2012年7月7日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。米労働省が発表した6月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比8万人増と市場予想平均の前月比9万5000人増より弱かった。米雇用市場の改善期待が後退し、欧米株式相場が軟調に推移したため、投資家のリスク志向が低下。幅広い通貨に対してリスク回避目的の円買いが入った。ドルに対しては米長期金利の低下で日米金利差縮小を意識した円買いドル売りが入ったほか、ユーロに対してはスペイン国債利回りの上昇を受けて欧州債務問題への懸念から円買いが進んだ面もあった。
 もっとも、買い一巡後は引けにかけてダウ平均が下げ幅を縮めたため、上値の重い動きに。週末とあって市場参加者が減少した影響から、終盤になると円買いの勢いも弱まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前日安値の1ドル=79円56銭前後を下抜けて、23時過ぎには79円50銭前後まで値を下げた。もっとも、79円台半ばに観測されていた国内輸入企業からの買いに下値を支えられる格好となり、その後は下げ渋った。
・ユーロ円は目先の下値目処とみられていた6月28日安値の1ユーロ=98円34銭前後を下抜けると、ストップロスを誘発。1時30分過ぎに97円64銭前後と6月5日以来の安値をつけた。
・ユーロドルは売り優勢。雇用統計後に売り圧力が強まり、1ユーロ=1.23ドル台前半に並んでいたストップロスの売り注文を次々に巻き込んで下げ幅を拡大した。重要なサポートであった6月1日安値の1.2288ドル前後を下抜けるとさらに下げ足を速め、一時1.2260ドル前後と2010年7月1日以来約2年ぶりの水準まで下げた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

クリスチャン・ノワイエ[NP+5.6 HDP -0.5 CHDP +0.1 RHDP -0.9 CRHDP +0.2]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「ゼロ金利やマイナス金利は市場のゆがみを作り出す可能性があり、長引けば投資家にとって長期的なリスクとなる」

ブノワ・クーレ[NP     HDP -0.7 CHDP +0.1 RHDP -0.7 CRHDP +0.1]
・クーレ欧州中央銀行(ECB)理事「金融政策が必要とするならECBは国債を購入する」

ブノワ・クーレ[NP-4.0 HDP -0.9 CHDP -0.2 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
・クーレ欧州中央銀行(ECB)理事「量的緩和は現時点で議題に上っていない」「中銀預金金利をマイナスにすることは理論上は可能」

ブノワ・クーレ[NP+3.0 HDP -0.7 CHDP +0.2 RHDP -0.7 CRHDP +0.2]
・クーレ欧州中央銀行(ECB)理事「現時点では預金金利をマイナスにする必要はない」「ECBは現時点では一段の非標準的措置は必要ないとみている」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ジム・フラハティ[NP+3.6 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP -0.3]
・フラハティ・カナダ財務相「雇用者数の増加はカナダ経済にとって良い兆し」

2012年7月7日のFX要人発言・ニュース

ジム・フラハティ[NP+3.6 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP -0.3]
ジム・フラハティ・フラハティ・カナダ財務相「雇用者数の増加はカナダ経済にとって良い兆し」

ブノワ・クーレ[NP     HDP -0.7 CHDP +0.1 RHDP -0.7 CRHDP +0.1]
ブノワ・クーレ・クーレ欧州中央銀行(ECB)理事「欧州は成長を押し上げ債務を削減する必要がある」「銀行同盟を直ちに設立する必要」

クリスチャン・ノワイエ[NP     HDP -0.6 CHDP +0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.4]
クリスチャン・ノワイエ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「赤字に貨幣の性格を与えたいとする中央銀行はない」

クリスチャン・ノワイエ[NP+5.6 HDP -0.5 CHDP +0.1 RHDP -0.9 CRHDP +0.2]
クリスチャン・ノワイエ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「ゼロ金利やマイナス金利は市場のゆがみを作り出す可能性があり、長引けば投資家にとって長期的なリスクとなる」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.0]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は6日、ニューヨーク連銀を通じて2013年1月-13年5月に償還を迎える米国債79億2700万ドルを売却したと発表した。

ブノワ・クーレ[NP     HDP -0.7 CHDP +0.1 RHDP -0.7 CRHDP +0.1]
ブノワ・クーレ・クーレ欧州中央銀行(ECB)理事「金融政策が必要とするならECBは国債を購入する」

アントニス・サマラス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
アントニス・サマラス・サマラス・ギリシャ首相「財政プログラムは目標を達成できず」「政府はギリシャがユーロ圏にとどまることを確実にしたい」

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
ドイツ政府関係・「独連邦金融サービス監督庁(BaFin)はLIBOR操作問題でドイツ銀行に対して特別捜査を実施する」ようだ。ただ、ドイツ銀行はこの報道についてコメントを拒否している。

ブノワ・クーレ[NP     HDP -0.7 CHDP +0.1 RHDP -0.7 CRHDP +0.1]
ブノワ・クーレ・クーレ欧州中央銀行(ECB)理事「前週の欧州連合(EU)首脳会議で決定された事項は速やかに実施されるべき」

ブノワ・クーレ[NP-4.0 HDP -0.9 CHDP -0.2 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
ブノワ・クーレ・クーレ欧州中央銀行(ECB)理事「量的緩和は現時点で議題に上っていない」「中銀預金金利をマイナスにすることは理論上は可能」

ブノワ・クーレ[NP+3.0 HDP -0.7 CHDP +0.2 RHDP -0.7 CRHDP +0.2]
ブノワ・クーレ・クーレ欧州中央銀行(ECB)理事「現時点では預金金利をマイナスにする必要はない」「ECBは現時点では一段の非標準的措置は必要ないとみている」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・6日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。米労働省が発表した6月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比8万人増と市場予想平均の前月比9万5000人増より弱かった。米雇用市場の改善期待が後退し、欧米株式相場が軟調に推移したため、投資家のリスク志向が低下。幅広い通貨に対してリスク回避目的の円買いが入った。ドルに対しては米長期金利の低下で日米金利差縮小を意識した円買いドル売りが入ったほか、ユーロに対してはスペイン国債利回りの上昇を受けて欧州債務問題への懸念から円買いが進んだ面もあった。
 もっとも、買い一巡後は引けにかけてダウ平均が下げ幅を縮めたため、上値の重い動きに。週末とあって市場参加者が減少した影響から、終盤になると円買いの勢いも弱まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前日安値の1ドル=79円56銭前後を下抜けて、23時過ぎには79円50銭前後まで値を下げた。もっとも、79円台半ばに観測されていた国内輸入企業からの買いに下値を支えられる格好となり、その後は下げ渋った。
・ユーロ円は目先の下値目処とみられていた6月28日安値の1ユーロ=98円34銭前後を下抜けると、ストップロスを誘発。1時30分過ぎに97円64銭前後と6月5日以来の安値をつけた。
・ユーロドルは売り優勢。雇用統計後に売り圧力が強まり、1ユーロ=1.23ドル台前半に並んでいたストップロスの売り注文を次々に巻き込んで下げ幅を拡大した。重要なサポートであった6月1日安値の1.2288ドル前後を下抜けるとさらに下げ足を速め、一時1.2260ドル前後と2010年7月1日以来約2年ぶりの水準まで下げた。

[ Previous / Next ]

FX相場に関係する主な重要人物

ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング

重要人物・その他の発言・ニュース