2010年5月13日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP +1.4 CRHDP +0.4]
・米上院は米連邦準備理事会(FRB)が資産規模500億ドルを下回る中小銀行を監督する権限を維持することを盛り込んだ、金融改革法の修正案を可決した。
ジャン=クロード・トリシェ[NP+2.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.1]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「インフレ率は年末までに1.9-2.0%に」、「ユーロ圏には厳格な財政監督当局が必要」
ジェームズ・ブラード[NP+5.2 HDP +0.3 CHDP +0.1 RHDP +0.5 CRHDP +0.2]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「米国は数年内にインフレの問題に直面する可能性がある」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・12日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で、金先物相場の中心となる6月限は時間外取引で上げ幅を拡大。一時1トロイオンス=1249.2ドルと史上最高値を更新した。
欧州中央銀行(ECB)関係[NP-4.8 HDP -1.6 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
・欧州中央銀行(ECB)月報「債券買い入れは不胎化により流動性の水準や市場金利に影響を与えない」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP+3.6 HDP -1.5 CHDP +0.1 RHDP -0.8 CRHDP -0.2]
・欧州中央銀行(ECB)は13日、第2四半期の専門家予測を発表した。2010年のユーロ圏消費者物価指数(HICP)は1.4%と第1四半期の1.3%から上方修正されたほか、2011年のHICPは1.5%と第1四半期と同じだった。また、2010年のユーロ圏域内総生産(GDP)は1.1%、2011年は1.5%と、第1四半期の1.2%、1.6%からそれぞれ下方修正された。
ヌリエル・ルービニ[NP-6.0 HDP -1.4 CHDP -0.7 RHDP -1.4 CRHDP -0.7]
・ルービニ・ニューヨーク大学教授「欧州中央銀行(ECB)は金利をより低くするべき」
ヌリエル・ルービニ[NP-6.0 HDP -1.9 CHDP -0.5 RHDP -1.9 CRHDP -0.5]
・ルービニ・ニューヨーク大学教授「ECBは国債買い取りにより多く費やすべき」
ドナルド・コーン[NP+5.2 HDP -0.7 CHDP +0.3 RHDP -0.7 CRHDP +0.3]
・コーン米連邦準備理事会(FRB)副議長「FRBの資産を拡大することは、インフレ期待を高めるだろう」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ヌリエル・ルービニ[NP-6.0 HDP -1.4 CHDP -0.7 RHDP -1.4 CRHDP -0.7]
・ルービニ・ニューヨーク大学教授「欧州中央銀行(ECB)は金利をより低くするべき」
2010年5月13日のFX要人発言・ニュース
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP +1.4 CRHDP +0.4]
・米上院は米連邦準備理事会(FRB)が資産規模500億ドルを下回る中小銀行を監督する権限を維持することを盛り込んだ、金融改革法の修正案を可決した。
ジム・フラハティ[NP HDP -0.2 CHDP +0.1 RHDP +2.1 CRHDP +0.3]
・フラハティ・カナダ財務相「ユーロ圏の一部の国は財政規律が必要」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP +0.3]
・ガイトナー米財務長官とバルニエ欧州委員が会談を行い、米国と欧州連合(EU)は金融システムとG20関連の協力の意思を再確認したとの声明を発表したと報じられた。声明ではさらに「ヘッジファンドは公平な競争が必要」、「大筋で同様の銀行規制を求める」としている。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.3 CHDP -1.3 RHDP -4.3 CRHDP -1.3]
・ギリシャは12日、欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)による緊急支援として初めて、55億ユーロをIMFから受け取ったと、銀行関係者の話しとして報じられた。
米政府関係[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.3]
・米財務省によると、10年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが3.548%、応札倍率(カバー)が2.96倍となった。
ジャン=クロード・トリシェ[NP+4.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP -0.3]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「物価の安定を維持することが目的」
ジャン=クロード・トリシェ[NP-2.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP +0.0]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「金融政策に変更はない」
ジャン=クロード・トリシェ[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP +0.0]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「各国政府にギリシャのために行動するよう要請した」
ジェームズ・ブラード[NP-4.0 HDP +0.1 CHDP -0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「ギリシャ危機は経済見通しにリスクとなっている」
ジェームズ・ブラード[NP+3.6 HDP +0.2 CHDP +0.1 RHDP +0.3 CRHDP -0.3]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「労働市場は春から夏にかけて改善する」
ジャン=クロード・トリシェ[NP-1.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP -0.2]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「量的緩和は実施していない」
ジャン=クロード・トリシェ[NP+2.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.1]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「インフレ率は年末までに1.9-2.0%に」、「ユーロ圏には厳格な財政監督当局が必要」
ジャン=クロード・トリシェ[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.1]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ユーロ債を発行する計画はない」
ジェームズ・ブラード[NP+5.2 HDP +0.3 CHDP +0.1 RHDP +0.5 CRHDP +0.2]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「米国は数年内にインフレの問題に直面する可能性がある」
ジェームズ・ブラード[NP+4.4 HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「景気回復は割合強い」
ジェームズ・ブラード[NP-2.0 HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.9 CRHDP +0.3]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「欧州の危機は金利に影響を及ぼしているようには見えない」、「欧州からの危機はそれほど高くない」
ジェームズ・ブラード[NP+3.4 HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP +0.2]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「資産売却は経済の状況に応じて行うべき」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・12日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で、金先物相場の中心となる6月限は時間外取引で上げ幅を拡大。一時1トロイオンス=1249.2ドルと史上最高値を更新した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円は方向感が定まらなかった。米株高を受けてリスク許容度が高まった投資家から資源国通貨に対して円売りが出たほか、対ドルでは米長期金利上昇を背景にした円売りが出た。一方で、ユーロに対しては引き続きユーロ圏の財政問題が円買いを誘ったほか、対ポンドではイングランド銀行(BOE)のインフレリポートで英経済の下振れリスクが示されたことや、キングBOE総裁が「将来の国債購入の可能性を排除しない」と発言したことを背景に円買いが入ったため、円下値は限られた。
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-4.0 HDP +2.9 CHDP -0.1 RHDP +4.7 CRHDP +0.0]
・ロウ豪州中央銀行(RBA)総裁補佐「欧州の経済状況は依然弱い」「欧州の信頼感が悪化すれば、アジアの経済成長は弱くなる可能性」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+4.8 HDP +2.9 CHDP +0.0 RHDP +4.3 CRHDP -0.4]
・ロウ豪州中央銀行(RBA)総裁補佐「豪州の景気回復は予想より力強い」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP HDP +2.9 CHDP +0.0 RHDP +4.3 CRHDP -0.4]
・ロウ豪州中央銀行(RBA)総裁補佐「高い投資利益と人口成長を持つ国は為替レートが高水準となる傾向にある」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小安い。豪連邦統計局が発表した4月の豪雇用統計で、新規雇用者数が予想より強い内容だったと伝わると、対豪ドルで円売りが強まったため他の通貨に対しても円売りが波及した。13日の日本株相場が上昇したことも円の重しとなった。ただ、欧財政問題への懸念が根強いこともあって、一方的に円安が進む展開にはなっていない。
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・ニューヨーク・タイムズ紙は13日、モーゲージ債の格付けをつり上げる目的で格付け機関に誤解を招く情報を与えたとして、ニューヨーク州司法局が8つの銀行に対して調査を開始していると伝えた。なお、8つの銀行はゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、UBS、シティグループ、クレディ・スイス、ドイツ銀行、クレディ・アグリコル、メリルリンチであるという。
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・米ウォールストリート・ジャーナル紙(WSJ)は13日、米検察当局が住宅関連の金融派生商品(デリバティブ)取引に関して、投資家を誤った方向に導いたかどうかについて、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーに続いて4つの銀行の初期調査に乗り出したと報じた。4つの銀行はJPモルガン、シティグループ、ドイツ銀行、UBSで、調査には米証券取引委員会(SEC)も協力しているという。
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP HDP +0.3 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「欧州連合(EU)加盟国は財政赤字を削減しなければならない」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP-2.0 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.1]
・欧州中央銀行(ECB)月報「政策金利の水準は適切」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP-4.8 HDP -1.6 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
・欧州中央銀行(ECB)月報「債券買い入れは不胎化により流動性の水準や市場金利に影響を与えない」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP+3.6 HDP -1.5 CHDP +0.1 RHDP -0.8 CRHDP -0.2]
・欧州中央銀行(ECB)は13日、第2四半期の専門家予測を発表した。2010年のユーロ圏消費者物価指数(HICP)は1.4%と第1四半期の1.3%から上方修正されたほか、2011年のHICPは1.5%と第1四半期と同じだった。また、2010年のユーロ圏域内総生産(GDP)は1.1%、2011年は1.5%と、第1四半期の1.2%、1.6%からそれぞれ下方修正された。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。13日後場の日本株相場が上げ幅を広げたほか、中国株式市場で上海総合指数が堅調に推移したことを受け、夕刻にかけて円売り外貨買いが広がった。市場関係者からは「ロンドン8時(日本時間16時)のフィキシングに絡んだ円売り外貨買いが入ったのでは」との声も聞かれた。ただ、その後は対欧州オセアニア通貨でドルが買われたことにつれた円買い欧州通貨売り、円買いオセアニア通貨売りが入り急速に持ち直した。
温家宝[NP HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.0]
・温家宝中国首相「ソブリンリスクが深刻となっている国がある」「長期的な政策として中国は内需を促進する」「過度な投機は抑制される必要」
アンゲラ・メルケル[NP HDP -0.1 CHDP -0.3 RHDP -0.1 CRHDP -0.3]
・メルケルドイツ首相「ユーロの安定化が課題」「全てのユーロ圏諸国がいつかユーロに加盟する見通しを維持」「ユーロの失敗は欧州の失敗となる」
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・マレーシア中央銀行は13日、政策金利を0.25%引き上げて2.50%にすると決めたと発表した。
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・「英スタンダードチャータード銀行が、南ア大手のネッドバンクを買収する方向で交渉に入っている」との報道が、ランド相場を支えている。衛星放送スカイニューズ(Sky News)は買収交渉が既に始まったことを伝えているが、両行関係者はコメントを控えている。市場関係者によると、今回の買収総額は数十億ポンドと見込まれているようだ。
鳩山由紀夫[NP HDP -2.8 CHDP -0.1 RHDP -2.8 CRHDP -0.1]
・鳩山由紀夫首相「消費税の増税について、政府として考えをまとめているわけではない」
ゴンザレス・パラモ[NP HDP -0.9 CHDP +0.1 RHDP -0.7 CRHDP +0.2]
・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「中銀の行動は市場を落ち着かせた」
ヌリエル・ルービニ[NP-6.0 HDP -1.4 CHDP -0.7 RHDP -1.4 CRHDP -0.7]
・ルービニ・ニューヨーク大学教授「欧州中央銀行(ECB)は金利をより低くするべき」
ヌリエル・ルービニ[NP-6.0 HDP -1.9 CHDP -0.5 RHDP -1.9 CRHDP -0.5]
・ルービニ・ニューヨーク大学教授「ECBは国債買い取りにより多く費やすべき」
ゴンザレス・パラモ[NP HDP -0.9 CHDP +0.1 RHDP -0.7 CRHDP +0.2]
・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「格付け会社は絶対的な真実を有していない」、「格付け会社は時々非生産的だった」
ゴンザレス・パラモ[NP-4.0 HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -0.4 CRHDP +0.3]
・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「不胎化をどのように行うかについては、来週詳細を明らかにする」「ECBの国債購入は市場を落ち着かせる良い効果があったと思う」
ドナルド・コーン[NP+5.2 HDP -0.7 CHDP +0.3 RHDP -0.7 CRHDP +0.3]
・コーン米連邦準備理事会(FRB)副議長「FRBの資産を拡大することは、インフレ期待を高めるだろう」
ドナルド・コーン[NP HDP -0.7 CHDP +0.3 RHDP -0.7 CRHDP +0.3]
・コーン米連邦準備理事会(FRB)副議長「緊急支援プログラムに関する透明性が重要」
ドナルド・コーン[NP HDP -0.7 CHDP +0.3 RHDP -0.7 CRHDP +0.3]
・コーン米連邦準備理事会(FRB)副議長「長期に渡り、との文言は、雇用やインフレ期待の見通しが条件としてうたわれている」
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・南アフリカ準備銀行(中央銀行)は13日、政策金利を現行の6.50%に据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP HDP +0.3 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「ギリシャとアルゼンチンを比較することは、おかしい」「もっと早くギリシャを支援すれば、よりコストは少なくて済んだだろう」「ユーロ圏は早急に財政問題に取り組まなくてはならない」
ジョゼ・ソクラテス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・ソクラテス・ポルトガル首相「新しい財政緊縮策は2011年末まで施行される」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円はしっかり。ロンドン8時(日本時間16時)のフィキシングに絡んで円売り需要があり一時値を下げたが、フィキシング通過後は円買いが優位になった。対ポンドで弱い英貿易収支を材料に円買いが強まりその他通貨にも円買いが入った。「本日償還を迎える政府系持ち株会社ドバイ・ワールド傘下ナキールのイスラム債支払いについて『トラブルが発生したとの噂が広がっている』」との情報が広まったことや、時間外のダウ先物が下げに転じたこともリスク志向の低下につながって調達通貨の円を買い戻す動きを促した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は20時過ぎに1ドル=92円61銭前後。
・ユーロ円は22時30分過ぎに1ユーロ=116円28銭前後とそれぞれ本日安値を付けている。
・ユーロドルは軟調。1ユーロ=1.2540ドル前後と6日以来の安値を付けている。欧州市場の取引時間帯の序盤は、対スイスフランで仕掛け的なユーロ売りが強まったことや、弱い英貿易収支を材料にポンドドルが売られたことなどがユーロ売り・ドル買いを誘った。NY勢参入後は、WTI原油先物相場や時間外のダウ先物の下げ幅が広がったことで投資家がリスク資産を圧縮する動きを進めたためユーロドルも売られている。
ジョゼ・ソクラテス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・ポルトガルのソクラテス首相と野党・社会民主党のコエリョ党首は13日、追加の緊縮財政策で合意した。今年の財政赤字を約20億ユーロ削減する計画で、半分は付加価値税の税率引き上げや大企業・銀行に対する追加課税などの増税で、半分は歳出削減により実施するとのこと。
米政府関係[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.3]
・ボルカー経済再生諮問会議議長「ユーロの崩壊を懸念している」「ユーロ危機は深刻な政治問題だ」
ドナルド・コーン[NP-2.0 HDP -0.7 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.0]
・コーン米連邦準備理事会(FRB)副議長「資産バブルを収縮させる政策の実行には気が進まない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円は方向感が定まらなかった。米株高を受けてリスク許容度が高まった投資家から資源国通貨に対して円売りが出たほか、対ドルでは米長期金利上昇を背景にした円売りが出た。一方で、ユーロに対しては引き続きユーロ圏の財政問題が円買いを誘ったほか、対ポンドではイングランド銀行(BOE)のインフレリポートで英経済の下振れリスクが示されたことや、キングBOE総裁が「将来の国債購入の可能性を排除しない」と発言したことを背景に円買いが入ったため、円下値は限られた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小安い。豪連邦統計局が発表した4月の豪雇用統計で、新規雇用者数が予想より強い内容だったと伝わると、対豪ドルで円売りが強まったため他の通貨に対しても円売りが波及した。13日の日本株相場が上昇したことも円の重しとなった。ただ、欧財政問題への懸念が根強いこともあって、一方的に円安が進む展開にはなっていない。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。13日後場の日本株相場が上げ幅を広げたほか、中国株式市場で上海総合指数が堅調に推移したことを受け、夕刻にかけて円売り外貨買いが広がった。市場関係者からは「ロンドン8時(日本時間16時)のフィキシングに絡んだ円売り外貨買いが入ったのでは」との声も聞かれた。ただ、その後は対欧州オセアニア通貨でドルが買われたことにつれた円買い欧州通貨売り、円買いオセアニア通貨売りが入り急速に持ち直した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円はしっかり。ロンドン8時(日本時間16時)のフィキシングに絡んで円売り需要があり一時値を下げたが、フィキシング通過後は円買いが優位になった。対ポンドで弱い英貿易収支を材料に円買いが強まりその他通貨にも円買いが入った。「本日償還を迎える政府系持ち株会社ドバイ・ワールド傘下ナキールのイスラム債支払いについて『トラブルが発生したとの噂が広がっている』」との情報が広まったことや、時間外のダウ先物が下げに転じたこともリスク志向の低下につながって調達通貨の円を買い戻す動きを促した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は20時過ぎに1ドル=92円61銭前後。
・ユーロ円は22時30分過ぎに1ユーロ=116円28銭前後とそれぞれ本日安値を付けている。
・ユーロドルは軟調。1ユーロ=1.2540ドル前後と6日以来の安値を付けている。欧州市場の取引時間帯の序盤は、対スイスフランで仕掛け的なユーロ売りが強まったことや、弱い英貿易収支を材料にポンドドルが売られたことなどがユーロ売り・ドル買いを誘った。NY勢参入後は、WTI原油先物相場や時間外のダウ先物の下げ幅が広がったことで投資家がリスク資産を圧縮する動きを進めたためユーロドルも売られている。