2012年3月24日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後、売られた。前日に続き中国や欧州の景気減速が懸念されるなか、欧州株や時間外の米株価指数先物が軟調に推移し、リスク資産圧縮目的の円買いが先行した。2月米新築住宅販売件数が予想を下回り、米長期金利が一段と低下すると、日米金利差縮小を意識した円買いドル売りが優位に。その他の通貨に対しても円高が加速した。
 ただ、ダウ平均が40ドル超安から上げに転じ、50ドル超高まで持ち直すにつれて持ち高調整の円売りが広がった。WTI原油先物相場や金先物相場の大幅高を背景にした円売り資源国通貨買いがやや目立った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=81円97銭前後と13日安値に面合わせした。前日安値の82円33銭前後を下抜けたほか、82円台前半に観測されていた損失覚悟の売り注文を巻き込んで下げ足が速まった。ただ、82円ちょうどを下回った水準では買いが入り下値の堅さが意識されると、米長期金利の低下幅縮小も相場を支え82円台半ばまで値を戻した。
・ユーロ円は1ユーロ=108円58銭前後まで下落した。ただ、前日安値の108円49銭前後を下値の目処とした買い戻しが入り109円台半ばまで値を戻した。
・ユーロドルは方向感が定まらない。欧州株や時間外の米株価指数先物の下落をながめ、1ユーロ=1.3221-24ドルまで値を下げた。ただ、弱い米住宅指標を受けたドル円の下落がユーロ買いドル売りを誘い下値は限られた。中盤にはダウ平均の持ち直しを意識した買いが入り1.3281-84ドルまで上げた。もっとも、欧州の取引時間帯につけた日通し高値1.3294ドルが戻りの目処となったうえ、1.3300ドルに観測されているオプションのバリアに絡んだ防戦売りが散見され、上値が切り下がった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ゴンザレス・パラモ[NP+5.0 HDP -0.4 CHDP +0.1 RHDP +0.8 CRHDP +0.0]
・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「中期的な物価期待は抑制されている」「原油価格は上方向のインフレリスク」「ECBは2度のLTROの効果を依然として検討している」「ECBは原油価格に大きな注意を払っている」「ユーロ圏経済は安定化の期間にある」「現時点で出口戦略は詳細に協議されていない」「ECBは3度目のLTROを検討していない」

デニス・ロックハート[NP+3.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.3]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「米経済は牽引力が増してきたようだ」

デニス・ロックハート[NP-5.4 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.3]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「経済成長は2.5-3%のレンジとみる」「インフレは満足のいくレンジにある」「労働市場は極めて弱いままだ」「FRBにとって不注意に早まって政策を引き締めないことが重要」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

デニス・ロックハート[NP+3.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.3]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「米経済は牽引力が増してきたようだ」

2012年3月24日のFX要人発言・ニュース

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.0]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は23日、ニューヨーク連銀を通じて2036年2月-41年8月に償還を迎える米国債19億6900万ドルを購入したと発表した。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
ギリシャ政府関係・ギリシャは23日、海外法に基づいて発行された国債の交換受付期限を4月4日まで延長すると発表した。

イタリア政府関係[NP     HDP -5.4 CHDP -0.6 RHDP -5.4 CRHDP -0.6]
イタリア政府関係・イタリア内閣は23日、労働改革法案の議会提出を承認した。

ゴンザレス・パラモ[NP+5.0 HDP -0.4 CHDP +0.1 RHDP +0.8 CRHDP +0.0]
ゴンザレス・パラモ・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「中期的な物価期待は抑制されている」「原油価格は上方向のインフレリスク」「ECBは2度のLTROの効果を依然として検討している」「ECBは原油価格に大きな注意を払っている」「ユーロ圏経済は安定化の期間にある」「現時点で出口戦略は詳細に協議されていない」「ECBは3度目のLTROを検討していない」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.2]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「ドイツに国の最低賃金は必要ない」「ドイツの東西の違いが最低賃金を阻んでいる」「債務の増加が国の自由を奪う」

ベン・バーナンキ[NP     HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP +0.1]
ベン・バーナンキ・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「政策立案者は依然としてマクロプルーデンシャル(金融システム全体の安定化)の責任を達成する方法を理解する早期の段階にある」(経済見通しや金融政策についてコメントせず)

ホセ・マヌエル・バローゾ[NP     HDP -2.4 CHDP -0.2 RHDP -2.4 CRHDP -0.2]
ホセ・マヌエル・バローゾ・バローゾ欧州連合(EU)委員長「現在の危機は新たな可能性を開くことを可能にする」「欧州委員会はEU経済の改革や成長支援に取り組んでいる」「EU機器は一部の国の高い債務によって悪化した」

ホセ・マヌエル・バローゾ[NP     HDP -2.4 CHDP -0.2 RHDP -2.4 CRHDP -0.2]
ホセ・マヌエル・バローゾ・バローゾ欧州連合(EU)委員長「EUのファイアウォールと財政協定は危機克服を支援する」「EUの域内市場は依然として多くの障壁がある」

デニス・ロックハート[NP+3.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.3]
デニス・ロックハート・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「米経済は牽引力が増してきたようだ」

デニス・ロックハート[NP-5.4 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.3]
デニス・ロックハート・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「経済成長は2.5-3%のレンジとみる」「インフレは満足のいくレンジにある」「労働市場は極めて弱いままだ」「FRBにとって不注意に早まって政策を引き締めないことが重要」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・23日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後、売られた。前日に続き中国や欧州の景気減速が懸念されるなか、欧州株や時間外の米株価指数先物が軟調に推移し、リスク資産圧縮目的の円買いが先行した。2月米新築住宅販売件数が予想を下回り、米長期金利が一段と低下すると、日米金利差縮小を意識した円買いドル売りが優位に。その他の通貨に対しても円高が加速した。
 ただ、ダウ平均が40ドル超安から上げに転じ、50ドル超高まで持ち直すにつれて持ち高調整の円売りが広がった。WTI原油先物相場や金先物相場の大幅高を背景にした円売り資源国通貨買いがやや目立った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=81円97銭前後と13日安値に面合わせした。前日安値の82円33銭前後を下抜けたほか、82円台前半に観測されていた損失覚悟の売り注文を巻き込んで下げ足が速まった。ただ、82円ちょうどを下回った水準では買いが入り下値の堅さが意識されると、米長期金利の低下幅縮小も相場を支え82円台半ばまで値を戻した。
・ユーロ円は1ユーロ=108円58銭前後まで下落した。ただ、前日安値の108円49銭前後を下値の目処とした買い戻しが入り109円台半ばまで値を戻した。
・ユーロドルは方向感が定まらない。欧州株や時間外の米株価指数先物の下落をながめ、1ユーロ=1.3221-24ドルまで値を下げた。ただ、弱い米住宅指標を受けたドル円の下落がユーロ買いドル売りを誘い下値は限られた。中盤にはダウ平均の持ち直しを意識した買いが入り1.3281-84ドルまで上げた。もっとも、欧州の取引時間帯につけた日通し高値1.3294ドルが戻りの目処となったうえ、1.3300ドルに観測されているオプションのバリアに絡んだ防戦売りが散見され、上値が切り下がった。

[ Previous / Next ]

FX相場に関係する主な重要人物

ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング

重要人物・その他の発言・ニュース