2011年5月14日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して強含み。小高く始まったダウ平均が一時前日比150ドル超安まで下げ幅を拡大、WTI原油先物もマイナス圏へ沈んだことなどを受けて、投資家のリスク許容度が低下すると、リスク資産圧縮目的の円買いが強まった。ギリシャを中心に欧財政懸念がくすぶっていることから、特にユーロに対する円買いが優勢だった。引け際に原油相場が持ち直し、ダウ平均もその後は下げ幅を縮めたものの、週末を控えて投資家のリスク志向が大きく改善することはなく、円は高値圏を維持した。
 一方、ドルに対してはやや弱含み。対オセアニア通貨や欧州通貨でのドル買いが重しとなり、小幅ながら売りに押された。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は強含み。対ユーロを中心に強まったドル買いの流れに沿って値を上げた。投資家のリスク志向低下を受けたユーロ円の下落などが重しとなったものの、引け際には1ドル=80円93銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は軟調。株安・商品安を背景に売り圧力が強まると、前日安値の1ユーロ=114円18銭前後を下抜けてストップロスを誘発。1時過ぎには113円51銭前後と主要7カ国(G7)が円売り協調介入を実施した3月18日以来の安値を付けた。
・ユーロドルは売り優位。欧州時間からの売りの流れを引き継ぐと、ダウ平均の下げ幅拡大など受けて、投資家のリスク志向低下を意識した売りが活発化した。前日安値の1ユーロ=1.4123ドル前後やオプションバリアが観測されていた1.4100ドル前後を下抜けて、1時過ぎには1.4065ドル前後と4月1日以来の安値を更新した。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ジャン=クロード・トリシェ[NP+4.6 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +3.8 CRHDP -0.1]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「中期的なインフレ安定化のための措置をとる」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP +1.1 CRHDP +0.4]
・米連邦準備理事会(FRB)は13日、四半期為替報告を公表した。それによると、3月に実施した円売りの介入規模は10億ドルだった。なお、米国による為替介入は2000年以来で初めてとなる。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.7 CHDP -0.3 RHDP +0.7 CRHDP -0.3]
・一部独紙が報じたところによると、「ドイツはギリシャの自発的な債務再編を支持している」ようだ。

ユルゲン・シュタルク[NP+4.8 HDP +1.2 CHDP +0.0 RHDP +3.6 CRHDP +0.0]
・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事「1-3月期の成長は予想よりも強いものとなった」「景気にはもはや財政・金融上の支援は不要」

ジャン=クロード・ユンケル[NP-4.0 HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ギリシャは2012年に資本市場に帰ってくることはないだろう」

ユルゲン・シュタルク[NP+6.0 HDP +1.3 CHDP +0.1 RHDP +3.6 CRHDP +0.0]
・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事「政策金利の水準は非常に低い」」「ECBは段階的な金利引き上げを示唆した」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

エワルド・ノボトニー[NP-4.0 HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.1]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ギリシャ問題の影響は東欧に及んでいない」「ギリシャ債務再編はギリシャの銀行にとって非常に大きなリスク」

2011年5月14日のFX要人発言・ニュース

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP +1.1 CRHDP +0.4]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は13日、ニューヨーク連銀を通じて69億4000万ドルの国債を買い入れたと発表した。

ジャン=クロード・トリシェ[NP+4.6 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +3.8 CRHDP -0.1]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「中期的なインフレ安定化のための措置をとる」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP +1.1 CRHDP +0.4]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は13日、四半期為替報告を公表した。それによると、3月に実施した円売りの介入規模は10億ドルだった。なお、米国による為替介入は2000年以来で初めてとなる。

ユルゲン・シュタルク[NP     HDP +1.2 CHDP +0.0 RHDP +3.6 CRHDP +0.2]
ユルゲン・シュタルク・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事「いくつかのユーロ圏の諸国は債務危機に陥っているが、ユーロは危機に陥っていない」

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.7 CHDP -0.3 RHDP +0.7 CRHDP -0.3]
ドイツ政府関係・一部独紙が報じたところによると、「ドイツはギリシャの自発的な債務再編を支持している」ようだ。

ユルゲン・シュタルク[NP     HDP +1.2 CHDP +0.0 RHDP +3.6 CRHDP +0.2]
ユルゲン・シュタルク・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事「ギリシャの債務再編という憶測は同国が破たんするという誤った前提に基づいたもの」「債務再編は不確実性から企業による投資行動を遅らせて、経済成長を傷つけることになる」

ユルゲン・シュタルク[NP+4.8 HDP +1.2 CHDP +0.0 RHDP +3.6 CRHDP +0.0]
ユルゲン・シュタルク・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事「1-3月期の成長は予想よりも強いものとなった」「景気にはもはや財政・金融上の支援は不要」

ジャン=クロード・ユンケル[NP-4.0 HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ギリシャは2012年に資本市場に帰ってくることはないだろう」

ユルゲン・シュタルク[NP+6.0 HDP +1.3 CHDP +0.1 RHDP +3.6 CRHDP +0.0]
ユルゲン・シュタルク・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事「政策金利の水準は非常に低い」」「ECBは段階的な金利引き上げを示唆した」

エワルド・ノボトニー[NP-4.0 HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.1]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ギリシャ問題の影響は東欧に及んでいない」「ギリシャ債務再編はギリシャの銀行にとって非常に大きなリスク」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・13日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して強含み。小高く始まったダウ平均が一時前日比150ドル超安まで下げ幅を拡大、WTI原油先物もマイナス圏へ沈んだことなどを受けて、投資家のリスク許容度が低下すると、リスク資産圧縮目的の円買いが強まった。ギリシャを中心に欧財政懸念がくすぶっていることから、特にユーロに対する円買いが優勢だった。引け際に原油相場が持ち直し、ダウ平均もその後は下げ幅を縮めたものの、週末を控えて投資家のリスク志向が大きく改善することはなく、円は高値圏を維持した。
 一方、ドルに対してはやや弱含み。対オセアニア通貨や欧州通貨でのドル買いが重しとなり、小幅ながら売りに押された。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は強含み。対ユーロを中心に強まったドル買いの流れに沿って値を上げた。投資家のリスク志向低下を受けたユーロ円の下落などが重しとなったものの、引け際には1ドル=80円93銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は軟調。株安・商品安を背景に売り圧力が強まると、前日安値の1ユーロ=114円18銭前後を下抜けてストップロスを誘発。1時過ぎには113円51銭前後と主要7カ国(G7)が円売り協調介入を実施した3月18日以来の安値を付けた。
・ユーロドルは売り優位。欧州時間からの売りの流れを引き継ぐと、ダウ平均の下げ幅拡大など受けて、投資家のリスク志向低下を意識した売りが活発化した。前日安値の1ユーロ=1.4123ドル前後やオプションバリアが観測されていた1.4100ドル前後を下抜けて、1時過ぎには1.4065ドル前後と4月1日以来の安値を更新した。

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ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
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