2011年5月13日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
リュック・クーン[NP+5.6 HDP +5.8 CHDP -0.2 RHDP +5.8 CRHDP -0.2]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクーン・ベルギー中銀総裁「ECBスタッフ予想はユーロ圏のインフレが上昇すると見込んでいる」「4月の利上げが1回とは限らない」
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.3]
・国際通貨基金(IMF)は12日、リプスキーIMF筆頭副専務理事が8月31日付けで退任すると発表した。
アラン・ボラード[NP-4.8 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP +0.1 CRHDP +0.0]
・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「下振れリスクがなくなるまで政策金利を据え置く」「緩和的な金融政策は適切」「NZ経済は地震でリスクに直面している」
エルッキ・リーカネン[NP HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP +0.2]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁「ギリシャはプログラムを実施し、資産を売却しなければならない」「債務危機を収拾するのは可能」「スペインは危機のある国から分離される」
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -5.9 CHDP +0.1 RHDP -5.9 CRHDP +0.1]
・パパンドレウ・ギリシャ首相「IMFは債務再編の必要はないと言及した」
欧州連合(EU)[NP+4.0 HDP -1.2 CHDP +0.3 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
・欧州連合(EU)は13日、2011年のユーロ圏インフレ率予想を2.2%から2.6%に上方修正した。また、2012年のインフレ予想を1.7%から1.8%に上方修正した。また、2011年のユーロ圏域内総生産(GDP)予想を1.6%、2012年のGDP予想を1.8%で据え置いた。
オッリ・レーン[NP HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
・レーン欧州連合(EU)委員は13日、「ギリシャは極めて重大な状況に直面している」などと発言したと伝えた。「昨年の成長が予想されたよりも弱かったため、今年は追加の財政再建策が必要になる」との見解も示されている。
連邦準備制度理事会(FRB)[NP-4.0 HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP +1.1 CRHDP +0.4]
・米フィラデルフィア地区連銀が民間エコノミスト44人を対象に実施した四半期調査によると、米経済成長率は今後4年間にわたってやや減速するとみられている。2011年の実質国内総生産(GDP)成長率は2.7%と前回の3.2%から下方修正。12年の実質GDP成長率予想も3.0%と、前回の3.1%から下方修正された。なお、13年は同3.0%から2.8%、14年は3.4%から3.3%に下方修正されている。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
連邦準備制度理事会(FRB)[NP-4.0 HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP +1.1 CRHDP +0.4]
・米フィラデルフィア地区連銀が民間エコノミスト44人を対象に実施した四半期調査によると、米経済成長率は今後4年間にわたってやや減速するとみられている。2011年の実質国内総生産(GDP)成長率は2.7%と前回の3.2%から下方修正。12年の実質GDP成長率予想も3.0%と、前回の3.1%から下方修正された。なお、13年は同3.0%から2.8%、14年は3.4%から3.3%に下方修正されている。
2011年5月13日のFX要人発言・ニュース
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP +0.0 CHDP +0.1 RHDP +0.7 CRHDP +0.3]
・米連邦準備理事会(FRB)は12日、ニューヨーク連銀を通じて61億2600万ドルの国債を買い入れたと発表した。
リュック・クーン[NP+5.6 HDP +5.8 CHDP -0.2 RHDP +5.8 CRHDP -0.2]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクーン・ベルギー中銀総裁「ECBスタッフ予想はユーロ圏のインフレが上昇すると見込んでいる」「4月の利上げが1回とは限らない」
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.3]
・国際通貨基金(IMF)は12日、リプスキーIMF筆頭副専務理事が8月31日付けで退任すると発表した。
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.0]
・米財務省によると、30年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが4.380%、応札倍率(カバー)が2.43倍となった。
アラン・ボラード[NP-4.8 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP +0.1 CRHDP +0.0]
・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「下振れリスクがなくなるまで政策金利を据え置く」「緩和的な金融政策は適切」「NZ経済は地震でリスクに直面している」
クリスティーヌ・ラガルド[NP HDP +0.1 CHDP +0.1 RHDP +0.2 CRHDP +0.1]
・ラガルド仏経済財務雇用相「ギリシャの債務再編は排除している」「ギリシャ救済への制約は非現実的」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重い。欧州時間からの流れを引き継いで、株安・商品安に伴うリスク資産圧縮目的の円買いが先行したが、買い一巡後は一転売りが優勢に。安く始まった米国株相場が持ち直したほか、WTI原油先物相場が一時1バレル=100ドル台を回復したことで、投資家のリスク姿勢が改善すると、低金利の円は相対的に金利の高い通貨などに対して売られた。ドルに対しては、米10年物国債利回りが上昇したことで日米金利差拡大を意識した円売りドル買いが出たことも重しとなった。
ジョージ・オズボーン[NP HDP -0.4 CHDP +0.2 RHDP -0.4 CRHDP +0.2]
・オズボーン英財務相「英国がギリシャの救済に巻き込まれることはない」「ギリシャのユーロ圏離脱は問題外」
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・チリ中銀は13日、政策金利を現行の4.50%から5.00%に引き上げることを決めたと発表した。
ベン・バーナンキ[NP HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP +0.2 CRHDP +0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「メキシコと米国の繁栄には密接なかかわりがある」(政策金利や経済見通しについて言及せず)
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・複数の通信社が伝えたところによると、5月限日経225オプションSQ(特別清算指数)暫定値は9758.38円となった。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・韓国中央銀行は13日、政策金利を現行の3.00%に据え置くことを決めたと発表した。予想外の結果となった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。13日午前の日経平均株価が高く寄り付いた後に下げに転じると、投資家のリスク志向が後退して、円売りポジションが解消された。時間外のWTI原油先物相場が一時軟調に推移したことも、リスク許容度を低下させた面があった。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・パキスタンのタリバンの報道官は13日、タリバンの兵士がビンラディン容疑者殺害の報復で準軍事的な訓練施設を自爆攻撃したと発表した。少なくとも69人が死亡したと伝えられた。
エルッキ・リーカネン[NP HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP +0.2]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁「ギリシャはプログラムを実施し、資産を売却しなければならない」「債務危機を収拾するのは可能」「スペインは危機のある国から分離される」
日本政府関係[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP -0.3]
・枝野幸男官房長官「(東京電力の賠償スキームを巡る金融機関の具体的な協力内容を聞かれ)直接的なことは言わない」「東電支援に関して、機構が普通株を取得する可能性も否定しない」「株の購入は市場から買うという意味ではない」
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -5.9 CHDP +0.1 RHDP -5.9 CRHDP +0.1]
・パパンドレウ・ギリシャ首相「IMFは債務再編の必要はないと言及した」
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -5.9 CHDP +0.1 RHDP -5.9 CRHDP +0.1]
・パパンドレウ・ギリシャ首相「欧州は共通の欧州債に向けて動く必要」「欧州は責任のなすり合いをしている」
フェルナンデス・オルドネス[NP+2.0 HDP -0.5 CHDP +0.1 RHDP -0.5 CRHDP +0.1]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのオルドネス・スペイン中銀総裁「インフレ期待はECBが始まったときから安定している」
ジャン=クロード・トリシェ[NP HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +3.6 CRHDP -0.1]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「バーゼルⅢの実施は長期的に多大な利益をもたらず」
ジャン=クロード・トリシェ[NP+2.0 HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +3.6 CRHDP +0.0]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「一部の金融参加者は通常通りの仕事に戻っているように見える」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。枝野官房長官が13日、東京電力の福島第一原子力発電所を巡る賠償スキームに関して、債権放棄といった金融機関の協力が必要であるとの認識を示すと、金融株主導で後場の日本株が一時大幅に下落。リスク資産圧縮目的で円の買い戻しが強まった。「タリバン勢力が13日、ビンラディン容疑者殺害の報復でパキスタン治安部隊訓練施設を自爆攻撃」と伝わると、対ドルでストップロス誘発を狙った仕掛け的な円買いが膨らみ、円全体の上げ幅が広がった。
もっとも、欧州勢の本格参入後は、時間外のダウ先物やWTI原油先物相場の上昇を背景に投資家のリスク志向が戻り、円売りが目立つ展開になった。日本株安を受けて円買いポジションに傾けた参加者が反対売買を迫られた面もあった。
欧州連合(EU)[NP+4.0 HDP -1.2 CHDP +0.3 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
・欧州連合(EU)は13日、2011年のユーロ圏インフレ率予想を2.2%から2.6%に上方修正した。また、2012年のインフレ予想を1.7%から1.8%に上方修正した。また、2011年のユーロ圏域内総生産(GDP)予想を1.6%、2012年のGDP予想を1.8%で据え置いた。
オッリ・レーン[NP HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ソブリン債市場は依然として懸念」
ドイツ政府関係[NP HDP +0.7 CHDP -0.3 RHDP +0.7 CRHDP -0.3]
・独政府報道官は13日、メルケル・ドイツ首相とストロスカーン国際通貨基金(IMF)専務理事が15日に会談を行うことを明らかにした。ユーロ圏やG8サミットについて協議すると伝えられた。
オッリ・レーン[NP HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
・レーン欧州連合(EU)委員は13日、「ギリシャは極めて重大な状況に直面している」などと発言したと伝えた。「昨年の成長が予想されたよりも弱かったため、今年は追加の財政再建策が必要になる」との見解も示されている。
ジャン=クロード・トリシェ[NP+5.0 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +3.6 CRHDP +0.0]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「非伝統的な措置は金融政策とは別個のもの」「6月の最新の予測を見極める」
ジャン=クロード・トリシェ[NP+4.8 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +3.9 CRHDP +0.3]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁(ラジオインタビューで)「中央銀行は二次的影響を回避する義務がある」「われわれは事前にコミットしない」「物価安定を成し遂げ続ける」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円は方向感に乏しい展開だった。独仏の国内総生産(GDP)が市場予想を上回ったことを理由に、ユーロに対して円売りが進むと他の通貨に対しても円売りが波及。欧州勢が株高・商品高を背景に円売りで参入したこともあって、相場は弱含んだ。ただ、その後は新規の手掛かり材料に乏しいなか、もみ合いの展開に。市場では「来週のユーロ圏財務相会合や欧州連合(EU)財務相理事会を控え、ギリシャ問題の行方を見極めたいとの雰囲気がある。週末ということもあり、積極的な取引が手控えられている」との指摘があった。
米労働省が発表した4月の米消費者物価指数(CPI)は前月比0.4%上昇、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は前月比0.2%上昇となった。市場の予想通りの結果となったため、反応は一時的だった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一進一退。16時過ぎに一時本日安値となる1ドル=80円34銭前後まで値を下げた後、80円98銭前後まで値を戻す場面があったがすぐに失速した。
・ユーロ円は17時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=115円53銭前後まで上げたものの、その後114円台半ばまで押し戻された。
・ユーロドルは上値が重い。欧州勢が株高・商品高を背景にユーロ買いドル売りで参入すると、一時1ユーロ=1.4340ドル前後まで上げたものの、買いが一巡すると次第に上値を切り下げた。アジア時間に付けた日通し安値1.41846ドル前後から急ピッチで上昇した反動もあって、利益確定の売りなどが出た。
米フィラデルフィア地区連銀が民間エコノミスト44人を対象に実施した四半期調査によると、米経済成長率は今後4年間にわたってやや減速するとみられている。2011年の実質国内総生産(GDP)成長率は2.7%と前回の3.2%から下方修正。12年の実質GDP成長率予想も3.0%と、前回の3.1%から下方修正された。なお、13年は同3.0%から2.8%、14年は3.4%から3.3%に下方修正されている。
連邦準備制度理事会(FRB)[NP-4.0 HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP +1.1 CRHDP +0.4]
・米フィラデルフィア地区連銀が民間エコノミスト44人を対象に実施した四半期調査によると、米経済成長率は今後4年間にわたってやや減速するとみられている。2011年の実質国内総生産(GDP)成長率は2.7%と前回の3.2%から下方修正。12年の実質GDP成長率予想も3.0%と、前回の3.1%から下方修正された。なお、13年は同3.0%から2.8%、14年は3.4%から3.3%に下方修正されている。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.1 CHDP -0.4 RHDP -4.1 CRHDP -0.4]
・パパコンスタンティヌ・ギリシャ財務相は13日、2012年には同国の成長率がプラス圏を回復するとの見解を示したと伝えられた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重い。欧州時間からの流れを引き継いで、株安・商品安に伴うリスク資産圧縮目的の円買いが先行したが、買い一巡後は一転売りが優勢に。安く始まった米国株相場が持ち直したほか、WTI原油先物相場が一時1バレル=100ドル台を回復したことで、投資家のリスク姿勢が改善すると、低金利の円は相対的に金利の高い通貨などに対して売られた。ドルに対しては、米10年物国債利回りが上昇したことで日米金利差拡大を意識した円売りドル買いが出たことも重しとなった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。13日午前の日経平均株価が高く寄り付いた後に下げに転じると、投資家のリスク志向が後退して、円売りポジションが解消された。時間外のWTI原油先物相場が一時軟調に推移したことも、リスク許容度を低下させた面があった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。枝野官房長官が13日、東京電力の福島第一原子力発電所を巡る賠償スキームに関して、債権放棄といった金融機関の協力が必要であるとの認識を示すと、金融株主導で後場の日本株が一時大幅に下落。リスク資産圧縮目的で円の買い戻しが強まった。「タリバン勢力が13日、ビンラディン容疑者殺害の報復でパキスタン治安部隊訓練施設を自爆攻撃」と伝わると、対ドルでストップロス誘発を狙った仕掛け的な円買いが膨らみ、円全体の上げ幅が広がった。
もっとも、欧州勢の本格参入後は、時間外のダウ先物やWTI原油先物相場の上昇を背景に投資家のリスク志向が戻り、円売りが目立つ展開になった。日本株安を受けて円買いポジションに傾けた参加者が反対売買を迫られた面もあった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円は方向感に乏しい展開だった。独仏の国内総生産(GDP)が市場予想を上回ったことを理由に、ユーロに対して円売りが進むと他の通貨に対しても円売りが波及。欧州勢が株高・商品高を背景に円売りで参入したこともあって、相場は弱含んだ。ただ、その後は新規の手掛かり材料に乏しいなか、もみ合いの展開に。市場では「来週のユーロ圏財務相会合や欧州連合(EU)財務相理事会を控え、ギリシャ問題の行方を見極めたいとの雰囲気がある。週末ということもあり、積極的な取引が手控えられている」との指摘があった。
米労働省が発表した4月の米消費者物価指数(CPI)は前月比0.4%上昇、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は前月比0.2%上昇となった。市場の予想通りの結果となったため、反応は一時的だった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一進一退。16時過ぎに一時本日安値となる1ドル=80円34銭前後まで値を下げた後、80円98銭前後まで値を戻す場面があったがすぐに失速した。
・ユーロ円は17時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=115円53銭前後まで上げたものの、その後114円台半ばまで押し戻された。
・ユーロドルは上値が重い。欧州勢が株高・商品高を背景にユーロ買いドル売りで参入すると、一時1ユーロ=1.4340ドル前後まで上げたものの、買いが一巡すると次第に上値を切り下げた。アジア時間に付けた日通し安値1.41846ドル前後から急ピッチで上昇した反動もあって、利益確定の売りなどが出た。
米フィラデルフィア地区連銀が民間エコノミスト44人を対象に実施した四半期調査によると、米経済成長率は今後4年間にわたってやや減速するとみられている。2011年の実質国内総生産(GDP)成長率は2.7%と前回の3.2%から下方修正。12年の実質GDP成長率予想も3.0%と、前回の3.1%から下方修正された。なお、13年は同3.0%から2.8%、14年は3.4%から3.3%に下方修正されている。