2010年9月13日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り先行後、下げ渋り。週末に中国の利上げがなかったほか、12日にバーゼル銀行監督委員会が合意した新しい銀行の自己資本比率規制がそれほど厳しいものにならなかったことを背景に、投資家のリスク志向が回復。日本の金利差のある豪ドルや、欧金融機関の追加増資懸念や信用不安などが後退したユーロに対し円売りが出て円全体が値を下げた。ただ、ドルに対し国内輸出企業からと見られる円買いが続いたため、円全体の下値も限られた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでしっかり。後場の日本株や時間外のダウ先物が伸び悩んだことを受けて豪ドルやユーロなどに対して利益確定の円買いが入ると、ドルに対しても円買いが入った。欧州勢がドル売りで参入してきた流れに沿って円買いドル売りが入ると上げ幅が拡大した。
 一方、円はドル以外の通貨に対しては上値が重い。欧州勢参入後に対ドルで円買いが強まったことがドル以外の通貨にも一時円買いを誘った。もっとも、同時にドルに対しては欧州・オセアニア通貨も買われており、つれて円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いが出て円の上値を抑えた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円は小安い。バーゼル銀行監督委員会が12日に合意した新しい銀行の自己資本比率規制があまり厳しいものにならず、ユーロ圏金融機関の財務懸念が後退したことを蒸し返す形で欧州勢が対ユーロ中心に円売りで参入。他の通貨に対しても円売りが波及した。ただ、円・ドルが底堅く推移した影響で、一方的に円安が進む展開にはならなかった。市場関係者からは「民主党代表選の投開票を明日に控え、積極的な売買を手控えるムードもあった」との声が聞かれた。
【 通貨ペア 】
・ドル円はもみ合い。1ドル=84円00銭前後を挟んだ値動きが続いた。
・ユーロ円はじり高。ユーロドルの上昇につれた円売りユーロ買いが出たため、22時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=107円94銭前後まで値を上げた。もっとも、心理的節目である108円00銭を前にいったん上値は抑えられている。
・ユーロドルはしっかり。欧金融機関に対する懸念が後退したことを背景に、欧州勢がユーロ買いで参入。その後は1.28ドル台前半でのもみ合いが続いたが、ニューヨーク勢参入後に一時1ユーロ=1.2846ドル前後まで値を上げた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・バーゼル銀行監督委員会は12日、銀行に対する新たな自己資本比率規制で合意した。銀行が確保を求められる最低所要自己資本比率の「狭義の中核的自己資本(コアTier1)比率」は2%から4.5%に引き上げられたほか、損失を吸収するために追加的に必要な「資本保全バッファー」が2.5%に設定された。これにより、銀行はコアTier1相当の資本を現行から3倍となる7%の水準で確保しなければならないという。なお、新たな規制は2013年から開始され、全ての規制が全面適用されるのは2019年になる。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -2.7 CHDP +1.6 RHDP -2.7 CRHDP +1.6]
・ギリシャ財務省は13日、欧州連合(EU)から第2弾となる融資、65億ユーロを受け取ったとの声明を発表したことを、報じている。なお、国際通貨基金(IMF)からは25.7億ユーロを14日に受け取る見通しとのこと。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ウェイン・スワン[NP+3.0 HDP +0.4 CHDP +0.1 RHDP +1.6 CRHDP +0.4]
・スワン豪副首相兼財務相「豪州の銀行はバーゼル規制を楽に達成する」「バーゼル規制はRBAに政策金利変動を促すべきでない」

2010年9月13日のFX要人発言・ニュース

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・バーゼル銀行監督委員会は12日、銀行に対する新たな自己資本比率規制で合意した。銀行が確保を求められる最低所要自己資本比率の「狭義の中核的自己資本(コアTier1)比率」は2%から4.5%に引き上げられたほか、損失を吸収するために追加的に必要な「資本保全バッファー」が2.5%に設定された。これにより、銀行はコアTier1相当の資本を現行から3倍となる7%の水準で確保しなければならないという。なお、新たな規制は2013年から開始され、全ての規制が全面適用されるのは2019年になる。

会社・企業関係[NP     HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
会社・企業関係・ドイツ銀行は12日、バーゼル銀行監督委員会が設定した新たな自己資本比率規制に対応するため、少なくとも98億ユーロの増資を計画すると発表した。また、ドイツ・ポストバンクを24億ユーロで買収する提案したという。

中国政府関係[NP+2.0 HDP +1.4 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP -0.3]
中国政府関係・中国国家統計局が11日発表した8月消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.5%上昇と予想の3.5%上昇と同じだった。また、同時に発表された8月卸売物価指数(PPI)は前年同月比4.3%上昇と予想の4.5%上昇を下回った。
 なお、8月鉱工業生産は前年同月比13.9%増と市場予想平均の13.0%増を上回った。8月小売売上高は前年同月比18.4%増となり、市場予想平均の18.0%増を上回った。

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP     HDP +0.4 CHDP -0.1 RHDP +1.8 CRHDP +0.0]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・米ウォールストリート・ジャーナル紙は12日、ガイトナー米財務長官に行ったインタビューを発表した。ガイトナー米財務長官は「中国の人民元改革に満足しているか」との問いに「当然満足していない」と語り、「中国は6月に市場動向を為替レートに反映させ始めるという重要なステップを踏んだが、それは非常に非常に小さく、一時的だ」との見方を示した。

ウェイン・スワン[NP+3.0 HDP +0.4 CHDP +0.1 RHDP +1.6 CRHDP +0.4]
ウェイン・スワン・スワン豪副首相兼財務相「豪州の銀行はバーゼル規制を楽に達成する」「バーゼル規制はRBAに政策金利変動を促すべきでない」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り先行後、下げ渋り。週末に中国の利上げがなかったほか、12日にバーゼル銀行監督委員会が合意した新しい銀行の自己資本比率規制がそれほど厳しいものにならなかったことを背景に、投資家のリスク志向が回復。日本の金利差のある豪ドルや、欧金融機関の追加増資懸念や信用不安などが後退したユーロに対し円売りが出て円全体が値を下げた。ただ、ドルに対し国内輸出企業からと見られる円買いが続いたため、円全体の下値も限られた。

中国政府関係[NP     HDP +1.4 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP -0.3]
中国政府関係・李・中国副首相「長期的な安定成長を確実にする」

中国政府関係[NP+4.0 HDP +1.4 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP +0.0]
中国政府関係・李・中国副首相「中国は、中国経済を開放していくことを続ける」

エルッキ・リーカネン[NP     HDP -0.2 CHDP +0.2 RHDP -0.3 CRHDP -0.2]
エルッキ・リーカネン・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁(一部通信社がスイス・バーゼルでのコメントとして伝えた)「新たなバーゼル規制は野心的な改革であり、経済成長や回復を損なうことはない」

ドミニク・ストロス=カーン[NP-4.0 HDP -1.5 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
ドミニク・ストロス=カーン・ストロスカーン国際通貨基金(IMF)専務理事(ブルームバーグとのインタビューで)「世界経済は今後数年であまり雇用を創出しない可能性」「欧州の景気は停滞し、雇用創出のない景気回復となるリスクが高い」

フェルナンデス・オルドネス[NP     HDP -1.2 CHDP -0.2 RHDP -1.2 CRHDP -0.2]
フェルナンデス・オルドネス・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのオルドネス・スペイン中銀総裁「バーゼル規制について全会一致で合意に達したことは非常に喜ばしい」「新たなバーゼル規制は不確実性をなくす」

ナウト・ウェリンク[NP     HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.0]
ナウト・ウェリンク・オランダ中銀のウェリンク総裁「経済が、バーゼルの新しい規制から悪影響を受けることは予想していない」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでしっかり。後場の日本株や時間外のダウ先物が伸び悩んだことを受けて豪ドルやユーロなどに対して利益確定の円買いが入ると、ドルに対しても円買いが入った。欧州勢がドル売りで参入してきた流れに沿って円買いドル売りが入ると上げ幅が拡大した。
 一方、円はドル以外の通貨に対しては上値が重い。欧州勢参入後に対ドルで円買いが強まったことがドル以外の通貨にも一時円買いを誘った。もっとも、同時にドルに対しては欧州・オセアニア通貨も買われており、つれて円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いが出て円の上値を抑えた。

白川方明[NP     HDP -0.2 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP -0.4]
白川方明・国際決済銀行(BIS)理事会は13日、白川方明日銀総裁をBISのアジア諮問会議議長に任命したと発表した。

オッリ・レーン[NP+3.0 HDP -1.9 CHDP +0.3 RHDP -1.9 CRHDP +0.3]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「景気回復は春の予測より速い」

温家宝[NP+3.0 HDP -1.3 CHDP +0.2 RHDP -1.3 CRHDP +0.2]
温家宝・温家宝中国首相「物価は基本的に安定」「経済は良好」「物価安定と柔軟性の拡大を維持」「中国は積極的な財政政策を維持」

温家宝[NP+3.6 HDP -1.1 CHDP +0.2 RHDP -1.1 CRHDP +0.2]
温家宝・温家宝中国首相「投機的な住宅購入を抑制する」「住宅供給を増加させる」「全ての地方政府にとって、住宅価格の安定化が鍵となる課題」

オッリ・レーン[NP+3.6 HDP -1.7 CHDP +0.2 RHDP -1.7 CRHDP +0.2]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「英国の景気回復は予想よりいくぶん強い」「英国の経済指標は英国のインフレ上昇が引き続き高いことを示唆」

クリスティーヌ・ラガルド[NP+4.0 HDP -0.5 CHDP +0.2 RHDP -0.5 CRHDP +0.2]
クリスティーヌ・ラガルド・ラガルド仏経済財務雇用相「出口戦略は調整されなければならない」

ドミニク・ストロス=カーン[NP-4.8 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
ドミニク・ストロス=カーン・ストロスカーン国際通貨基金(IMF)専務理事「危機が過ぎ去ったと考えるのは誤りである」

フィリップ・ヒルデブランド[NP     HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.0]
フィリップ・ヒルデブランド・ヒルデブランド・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)総裁「新しい銀行規制はスイスにインパクトを与えるだろう」、「バーゼル基準は最低限のものであることは明らか」

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP -0.3]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「新しいバーゼル規制は銀行セクターにさらなる回復をもたらす」、「先進国の経済成長はまだら模様」、「新興国経済は持続的な成長へ」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-3.8 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.3]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「新しい銀行規制は経済の安定と成長に寄与し不透明性を除去する」、「新しい銀行規制は世界の経済回復を阻害しない」、「ECBは成長に関して勝利宣言できない」、「BIS会議では二番底シナリオについて協議はなかった」

周小川[NP     HDP -0.8 CHDP +0.5 RHDP -0.8 CRHDP +0.5]
周小川・周小川・中国人民銀行総裁は13日、ウェブサイト上で「中国は経済情勢によって金融政策は変更する」との認識を示した。

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP +1.6 CHDP +0.3 RHDP +1.6 CRHDP +0.3]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「新しいバーゼル規制は経済を損なわないだろう」

マリオ・ドラギ[NP     HDP -1.9 CHDP -0.1 RHDP -1.9 CRHDP -0.1]
マリオ・ドラギ・ドラギ・イタリア中銀総裁「新銀行規制を暖かく歓迎」「バーゼルⅢはⅡから大きく進化」

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP     HDP +0.4 CHDP -0.1 RHDP +1.8 CRHDP +0.0]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官「米国のインフラ整備はよい経済政策」、「米経済は徐々に底から抜け出しつつある」

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・13日、ギリシャ10年物国債のドイツ国債へのプレミアムが900bpを下回り、9月6日以来の水準まで低下したと伝えている。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -2.7 CHDP +1.6 RHDP -2.7 CRHDP +1.6]
ギリシャ政府関係・ギリシャ財務省は13日、欧州連合(EU)から第2弾となる融資、65億ユーロを受け取ったとの声明を発表したことを、報じている。なお、国際通貨基金(IMF)からは25.7億ユーロを14日に受け取る見通しとのこと。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・13日の欧州外国為替市場で円は小安い。バーゼル銀行監督委員会が12日に合意した新しい銀行の自己資本比率規制があまり厳しいものにならず、ユーロ圏金融機関の財務懸念が後退したことを蒸し返す形で欧州勢が対ユーロ中心に円売りで参入。他の通貨に対しても円売りが波及した。ただ、円・ドルが底堅く推移した影響で、一方的に円安が進む展開にはならなかった。市場関係者からは「民主党代表選の投開票を明日に控え、積極的な売買を手控えるムードもあった」との声が聞かれた。
【 通貨ペア 】
・ドル円はもみ合い。1ドル=84円00銭前後を挟んだ値動きが続いた。
・ユーロ円はじり高。ユーロドルの上昇につれた円売りユーロ買いが出たため、22時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=107円94銭前後まで値を上げた。もっとも、心理的節目である108円00銭を前にいったん上値は抑えられている。
・ユーロドルはしっかり。欧金融機関に対する懸念が後退したことを背景に、欧州勢がユーロ買いで参入。その後は1.28ドル台前半でのもみ合いが続いたが、ニューヨーク勢参入後に一時1ユーロ=1.2846ドル前後まで値を上げた。

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