2011年9月3日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して堅調な展開となった。8月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比横ばいと市場予想の前月比6万5000人増を下回ったことが明らかになると、米景気の先行き不安が高まり、欧米株式相場が大幅に下落。投資家のリスク回避姿勢が高まるとの思惑から、対資源国通貨や高金利通貨を中心に円買いが入った。
 もっとも、ドルに対しては不安定な動きに。弱い米雇用統計を受けて全般にドル売りが進んだことから、序盤は買い優勢の展開となったものの、一巡後は徐々に戻り売りに押された。安住淳財務相や古川元久国家戦略・経済財政担当相などから円高けん制発言が相次いで聞かれ、政府日銀による円売り介入警戒感が高まったことが重しとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は行って来い。米雇用統計後のドル売りの流れに沿って、21時30分過ぎには一時1ドル=76円53銭前後まで値を下げる場面があった。ただ、「8月31日安値の76円42銭前後が目先の下値目処として意識された」との声も聞かれるなかで下げ渋ると、その後は下げ幅を縮小。介入警戒感も支援材料となり、雇用統計発表前の水準である76円80銭台まで買い戻された。
・ユーロ円は軟調。株安によるリスク回避目的の売りに押されて、3時30分過ぎには1ユーロ=108円86銭前後と8月12日以来の安値を更新した。
・ユーロドルは軟調。米株安を背景にリスク回避的なユーロ売りドル買いが出た。米雇用統計直後には全般にドル売りが優勢となったため、1ユーロ=1.4288ドル前後と日通し高値を付けたものの、買い一巡後はじりじりと値を下げる展開。1.4200ドルに観測されたオプションのバリアに絡んだ防戦買いで一時的に下げ止まる場面もあったが、戻りの鈍さを嫌気した売りも重なると、同水準を下抜けて下げ幅を拡大した。目先のストップロスを巻き込みながら、4時前には1.41839ドル前後と8月12日以来の安値を付けた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -0.5 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・国際通貨基金(IMF)はギリシャ支援で担保差出を強制する措置に反対するようだ。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

スイス政府関係[NP-5.8 HDP -3.9 CHDP -0.1 RHDP -3.9 CRHDP -0.1]
・スイス政府は2日、スイス国立銀行(中央銀行、SNB)のスイスフラン高対応策を全面的に支持すると表明した。

2011年9月3日のFX要人発言・ニュース

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -0.5 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)はギリシャ支援で担保差出を強制する措置に反対するようだ。

スイス政府関係[NP-5.8 HDP -3.9 CHDP -0.1 RHDP -3.9 CRHDP -0.1]
スイス政府関係・スイス政府は2日、スイス国立銀行(中央銀行、SNB)のスイスフラン高対応策を全面的に支持すると表明した。

アイルランド政府関係[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
アイルランド政府関係・アイルランドは2日、年初来での基礎的財政赤字が前年比で約20億ユーロ減少したとの見方を示した。

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -0.2 CHDP +0.1 RHDP -0.5 CRHDP +0.0]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「ユーロは非常に安全な通貨であり、ドイツ・マルクよりも安定している」

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・米連邦住宅金融局(FHFA)は2日、問題のある住宅ローンをめぐり、バンク・オブ・アメリカ(BOA)やシティ・グループなど複数の銀行を提訴した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・2日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して堅調な展開となった。8月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比横ばいと市場予想の前月比6万5000人増を下回ったことが明らかになると、米景気の先行き不安が高まり、欧米株式相場が大幅に下落。投資家のリスク回避姿勢が高まるとの思惑から、対資源国通貨や高金利通貨を中心に円買いが入った。
 もっとも、ドルに対しては不安定な動きに。弱い米雇用統計を受けて全般にドル売りが進んだことから、序盤は買い優勢の展開となったものの、一巡後は徐々に戻り売りに押された。安住淳財務相や古川元久国家戦略・経済財政担当相などから円高けん制発言が相次いで聞かれ、政府日銀による円売り介入警戒感が高まったことが重しとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は行って来い。米雇用統計後のドル売りの流れに沿って、21時30分過ぎには一時1ドル=76円53銭前後まで値を下げる場面があった。ただ、「8月31日安値の76円42銭前後が目先の下値目処として意識された」との声も聞かれるなかで下げ渋ると、その後は下げ幅を縮小。介入警戒感も支援材料となり、雇用統計発表前の水準である76円80銭台まで買い戻された。
・ユーロ円は軟調。株安によるリスク回避目的の売りに押されて、3時30分過ぎには1ユーロ=108円86銭前後と8月12日以来の安値を更新した。
・ユーロドルは軟調。米株安を背景にリスク回避的なユーロ売りドル買いが出た。米雇用統計直後には全般にドル売りが優勢となったため、1ユーロ=1.4288ドル前後と日通し高値を付けたものの、買い一巡後はじりじりと値を下げる展開。1.4200ドルに観測されたオプションのバリアに絡んだ防戦買いで一時的に下げ止まる場面もあったが、戻りの鈍さを嫌気した売りも重なると、同水準を下抜けて下げ幅を拡大した。目先のストップロスを巻き込みながら、4時前には1.41839ドル前後と8月12日以来の安値を付けた。

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ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
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