2012年4月17日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後は売られた。米商務省が16日発表した3月の米小売売上高(季節調整済み)が前月比0.8%増と市場予想平均の前月比0.3%増を上回ったことを受けて、欧州株や時間外の米株価指数先物が上げ幅を拡大すると、投資家が運用リスクを取りやすくなるとして円売りが散見された。ただ、同時に米ニューヨーク連銀が発表した4月のニューヨーク州製造業景気指数はプラス6.56と市場予想平均のプラス18.00を下回ったうえ、その後全米ホームビルダー協会(NAHB)が発表した4月の住宅市場指数が25と予想の28を下回り、ダウ平均が120ドル超高から30ドル超高まで上げ幅を縮小。つれる形で円の買い戻しが加速した。対ドルでは米長期金利の低下に伴い、日米金利差縮小を意識した円買いが見られた。
 もっとも、その後のダウ平均が一時130ドル超高まで持ち直したほか、米長期金利が低下幅を縮小したため、円は再び売りに押された。市場では「ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けて買いが入った」「米系投資銀行から買いが持ち込まれた」との声が聞かれ、ユーロドル相場の堅調地合いが目立ったことも対ユーロ中心に円を押し下げる要因となった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。対ドルで仲値に向けて円売りが出たことや、海外勢から円売りドル買いが散発的に出たことなどがその他通貨に対しても若干円売りを誘った。しかし、日本株や中国株が頭の重い展開で投資家のリスク許容度は改善せず円の下値は限られた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。後場の日本株が小安く引けたことや、上海総合指数が引けにかけて下げ幅を広げたことを背景にリスクポジション解消目的で円買い外貨売りが入った。ユーロに対してはサルコジ仏大統領が「ユーロの下落は良いニュースである」などと発言したことを手掛かりとした円買いも散見された。
 しかし、欧州勢が本格参入してくると、時間外の米株価指数先物が持ち直したことや欧州の主要株価指数が小高く推移していることなどを背景に一転円売りが優位になり、円全般が本日安値圏に沈んだ。スペイン国債の利回りが低下し、この後のスペイン国債の入札に対する警戒感が後退したことも円売りを誘ったようだ。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円は弱含んだ。スペインが実施した国債入札で発行額が目標上限を上回るなど旺盛な需要が示されると、欧州債務問題への過度の懸念が後退。ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)が発表した4月独景況感指数(期待指数)が市場予想を上回ったことも投資家心理の改善につながり、円売り外貨買いが優勢となった。欧州株や時間外のダウ先物の上昇も円の重しとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は強含み。22時30分過ぎに一時1ドル=80円77銭前後と日通し高値を付けた。
・カナダドル円は急伸。カナダ銀行(カナダ中央銀行)は17日、政策金利を1.00%に据え置くことを決めたと発表。市場予想通りの結果となったものの、同時に発表した声明で「刺激策の巻き戻しが適切となる可能性がある」と指摘した。カナダ利上げ期待が高まり、全般カナダドル買いが優勢となった。22時過ぎに一時1カナダドル=81円67銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルはスペインの入札や強い独経済指標を材料にユーロ買いが先行し一時1ユーロ=1.31721ドル前後まで上げたものの、そのあとはやや伸び悩んだ。1.3180ドル前後から上サイドに観測されている売りオーダーが頭を抑えたほか、市場参加者からは「19日のスペインの10年物国債入札の結果を見極めたいとの気分も強く、積極的にユーロの上値を追う展開にはなっていない」との声が聞かれた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

世界銀行関連[NP     HDP +1.2 CHDP -0.8 RHDP +1.2 CRHDP -0.8]
・世界銀行は16日、ダートマス大学のジム・ヨン・キム総長を世界銀行次期総裁に選出した。

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.2]
・米上院は16日、バフェットルール法案を採決に持ち込むための動議を否決した。

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-5.8 HDP +1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「インフレ見通しが緩和すれば金融政策を緩和する理由になる」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-5.8 HDP +1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「豪州の労働市場は抑制されたままである」「欧州は依然、将来のショックの可能性のもと」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-6.0 HDP +1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「メンバーは成長ペースの評価を若干下方修正した」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-6.0 HDP +1.4 CHDP -0.1 RHDP -2.4 CRHDP -0.1]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「2012年の主要貿易相手国の成長はおおよそ平均」「中国の経済成長は、直近半年で明確に鈍化した」

安住淳[NP     HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP -0.1]
・安住淳財務相「国際通貨基金(IMF)への支援で600億ドルの資金協力を表明へ」「IMF支援は確実な危機収束へ重要」

フェルナンデス・オルドネス[NP-6.0 HDP -0.9 CHDP -0.2 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのオルドネス・スペイン中銀総裁「3度目のLTROは現時点で検討されていないが可能性はある」

カナダ銀行関係[NP+5.4 HDP -0.4 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.1]
・カナダ銀行(カナダ中央銀行)声明「刺激策の巻き戻しが適切となる可能性」

カナダ銀行関係[NP-5.6 HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.4]
・カナダ銀行(カナダ中央銀行)声明「永続的なカナダドル高はカナダの輸出を阻害する」

カナダ銀行関係[NP+3.4 HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP -0.1]
・カナダ銀行(カナダ中央銀行)声明「2012年の成長見通しを2%から2.4%に上方修正」「2013年の成長見通しを2.8%から2.4%に下方修正」「企業や消費者の信頼感は改善しつつある」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP -0.6 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP -0.1]
・ショイブレ独財務相「国際通貨基金(IMF)の財源拡充問題について、G20が今週4000億ドルの引き上げで合意することを望む」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

カナダ銀行関係[NP-5.6 HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.4]
・カナダ銀行(カナダ中央銀行)声明「永続的なカナダドル高はカナダの輸出を阻害する」

2012年4月17日のFX要人発言・ニュース

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP +0.2]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は16日、ニューヨーク連銀を通じて2013年2月-13年6月に償還を迎える米国債86億2200万ドルを売却したと発表した。

サンドラ・ピアナルト[NP+2.0 HDP -2.6 CHDP +0.1 RHDP -2.2 CRHDP +0.0]
サンドラ・ピアナルト・ピアナルト米クリーブランド連銀総裁「経済は前向きな勢いを示しつつある」

サンドラ・ピアナルト[NP+3.0 HDP -2.4 CHDP +0.2 RHDP -2.3 CRHDP -0.1]
サンドラ・ピアナルト・ピアナルト米クリーブランド連銀総裁「インフレは今後数年間2%程度となる見通し」「今年の2.5%成長、2013年の3%成長を予想」

サンドラ・ピアナルト[NP-4.0 HDP -2.5 CHDP -0.1 RHDP -2.0 CRHDP +0.3]
サンドラ・ピアナルト・ピアナルト米クリーブランド連銀総裁「成長ペースは依然として苛立たしいほど遅い」「経済はリセッションからのダメージを回復し、雇用成長のペースを加速するため、より速く成長する必要」「最近の労働市場のデータは経済活動の一様でないパターンを示している」「3月の雇用増はわずかであり、雇用創出の基調ペースを確認するのは難しい」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「債務を管理できなければ、ドイツは金利上昇のリスクを冒す」「ドイツは債券市場に翻弄されることを避けなければならない」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP -0.6 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP -0.1]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「ユーロ危機を管理できると確信」「欧州のファイアウォールは問題を解決しない」「債務や競争力の欠如に取り組まなければならない」

世界銀行関連[NP     HDP +1.2 CHDP -0.8 RHDP +1.2 CRHDP -0.8]
世界銀行関連・世界銀行は16日、ダートマス大学のジム・ヨン・キム総長を世界銀行次期総裁に選出した。

ロバート・ゼーリック[NP     HDP -1.7 CHDP -0.2 RHDP -1.7 CRHDP -0.2]
ロバート・ゼーリック・ゼーリック世界銀行総裁「世界銀行はキム次期総裁のもとで近代化するだろう」

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP     HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP -0.3]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官「キム世銀次期総裁は世界銀行の活性化を支援するだろう」

エワルド・ノボトニー[NP-3.0 HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP +0.3 CRHDP +0.0]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「3度目の3年物融資は差し迫った必要性がない」「ECBの流動性措置は成功している」「ECBによる一段の債券購入の見通しにコメントせず」

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは16日、フランスの格付けを近く変更する予定はないと発表した。

ジェームズ・ブラード[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.2 CRHDP +0.1]
ジェームズ・ブラード・ブラード・米セントルイス連銀総裁は16日、講演原稿で金融政策について特にコメントしなかった。

ジェームズ・ブラード[NP+4.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.3 CRHDP +0.1]
ジェームズ・ブラード・ブラード・米セントルイス連銀総裁「FRBはバランスシートの規模で多くのリスクをとりつつある」

ジェームズ・ブラード[NP+4.4 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.6 CRHDP +0.3]
ジェームズ・ブラード・ブラード米セントルイス連銀総裁「経済は現時点で軌道に乗っている」「第1四半期の成長は2.5-2.7%のレンジとなる」

ジェームズ・ブラード[NP+3.0 HDP +0.1 CHDP +0.1 RHDP +1.9 CRHDP +0.3]
ジェームズ・ブラード・ブラード米セントルイス連銀総裁「金利見通しに大きな変化はない」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・16日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後は売られた。米商務省が16日発表した3月の米小売売上高(季節調整済み)が前月比0.8%増と市場予想平均の前月比0.3%増を上回ったことを受けて、欧州株や時間外の米株価指数先物が上げ幅を拡大すると、投資家が運用リスクを取りやすくなるとして円売りが散見された。ただ、同時に米ニューヨーク連銀が発表した4月のニューヨーク州製造業景気指数はプラス6.56と市場予想平均のプラス18.00を下回ったうえ、その後全米ホームビルダー協会(NAHB)が発表した4月の住宅市場指数が25と予想の28を下回り、ダウ平均が120ドル超高から30ドル超高まで上げ幅を縮小。つれる形で円の買い戻しが加速した。対ドルでは米長期金利の低下に伴い、日米金利差縮小を意識した円買いが見られた。
 もっとも、その後のダウ平均が一時130ドル超高まで持ち直したほか、米長期金利が低下幅を縮小したため、円は再び売りに押された。市場では「ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けて買いが入った」「米系投資銀行から買いが持ち込まれた」との声が聞かれ、ユーロドル相場の堅調地合いが目立ったことも対ユーロ中心に円を押し下げる要因となった。

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.2]
米政府関係・米上院は16日、バフェットルール法案を採決に持ち込むための動議を否決した。

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-5.8 HDP +1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「インフレ見通しが緩和すれば金融政策を緩和する理由になる」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-5.8 HDP +1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「豪州の労働市場は抑制されたままである」「欧州は依然、将来のショックの可能性のもと」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-6.0 HDP +1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「メンバーは成長ペースの評価を若干下方修正した」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-6.0 HDP +1.4 CHDP -0.1 RHDP -2.4 CRHDP -0.1]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「2012年の主要貿易相手国の成長はおおよそ平均」「中国の経済成長は、直近半年で明確に鈍化した」

安住淳[NP     HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP -0.1]
安住淳・安住淳財務相「国際通貨基金(IMF)への支援で600億ドルの資金協力を表明へ」「IMF支援は確実な危機収束へ重要」

安住淳[NP     HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP -0.1]
安住淳・安住淳財務相「欧州の努力が十分とは思っていない」「国際通貨基金(IMF)の資金基盤強化でかなりの国が日本に呼応して方針を表明すると確信している」

中国政府関係[NP     HDP +1.9 CHDP -0.1 RHDP +2.2 CRHDP -0.2]
中国政府関係・中国商務省の報道官は17日、「人民元の変動幅拡大で安定した環境が創出される」「4-6月期の貿易は1-3月期より改善する」などの見解を示した。

日本銀行(日銀)関係[NP     HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.1]
日本銀行(日銀)関係・日本銀行は17日、米ドル資金供給オペで1週間物の応札額はゼロだったことを明らかにした。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。対ドルで仲値に向けて円売りが出たことや、海外勢から円売りドル買いが散発的に出たことなどがその他通貨に対しても若干円売りを誘った。しかし、日本株や中国株が頭の重い展開で投資家のリスク許容度は改善せず円の下値は限られた。

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・インド中銀は17日、政策金利であるレポレートを現行の8.50%から8.00%に引き下げることを決めたと発表した。市場の予想よりも利下げ幅が大きかった。また、リバース・レポレートは7.50%から7.00%に引き下げた。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・米国は北朝鮮の核実験の可能性に対して、精密爆撃などあらゆる対抗措置を検討していると韓国地元メディアが伝えた。

ニコラ・サルコジ[NP-5.6 HDP -1.2 CHDP -0.3 RHDP -1.2 CRHDP -0.3]
ニコラ・サルコジ・サルコジ・フランス大統領「ユーロの下落は良いニュースだ」

ニコラ・サルコジ[NP-5.8 HDP -1.4 CHDP -0.2 RHDP -1.4 CRHDP -0.2]
ニコラ・サルコジ・サルコジ・フランス大統領「欧州中央銀行(ECB)にユーロ圏の経済成長を支援させるのには、条約変更は必要ないだろう」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。後場の日本株が小安く引けたことや、上海総合指数が引けにかけて下げ幅を広げたことを背景にリスクポジション解消目的で円買い外貨売りが入った。ユーロに対してはサルコジ仏大統領が「ユーロの下落は良いニュースである」などと発言したことを手掛かりとした円買いも散見された。
 しかし、欧州勢が本格参入してくると、時間外の米株価指数先物が持ち直したことや欧州の主要株価指数が小高く推移していることなどを背景に一転円売りが優位になり、円全般が本日安値圏に沈んだ。スペイン国債の利回りが低下し、この後のスペイン国債の入札に対する警戒感が後退したことも円売りを誘ったようだ。

スペイン政府関係[NP     HDP -2.6 CHDP -0.6 RHDP -2.6 CRHDP -0.6]
スペイン政府関係・スペイン政府は17日、12カ月・18カ月物政府証券(Tビル)入札を実施した。12カ月物の平均落札利回りは2.623%と前回の1.418%を上回り、18カ月物は3.110%と前回の1.711%を上回った。応札倍率は12カ月が2.90倍と前回の2.14倍を上回り、18カ月物が3.77倍と前回の2.93倍を上回った。また、調達額は目標上限の30億ユーロに対して31億8000万ユーロとなった。

ホセ・マヌエル・バローゾ[NP     HDP -2.4 CHDP -0.2 RHDP -2.4 CRHDP -0.2]
ホセ・マヌエル・バローゾ・バローゾ欧州連合(EU)委員長「EUは成長を促進するための持続的な努力が必要」

アダム・ポーゼン[NP-4.0 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.2]
アダム・ポーゼン・ポーゼン・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「英国のコアインフレは低下している。BOEはインフレを極めて注意深く見ている」

フェルナンデス・オルドネス[NP-2.0 HDP -0.7 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.0]
フェルナンデス・オルドネス・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのオルドネス・スペイン中銀総裁「輸出は2012年に上昇する唯一の部門かもしれない」「スペインは信頼回復のため目標を達成しなければならない」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは17日、オーストリアの格付け「AAA」を確認したと発表した。また、見通しは「安定的」とした。

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・バンク・オブ・ニューヨーク・メロンは17日、第1四半期決算を発表した。1株利益は0.85ドルとなった。

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・ゴールドマン・サックスは17日、第1四半期決算を発表した。1株利益は3.92ドルとなり、市場予想平均の3.55ドル程度を上回った。

フェルナンデス・オルドネス[NP-6.0 HDP -0.9 CHDP -0.2 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
フェルナンデス・オルドネス・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのオルドネス・スペイン中銀総裁「3度目のLTROは現時点で検討されていないが可能性はある」

フェルナンデス・オルドネス[NP     HDP -0.9 CHDP -0.2 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
フェルナンデス・オルドネス・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのオルドネス・スペイン中銀総裁「スペインがEUの救済を必要とすると予想しない」

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・カナダ銀行(カナダ中央銀行)は17日、政策金利を1.00%に据え置くことを決めたと発表した。市場予想通りの結果となった。

カナダ銀行関係[NP+5.4 HDP -0.4 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.1]
カナダ銀行関係・カナダ銀行(カナダ中央銀行)声明「刺激策の巻き戻しが適切となる可能性」

カナダ銀行関係[NP-5.6 HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.4]
カナダ銀行関係・カナダ銀行(カナダ中央銀行)声明「永続的なカナダドル高はカナダの輸出を阻害する」

カナダ銀行関係[NP+3.4 HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP -0.1]
カナダ銀行関係・カナダ銀行(カナダ中央銀行)声明「2012年の成長見通しを2%から2.4%に上方修正」「2013年の成長見通しを2.8%から2.4%に下方修正」「企業や消費者の信頼感は改善しつつある」

国際通貨基金(IMF)[NP+4.6 HDP -1.5 CHDP +0.1 RHDP -3.9 CRHDP +0.3]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)は17日、世界経済成長見通しを発表。2012年の世界経済見通しを1月時点の3.3%から3.5%に、2013年の成長見通しを1月時点の3.9%から4.1%にそれぞれ引き上げた。

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP -0.6 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP -0.1]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「国際通貨基金(IMF)の財源拡充問題について、G20が今週4000億ドルの引き上げで合意することを望む」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・17日の欧州外国為替市場で円は弱含んだ。スペインが実施した国債入札で発行額が目標上限を上回るなど旺盛な需要が示されると、欧州債務問題への過度の懸念が後退。ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)が発表した4月独景況感指数(期待指数)が市場予想を上回ったことも投資家心理の改善につながり、円売り外貨買いが優勢となった。欧州株や時間外のダウ先物の上昇も円の重しとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は強含み。22時30分過ぎに一時1ドル=80円77銭前後と日通し高値を付けた。
・カナダドル円は急伸。カナダ銀行(カナダ中央銀行)は17日、政策金利を1.00%に据え置くことを決めたと発表。市場予想通りの結果となったものの、同時に発表した声明で「刺激策の巻き戻しが適切となる可能性がある」と指摘した。カナダ利上げ期待が高まり、全般カナダドル買いが優勢となった。22時過ぎに一時1カナダドル=81円67銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルはスペインの入札や強い独経済指標を材料にユーロ買いが先行し一時1ユーロ=1.31721ドル前後まで上げたものの、そのあとはやや伸び悩んだ。1.3180ドル前後から上サイドに観測されている売りオーダーが頭を抑えたほか、市場参加者からは「19日のスペインの10年物国債入札の結果を見極めたいとの気分も強く、積極的にユーロの上値を追う展開にはなっていない」との声が聞かれた。

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