2010年11月9日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP +0.3]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「FRBの行動に関する批判で、ショイブレ独財務相に共感している」
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは8日、4つのポルトガルの銀行の長期発行体デフォルト格付(IDR)を引き下げたと発表した。なお、見通しは「ネガティブ」とした。
ジェームズ・ブラード[NP-6.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.2]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「量的緩和は金融政策の代替となりえる」、「量的緩和の利点はそのリスクよりおそらく大きいようだ」、「インフレを暗黙の目標付近で維持することは極めて重要」
リチャード・フィッシャー[NP+4.0 HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.3]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「米経済はわずかに改善している。景気回復は継続すると予想している。」、「米国は流動性のわなに陥っているとの見方に同意」
リチャード・フィッシャー[NP+4.8 HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.0]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「ドル安は雇用創出を促進せず、保護主義を助長する可能性があると、FOMCで述べた」
ジェームズ・ブラード[NP+5.4 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP -0.4]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「FRBは量的緩和を手控えるのに、インフレの加速を待つ必要はない」、「インフレの加速見通しで量的緩和は変更される可能性もある」
リチャード・フィッシャー[NP+5.0 HDP +0.2 CHDP +0.1 RHDP +1.1 CRHDP +0.3]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「世界の他地域を無視することは出来ない」「FOMC以降の為替相場の動きに驚きはない」
山口廣秀[NP+2.6 HDP -0.3 CHDP +0.1 RHDP -0.3 CRHDP +0.1]
・山口日銀副総裁「2011年度でのCPIプラス転換を展望リポートでみており、基本的に政府と軌を一にしている」
中国人民銀行関係[NP HDP +1.2 CHDP +0.1 RHDP +2.9 CRHDP -0.2]
・中国人民銀行政策委員「米ドルは危機を引き起こした国の通貨だ」
ギリシャ政府関係[NP HDP -2.7 CHDP +1.6 RHDP -2.7 CRHDP +1.6]
・ギリシャ政府は9日、26週物政府証券(Tビル)入札を実施した。平均落札利回りは4.82%と前回の4.54%を上回った。応札倍率は5.15倍と前回の4.22倍を上回った。発行高は3億9000万ユーロとなった。
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -0.2 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.3]
・国際通貨基金(IMF)の報道官は9日、「世界需要の均衡を図ることは非常に重要」、「人民元は著しく過小評価されている」、「我々は通貨戦争の状態にあると言いたくはない」などと述べたと報じられている。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ニュージーランド政府関係[NP-4.6 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.4]
・イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相「米ドルの下落がNZ輸出業者への逆風を生み出す」「米国は米ドルを下落させる政策を採用している」
2010年11月9日のFX要人発言・ニュース
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP +0.3]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「FRBの行動に関する批判で、ショイブレ独財務相に共感している」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・8日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で、金先物相場の12月限は底堅い。1時56分時点では前営業日比2.6ドル高の1トロイオンス=1400.3ドルで推移している。一時1401.1ドルと史上最高値を更新した。
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは8日、4つのポルトガルの銀行の長期発行体デフォルト格付(IDR)を引き下げたと発表した。なお、見通しは「ネガティブ」とした。
ジェームズ・ブラード[NP-4.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP -0.2]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「量的金融緩和第2弾(QE2)は6-12ヶ月で経済的な影響を及ぼすと予想」、「量的緩和のリスクは極めて現実的」
ジェームズ・ブラード[NP-6.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.2]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「量的緩和は金融政策の代替となりえる」、「量的緩和の利点はそのリスクよりおそらく大きいようだ」、「インフレを暗黙の目標付近で維持することは極めて重要」
米政府関係[NP HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -0.9 CRHDP +0.0]
・米財務省によると、3年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが0.575%、応札倍率(カバー)が3.26倍となった。
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP +0.8 CHDP -0.3 RHDP +0.8 CRHDP -0.3]
・ショイブレ独財務相「モラルハザードはソブリン債に関して回避されなければならない」
トーマス・ホーニグ[NP+2.8 HDP +3.3 CHDP +0.0 RHDP +4.4 CRHDP +0.0]
・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁「2番底の危機は見られない」
リチャード・フィッシャー[NP+4.0 HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.3]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「米経済はわずかに改善している。景気回復は継続すると予想している。」、「米国は流動性のわなに陥っているとの見方に同意」
リチャード・フィッシャー[NP+4.8 HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.0]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「ドル安は雇用創出を促進せず、保護主義を助長する可能性があると、FOMCで述べた」
ギリシャ政府関係[NP HDP -2.7 CHDP +1.6 RHDP -2.7 CRHDP +1.6]
・パパコンスタンティヌ・ギリシャ財務相「ギリシャはアイルランドではない。銀行の安定性に問題はない。」
ジェームズ・ブラード[NP+5.4 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP -0.4]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「FRBは量的緩和を手控えるのに、インフレの加速を待つ必要はない」、「インフレの加速見通しで量的緩和は変更される可能性もある」
リチャード・フィッシャー[NP+5.0 HDP +0.2 CHDP +0.1 RHDP +1.1 CRHDP +0.3]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「世界の他地域を無視することは出来ない」「FOMC以降の為替相場の動きに驚きはない」
ブライアン・レニハン[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・レニハン・アイルランド財務相「アイルランドは欧州委員会との協力を重視している」、「困難な状況の対処法について協議した」
オッリ・レーン[NP HDP -1.6 CHDP +0.2 RHDP -1.6 CRHDP +0.2]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「アイルランドの計画は野心的」、「欧州委員会はアイルランドを支持」、「アイルランドは財政赤字の削減で真剣に努力している」
ケビン・ウォーシュ[NP+2.0 HDP +1.4 CHDP +0.1 RHDP +1.4 CRHDP +0.1]
・ウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)理事「FRBの資産購入は相当のリスクが伴うと見ている」、「資産購入は経済に恩恵を与えないこともある」
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP HDP +0.9 CHDP -0.8 RHDP +0.9 CRHDP -0.8]
・20カ国・地域(G20)首脳会議議長の李明博(イ・ミョンバク)韓国大統領は、世界経済の不均衡是正へ各国間で調整に入った経常収支の数値基準を導入することで原則合意を目指す考えを表明したと、日経新聞が報じている。
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・米金融保証会社のアムバック・フィナンシャル・グループは8日、連邦破産法11条(チャプター11)の適用を申請した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。欧州市場で円・ドルが一時1ドル=81円00銭前後まで上昇したが、市場参加者からは「5日の米雇用統計発表前の水準である80円95-98銭前後がレジスタンスとして意識されている」との指摘があり、上値の重さが嫌気される中、ニューヨーク勢参入でドルに対して円売りが先行し、円全体は一時押し下げられた。その後、ダウ工業株30種平均が一時80ドルを超す下げ幅となり、リスクポジション解消目的で円買いが広がったほか、対ユーロでは欧州の財政問題が改めて意識されたことも円買いを誘う場面があった。ただ、ニューヨーク金先物相場がはじめて1400ドル台を突破し、資源国通貨に対して売りに押されると、円の上値は抑えられるなど、方向感が定まらなかった。
野田佳彦[NP HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP +0.1]
・野田佳彦財務相「主要国は為替動向を監視する」
中国政府関係[NP HDP +1.4 CHDP -0.1 RHDP +2.1 CRHDP +0.3]
・中国政府関係者の話として伝えたところによると、米金融緩和は他国の通貨に圧力をかけるほか、投機資金の流れを引き起こす可能性があるという。
ウェイン・スワン[NP-3.0 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +1.5 CRHDP -0.2]
・スワン豪副首相兼財務相「豪ドルの動きについて推測したくない」「豪ドルの動きは政府の歳入に影響がある」
ニュージーランド政府関係[NP-4.6 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.4]
・イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相「米ドルの下落がNZ輸出業者への逆風を生み出す」「米国は米ドルを下落させる政策を採用している」
米政府関係[NP+2.6 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・サマーズ・米国家経済会議(NEC)委員長「米経済の短期的な見通しは緩やかな成長」「新興国は資産価格のリスクに直面」
中国政府関係[NP HDP +1.4 CHDP -0.1 RHDP +2.1 CRHDP +0.3]
・中国国家外為管理局(SAFE)は9日、投機的な資本流入を抑制する規則を発表した。企業の短期的な対外債務枠を厳しく管理するという。
野田佳彦[NP-4.2 HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP +0.2]
・野田佳彦財務相「(為替について)必要なときには断固たる措置取る」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・9日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で、金先物相場の12月限は時間外取引で底堅い。11時55分時点では前日比0.6ドル高の1トロイオンス=1410.8ドルで推移している。一時1413.3ドルと史上最高値を更新した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。対ユーロではユーロ圏の財政問題が意識されて円買いが入ったほか、ポンドに対しては英住宅指標が市場予想平均を下回ったことを背景に円買いが入ったため、その他通貨にも円買いが波及した。日本株が下落したことも投資家のリスク志向の低下につながり円の買い戻しを誘った。9日午前の上海総合指数が下げ幅を広げると一段と円買いが強まり円の上げ幅が広がった。市場参加者からは「中国国家外為管理局(SAFE)が9日、投機的な資本流入を抑制する規則を発表したことが、中国株の重しとなり、リスクマネーのフローの停滞につながっているようだ」との指摘がある。
中国人民銀行関係[NP+4.8 HDP +1.2 CHDP +0.1 RHDP +2.9 CRHDP -0.2]
・馬・中国人民銀行副総裁「米国の金融緩和によるバブルを警戒する必要がある」「インフレと世界的な不均衡に対する警戒が必要」「中国はインフレを放置しない」
日本政府関係[NP-4.0 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.1]
・海江田万里・経済財政担当相「2012年度中にデフレ脱却を目指す」
山口廣秀[NP+2.6 HDP -0.3 CHDP +0.1 RHDP -0.3 CRHDP +0.1]
・山口日銀副総裁「2011年度でのCPIプラス転換を展望リポートでみており、基本的に政府と軌を一にしている」
中国人民銀行関係[NP HDP +1.2 CHDP +0.1 RHDP +2.9 CRHDP -0.2]
・中国人民銀行政策委員「米ドルは危機を引き起こした国の通貨だ」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・9日、アイルランドとドイツの10年物国債の利回りスプレッドがユーロ導入以来、最高水準となる571bpに拡大したと伝えた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。一部通信社が「米国がニュージーランド産のキウイの輸入を停止している」と報じたことを背景に、NZドルに対して円買いが入ったほか、9日の上海総合指数が下落したことを受け投資家のリスク志向が低下するとの見方から調達通貨の円を買い戻す動きも見られた。欧州勢の本格参入後は、財政問題のくすぶるユーロに対して円買いが強まり、円全体が押し上げられている。
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・9日の欧州債券市場では、ポルトガルとドイツ10年物国債の利回りスプレッドが一時461bpとユーロ導入以来、過去最大水準まで拡大したという。
ギリシャ政府関係[NP HDP -2.7 CHDP +1.6 RHDP -2.7 CRHDP +1.6]
・ギリシャ政府は9日、26週物政府証券(Tビル)入札を実施した。平均落札利回りは4.82%と前回の4.54%を上回った。応札倍率は5.15倍と前回の4.22倍を上回った。発行高は3億9000万ユーロとなった。
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・9日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で、金先物相場の12月限は時間外取引で小高い。19時15分時点では前日比4.5ドル高の1トロイオンス=1414.5ドルで推移している。一時1414.8ドルと史上最高値を更新した。
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -0.2 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.3]
・国際通貨基金(IMF)の報道官は9日、「世界需要の均衡を図ることは非常に重要」、「人民元は著しく過小評価されている」、「我々は通貨戦争の状態にあると言いたくはない」などと述べたと報じられている。
バラク・オバマ[NP HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP +0.2]
・オバマ米大統領(訪問先のインドネシアで)「G20サミットでは均衡のとれた世界経済の必要性について協議する」
バラク・オバマ[NP HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP +0.2]
・オバマ米大統領(訪問先のインドネシアで)「G20は均衡のとれた成長への枠組みにまだ達していない」、「G20で進展があると確信している」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円は失速。欧財政問題を材料にユーロに対して円買いが強まると、他の通貨に対しても円買いが波及。市場関係者からは「ドイツ国債とアイルランド、ポルトガル、スペインの国債のスプレッドが軒並み拡大していることを受けてユーロクロスの売りが目立った」との声が聞かれた。
ただ、買いが一巡すると徐々に上値を切り下げた。時間外のダウ先物や英・独の株価指数が持ち直し、投資家のリスク志向が改善するとの見方から円が売られたほか、ギリシャの26週物政府証券(Tビル)入札を無難に通過し、資金繰り懸念が緩和したとして対ユーロで円売りが出た影響を受けた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は軟調。対ユーロなどでドル売りが進んだ影響で、21時過ぎに一時本日安値となる1ドル=80円54銭前後まで値を下げた。
・ユーロ円は下値が堅い。17時過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=111円72銭前後まで値を下げたものの、その後112円台後半まで持ち直した。
・ユーロドルはユーロ圏の財政懸念が改めて意識されたこともあって、17時過ぎに一時1ユーロ=1.3823ドル前後まで値を下げたものの、その後は一転買いが優勢に。ギリシャの国債入札を無事通過したうえ、市場では「欧州中央銀行(ECB)がアイルランドとポルトガルの国債買い取りを実施したとの観測がユーロの買い戻しを誘った」との指摘があり、21時30分過ぎに1.3974ドル前後と本日高値を付けた。「中東勢、アジア系ソブリンネームの買いが目立った」との声も聞かれた。
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・仏ダノンの飲料水部門に複数の日本企業が買収を打診しているようだと、事情に詳しい関係者の話しとして米ウォールストリート・ジャーナル紙(WSJ)が報じている。
国際通貨基金(IMF)[NP-4.0 HDP -0.4 CHDP -0.2 RHDP -0.3 CRHDP +0.1]
・国際通貨基金(IMF)は9日、英国経済に関する年次報告の中で「英国は緊縮財政のために金融緩和を続ける必要がある」との見解を示した。また、「2011年の英インフレは目標の2%を上回る一方で、12年は2%を下回る」「英国は民間資産購入の拡大について検討する余地がある」との見方を示した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。欧州市場で円・ドルが一時1ドル=81円00銭前後まで上昇したが、市場参加者からは「5日の米雇用統計発表前の水準である80円95-98銭前後がレジスタンスとして意識されている」との指摘があり、上値の重さが嫌気される中、ニューヨーク勢参入でドルに対して円売りが先行し、円全体は一時押し下げられた。その後、ダウ工業株30種平均が一時80ドルを超す下げ幅となり、リスクポジション解消目的で円買いが広がったほか、対ユーロでは欧州の財政問題が改めて意識されたことも円買いを誘う場面があった。ただ、ニューヨーク金先物相場がはじめて1400ドル台を突破し、資源国通貨に対して売りに押されると、円の上値は抑えられるなど、方向感が定まらなかった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。対ユーロではユーロ圏の財政問題が意識されて円買いが入ったほか、ポンドに対しては英住宅指標が市場予想平均を下回ったことを背景に円買いが入ったため、その他通貨にも円買いが波及した。日本株が下落したことも投資家のリスク志向の低下につながり円の買い戻しを誘った。9日午前の上海総合指数が下げ幅を広げると一段と円買いが強まり円の上げ幅が広がった。市場参加者からは「中国国家外為管理局(SAFE)が9日、投機的な資本流入を抑制する規則を発表したことが、中国株の重しとなり、リスクマネーのフローの停滞につながっているようだ」との指摘がある。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。一部通信社が「米国がニュージーランド産のキウイの輸入を停止している」と報じたことを背景に、NZドルに対して円買いが入ったほか、9日の上海総合指数が下落したことを受け投資家のリスク志向が低下するとの見方から調達通貨の円を買い戻す動きも見られた。欧州勢の本格参入後は、財政問題のくすぶるユーロに対して円買いが強まり、円全体が押し上げられている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円は失速。欧財政問題を材料にユーロに対して円買いが強まると、他の通貨に対しても円買いが波及。市場関係者からは「ドイツ国債とアイルランド、ポルトガル、スペインの国債のスプレッドが軒並み拡大していることを受けてユーロクロスの売りが目立った」との声が聞かれた。
ただ、買いが一巡すると徐々に上値を切り下げた。時間外のダウ先物や英・独の株価指数が持ち直し、投資家のリスク志向が改善するとの見方から円が売られたほか、ギリシャの26週物政府証券(Tビル)入札を無難に通過し、資金繰り懸念が緩和したとして対ユーロで円売りが出た影響を受けた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は軟調。対ユーロなどでドル売りが進んだ影響で、21時過ぎに一時本日安値となる1ドル=80円54銭前後まで値を下げた。
・ユーロ円は下値が堅い。17時過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=111円72銭前後まで値を下げたものの、その後112円台後半まで持ち直した。
・ユーロドルはユーロ圏の財政懸念が改めて意識されたこともあって、17時過ぎに一時1ユーロ=1.3823ドル前後まで値を下げたものの、その後は一転買いが優勢に。ギリシャの国債入札を無事通過したうえ、市場では「欧州中央銀行(ECB)がアイルランドとポルトガルの国債買い取りを実施したとの観測がユーロの買い戻しを誘った」との指摘があり、21時30分過ぎに1.3974ドル前後と本日高値を付けた。「中東勢、アジア系ソブリンネームの買いが目立った」との声も聞かれた。