2011年9月12日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては強含み。前週末の海外市場で、欧州の信用不安の拡大を背景に円買いユーロ売りが強まった流れを引き継いだ。対ユーロでの円買いが他の通貨に対しても波及し円全体を押し上げた。対豪ドルなどでは、日本株や原油先物価格の下落に伴うリスク回避の円買いが入った。一方、ドルに対しては上値が重かった。円ユーロの上昇につれた円買いドル売りが先行したものの、その後失速。ユーロ安・ドル高につれた円売りドル買いが出たほか、仲値に向けた円売りドル買いが出た。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。時間外のダウ先物や日本株相場の下落を背景に、投資家がリスク回避姿勢を強め円買い外貨売りが優勢となった。市場では「国内機関投資家からの円買い外貨売りのフローが出た」との指摘があった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円は買い先行後、売りに押し下げられている。ユーロ圏の債務問題やギリシャのデフォルト(債務不履行)などに対する警戒感から、日本株や時間外の米株価指数が下落しており、リスクポジション解消目的の円買いが対ユーロ中心に先行した。「国内機関投資家からの円買い外貨売りの動きがあった」との指摘も聞かれた。
 もっとも、欧州中央銀行(ECB)によるイタリア、スペイン国債購入観測を背景に、ユーロに対して円買いポジションを解消する動きが強まると、円全体が持ち高調整の売りに押し下げられた。ダウ先物や欧州株の売りが一服したことも円の上値を抑えた。
 フランス・マルクールにある核廃棄物処理施設で発生した爆発で死傷者が出たと伝えられたが、外国為替市場での反応は限定的だった。なお、フランス電力公社の報道官は「爆発による放射線や化学物質の漏れはない」との見解を示したと伝わった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は16時30分過ぎに1ドル=76円76銭前後と日通し安値を付けたが、ユーロ中心にクロス円の買い戻しが進むと77円台を回復。
・ユーロ円も欧州市場の序盤に1ユーロ=103円90銭前後と2001年6月14日以来の安値まで下げたが、ECBのイタリア・スペイン国債購入観測を背景にショートカバーが進み、22時過ぎには105円47-52銭まで戻した。
・ユーロドルは買い戻し。ECBの国債購入観測を背景に、ここ最近のユーロの急落過程でユーロを売り持ちにしてきた参加者が買い戻しに動いた。朝方の高値1.3643ドル前後を上抜けて、22時過ぎに1ユーロ=1.3679ドル前後と日通し高値を付けた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.0]
・ショイブレ独財務相は10日、「現時点ではギリシャ向け次回融資の条件は満たされていない」との認識を示した。また、同相は「ギリシャが条件を満たしていないことが、国際通貨基金(IMF)や欧州中央銀行(ECB)、欧州委員会がギリシャでの審査を中止した理由だ」「ギリシャが目標を満たすまで、融資は実行できないとの点でラガルドIMF専務理事と合意した」とも述べた。

ドイツ政府関係[NP     HDP +1.0 CHDP -0.2 RHDP +1.0 CRHDP -0.2]
・独地元紙は11日、独財務省はギリシャがデフォルトに陥った場合、ユーロ圏の高債務国と銀行に与えうる影響を封じ込める措置を検討している、と報じた。なお、同紙によると独財務省はギリシャがデフォルトに陥るシナリオを2つ想定しており、1つはギリシャのユーロ離脱を伴うものであるという。

ゲオルギオス・パパンドレウ[NP     HDP -5.5 CHDP +0.1 RHDP -5.5 CRHDP +0.1]
・パパンドレウ・ギリシャ首相は11日、財政赤字削減として新たな緊急財政措置を承認した。公選の全役職者への賃金カットや不動産への2年間の課税などを計画しているという。また、ベニゼロス財務相は「新たな措置は2011、2012年の財政赤字目標達成に役立つ」と述べた。

日本銀行(日銀)関係[NP-4.6 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
・8月4日分の金融政策決定会合議事要旨「委員は、経済見通しを巡る不確実性は高く、このところ景気の下振れリスクにより留意すべき情勢となっているとの認識を共有した」

日本銀行(日銀)関係[NP-5.6 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
・8月4日分の金融政策決定会合議事要旨「持続成長への意向を確かなものとするため、基金を増額し金融緩和を一段と強化」「複数の委員は基金10兆円の増額、海外経済含めさまざまなリスク要因を意識した措置を確認」

日本銀行(日銀)関係[NP-2.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP -0.3]
・8月4日分の金融政策決定会合議事要旨「委員は、消費者物価の前年比が下方改定される可能性が高いことを踏まえると、新たな指数でみた場合に、『中長期的な物価安定の理解』に基づいて物価の安定が展望できる情勢になったと判断されるまでには、なお時間を要するとの見方を共有した」

アダム・ポーゼン[NP-6.0 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.1]
・英フィナンシャルタイムズ(FT)は12日、ポーゼン・英中銀金融政策委員会(MPC)委員は量的緩和で英国債以外の購入を要求する可能性があると報じた。

アラン・ボラード[NP-4.8 HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]
・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「NZドルは過大評価されている」「NZドル高が輸出にとってブレーキとなる」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.6 HDP -0.5 CHDP -0.1 RHDP +1.6 CRHDP -0.3]
・市場筋の話として報じたところによると、欧州中央銀行(ECB)はイタリア国債を買い入れたという。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、イタリアに対する保証コストが上昇。信用情報会社CMAデータビジョン(ロンドン)によると、フランスのソブリンCDS5年物スプレッドは一時190bpまでワイドニングし過去最高水準となった。また、イタリアは505bp、スペインは445bpまでそれぞれワイドニングし、過去最高水準を付けた。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・12日の欧州債券市場ではギリシャ10年物国債利回りが上昇。一時ユーロ導入来の高水準となる20.90%まで上昇した。

ヴィトル・コンスタンシオ[NP     HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP +0.2]
・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「ギリシャ政府が必要とされていることを実行すると確信」「現在の状況はリーマンショックとは違う」「アスムッセン独財務次官は完全にECBの職務を果たすことが出来る」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・12日、ギリシャとドイツの10年物国債の利回りスプレッドがユーロ導入来の最大水準となる2051bpまで拡大したと伝えている。

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.6 CHDP -0.1 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「スイスフラン高を抑制するためのSNBの決定について説明があり、世界経済の会合で理解があった」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-4.6 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP -0.4]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「中銀の委員は世界経済の後退を予想していない」「世界経済は減速している」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-5.8 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP -0.3]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「欧州とドイツは、ギリシャが合意した計画を履行することを望む」「中銀は流動性を供給する準備が出来ている」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-6.0 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「成長見通しの下振れリスクが増加した」「ユーロ圏の銀行に対して、固定金利で無制限に流動性を供給する能力がある」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP     HDP -0.5 CHDP -0.1 RHDP +1.6 CRHDP -0.3]
・欧州中央銀行は9月9日週に140億ユーロの債券を買い入れたと複数の通信社が伝えた。なお、9月2日週の買い入れ額は133億ユーロだった。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

中国人民銀行関係[NP+4.8 HDP +2.7 CHDP +0.0 RHDP +4.2 CRHDP -0.4]
・中国人民銀行は12日、「インフレは依然として高過ぎる」「物価上昇ペースは緩和したが、インフレ要因は払拭されていない」「穏健な金融政策が必要」などの見解を示した。

2011年9月12日のFX要人発言・ニュース

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.0]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相は10日、「現時点ではギリシャ向け次回融資の条件は満たされていない」との認識を示した。また、同相は「ギリシャが条件を満たしていないことが、国際通貨基金(IMF)や欧州中央銀行(ECB)、欧州委員会がギリシャでの審査を中止した理由だ」「ギリシャが目標を満たすまで、融資は実行できないとの点でラガルドIMF専務理事と合意した」とも述べた。

ドイツ政府関係[NP     HDP +1.0 CHDP -0.2 RHDP +1.0 CRHDP -0.2]
ドイツ政府関係・独地元紙は11日、独財務省はギリシャがデフォルトに陥った場合、ユーロ圏の高債務国と銀行に与えうる影響を封じ込める措置を検討している、と報じた。なお、同紙によると独財務省はギリシャがデフォルトに陥るシナリオを2つ想定しており、1つはギリシャのユーロ離脱を伴うものであるという。

ゲオルギオス・パパンドレウ[NP     HDP -5.5 CHDP +0.1 RHDP -5.5 CRHDP +0.1]
ゲオルギオス・パパンドレウ・パパンドレウ・ギリシャ首相は11日、財政赤字削減として新たな緊急財政措置を承認した。公選の全役職者への賃金カットや不動産への2年間の課税などを計画しているという。また、ベニゼロス財務相は「新たな措置は2011、2012年の財政赤字目標達成に役立つ」と述べた。

オッリ・レーン[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.3]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)は11日、ギリシャ政府が2011、2012年の財政目標の達成を公約していることを歓迎する声明を発表した。同委員は「欧州連合(EU)のスタッフは今後数日中にギリシャに戻る」「トロイカによるギリシャ審査は今月末までに終了する可能性がある」などと述べた。

バラク・オバマ[NP     HDP -1.7 CHDP -0.1 RHDP -3.4 CRHDP -0.3]
バラク・オバマ・関係者筋の話として伝えたところによると、オバマ米大統領は12日に雇用創出計画を米議会に送付するという。

日本銀行(日銀)関係[NP-4.6 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
日本銀行(日銀)関係・8月4日分の金融政策決定会合議事要旨「委員は、経済見通しを巡る不確実性は高く、このところ景気の下振れリスクにより留意すべき情勢となっているとの認識を共有した」

日本銀行(日銀)関係[NP-5.6 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
日本銀行(日銀)関係・8月4日分の金融政策決定会合議事要旨「持続成長への意向を確かなものとするため、基金を増額し金融緩和を一段と強化」「複数の委員は基金10兆円の増額、海外経済含めさまざまなリスク要因を意識した措置を確認」

日本銀行(日銀)関係[NP-2.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP -0.3]
日本銀行(日銀)関係・8月4日分の金融政策決定会合議事要旨「委員は、消費者物価の前年比が下方改定される可能性が高いことを踏まえると、新たな指数でみた場合に、『中長期的な物価安定の理解』に基づいて物価の安定が展望できる情勢になったと判断されるまでには、なお時間を要するとの見方を共有した」

アダム・ポーゼン[NP-6.0 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.1]
アダム・ポーゼン・英フィナンシャルタイムズ(FT)は12日、ポーゼン・英中銀金融政策委員会(MPC)委員は量的緩和で英国債以外の購入を要求する可能性があると報じた。

中国人民銀行関係[NP+4.8 HDP +2.7 CHDP +0.0 RHDP +4.2 CRHDP -0.4]
中国人民銀行関係・中国人民銀行は12日、「インフレは依然として高過ぎる」「物価上昇ペースは緩和したが、インフレ要因は払拭されていない」「穏健な金融政策が必要」などの見解を示した。

日本政府関係[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.1]
日本政府関係・NHKが報じたところによると、鉢呂前経済産業相の後任に枝野前官房長官が内定したようだ。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては強含み。前週末の海外市場で、欧州の信用不安の拡大を背景に円買いユーロ売りが強まった流れを引き継いだ。対ユーロでの円買いが他の通貨に対しても波及し円全体を押し上げた。対豪ドルなどでは、日本株や原油先物価格の下落に伴うリスク回避の円買いが入った。一方、ドルに対しては上値が重かった。円ユーロの上昇につれた円買いドル売りが先行したものの、その後失速。ユーロ安・ドル高につれた円売りドル買いが出たほか、仲値に向けた円売りドル買いが出た。

アラン・ボラード[NP-4.8 HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]
アラン・ボラード・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「NZドルは過大評価されている」「NZドル高が輸出にとってブレーキとなる」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.0]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「シュタルクECB専務理事に追随して辞任する理由はない」

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・複数のメディアが報じたところによると、フランスのソシエテ・ジェネラルは2013年までに40億ユーロ相当の事業を売却するようだ。ソシエテ・ジェネラルは増資をせずに13年末までにバーゼルⅢの新た場コアTier1比率を大幅に上回ることが可能だとしている。

ユルゲン・シュタルク[NP     HDP +1.3 CHDP -0.1 RHDP +3.3 CRHDP -0.3]
ユルゲン・シュタルク・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事「アイルランドは前倒しで債務削減を実施するべき」「アイルランドの債務削減はポジティブなサプライズ」

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の資金増額も含めて、ユーロ防衛に必要なあらゆる手段を講じる」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.1 CHDP -0.3 RHDP -5.1 CRHDP -0.3]
ギリシャ政府関係・ギリシャ財務次官は「同国は10月までの資金は確保した」と述べたようだ。

オッリ・レーン[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.3]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)は12日、予定外のスケジュールで記者会見をキャンセルした。

日本政府関係[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.1]
日本政府関係・藤村修官房長官「(株安で)今後の株式市場の動向について引き続き注視したい」

日本政府関係[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.1]
日本政府関係・五十嵐財務副大臣「G7では日本の立場をはっきりと伝えた」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.6 HDP -0.5 CHDP -0.1 RHDP +1.6 CRHDP -0.3]
欧州中央銀行(ECB)関係・市場筋の話として報じたところによると、欧州中央銀行(ECB)はイタリア国債を買い入れたという。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、イタリアに対する保証コストが上昇。信用情報会社CMAデータビジョン(ロンドン)によると、フランスのソブリンCDS5年物スプレッドは一時190bpまでワイドニングし過去最高水準となった。また、イタリアは505bp、スペインは445bpまでそれぞれワイドニングし、過去最高水準を付けた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。時間外のダウ先物や日本株相場の下落を背景に、投資家がリスク回避姿勢を強め円買い外貨売りが優勢となった。市場では「国内機関投資家からの円買い外貨売りのフローが出た」との指摘があった。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、ギリシャに対する保証コストが上昇。信用情報会社CMAデータビジョン(ロンドン)によると、ギリシャのソブリンCDS5年物のスプレッドは3950bpと過去最高となった。

イタリア政府関係[NP     HDP -4.8 CHDP 0.00 RHDP -4.8 CRHDP 0.00]
イタリア政府関係・イタリアの2012年9月償還の国債入札は、利回りが4.153%となり前回の2.959%を上回った。応札倍率は1.53倍と前回の1.94倍を下回った。

クリスチャン・ノワイエ[NP     HDP -0.1 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.2]
クリスチャン・ノワイエ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「フランスの銀行はいかなるギリシャのシナリオにも対応することが可能」

ドイツ政府関係[NP     HDP +1.0 CHDP -0.2 RHDP +1.0 CRHDP -0.2]
ドイツ政府関係・独政府筋の話として、「ギリシャが果たさなければならない全ての義務を実行することが前提である」「ギリシャが十分に実行しているかを判断できるのはトロイカのみである」との見方を示した。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・12日の欧州債券市場ではギリシャ10年物国債利回りが上昇。一時ユーロ導入来の高水準となる20.90%まで上昇した。

オッリ・レーン[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.3]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「9月末までにギリシャの審査が完了すると予想する」

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.0 CHDP +0.2 RHDP -1.0 CRHDP +0.2]
欧州連合(EU)・欧州委員会は12日、「ギリシャのデフォルト・シナリオについての作業は行っていない」との見解を示した。また、トロイカ(欧州委員会、欧州中央銀行及び国際通貨基金)がアテネに戻る日程は決定していないという。

ゲオルギオス・パパンドレウ[NP     HDP -5.5 CHDP +0.1 RHDP -5.5 CRHDP +0.1]
ゲオルギオス・パパンドレウ・パパンドレウ・ギリシャ首相「ギリシャは目標に向かって突き進まなければならない」「ギリシャを危機から脱出させることが使命」「政治的なコストは問題ではない」

ヴィトル・コンスタンシオ[NP     HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP +0.2]
ヴィトル・コンスタンシオ・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「ギリシャ政府が必要とされていることを実行すると確信」「現在の状況はリーマンショックとは違う」「アスムッセン独財務次官は完全にECBの職務を果たすことが出来る」

ドイツ政府関係[NP     HDP +1.0 CHDP -0.2 RHDP +1.0 CRHDP -0.2]
ドイツ政府関係・ドイツ政府は12日、メルケルドイツ首相とバローゾ欧州連合(EU)委員長が「成長と安定性がユーロ支援に必要とされることで合意」「ユーロが欧州やドイツに最も重要であることで合意」「7月21日に決定した欧州金融安定ファシリティ(EFSF)見直しが9月末までに可決されるよう促す」などの見解を示したと発表したと伝えられた。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・12日、ギリシャとドイツの10年物国債の利回りスプレッドがユーロ導入来の最大水準となる2051bpまで拡大したと伝えている。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・12日、フランス・マルクールにある原子力発電所で発生した爆発で死傷者が出たと伝えた。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・フランス警察の話として報じたところによると、フランス・マルクールの原子力発電所で発生した爆発で汚染はないという。

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.6 CHDP -0.1 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「スイスフラン高を抑制するためのSNBの決定について説明があり、世界経済の会合で理解があった」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-4.6 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP -0.4]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「中銀の委員は世界経済の後退を予想していない」「世界経済は減速している」

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP -0.4]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「(ギリシャのデフォルトの可能性について質問され)ギリシャに関する協議は特になかった」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-5.8 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP -0.3]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「欧州とドイツは、ギリシャが合意した計画を履行することを望む」「中銀は流動性を供給する準備が出来ている」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-6.0 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「成長見通しの下振れリスクが増加した」「ユーロ圏の銀行に対して、固定金利で無制限に流動性を供給する能力がある」

フランス政府関係[NP     HDP +0.1 CHDP +0.3 RHDP +0.1 CRHDP +0.3]
フランス政府関係・バロワン仏経済財務雇用相「中央銀行は必要な流動性の全てを供給するだろう」「欧州銀行のストレステストは厳格だった」「フランスの銀行に流動性や支払い能力の問題はない」「フランスの銀行はいかなるギリシャの状況にも立ち向かう」

ヘルマン・ファンロンパイ[NP     HDP +1.4 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP +0.0]
ヘルマン・ファンロンパイ・ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領「ギリシャとトロイカ(欧州委員会、欧州中央銀行及び国際通貨基金)の協議は12日に開始されるだろう」「ユーロ圏のさらに深い財政統合を10月に協議するだろう」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・12日の欧州外国為替市場で円は買い先行後、売りに押し下げられている。ユーロ圏の債務問題やギリシャのデフォルト(債務不履行)などに対する警戒感から、日本株や時間外の米株価指数が下落しており、リスクポジション解消目的の円買いが対ユーロ中心に先行した。「国内機関投資家からの円買い外貨売りの動きがあった」との指摘も聞かれた。
 もっとも、欧州中央銀行(ECB)によるイタリア、スペイン国債購入観測を背景に、ユーロに対して円買いポジションを解消する動きが強まると、円全体が持ち高調整の売りに押し下げられた。ダウ先物や欧州株の売りが一服したことも円の上値を抑えた。
 フランス・マルクールにある核廃棄物処理施設で発生した爆発で死傷者が出たと伝えられたが、外国為替市場での反応は限定的だった。なお、フランス電力公社の報道官は「爆発による放射線や化学物質の漏れはない」との見解を示したと伝わった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は16時30分過ぎに1ドル=76円76銭前後と日通し安値を付けたが、ユーロ中心にクロス円の買い戻しが進むと77円台を回復。
・ユーロ円も欧州市場の序盤に1ユーロ=103円90銭前後と2001年6月14日以来の安値まで下げたが、ECBのイタリア・スペイン国債購入観測を背景にショートカバーが進み、22時過ぎには105円47-52銭まで戻した。
・ユーロドルは買い戻し。ECBの国債購入観測を背景に、ここ最近のユーロの急落過程でユーロを売り持ちにしてきた参加者が買い戻しに動いた。朝方の高値1.3643ドル前後を上抜けて、22時過ぎに1ユーロ=1.3679ドル前後と日通し高値を付けた。

欧州中央銀行(ECB)関係[NP     HDP -0.5 CHDP -0.1 RHDP +1.6 CRHDP -0.3]
欧州中央銀行(ECB)関係・欧州中央銀行は9月9日週に140億ユーロの債券を買い入れたと複数の通信社が伝えた。なお、9月2日週の買い入れ額は133億ユーロだった。

ジム・フラハティ[NP+2.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP +0.0]
ジム・フラハティ・フラハティ・カナダ財務相「今後数ヶ月や数年は極めて緩やかな成長が予想される」「内需は非常に良い」

フランソワ・フィヨン[NP     HDP -3.2 CHDP -0.1 RHDP -3.2 CRHDP -0.1]
フランソワ・フィヨン・フィヨン・フランス首相「政府は予算削減や成長のバランスをとる必要がある」

フランソワ・フィヨン[NP     HDP -3.2 CHDP -0.1 RHDP -3.2 CRHDP -0.1]
フランソワ・フィヨン・フィヨン・フランス首相「金融市場は成長見通しについて過剰反応している」「成長鈍化はインフレ圧力を制限するだろう」

ジョージ・オズボーン[NP     HDP -0.1 CHDP +0.2 RHDP -0.1 CRHDP +0.2]
ジョージ・オズボーン・オズボーン英財務相「株主や債券保有者は将来損失を負担するだろう」

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ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
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