2012年3月10日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は対ドルで軟調。米労働省が発表した2月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比22万7000人増と市場予想平均の前月比21万人増より強かったほか、前月分の非農業部門雇用者数も上方修正されたことから、米雇用市場の改善傾向が継続しているとの思惑が高まった。為替市場ではドルが全面高となり、円も対ドルでは売りに押される展開に。米長期金利の上昇で日米金利差拡大を意識した円売りドル買いが出たことも重しとなったようだ。
 一方、他の通貨に対しては方向感の乏しい動き。米雇用統計の発表直後こそ時間外のダウ先物は買われたが、さらなる買いを誘う材料もなかったことでダウ平均が次第に上値を重くしたため、投資家のリスク志向改善を意識した円売り意欲は高まらず。強いカナダ経済指標を手掛かりに対カナダドルで売りが目立った程度にとどまった。
 なお、格付け会社フィッチは9日、ギリシャの格付けを「制限的デフォルト」に格下げしたと発表。ギリシャが集団行動条項(CAC)の発動を承認したと関係者の話として報じたほか、ISDA(国際スワップデリバティブ協会)はギリシャに関してクレジットイベントが発生したと発表するなど、ギリシャ債務問題を意識させる材料が次々に伝わったが、いずれの報道に対しても対ユーロでの円買いは限定的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は堅調。米雇用統計後に強まったドル買いの流れに沿って、1ドル=82円ちょうどに観測されていたオプションバリアを突破。その後も82円台前半のストップを巻き込みながら、2時前には82円65銭前後と2011年4月27日以来の高値をつけた。
・ユーロ円は1ユーロ=108円台前半を中心とするもみ合い。ドル円の上昇とユーロドルの下落の影響を同時に受けたため方向感に欠けた。
・ユーロドルは軟調。米雇用統計後にユーロ売りドル買いが進み、1時過ぎには1ユーロ=1.30965ドル前後と本日安値を更新した。もっとも、7日に付けた直近安値の1.30961ドル前後が意識されると、売り一巡後は1.31ドル台前半で下げ渋った。なお、ギリシャ絡みの報道に対する反応はいずれも限られた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは9日、ギリシャの格付けを制限的デフォルトに格下げしたと発表した。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.5 CHDP +0.8 RHDP -4.5 CRHDP +0.8]
・ギリシャが集団行動条項(CAC)の発動を承認したと関係者の話として報じた。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・ISDA(国際スワップデリバティブ協会)は、ギリシャに関してクレジットイベントが発生したと発表したと伝えられた。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは9日、ギリシャの格付けを制限的デフォルトに格下げしたと発表した。

2012年3月10日のFX要人発言・ニュース

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは9日、ギリシャの格付けを制限的デフォルトに格下げしたと発表した。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.5 CHDP +0.8 RHDP -4.5 CRHDP +0.8]
ギリシャ政府関係・ギリシャが集団行動条項(CAC)の発動を承認したと関係者の話として報じた。

国際金融協会(IIF)関係[NP     HDP -5.8 CHDP 0.00 RHDP -5.8 CRHDP 0.00]
国際金融協会(IIF)関係・ダラーラ国際金融協会(IIF)専務理事(CNBCが伝える)「月曜までにギリシャの債務交換は完了する」

ルーカス・パパデモス[NP     HDP -2.2 CHDP +0.4 RHDP -2.2 CRHDP +0.4]
ルーカス・パパデモス・パパデモス・ギリシャ首相「ギリシャはユーロ圏における地位を守らなくてはならない」「ギリシャは今回の素晴しい機会を無駄にしてはいけない」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.2]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「ユーロは我々の将来である」「ユーロはより競争力を高めなければならない」

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・ISDA(国際スワップデリバティブ協会)は、ギリシャに関してクレジットイベントが発生したと発表したと伝えられた。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・国際スワップデリバティブ協会(ISDA)は9日、「ギリシャのクレジットイベント発生は金融市場に対し重大な影響はないとみている」との見解を示した。

クリスティーヌ・ラガルド[NP     HDP -0.9 CHDP +0.1 RHDP -1.0 CRHDP +0.2]
クリスティーヌ・ラガルド・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事「国際通貨基金(IMF)の委員会に、ギリシャ経済プログラムの支援のために367億ドルを拠出することを容認ように勧めたい」「来週ギリシャ向け融資に関してを検討する予定」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・9日のニューヨーク外国為替市場で円は対ドルで軟調。米労働省が発表した2月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比22万7000人増と市場予想平均の前月比21万人増より強かったほか、前月分の非農業部門雇用者数も上方修正されたことから、米雇用市場の改善傾向が継続しているとの思惑が高まった。為替市場ではドルが全面高となり、円も対ドルでは売りに押される展開に。米長期金利の上昇で日米金利差拡大を意識した円売りドル買いが出たことも重しとなったようだ。
 一方、他の通貨に対しては方向感の乏しい動き。米雇用統計の発表直後こそ時間外のダウ先物は買われたが、さらなる買いを誘う材料もなかったことでダウ平均が次第に上値を重くしたため、投資家のリスク志向改善を意識した円売り意欲は高まらず。強いカナダ経済指標を手掛かりに対カナダドルで売りが目立った程度にとどまった。
 なお、格付け会社フィッチは9日、ギリシャの格付けを「制限的デフォルト」に格下げしたと発表。ギリシャが集団行動条項(CAC)の発動を承認したと関係者の話として報じたほか、ISDA(国際スワップデリバティブ協会)はギリシャに関してクレジットイベントが発生したと発表するなど、ギリシャ債務問題を意識させる材料が次々に伝わったが、いずれの報道に対しても対ユーロでの円買いは限定的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は堅調。米雇用統計後に強まったドル買いの流れに沿って、1ドル=82円ちょうどに観測されていたオプションバリアを突破。その後も82円台前半のストップを巻き込みながら、2時前には82円65銭前後と2011年4月27日以来の高値をつけた。
・ユーロ円は1ユーロ=108円台前半を中心とするもみ合い。ドル円の上昇とユーロドルの下落の影響を同時に受けたため方向感に欠けた。
・ユーロドルは軟調。米雇用統計後にユーロ売りドル買いが進み、1時過ぎには1ユーロ=1.30965ドル前後と本日安値を更新した。もっとも、7日に付けた直近安値の1.30961ドル前後が意識されると、売り一巡後は1.31ドル台前半で下げ渋った。なお、ギリシャ絡みの報道に対する反応はいずれも限られた。

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