2011年2月10日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ベン・バーナンキ[NP-6.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「しばらくの間、高い失業率が続くだろう」
ベン・バーナンキ[NP-6.2 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「インフレ率は物価安定水準を継続的に下回る公算が大きい」
ベン・バーナンキ[NP-5.2 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.3]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「全般的なインフレ率は極めて低く、長期インフレ期待は依然として安定的」
アクセル・ウェーバー[NP HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
・独ビルド紙が9日報じたところによると、ウェーバー独連銀総裁は今夏辞任するようだ。
ベン・バーナンキ[NP+6.4 HDP -2.4 CHDP +0.1 RHDP -2.1 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「失業率が正常な水準に戻る前に金融緩和を解除する必要がある」「失業率のより正常な水準は5-6%」
アクセル・ウェーバー[NP HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
・欧州関係者によると、ウェーバー独連銀総裁は今年の後半に総裁職を辞任すると発言したと伝えられた。
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP +0.2]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「ユーロ圏の債務危機を救う案として、デフォルトからの再構築は『プランB』となる」「『プランB』は長期に渡って費用がかかり、『プランA』と比較して相当悪いものになる見込み」
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP +0.2]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「1国のデフォルトは、直ちに他の国々のデフォルトリスクを高める可能性がある」
デニス・ロックハート[NP-4.6 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -2.7 CRHDP +0.0]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「QE2が景気進展の信頼感改善をもたらした」「景気の弱体化や高水準の失業率、ショックは景気回復を遅らせインフレ動向に変化をもたらす可能性」
デニス・ロックハート[NP-5.4 HDP -2.4 CHDP -0.1 RHDP -2.9 CRHDP -0.2]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「2011年の経済成長は3-4%となる可能性」「QE3はおそらく必要ないだろうが、それは経済次第」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP+5.6 HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP +0.0]
・欧州中央銀行(ECB)月報「インフレは将来、一時的に上昇する可能性がある」「インフレ圧力はエネルギー・商品価格が主因」「2011年の大部分でインフレは2%超を維持する可能性」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP+5.4 HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP +0.0]
・欧州中央銀行(ECB)は10日、第1四半期の専門家予測を発表した。2011年のユーロ圏消費者物価指数(HICP)は1.9%と第4四半期の1.5%から上方修正されたほか、2012年のHICPも1.8%と第4四半期の1.6%から上方修正された。また、2011年のユーロ圏域内総生産(GDP)は1.6%、2012年は1.7%と、第4四半期の1.5%、1.7%から2011年で上方修正された。
アクセル・ウェーバー[NP HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
・ウェーバー独連銀総裁「自身の将来についてはコメントしない」
ジャン=クロード・トリシェ[NP+5.4 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.7 CRHDP +0.2]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「短期的なインフレ圧力の兆候が見られる」「物価安定のリスクは均衡しているが、上振れの可能性はある」
ナウト・ウェリンク[NP+5.6 HDP -0.5 CHDP +0.3 RHDP -0.5 CRHDP +0.3]
・オランダ中銀のウェリンク総裁「上方向のインフレリスクが明らかに生まれつつある」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ベン・バーナンキ[NP+4.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.3]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「12月、1月と続いた失業率の著しい低下は楽観視できる根拠を与えた」
2011年2月10日のFX要人発言・ニュース
ベン・バーナンキ[NP-6.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「しばらくの間、高い失業率が続くだろう」
ベン・バーナンキ[NP-6.2 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「インフレ率は物価安定水準を継続的に下回る公算が大きい」
ベン・バーナンキ[NP+4.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.3]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「12月、1月と続いた失業率の著しい低下は楽観視できる根拠を与えた」
ベン・バーナンキ[NP-5.2 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.3]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「全般的なインフレ率は極めて低く、長期インフレ期待は依然として安定的」
ベン・バーナンキ[NP HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.3]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「米国の財政健全性は著しく悪化した」
アクセル・ウェーバー[NP HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
・独ビルド紙が9日報じたところによると、ウェーバー独連銀総裁は今夏辞任するようだ。
ベン・バーナンキ[NP HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.3]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「金利の上昇は大半が将来の成長期待によるもの」
ベン・バーナンキ[NP+6.4 HDP -2.4 CHDP +0.1 RHDP -2.1 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「失業率が正常な水準に戻る前に金融緩和を解除する必要がある」「失業率のより正常な水準は5-6%」
アクセル・ウェーバー[NP HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
・欧州関係者によると、ウェーバー独連銀総裁は今年の後半に総裁職を辞任すると発言したと伝えられた。
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は9日、米国のニュージャージー州の格付けを「AA」から「AA-」に引き下げたと発表した。
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP+2.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP +0.2]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「インフレ期待は非常に安定している」「市場はECBが物価の安定を維持すると信頼している」
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP +0.2]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「ユーロ圏の債務危機を救う案として、デフォルトからの再構築は『プランB』となる」「『プランB』は長期に渡って費用がかかり、『プランA』と比較して相当悪いものになる見込み」
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP +0.2]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「1国のデフォルトは、直ちに他の国々のデフォルトリスクを高める可能性がある」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・アブルゲイト・エジプト外相「ムバラク大統領は辞任しないだろう」「ムバラク大統領が早期に辞任すれば混乱が起こると懸念」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は対ユーロで軟調。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が議会証言で「米失業率は高すぎ、インフレ率は低すぎる」との見解を示したことに加えて、底堅い米10年債入札を背景に米長期金利が急低下したこともあり、対ドルでユーロ買いが強まると、つれて対円でもユーロ買いの動きが活発化した。欧州関係者の話しとして、「ウェーバー独連銀総裁が今年の後半に総裁職を辞任すると発言した」との一部報道が伝わると円が買い戻される場面もあったが、総じてユーロの底堅い地合いが続くなかで戻りは限定的だった。
一方、他の通貨に対しては方向感乏しい。対ドルでは米長期金利の低下に伴う円買いドル売りが出たほか、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国のニュージャージー州の格付けを「AA」から「AA-」に引き下げたことも下支え要因として意識されたが、日本国債の格下げ懸念がくすぶり続けていることもあって上値は限られた。
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
・米ニューヨーク連銀の金融市場担当責任者、ブライアン・サック氏は9日、「債券利回りの上昇は投資家の楽観的な見通しを反映しており、インフレ懸念が原因ではない」との見解を示した。また、FRBの資産購入については「より幅広い金融市場を支援している」との見方を示した。
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
・米ニューヨーク連銀の金融市場担当責任者、ブライアン・サック氏は9日、「債券買い取りの第3弾が適切かどうかは経済状況に基づいた調整が必要となるだろう」との見解を示した。
デニス・ロックハート[NP HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -2.7 CRHDP +0.0]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「米国が新興市場のインフレを引き起こしていると言うのは不公平」
デニス・ロックハート[NP-4.0 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -2.7 CRHDP +0.0]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「FRBは量的緩和プログラムで引き続き国債を対象とする」
デニス・ロックハート[NP-4.6 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -2.7 CRHDP +0.0]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「QE2が景気進展の信頼感改善をもたらした」「景気の弱体化や高水準の失業率、ショックは景気回復を遅らせインフレ動向に変化をもたらす可能性」
デニス・ロックハート[NP HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -2.7 CRHDP +0.0]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「準備通貨としてのドルの役割が急速に低下するとは考えてない」
デニス・ロックハート[NP-5.4 HDP -2.4 CHDP -0.1 RHDP -2.9 CRHDP -0.2]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「2011年の経済成長は3-4%となる可能性」「QE3はおそらく必要ないだろうが、それは経済次第」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。10日前場の日経平均株価が底堅く推移したことや、10日の上海総合指数が小高く推移したことなどを背景に、投資家のリスク許容度の改善が進むとして円を売る動きが見られた。
豪ドルに対しては、1月の豪雇用統計で、新規雇用者数が2万4000人増と市場予想平均の1万7500人増より強い内容だったことを好感して一時円売りが出た。もっとも、内訳で常勤雇用者数が8000人減少だったこともあって円売りは長続きしなかった。
会社・企業関係[NP HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
・東証の斉藤社長は10日、現時点ではどこの取引所とも統合の話はないとの見解を示した。
野田佳彦[NP HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
・野田佳彦財務相「G20では通貨のあり方や対外不均衡是正が議論となる」
野田佳彦[NP HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
・野田佳彦財務相「日本が財政規律を守るというメッセージは常に市場に発信していく」
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・フィリピン中銀は10日、政策金利を4.00%に据え置くことを決めたと発表した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して下値が堅い。対ユーロでは、昨日の米国市場で円売りが進んだ反動で、利益確定の円買いが続いた。スイスフランに対しては1月スイス消費者物価指数(CPI)が予想よりも弱い結果となったことを受けた円買いが入った。時間外の米株価指数先物が下げ幅を拡大していることを背景に、リスク資産圧縮目的で円を買い戻す動きも見られた。一方、円はドルに対して軟調。欧州・オセアニア通貨に対してドルが買われたことを受けて円売りドル買いが出た。
欧州中央銀行(ECB)関係[NP-2.0 HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.0]
・欧州中央銀行(ECB)月報「現在の政策金利の水準は依然として適切」「金融政策のスタンスは依然緩和的」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP+5.6 HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP +0.0]
・欧州中央銀行(ECB)月報「インフレは将来、一時的に上昇する可能性がある」「インフレ圧力はエネルギー・商品価格が主因」「2011年の大部分でインフレは2%超を維持する可能性」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP+5.4 HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP +0.0]
・欧州中央銀行(ECB)は10日、第1四半期の専門家予測を発表した。2011年のユーロ圏消費者物価指数(HICP)は1.9%と第4四半期の1.5%から上方修正されたほか、2012年のHICPも1.8%と第4四半期の1.6%から上方修正された。また、2011年のユーロ圏域内総生産(GDP)は1.6%、2012年は1.7%と、第4四半期の1.5%、1.7%から2011年で上方修正された。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・ポルトガルとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが434bpと2010年11月以来の水準まで拡大した。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・ポルトガルとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが縮小した。18時過ぎには一時434bpと2010年11月以来の水準まで拡大した場面があったが、「欧州中央銀行(ECB)がポルトガル国債の買い入れを実施した」との噂が聞かれるなかで、ポルトガル10年物国債利回りが急低下。ドイツ10年物国債との利回りスプレッドも大幅に縮小している。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・イングランド銀行(英中央銀行)は10日、政策金利を現行の0.50%に据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。
イングランド銀行(BOE)[NP-2.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.3]
・イングランド銀行(BOE)声明「資産買取プログラムを2000億ポンドで維持」
アクセル・ウェーバー[NP HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
・ウェーバー独連銀総裁「自身の将来についてはコメントしない」
アクセル・ウェーバー[NP-4.0 HDP +0.5 CHDP -0.1 RHDP +0.9 CRHDP +0.3]
・ウェーバー独連銀総裁「ECBは中期的にインフレ率が2%以下まで低下すると予想」「政策金利は適切」「ECBは必要とあれば行動する」
アタナシオス・オルファニデス[NP HDP +0.0 CHDP +0.1 RHDP +0.0 CRHDP +0.1]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのオルファニデス・キプロス中銀総裁「トリシェECB総裁の後任の話題は時期尚早」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円はドルに対しては弱含み。1月のスイス消費者物価指数が予想を下回りドルスイスフランが上昇したことや、対ユーロでドルが買い戻された影響で円安・ドル高が進んだ。一方、ユーロに対しては強含んだ。ユーロ安ドル高につれて円買いユーロ売りが入った。欧州株価や時間外のダウ先物の下落を背景に、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方が広がったことも円の支援材料。
【 通貨ペア 】
・ドル円は強含み。22時過ぎに一時本日高値となる1ドル=82円89銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は弱含み。18時過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=112円62銭前後まで値を下げた後は112円台後半でのもみ合いが続いている。
・ユーロドルはユーロドルは軟調。欧州株価の下落に伴うユーロ売りドル買いが出たほか、市場では「スイス系銀行からまとまった規模の売りが出た」との指摘があり、前日の安値1ユーロ=1.3610ドル前後を下抜けた。ポルトガルとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが拡大したことも相場の重しとなり、22時過ぎに一時1.3598ドル前後まで値を下げた。
・ポンドドルは一進一退。英金融イベントを控えた持ち高調整の売買が中心で方向感が出なかった。イングランド銀行(BOE)は10日、政策金利を現行の0.50%に据え置くとともに、資産買取プログラムの規模についても現行の2000億ポンドに維持することを決めた。政策の現状維持据え置き決定が広く予想されるなか、最近の利上げ期待から上昇した反動でポンド売りが出て一時1ポンド=1.6022ドル前後まで下げる場面があった。
ジャン=クロード・トリシェ[NP+5.4 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.7 CRHDP +0.2]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「短期的なインフレ圧力の兆候が見られる」「物価安定のリスクは均衡しているが、上振れの可能性はある」
ナウト・ウェリンク[NP+5.6 HDP -0.5 CHDP +0.3 RHDP -0.5 CRHDP +0.3]
・オランダ中銀のウェリンク総裁「上方向のインフレリスクが明らかに生まれつつある」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は対ユーロで軟調。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が議会証言で「米失業率は高すぎ、インフレ率は低すぎる」との見解を示したことに加えて、底堅い米10年債入札を背景に米長期金利が急低下したこともあり、対ドルでユーロ買いが強まると、つれて対円でもユーロ買いの動きが活発化した。欧州関係者の話しとして、「ウェーバー独連銀総裁が今年の後半に総裁職を辞任すると発言した」との一部報道が伝わると円が買い戻される場面もあったが、総じてユーロの底堅い地合いが続くなかで戻りは限定的だった。
一方、他の通貨に対しては方向感乏しい。対ドルでは米長期金利の低下に伴う円買いドル売りが出たほか、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国のニュージャージー州の格付けを「AA」から「AA-」に引き下げたことも下支え要因として意識されたが、日本国債の格下げ懸念がくすぶり続けていることもあって上値は限られた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。10日前場の日経平均株価が底堅く推移したことや、10日の上海総合指数が小高く推移したことなどを背景に、投資家のリスク許容度の改善が進むとして円を売る動きが見られた。
豪ドルに対しては、1月の豪雇用統計で、新規雇用者数が2万4000人増と市場予想平均の1万7500人増より強い内容だったことを好感して一時円売りが出た。もっとも、内訳で常勤雇用者数が8000人減少だったこともあって円売りは長続きしなかった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して下値が堅い。対ユーロでは、昨日の米国市場で円売りが進んだ反動で、利益確定の円買いが続いた。スイスフランに対しては1月スイス消費者物価指数(CPI)が予想よりも弱い結果となったことを受けた円買いが入った。時間外の米株価指数先物が下げ幅を拡大していることを背景に、リスク資産圧縮目的で円を買い戻す動きも見られた。一方、円はドルに対して軟調。欧州・オセアニア通貨に対してドルが買われたことを受けて円売りドル買いが出た。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円はドルに対しては弱含み。1月のスイス消費者物価指数が予想を下回りドルスイスフランが上昇したことや、対ユーロでドルが買い戻された影響で円安・ドル高が進んだ。一方、ユーロに対しては強含んだ。ユーロ安ドル高につれて円買いユーロ売りが入った。欧州株価や時間外のダウ先物の下落を背景に、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方が広がったことも円の支援材料。
【 通貨ペア 】
・ドル円は強含み。22時過ぎに一時本日高値となる1ドル=82円89銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は弱含み。18時過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=112円62銭前後まで値を下げた後は112円台後半でのもみ合いが続いている。
・ユーロドルはユーロドルは軟調。欧州株価の下落に伴うユーロ売りドル買いが出たほか、市場では「スイス系銀行からまとまった規模の売りが出た」との指摘があり、前日の安値1ユーロ=1.3610ドル前後を下抜けた。ポルトガルとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが拡大したことも相場の重しとなり、22時過ぎに一時1.3598ドル前後まで値を下げた。
・ポンドドルは一進一退。英金融イベントを控えた持ち高調整の売買が中心で方向感が出なかった。イングランド銀行(BOE)は10日、政策金利を現行の0.50%に据え置くとともに、資産買取プログラムの規模についても現行の2000億ポンドに維持することを決めた。政策の現状維持据え置き決定が広く予想されるなか、最近の利上げ期待から上昇した反動でポンド売りが出て一時1ポンド=1.6022ドル前後まで下げる場面があった。