は上昇)動きが出た。
マリオ・モンティ[NP HDP -0.8 CHDP +0.4 RHDP -0.8 CRHDP +0.4]
・モンティ・イタリア首相「誰もユーロ圏からのギリシャ除外を考えていない」
マリオ・モンティ[NP HDP -0.8 CHDP +0.4 RHDP -0.8 CRHDP +0.4]
・モンティ・イタリア首相「銀行監督一元化や直接資本注入は2013年のどこかで準備が整う」
スペイン政府関係[NP HDP -4.9 CHDP -0.1 RHDP -4.9 CRHDP -0.1]
・スペインのバレアレス諸島、3.55億ユーロの支援を中央政府に要請したと伝えられた。
マリオ・モンティ[NP HDP -0.8 CHDP +0.4 RHDP -0.8 CRHDP +0.4]
・モンティ・イタリア首相「イタリア債の利回りは低下しつつある」「イタリアは債務削減目標を遅らせる必要はない」
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP-5.4 HDP -3.9 CHDP +0.0 RHDP -5.7 CRHDP +0.0]
・ダンティーヌ・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)副総裁「スイスフランは依然として対ユーロで極めて高い」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP +0.2]
・シンクタンクリポートは「FRBは来週のFOMCで、政策の方向を変更する際の条件を十分明確にする文言を長時間協議するだろう」との見解を発表した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日の欧州外国為替市場で円は伸び悩み。欧州株の下落をながめ投資家のリスク選好度が低下したほか、週末要因も重なり、日銀の追加金融緩和を期待して足もとで積み上がった円の売り持ち高を調整する動きが出た。
ラホイ・スペイン首相が欧州連合(EU)首脳会議後に「支援を要請するかについてはまだ決定していない」「支援を求めるプレッシャーは全く感じていない」などと語り、スペインの支援要請観測が後退。スペイン10年債利回りが上昇に転じたことが対ユーロでの円買いを誘った。また、米長期金利の低下幅拡大に伴い、日米金利差縮小を見込んだ円買いドル売りも広がった。
ただ、欧州株安や米金利低下が一服すると、円買い圧力が後退し上値が切り下がった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は20時過ぎに1ドル=79円15銭前後まで値を下げた。ただ、前日NY時間の安値79円08銭前後が下値の目処として意識されると、79円30-33銭まで値を戻した。
・ユーロ円は20時過ぎに1ユーロ=103円20銭前後と前日の安値103円30銭前後を下抜けた後、103円58-63銭まで買い戻された。
・ユーロドルはもみ合い。21時過ぎに1ユーロ=1.30345ドル前後まで値を下げる場面があった。欧州株が軟調に推移したほか、ラホイ・スペイン首相の発言を材料にスペインの国債利回りが上昇したことが嫌気された。ただ、市場では「本日のNYカット(日本時間23時)に行使期限を迎えるオプションが1.3050ドルに観測されており、23時まではこの水準に収れんしやすい」との指摘があり、総じて1.3050ドル前後でのもみ合いとなった。
なお、「スペインのバレアレス諸島が3.55億ユーロの支援を中央政府に要請した」との報道や、「米連邦準備理事会(FRB)は来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策の方向を変更する際の条件を十分明確にする文言を長時間協議するだろう」とのシンクタンクリポートが伝わったが、市場の反応は薄かった。
スペイン政府関係[NP-6.6 HDP -5.0 CHDP -0.1 RHDP -5.0 CRHDP -0.1]
・スペインのアストゥリアス州が2.617億ユーロの支援を中央政府に要請したと伝えられた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円は下値が堅い。米フィラデルフィア連銀が発表した10月製造業景気指数(フィリー指数) や米民間調査会社コンファレンス・ボードが発表した9月米景気先行指標総合指数がいずれも市場予想より強い結果となったことで、投資家のリスク志向改善を意識した円売りが一時強まる場面があったものの、その後に米国株式相場が失速したため、円売りは長続きしなかった。
ダウ平均はグーグルが18日に発表した第3四半期決算が市場予想平均を下回ったことが嫌気されて、マイナス圏に転落。引けにかけては下げ幅を縮める場面もあったが、総じてさえない展開となった。
特にポンドに対してはしっかり。NY時間の午後に入ってポンドが対ドルで急落すると、つれて円買いポンド売りが進行。前日から日銀の追加金融緩和期待で円売りが進んでいた反動もあって、ポンドやカナダドルなどに対しては円買いの動きが目立った。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はやや弱含んだ。週末の実質5・10日(五十日)とあって仲値決済に向けた円売りドル買いが先行したものの、一巡後はやや下げ幅を縮めた。足もとで円安傾向が進んだあとだけにポジション調整に伴う円買いが入った模様。対ドルでは、オプションに絡んだ円買いも観測された。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。日銀による追加金融緩和への期待から円売りドル買いが出た半面、市場では「テクニカル的に重要なポイントである200日移動平均線が円の下値を支えている」との指摘があり、相場は方向感が出なかった。夕刻にかけては、対ユーロで円買いが強まる場面もあったが一時的だった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日の欧州外国為替市場で円は伸び悩み。欧州株の下落をながめ投資家のリスク選好度が低下したほか、週末要因も重なり、日銀の追加金融緩和を期待して足もとで積み上がった円の売り持ち高を調整する動きが出た。
ラホイ・スペイン首相が欧州連合(EU)首脳会議後に「支援を要請するかについてはまだ決定していない」「支援を求めるプレッシャーは全く感じていない」などと語り、スペインの支援要請観測が後退。スペイン10年債利回りが上昇に転じたことが対ユーロでの円買いを誘った。また、米長期金利の低下幅拡大に伴い、日米金利差縮小を見込んだ円買いドル売りも広がった。
ただ、欧州株安や米金利低下が一服すると、円買い圧力が後退し上値が切り下がった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は20時過ぎに1ドル=79円15銭前後まで値を下げた。ただ、前日NY時間の安値79円08銭前後が下値の目処として意識されると、79円30-33銭まで値を戻した。
・ユーロ円は20時過ぎに1ユーロ=103円20銭前後と前日の安値103円30銭前後を下抜けた後、103円58-63銭まで買い戻された。
・ユーロドルはもみ合い。21時過ぎに1ユーロ=1.30345ドル前後まで値を下げる場面があった。欧州株が軟調に推移したほか、ラホイ・スペイン首相の発言を材料にスペインの国債利回りが上昇したことが嫌気された。ただ、市場では「本日のNYカット(日本時間23時)に行使期限を迎えるオプションが1.3050ドルに観測されており、23時まではこの水準に収れんしやすい」との指摘があり、総じて1.3050ドル前後でのもみ合いとなった。
なお、「スペインのバレアレス諸島が3.55億ユーロの支援を中央政府に要請した」との報道や、「米連邦準備理事会(FRB)は来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策の方向を変更する際の条件を十分明確にする文言を長時間協議するだろう」とのシンクタンクリポートが伝わったが、市場の反応は薄かった。