2012年11月30日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ジョン・ベイナー[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米共和党のベイナー下院議長「実質的に協議は進展していない」
ジョン・ベイナー[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米共和党のベイナー下院議長「ガイトナー米財務長官は合意に向けた新たな実質的計画を示さず」
バラク・オバマ[NP HDP -1.8 CHDP +0.1 RHDP -3.6 CRHDP -0.2]
・オバマ米大統領は国防関連の法案に拒否権を発動することを示唆したようだ。
米政府関係[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.2]
・米議会予算局(CBO)は29日、「連邦債務は2013年2月半ばまで上限に達しない」との見解を示した。
グレン・スティーブンス[NP HDP +1.3 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP -0.4]
・スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁「任期終了まで豪中銀にとどまる」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・ドル円は買い継続。一時82.55円と26日以来の高値をつけた。市場では「M&A(企業の合併・買収)に絡んだまとまった買いが入った」との噂もあったようだ。
安倍晋三[NP-6.0 HDP -6.6 CHDP +0.0 RHDP -6.6 CRHDP +0.0]
・安倍晋三自民党総裁(党首討論で)「金融緩和で外債を買っていくこともある」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ヨルグ・アスムッセン[NP+3.0 HDP -1.5 CHDP +0.2 RHDP -1.8 CRHDP -0.2]
・アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事「インフレの脅威は見られない」「欧州危機の最後を見届けるのは政府次第だ」「インフレ期待はしっかりと抑制されている」「ECBによる非伝統的手段は永続的なものではない」
2012年11月30日のFX要人発言・ニュース
米政府関係[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.2]
・米民主党幹部は「米財政協議は合意に近づいていない」との見解を示したようだ。
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP -0.2]
・国際通貨基金(IMF)は29日、「承認されたギリシャ向け支援の支払いを履行することが鍵」との見解を示した。
米政府関係[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.2]
・米上院予算委員会のコンラッド委員長は29日、「CEOによる米『財政の崖』についての会議は建設的だった」との見解を示した。
イェンス・バイトマン[NP HDP +1.2 CHDP +0.0 RHDP +0.9 CRHDP -0.2]
・バイトマン独連銀総裁「ギリシャが進む道にはまだ困難ある」「改革なしではギリシャ支援は機能しないだろう」「ECBは危機に対して必要以上のことをやってきた」
ジョン・ベイナー[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米共和党のベイナー下院議長「実質的に協議は進展していない」
ジョン・ベイナー[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米共和党のベイナー下院議長「ガイトナー米財務長官は合意に向けた新たな実質的計画を示さず」
ジョン・ベイナー[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米共和党のベイナー下院議長「『財政の崖』を回避するために、われわれは出来ること全て行う」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP +0.5 CRHDP -0.3]
・米連邦準備理事会(FRB)は29日、ニューヨーク連銀を通じて2021年2月-22年11月に償還を迎える米国債47億4300万ドルを購入したと発表した。
米政府関係[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.2]
・リード米上院院内総務「ガイトナー米財務長官と良い協議ができた」「共和党からの真剣な提案を依然として待っている」「われわれは問題を先送りしない」
米政府関係[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.2]
・米民主党のシューマー上院議員は29日、「クリスマスまでに『財政の崖』について合意できると確信している」「『財政の崖』協議で進展がある」などと述べた。
ミシェル・バルニエ[NP HDP -5.8 CHDP 0.00 RHDP -5.8 CRHDP 0.00]
・バルニエ欧州委員(域内市場・金融サービス担当)「欧州債務危機の最悪期は過ぎ去った」
ヨルグ・アスムッセン[NP+3.0 HDP -1.5 CHDP +0.2 RHDP -1.8 CRHDP -0.2]
・アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事「インフレの脅威は見られない」「欧州危機の最後を見届けるのは政府次第だ」「インフレ期待はしっかりと抑制されている」「ECBによる非伝統的手段は永続的なものではない」
米政府関係[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.2]
・米財務省によると、7年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが1.045%、応札倍率(カバー)が2.81倍となった。
バラク・オバマ[NP HDP -1.8 CHDP +0.1 RHDP -3.6 CRHDP -0.2]
・オバマ米大統領は国防関連の法案に拒否権を発動することを示唆したようだ。
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.2]
・ショイブレ独財務相「ギリシャの議員に対し、改革の圧力を続ける必要がある」「ギリシャの改革に関して、約束を守らない恐れが残る」
米政府関係[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.2]
・米共和党幹部は「富裕層への増税について、財政の崖をめぐる最終合意案に含まれる見込み」との見解を示したようだ。
米政府関係[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.2]
・米議会予算局(CBO)は29日、「連邦債務は2013年2月半ばまで上限に達しない」との見解を示した。
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.2 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.2]
・「ガイトナー米財務長官は共和党に『財政の崖』回避で提案を行う」ようだ。なお、提案には財政刺激策と義務的経費削減が含まれる模様。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。民主党のクリス・ヴァン・ホレン下院議員が「米財政協議は合意に近づいていない」と述べたほか、米共和党のベイナー下院議長が「(財政の崖をめぐる協議で)大きな進展はない」と述べたと伝わると、ダウ平均がマイナス圏に沈んだ。投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円買いが膨らんだ。7-9月期米国内総生産(GDP)改定値が予想を下回ったことが買いを誘った面もあった。その後、リード米上院院内総務が「われわれは問題を先送りしない」などと述べたほか、米民主党のシューマー上院議員が「クリスマスまでに『財政の崖』について合意できると確信している」「『財政の崖』協議で進展がある」などとコメントしたことで、米国株が再びプラス圏に浮上。円は一転して売りに押される展開となった。
グレン・スティーブンス[NP HDP +1.3 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP -0.4]
・スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁「任期終了まで豪中銀にとどまる」
日本政府関係[NP HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -4.7 CRHDP +0.1]
・政府は30日、国費8803億円を投入する経済対策第2弾を閣議決定したと伝えられた。
日本政府関係[NP-4.6 HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -4.8 CRHDP -0.1]
・前原誠司国家戦略・経済財政担当相「現下の景気の下振れリスクに懸念が強まっている」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・ドル円は買い継続。一時82.55円と26日以来の高値をつけた。市場では「M&A(企業の合併・買収)に絡んだまとまった買いが入った」との噂もあったようだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り優位。高く始まった日経平均株価が一時マイナス圏に沈み、投資家が運用リスクを取りにくくなるとして円買いが散見された。ただ、その後の日経平均株価が底堅く推移したため、円の上値は限られた。その後、市場では「大手邦銀を通じてM&A(買収・合併)絡みの円売りドル買いが持ち込まれた」との噂が広がり、全般円売りが優位に。日経平均株価や上海総合指数が上げ幅を拡大したことも円を押し下げる要因となった。
安倍晋三[NP-6.4 HDP -6.6 CHDP +0.0 RHDP -6.6 CRHDP +0.0]
・安倍晋三自民党総裁(党首討論で)「2%のインフレターゲットへありとあらゆる手段をとる」
野田佳彦[NP-4.6 HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.0]
・野田佳彦首相(党首討論で)「当面の物価目標は1%が現実的な数字」「まずは1%をしっかりとクリアしていきたい」
安倍晋三[NP-6.0 HDP -6.6 CHDP +0.0 RHDP -6.6 CRHDP +0.0]
・安倍晋三自民党総裁(党首討論で)「金融緩和で外債を買っていくこともある」
クリスチャン・ノワイエ[NP HDP -0.6 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP -0.1]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「弱いトレンドは今後数カ月続く見通し」「ユーロ圏の金融情勢は過去数カ月間で改善した」
マリオ・ドラギ[NP-4.6 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -2.8 CRHDP +0.1]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「危機はまだ終わっていない」「ユーロ圏の回復は2013年下半期になるだろう」
マリオ・ドラギ[NP HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -2.8 CRHDP +0.1]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ユーロの安定を維持するために必要なあらゆる措置を取る用意がある」
マリオ・ドラギ[NP HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -2.8 CRHDP +0.1]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「『AAA』格付けの喪失は政府へのメッセージであり、真剣に受け止めるべき」
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.2]
・ショイブレ独財務相「ギリシャ救済で最初のステップは成功したが、依然長い道のり」「ギリシャ危機は数年で解決できない」
クリスティーヌ・ラガルド[NP-4.8 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -3.2 CRHDP +0.0]
・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事「ユーロ圏経済はぜい弱な状態にある」
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.2]
・ショイブレ独財務相「将来的なギリシャ向け措置は金利引き下げとなる可能性」「ギリシャの債務再編に関する憶測が間違った動機を生み出す」
マリオ・ドラギ[NP HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -2.8 CRHDP +0.1]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「国債購入計画(OMT)のみで安定化の責任を負うことはできない」「競争力の改善が鍵となる」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。市場で「大手邦銀を通じてM&A(買収・合併)絡みの円売りドル買いが持ち込まれた」との噂が広がり、全般円売りが加速した反動から円が若干買い戻された。ただ、欧州勢が参入する時間帯に入ると「月末絡みのユーロ買いポンド売りが観測された」との声が聞かれ、円売りユーロ買いが優位に。「オプション絡みの円売りが持ち込まれた」との指摘もあり、円が再び全面安となった。
日本政府関係[NP HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -4.8 CRHDP -0.1]
・財務省は30日、10月30日-11月28日の間に外国為替市場で為替介入を実施しなかったことを明らかにした。介入額ゼロは12カ月連続となる。
クラース・クノット[NP HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁「銀行同盟は全ての銀行が含まれるべき」
ドイツ政府関係[NP HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.7 CRHDP -0.1]
・独下院は30日、ギリシャ向け支援法案を可決した。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.8 CHDP -0.1 RHDP -3.3 CRHDP +0.1]
・EU当局者の話として「キプロス支援の合意は12月3日のユーロ圏財務相会合次第」「ギリシャの債務買い戻しは想定通り機能すると確信」などと伝えた。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・30日の欧州債券市場でスペインの10年債利回りは上昇一服。20時50分時点では前営業日比0.060%高い5.399%で推移している。一時5.409%まで上昇した。
ピエール・モスコビシ[NP HDP -2.2 CHDP +1.0 RHDP -2.2 CRHDP +1.0]
・モスコビシ仏財務相「ユーロ圏が抱えている問題は、経済よりも政治的なものだ」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・南アフリカランドは売りが強まった。ドルランドは一時本日高値となる8.8044ランドまでドル高ランド安が進んだほか、ランド円は一時9.34-39円まで値を下げた。30日発表になった10月南アフリカ貿易収支が212億ランドの赤字となり、市場予想平均の155億ランドの赤字よりも弱い内容だったことを受けた。
ピーター・プラート[NP-3.6 HDP -1.5 CHDP -0.2 RHDP -1.5 CRHDP -0.2]
・プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事「不均衡の是正は痛みを伴うが必要なものだ」「欧州は進展しているが、道のりはまだ長い」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日の欧州外国為替市場で円は下げ渋り。アジア市場の流れを引き継ぎ、円売りが先行。独下院がギリシャ向け支援法案を可決したことを受け、対ユーロなどで円売りが強まると他の通貨に対しても円売りが波及した。市場では「日銀の追加金融緩和観測は根強く、基本的なトレンドは円安」との指摘があった。ただ、そのあとは徐々に下値を切り上げた。予想を下回る米経済指標などを材料に、時間外のダウ先物が失速すると円買い外貨売りが進んだ。ドルに対してはオプション絡みの円買いが観測された。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時過ぎに一時本日高値となる1ドル=82円75銭前後まで値を上げたものの、そのあとは82円90銭や83円ちょうどに観測されているオプションのバリアに上値を抑えられた。
・ユーロ円は18時過ぎに一時1ユーロ=107円67銭前後と4月20日以来の高値を付けたものの、その後伸び悩んだ
・ユーロドルはユーロ高ポンド安につれたユーロ買いドル売りが先行。前日の高値1ユーロ=1.3015ドル前後を上抜けると、目先のストップロスを巻き込んで一時10月23日以来の高値となる1.3028ドル前後まで上値を伸ばした。ただ、そのあとは「月末に絡んだドル買いのフローが入った」との指摘があり、上値を切り下げた。10月米個人消費支出(PCE)や10月米PCEコアデフレータが市場予想を下回り、時間外のダウ先物が失速したことも相場の重しとなり、一時1.29685ドル前後と日通し安値を付けた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。民主党のクリス・ヴァン・ホレン下院議員が「米財政協議は合意に近づいていない」と述べたほか、米共和党のベイナー下院議長が「(財政の崖をめぐる協議で)大きな進展はない」と述べたと伝わると、ダウ平均がマイナス圏に沈んだ。投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円買いが膨らんだ。7-9月期米国内総生産(GDP)改定値が予想を下回ったことが買いを誘った面もあった。その後、リード米上院院内総務が「われわれは問題を先送りしない」などと述べたほか、米民主党のシューマー上院議員が「クリスマスまでに『財政の崖』について合意できると確信している」「『財政の崖』協議で進展がある」などとコメントしたことで、米国株が再びプラス圏に浮上。円は一転して売りに押される展開となった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り優位。高く始まった日経平均株価が一時マイナス圏に沈み、投資家が運用リスクを取りにくくなるとして円買いが散見された。ただ、その後の日経平均株価が底堅く推移したため、円の上値は限られた。その後、市場では「大手邦銀を通じてM&A(買収・合併)絡みの円売りドル買いが持ち込まれた」との噂が広がり、全般円売りが優位に。日経平均株価や上海総合指数が上げ幅を拡大したことも円を押し下げる要因となった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。市場で「大手邦銀を通じてM&A(買収・合併)絡みの円売りドル買いが持ち込まれた」との噂が広がり、全般円売りが加速した反動から円が若干買い戻された。ただ、欧州勢が参入する時間帯に入ると「月末絡みのユーロ買いポンド売りが観測された」との声が聞かれ、円売りユーロ買いが優位に。「オプション絡みの円売りが持ち込まれた」との指摘もあり、円が再び全面安となった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日の欧州外国為替市場で円は下げ渋り。アジア市場の流れを引き継ぎ、円売りが先行。独下院がギリシャ向け支援法案を可決したことを受け、対ユーロなどで円売りが強まると他の通貨に対しても円売りが波及した。市場では「日銀の追加金融緩和観測は根強く、基本的なトレンドは円安」との指摘があった。ただ、そのあとは徐々に下値を切り上げた。予想を下回る米経済指標などを材料に、時間外のダウ先物が失速すると円買い外貨売りが進んだ。ドルに対してはオプション絡みの円買いが観測された。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時過ぎに一時本日高値となる1ドル=82円75銭前後まで値を上げたものの、そのあとは82円90銭や83円ちょうどに観測されているオプションのバリアに上値を抑えられた。
・ユーロ円は18時過ぎに一時1ユーロ=107円67銭前後と4月20日以来の高値を付けたものの、その後伸び悩んだ
・ユーロドルはユーロ高ポンド安につれたユーロ買いドル売りが先行。前日の高値1ユーロ=1.3015ドル前後を上抜けると、目先のストップロスを巻き込んで一時10月23日以来の高値となる1.3028ドル前後まで上値を伸ばした。ただ、そのあとは「月末に絡んだドル買いのフローが入った」との指摘があり、上値を切り下げた。10月米個人消費支出(PCE)や10月米PCEコアデフレータが市場予想を下回り、時間外のダウ先物が失速したことも相場の重しとなり、一時1.29685ドル前後と日通し安値を付けた。