2012年6月30日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円は売り優勢。欧州連合(EU)首脳会議で、スペイン向け融資に関して返済の優先権を放棄することや、欧州安定メカニズム(ESM)が銀行に直接資本注入を行うことなどが合意されたことを好感し、アジア欧州時間で株高に伴う円売り外貨買いが優勢となった流れを引き継いだ。米国株式相場も大幅高となったことから、投資家のリスク志向改善を意識した円売りが継続。また、原油先物相場が急伸したことで円売り資源国通貨買いの動きも目立った。
 なお、29日に発表された5月米個人消費支出(PCE)や6月景気指数(シカゴPMI)、6月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値)など米経済指標に対する目立った反応は見られなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は24時過ぎに1ドル=79円97銭前後まで上昇。市場では「ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだ円売りドル買いが出た」との指摘があった。その後は節目の80円ちょうどにかけて観測された売り注文に抑えられて伸び悩んだが、引けにかけてダウ平均が上げ幅を広げると79円99銭前後まで上げた。
・ユーロ円もロンドン16時のフィキシングに絡んだ買いに支えられて24時過ぎに1ユーロ=101円40銭前後と21日以来の高値を更新。その後は週末を前に利益確定目的の売りなどが出たため、101円ちょうど付近でのもみ合いとなった。
・ユーロドルはしっかり。株高を背景に買いが入ったほか、資源国通貨に対してドル売りが進んだ流れに沿って22時前に1ユーロ=1.2693ドル前後と21日以来の高値をつけた。もっとも、1.2700ドルに観測されていたバリアオプションの防戦売りに上値を抑えられると徐々に頭が重くなり、1.26ドル台半ば近辺まで下押し。なお、メルケル独首相は「ユーロ共同債への反対姿勢は依然として変わっておらず、首脳会議でもそのように表明した」と述べたが、目立った反応は見られなかった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは29日、「欧州連合(EU)首脳会議はユーロ圏諸国の格付けに対する短期的な圧力を緩和するポジティブなステップとなった」との見解を示した。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
・独下院は29日、欧州連合(EU)財政協定を承認した。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
・独下院は29日、欧州安定メカニズム(ESM)を承認した。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
・米ホワイトハウスは29日、欧州連合(EU)首脳会議で債務問題に関して進展が見られたことを歓迎するとの見解を示した。

2012年6月30日のFX要人発言・ニュース

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
米政府関係・米ホワイトハウスは29日、欧州連合(EU)首脳会議で債務問題に関して進展が見られたことを歓迎するとの見解を示した。

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.3]
アンゲラ・メルケル・メルケル独首相「欧州安定メカニズム(ESM)と財政協定はユーロを守るために必要だ」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.0]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は29日、ニューヨーク連銀を通じて2018年6月-20年5月に償還を迎える米国債46億6800万ドルを購入したと発表した。

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.0]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)は29日、欧州連合(EU)首脳会議での決定を強く歓迎すると発表した。銀行とソブリン債の間の悪循環を断ち切るのに役立つとの見解が示された。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは29日、「欧州連合(EU)首脳会議はユーロ圏諸国の格付けに対する短期的な圧力を緩和するポジティブなステップとなった」との見解を示した。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは29日、ルーマニアの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたと発表した。なお、格付けは「BAA3」で維持した。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
ドイツ政府関係・独下院は29日、欧州連合(EU)財政協定を承認した。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
ドイツ政府関係・独下院は29日、欧州安定メカニズム(ESM)を承認した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・29日のニューヨーク外国為替市場で円は売り優勢。欧州連合(EU)首脳会議で、スペイン向け融資に関して返済の優先権を放棄することや、欧州安定メカニズム(ESM)が銀行に直接資本注入を行うことなどが合意されたことを好感し、アジア欧州時間で株高に伴う円売り外貨買いが優勢となった流れを引き継いだ。米国株式相場も大幅高となったことから、投資家のリスク志向改善を意識した円売りが継続。また、原油先物相場が急伸したことで円売り資源国通貨買いの動きも目立った。
 なお、29日に発表された5月米個人消費支出(PCE)や6月景気指数(シカゴPMI)、6月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値)など米経済指標に対する目立った反応は見られなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は24時過ぎに1ドル=79円97銭前後まで上昇。市場では「ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだ円売りドル買いが出た」との指摘があった。その後は節目の80円ちょうどにかけて観測された売り注文に抑えられて伸び悩んだが、引けにかけてダウ平均が上げ幅を広げると79円99銭前後まで上げた。
・ユーロ円もロンドン16時のフィキシングに絡んだ買いに支えられて24時過ぎに1ユーロ=101円40銭前後と21日以来の高値を更新。その後は週末を前に利益確定目的の売りなどが出たため、101円ちょうど付近でのもみ合いとなった。
・ユーロドルはしっかり。株高を背景に買いが入ったほか、資源国通貨に対してドル売りが進んだ流れに沿って22時前に1ユーロ=1.2693ドル前後と21日以来の高値をつけた。もっとも、1.2700ドルに観測されていたバリアオプションの防戦売りに上値を抑えられると徐々に頭が重くなり、1.26ドル台半ば近辺まで下押し。なお、メルケル独首相は「ユーロ共同債への反対姿勢は依然として変わっておらず、首脳会議でもそのように表明した」と述べたが、目立った反応は見られなかった。

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