2011年1月28日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日のニューヨーク外国為替市場で円は本日安値圏でもみ合い。27日の欧州市場で米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、日本の格付けを「AA」から「AA-」に引き下げたと発表したことを受けて円が売られた流れを引き継いだが、ニューヨーク市場ではもみ合う展開が続いた。米労働省が27日発表した前週分の新規失業保険申請件数は45万4000件と、市場予想よりも弱い結果となった。米商務省が発表した12月の米耐久財受注額(季節調整済みで半導体は除く)も前月比2.5%減少、変動の大きい輸送関連を除いた受注額は前月比0.5%増といずれも市場予想を下回った。弱い米経済指標を受けて対ドルで円買いが入ると、円全体は一時押し上げられた。米10年物国債が上昇幅を拡大した場面では対ドルでの売りに押され、つれる形で円は値を下げたが、米7年債入札後に利回りは低下に転じ再び下値を支えられるなど、方向感の出ない値動きとなった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。前日の海外市場で日本国債が格下げされ、円安が進んだ流れを引き継いで安く始まったものの、その後持ち直した。月末を控えた日本の輸出企業による円買いが活発になったほか、日本株相場や時間外のダウ先物の下落を受け、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方が広がったことも円の支援材料となった。なお、総務省が朝方発表した12月の全国消費者物価指数(CPI)は予想より強い内容となったが、市場では材料視されなかった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日本株や時間外のダウ先物の下落を受け、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円買い外貨売りが入った。欧州勢が加わる時間帯になると、全般的にポンド売りが強まった影響で円・ポンドが上昇し、他の通貨に対しても円買いが波及した。市場では「朝方発表されたGfk調査の1月英消費者信頼感指数が悪化したことを理由に、ロンドン勢がポンド売りで参入した」との指摘があった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は方向感が定まらない。対ポンドで欧州勢から円買いが先行。その他通貨にも円買いが広がった。しかし、ユーロやオセアニア通貨が対米ドルで買われたことにつれて円売りが出ると円全体の上値を抑えた。
 その後は、ドルに対して円が急伸するとその他通貨にも円買いが波及し、円全体が値を上げた。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が昨日、日本の格付けを「AA」から「AA-」に引き下げたことを受けて対ドルで円売りが進んだが、予想されたほど円が下げなかったため、円の下値の堅さを嫌気した参加者から円売りポジションを解消する動きが強まったようだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時過ぎに1ドル=82円12銭前後と本日安値をつけた。82円50銭前後に観測されていたストップロス注文を巻き込んだ。
・ユーロ円は対ドルでの円買いに連動した円買いユーロ売りが入り、21時過ぎに1ユーロ=112円73銭前後まで下げた。
・ポンドドルは荒い値動き。「朝方発表されたGfk調査の1月英消費者信頼感指数が悪化したことを理由に、ロンドン勢がポンド売りで参入した」との指摘があり、序盤は売りが優位で1ポンド=1.5854ドル前後と本日安値を付けた。
 ただ、米国市場の取引時間帯に差し掛かると買いが優位になった。「ユーロポンドに実需の売りが出た」との声が市場参加者から聞かれ切り替えした。21時過ぎに1.5967ドル前後と本日高値を付けた。
・ユーロドルは荒い値動き。ポンドドルに売りが先行したことにつれて17時過ぎにいったん1ユーロ=1.3678ドル前後と本日安値を付けた。ただ、市場関係者からは「1.36ドル台では断続的に買い注文が観測されている」との指摘があり下値は限定的だった。
 更に、「月末を控えた欧州ソブリンネームからのユーロ買いポンド売りが入った」との指摘があり、つれる形でユーロドルにも買いが入ると20時30分過ぎに1.3747ドル前後と本日高値を付けた。一方で、この後に2010年10-12月期米国内総生産(GDP)速報値の発表を控えている上、前日高値1.3760ドル前後を上抜け出来なかったこともあり、徐々に買い圧力が後退し上値が切り下がってきている。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社ムーディーズは28日、米国債の格付け見通しをネガティブにする可能性について、財政赤字が悪化する中で期限が短くなっており、今後2年以内に変更される可能性が高まっているとの認識を示したと報じられている。

日本銀行(日銀)関係[NP-5.8 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.1]
・12月20-21日分の金融政策決定会合議事要旨「大方の委員は、基金を通じた多様な金融資産の買入れと長めの資金供給は、金利を押し下げ方向で作用しているとの認識を共有した」

アラン・ボラード[NP-4.8 HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「輸出価格の高さがNZドルを支える可能性がある」

クリスティーヌ・ラガルド[NP     HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.2]
・ラガルド仏経済財務雇用相「EFSFの規模の拡大は可能」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

日本銀行(日銀)関係[NP-3.0 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
・12月20-21日分の金融政策決定会合議事要旨「何人かの委員は、包括緩和における時間軸の明確化などが、短期ゾーンの市場金利を低位安定させる作用を持っている点を改めてしっかり示していくことが大事である」

2011年1月28日のFX要人発言・ニュース

アイルランド政府関係[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
アイルランド政府関係・アイルランドの下院議会は27日、予算案を81対76で可決したと報じられている。

アイルランド政府関係[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
アイルランド政府関係・アイルランドの野党の労働党は債務再編は考えていない、との認識を示したと伝えた。

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -0.2 CHDP +0.1 RHDP -0.5 CRHDP -0.2]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)は27日、先進国において債務削減のペースは日米の遅れによって2011年に減速するとの見解を示した。また、日本と米国に対し、中期的な債務削減の計画の詳細を明らかにするように促している。

米政府関係[NP     HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP -0.3]
米政府関係・米財務省によると、7年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが2.744%、応札倍率(カバー)が2.85倍となった。

ガートルード・トゥンペルグゲレル[NP+2.0 HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.0]
ガートルード・トゥンペルグゲレル・トゥンペルグゲレル欧州中央銀行(ECB)専務理事「中期的な物価安定は維持されている」

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は27日、ドイツの長期信用格付け「AAA」について妥当との見方を示した。見通しは「安定的」とした。

中国政府関係[NP     HDP +1.9 CHDP +0.0 RHDP +3.0 CRHDP +0.0]
中国政府関係・陳中国商務相「市場での要求に応じ、引き続き人民元を自由化していく」

マーク・カーニー[NP+1.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP -0.1]
マーク・カーニー・カーニー・カナダ銀行(中央銀行)総裁(ロイターに対して)「金融政策のスタンスに全く心地よい」、「カナダはインフレを抑制しているが、依然としてアメリカからの逆風にあっている」

バラク・オバマ[NP     HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「雇用の全体像は依然として困難な状況となっている」

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・米マイクロソフトは27日、10-12月期決算を発表した。1株利益が0.77ドルとなった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・27日のニューヨーク外国為替市場で円は本日安値圏でもみ合い。27日の欧州市場で米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、日本の格付けを「AA」から「AA-」に引き下げたと発表したことを受けて円が売られた流れを引き継いだが、ニューヨーク市場ではもみ合う展開が続いた。米労働省が27日発表した前週分の新規失業保険申請件数は45万4000件と、市場予想よりも弱い結果となった。米商務省が発表した12月の米耐久財受注額(季節調整済みで半導体は除く)も前月比2.5%減少、変動の大きい輸送関連を除いた受注額は前月比0.5%増といずれも市場予想を下回った。弱い米経済指標を受けて対ドルで円買いが入ると、円全体は一時押し上げられた。米10年物国債が上昇幅を拡大した場面では対ドルでの売りに押され、つれる形で円は値を下げたが、米7年債入札後に利回りは低下に転じ再び下値を支えられるなど、方向感の出ない値動きとなった。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・格付け会社ムーディーズは28日、米国債の格付け見通しをネガティブにする可能性について、財政赤字が悪化する中で期限が短くなっており、今後2年以内に変更される可能性が高まっているとの認識を示したと報じられている。

日本銀行(日銀)関係[NP-3.0 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
日本銀行(日銀)関係・12月20-21日分の金融政策決定会合議事要旨「何人かの委員は、包括緩和における時間軸の明確化などが、短期ゾーンの市場金利を低位安定させる作用を持っている点を改めてしっかり示していくことが大事である」

日本銀行(日銀)関係[NP-5.8 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.1]
日本銀行(日銀)関係・12月20-21日分の金融政策決定会合議事要旨「大方の委員は、基金を通じた多様な金融資産の買入れと長めの資金供給は、金利を押し下げ方向で作用しているとの認識を共有した」

アラン・ボラード[NP-3.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP +0.3]
アラン・ボラード・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「政策金利を低い水準に保つことが賢明だ」「インフレはしっかりと管理されている」「景気回復は緩やかでまだらだ」「投資は年後半に上向く」

野田佳彦[NP     HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
野田佳彦・野田佳彦財務相「(日本の格下げについて)マーケットの信認を得るべく、財政健全化の道筋を出していく」「歳出、歳入の両面で改革を進めていく」

アラン・ボラード[NP-4.8 HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
アラン・ボラード・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「輸出価格の高さがNZドルを支える可能性がある」

菅直人[NP     HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
菅直人・菅直人首相「(格下げについて)大切なのは財政規律を維持し、市場の信認を維持すること」

ウェイン・スワン[NP-3.0 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +1.7 CRHDP +0.1]
ウェイン・スワン・スワン豪副首相兼財務相「洪水は2010-11年のGDPを0.5ポイント押し下げ、1-3月期CPIを0.25ポイント押し上げる見通し」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。前日の海外市場で日本国債が格下げされ、円安が進んだ流れを引き継いで安く始まったものの、その後持ち直した。月末を控えた日本の輸出企業による円買いが活発になったほか、日本株相場や時間外のダウ先物の下落を受け、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方が広がったことも円の支援材料となった。なお、総務省が朝方発表した12月の全国消費者物価指数(CPI)は予想より強い内容となったが、市場では材料視されなかった。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・複数のメディアが報じたところによると、エジプト当局は本日予定されているデモを前にインターネットへの接続を断絶したようだ。

中国政府関係[NP     HDP +1.9 CHDP +0.0 RHDP +3.0 CRHDP +0.0]
中国政府関係・関係者の話として報じたところによると、中国は大手銀行の自己資本比率を14%に引き上げるよう指示する可能性があるようだ。

ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP     HDP +0.0 CHDP +0.1 RHDP +0.3 CRHDP +0.0]
ロレンツォ・ビニ・スマギ・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「アイルランドについては、救済という言葉を好まない」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -3.7 CHDP -1.0 RHDP -3.7 CRHDP -1.0]
ギリシャ政府関係・パパコンスタンティヌ・ギリシャ財務相「債務再編は考えていない」「我々は今年にも債券市場に復帰する可能性」

菅直人[NP     HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
菅直人・菅直人首相「(格下げについて)今日の相場に大きな影響が出ていないことはよかった」

日本銀行(日銀)関係[NP     HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.1]
日本銀行(日銀)関係・日銀は28日、指数連動型上場投資信託受益権(ETF)を146億円、不動産投資法人投資口(J-REIT)を24億円の合わせて170億円を購入した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日本株や時間外のダウ先物の下落を受け、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円買い外貨売りが入った。欧州勢が加わる時間帯になると、全般的にポンド売りが強まった影響で円・ポンドが上昇し、他の通貨に対しても円買いが波及した。市場では「朝方発表されたGfk調査の1月英消費者信頼感指数が悪化したことを理由に、ロンドン勢がポンド売りで参入した」との指摘があった。

クリスティーヌ・ラガルド[NP     HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.2]
クリスティーヌ・ラガルド・ラガルド仏経済財務雇用相「ユーロ圏の基金を使った債券購入はひとつの手段」

マーク・カーニー[NP     HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP -0.1]
マーク・カーニー・カーニー・カナダ銀行(中央銀行)総裁「持続的なカナダドルの上昇は経済成長にとってリスク」

ロバート・ゼーリック[NP     HDP -0.8 CHDP -0.3 RHDP -0.8 CRHDP -0.3]
ロバート・ゼーリック・ゼーリック世界銀行総裁「ドルは主要な準備通貨としての地位を維持するだろう」「ユーロや人民元、円、ポンドは準備通貨となり得る」

温家宝[NP     HDP -0.8 CHDP +0.3 RHDP -0.8 CRHDP +0.3]
温家宝・温家宝中国首相は「今後も債務危機にある欧州を支援していく」との見解を示したと新華社通信が28日報じた。また、同首相は「欧州債務問題で重要な役割を果たしているドイツをサポートする」との見方も示したという。

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP     HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +1.7 CRHDP +0.0]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官「危機の深刻な時期が過ぎたと一段と確信している」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-3.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP +0.3]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁(スイスのテレビ局で)「ユーロは極めて信頼性が高い」、「ユーロは信用を生み出している」、「ユーロ圏の回復は確認されているが、十分な雇用を生み出していない」

クリスティーヌ・ラガルド[NP     HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.2]
クリスティーヌ・ラガルド・ラガルド仏経済財務雇用相「EFSFの規模の拡大は可能」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・28日の欧州外国為替市場で円は方向感が定まらない。対ポンドで欧州勢から円買いが先行。その他通貨にも円買いが広がった。しかし、ユーロやオセアニア通貨が対米ドルで買われたことにつれて円売りが出ると円全体の上値を抑えた。
 その後は、ドルに対して円が急伸するとその他通貨にも円買いが波及し、円全体が値を上げた。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が昨日、日本の格付けを「AA」から「AA-」に引き下げたことを受けて対ドルで円売りが進んだが、予想されたほど円が下げなかったため、円の下値の堅さを嫌気した参加者から円売りポジションを解消する動きが強まったようだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時過ぎに1ドル=82円12銭前後と本日安値をつけた。82円50銭前後に観測されていたストップロス注文を巻き込んだ。
・ユーロ円は対ドルでの円買いに連動した円買いユーロ売りが入り、21時過ぎに1ユーロ=112円73銭前後まで下げた。
・ポンドドルは荒い値動き。「朝方発表されたGfk調査の1月英消費者信頼感指数が悪化したことを理由に、ロンドン勢がポンド売りで参入した」との指摘があり、序盤は売りが優位で1ポンド=1.5854ドル前後と本日安値を付けた。
 ただ、米国市場の取引時間帯に差し掛かると買いが優位になった。「ユーロポンドに実需の売りが出た」との声が市場参加者から聞かれ切り替えした。21時過ぎに1.5967ドル前後と本日高値を付けた。
・ユーロドルは荒い値動き。ポンドドルに売りが先行したことにつれて17時過ぎにいったん1ユーロ=1.3678ドル前後と本日安値を付けた。ただ、市場関係者からは「1.36ドル台では断続的に買い注文が観測されている」との指摘があり下値は限定的だった。
 更に、「月末を控えた欧州ソブリンネームからのユーロ買いポンド売りが入った」との指摘があり、つれる形でユーロドルにも買いが入ると20時30分過ぎに1.3747ドル前後と本日高値を付けた。一方で、この後に2010年10-12月期米国内総生産(GDP)速報値の発表を控えている上、前日高値1.3760ドル前後を上抜け出来なかったこともあり、徐々に買い圧力が後退し上値が切り下がってきている。

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