2010年11月8日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小高い。8日の日本株が高く寄り付いたことを背景に円を売る動きが見られたが、対ユーロ中心に利益確定の円買いが強まるとその他通貨にも円買いが広がった。
 一方、円はドルに対しては一進一退。欧州・オセアニア通貨に対してドルが買い戻されていることにつれて円売りドル買いが出た。ただ、対ユーロ中心に円買いの勢いが増すとドルに対しても円買いが入り値を戻した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。午後に入り動意の乏しい展開が続いた。8日の日本株や中国株が上昇したことを手掛かりに、欧州勢参入後に散発的に円売りが出たものの、追随する動きは見られず直ぐに買い戻された。ドイツやスイスの経済指標が伝わったが、特に目立った反応はなかった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は強含み。ユーロ圏の財政問題が改めて意識される中、時間外のダウ先物の下落を背景に対ユーロ中心に円買いが入った。資源国通貨に対しては、原油など商品相場の下落を理由に円が買い戻された。もっとも、その後は追随する動きがなかったうえ、米国勢の参入を前に様子見ムードが強まったためもみ合いの展開となった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時過ぎに一時本日安値となる1ドル=81円00銭前後まで値を下げた後、81円台前半でのもみ合いが続いた。市場では「先週末の10月米雇用統計の発表前の水準である80円95-98銭がサポートとして意識されている」との指摘があった。
・ユーロ円は18時過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=112円66銭前後まで売られた後、112円台後半での値動きが続いた。
・ユーロドルは欧財政問題が改めて意識される中、9月独鉱工業生産指数が市場予想を下回ったことなどが相場の重しとなり、20時過ぎに一時1ユーロ=1.3891ドル前後まで値を下げた。市場関係者からは「マクロファンドやリアルマネー系の売りが断続的に出たようだ」との声が聞かれた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

中国政府関係[NP     HDP +1.4 CHDP -0.1 RHDP +2.1 CRHDP +0.3]
・中国当局は8日、「米連邦準備理事会(FRB)の追加金融緩和は世界経済のショックとなる」「追加緩和によって投機資金のフローを増加させる可能性がある」などの認識を示したと伝えられている。

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP+4.0 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +1.7 CRHDP +0.2]
・ガイトナー米財務長官(訪問先のインドで)「米国の経済成長は欧州や日本の2倍速い可能性」

ジャン=クロード・ユンケル[NP-3.0 HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP +0.3]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「出口戦略が成長を脅かすべきではない」、「ユーロ圏経済はかなりさえない成長率となる見通し」

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP +0.3]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ドルはユーロに対し、しかるべき水準ではない」、「FRBの決定はリスクがあると見ている」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

中国政府関係[NP-2.0 HDP +1.4 CHDP -0.1 RHDP +2.1 CRHDP +0.3]
・中国は8日、「準備通貨国は為替レートを安定させるべき」との認識を示したと伝えられている。

2010年11月8日のFX要人発言・ニュース

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・第17回APEC財務大臣会議 大臣共同声明(仮訳)
[2010年11月5、6日 於:京都]
 3.世界経済は、最近の金融危機から回復しつつあるが、不確実性が残っている。域内における成長は一様ではなく、発展途上エコノミーが力強く回復する一方、先進エコノミーの回復はより緩やかである。域内の新興エコノミーに対するネットの資本フローは、相当の規模で戻ってきており、いくつかのエコノミーにおける資本フローの変動や資産価格の上昇のリスクが強まっている。金融改革は進行しており、より強固で強じんな世界の金融システムを構築するための措置を、引き続き取るべきである。我々は、開かれた市場を維持し、保護主義と戦うことに引き続きコミットしている。我々は、協働的かつ協調的な形で回復を支えていくという共通の決意を再確認した。
 5.我々は、慶州で行われた最近の20か国財務大臣・中央銀行総裁会議の結果を支持し、対外的な持続可能性を促進するための多角的協調を強化し、過度の不均衡を削減し経常収支を持続可能な水準で維持するのに資する、あらゆる政策を追求する。我々は、引き続き構造改革を行い雇用創出を促進する。
 7.我々は、根底にある経済のファンダメンタルズを反映し、より市場で決定される為替レートシステムに移行し、通貨の競争的な切下げを回避する。準備通貨を持つエコノミーを含む先進エコノミーは、為替レートの過度の変動や無秩序な動きを監視する。これらの行動は、いくつかの新興エコノミーが直面している資本移動の過度な変動のリスクを軽減させる助けとなろう。

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP     HDP +0.5 CHDP +0.1 RHDP +1.4 CRHDP -0.1]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官は6日、11日から開催の20カ国・地域(G20)首脳会議で経常収支の数値目標について合意を目指さない方針を示した。

野田佳彦[NP     HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP +0.1]
野田佳彦・野田佳彦財務相は6日、ガイトナー米財務長官と会談後の会見で、為替など個別の問題について話はしていないことを明らかにした。

ベン・バーナンキ[NP     HDP -2.5 CHDP +0.1 RHDP -5.0 CRHDP +0.0]
ベン・バーナンキ・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は6日、ジョージア州でのアトランタ連銀主催の討論会で、グリーンスパン・プットやグリーンスパン・バーナンキ・プットとよばれるものが示唆するのが株安の回避を意味するなら、それは的外れだ、との認識を示した。また、量的緩和はただの金融政策であり、新しく奇妙なものではないほか、インフレを生み出そうとしているものではないとした。

ジョン・キー[NP-4.6 HDP -3.2 CHDP -0.1 RHDP -3.2 CRHDP -0.1]
ジョン・キー・キー・ニュージーランド(NZ)首相は8日、地元テレビ局とのインタビューで、1NZドル=0.80米ドルを上回り、輸出業者に一段の問題を引き起こす可能性がある、との見方を示した。

山口廣秀[NP     HDP -0.4 CHDP -0.2 RHDP -0.4 CRHDP -0.2]
山口廣秀・山口日銀副総裁「景気回復が一服している」「先行きは回復テンポの鈍化が続く」「本日から国債の買い入れを早速始める」

日本銀行(日銀)関係[NP     HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -4.8 CRHDP +0.1]
日本銀行(日銀)関係・日銀は8日、資産買い入れ基金での国債の購入を通知した。規模は1500億円となるという。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小高い。8日の日本株が高く寄り付いたことを背景に円を売る動きが見られたが、対ユーロ中心に利益確定の円買いが強まるとその他通貨にも円買いが広がった。
 一方、円はドルに対しては一進一退。欧州・オセアニア通貨に対してドルが買い戻されていることにつれて円売りドル買いが出た。ただ、対ユーロ中心に円買いの勢いが増すとドルに対しても円買いが入り値を戻した。

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP     HDP +0.5 CHDP +0.1 RHDP +1.4 CRHDP -0.1]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・インドを訪問中のガイトナー米財務長官は8日、インドのムガジー財務相と市場やインフラの面で協力していくことを話し合ったと一部通信社が伝えた。また、景気回復を力強いものとすることでも協力するほか、ムガジー・インド財務相を来年ワシントンに招待することも明らかになった。

日本銀行(日銀)関係[NP+2.0 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -4.9 CRHDP -0.1]
日本銀行(日銀)関係・日銀は8日、11月分の金融経済月報(基本的見解)で、景気の現状について「わが国の景気は、緩やかに回復しつつあるものの、改善の動きに一服感がみられる」と認識を示した。また、先行きについては「景気改善テンポの鈍化した状況がしばらく続いた後、緩やかな回復経路に復していくと考えられる」とした。

会社・企業関係[NP     HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
会社・企業関係・独コメルツ銀行は8日、第3四半期決算を発表した。純利益が1億1300万ユーロとなったことが明らかになった。

中国政府関係[NP-2.0 HDP +1.4 CHDP -0.1 RHDP +2.1 CRHDP +0.3]
中国政府関係・中国は8日、「準備通貨国は為替レートを安定させるべき」との認識を示したと伝えられている。

中国政府関係[NP     HDP +1.4 CHDP -0.1 RHDP +2.1 CRHDP +0.3]
中国政府関係・王軍・中国副財政相「米国は世界経済における役割と責任を認識すべき」「中国は率直に米国と米追加金融緩和に関して話し合うつもりだ」

中国政府関係[NP     HDP +1.4 CHDP -0.1 RHDP +2.1 CRHDP +0.3]
中国政府関係・中国当局は8日、「米連邦準備理事会(FRB)の追加金融緩和は世界経済のショックとなる」「追加緩和によって投機資金のフローを増加させる可能性がある」などの認識を示したと伝えられている。

バラク・オバマ[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP +0.2]
バラク・オバマ・オバマ米大統領(訪問先のインドで)「米国経済の成長は全体として世界にとって良い」「FRBの使命は米国経済の拡大を支援することでありFRBは独立した機関」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。午後に入り動意の乏しい展開が続いた。8日の日本株や中国株が上昇したことを手掛かりに、欧州勢参入後に散発的に円売りが出たものの、追随する動きは見られず直ぐに買い戻された。ドイツやスイスの経済指標が伝わったが、特に目立った反応はなかった。

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP+3.0 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +1.5 CRHDP +0.1]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官(訪問先のインドで)「米国経済は米雇用統計に促され、緩やかに力強くなりつつある」「米国は経済鈍化から予想を上回るペースで持ち直している」「為替問題について、より緊密な協調の枠組みを構築しようとしている」

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP     HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +1.5 CRHDP +0.1]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官(訪問先のインドで)「通貨の上昇に対する抵抗はその他の国にとって不公平」

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP+4.0 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +1.7 CRHDP +0.2]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官(訪問先のインドで)「米国の経済成長は欧州や日本の2倍速い可能性」

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP     HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +1.7 CRHDP +0.2]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官(訪問先のインドで)「米国は貿易不均衡に関して早期警戒指標の枠組みを提案する」

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP     HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +1.7 CRHDP +0.2]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官(訪問先のインドで)「人民元の上昇を加速することは中国の国益」、「中国は資本規制を緩和し始めている」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-1.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP -0.3]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「依然として不透明感やリスクがある」「すべての中銀は物価期待の抑制を目指す」「世界経済の回復は均一ではない」

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP -0.3]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「通貨安政策を追及している中央銀行はない」「通貨安競争に関する発言もなかった」「(新興国経済について)いくつかの国で高水準の資本流入がある」

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・8日、アイルランドとドイツの10年物国債の利回りスプレッドがユーロ導入以来、最高水準となる555bpに拡大したと伝えた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・8日の欧州外国為替市場で円は強含み。ユーロ圏の財政問題が改めて意識される中、時間外のダウ先物の下落を背景に対ユーロ中心に円買いが入った。資源国通貨に対しては、原油など商品相場の下落を理由に円が買い戻された。もっとも、その後は追随する動きがなかったうえ、米国勢の参入を前に様子見ムードが強まったためもみ合いの展開となった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時過ぎに一時本日安値となる1ドル=81円00銭前後まで値を下げた後、81円台前半でのもみ合いが続いた。市場では「先週末の10月米雇用統計の発表前の水準である80円95-98銭がサポートとして意識されている」との指摘があった。
・ユーロ円は18時過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=112円66銭前後まで売られた後、112円台後半での値動きが続いた。
・ユーロドルは欧財政問題が改めて意識される中、9月独鉱工業生産指数が市場予想を下回ったことなどが相場の重しとなり、20時過ぎに一時1ユーロ=1.3891ドル前後まで値を下げた。市場関係者からは「マクロファンドやリアルマネー系の売りが断続的に出たようだ」との声が聞かれた。

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.1 CHDP +0.2 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「アイルランドは財政目標に達することができれば、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)による援助を回避することが可能」

ジャン=クロード・ユンケル[NP-3.0 HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP +0.3]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「出口戦略が成長を脅かすべきではない」、「ユーロ圏経済はかなりさえない成長率となる見通し」

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP +0.3]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「為替相場の過度な変動は回避するべき」、「G20が為替を討議するフォーラムとなることを望む」

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP +0.3]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ドルはユーロに対し、しかるべき水準ではない」、「FRBの決定はリスクがあると見ている」

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・8日の欧州債券市場では、ポルトガルとドイツ10年物国債の利回りスプレッドが一時441bpとユーロ導入以来、過去最大水準まで拡大した。

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